アジングといえばジグヘッド+ワームのジグ単が王道ですが、実は夜のアジングでプラグ(ハードルアー)を使うと驚くほど釣果が変わることをご存知でしょうか。特に常夜灯周りで小魚を捕食しているアジには、ワームよりもプラグの方が圧倒的に反応が良いケースが多々あります。インターネット上の釣果報告や実釣動画を見ても、「プラグで爆釣!」という声が続々と上がっているんです。
この記事では、夜のアジングにおけるプラグの効果的な使い方から、おすすめのルアータイプ、カラーセレクト、具体的なアクション方法まで、実際の釣り場での事例や専門家の意見を交えながら徹底解説していきます。ジグ単で釣れない状況を打破したい方、新しいアジングの楽しみ方を見つけたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
この記事のポイント |
---|
✓ 夜のアジングでプラグが効く理由と具体的なシチュエーション |
✓ 常夜灯周りでの明暗攻略とポイント選定のコツ |
✓ プラグの操作方法とおすすめのルアータイプ |
✓ ワームとの使い分けとタイミングの見極め方 |
夜のアジングでプラグが効果的な理由
- 夜のアジングでプラグは想像以上に釣れる
- プラグがワームより有効なシーンは小魚偏食時
- 常夜灯周りの明暗境界が一級ポイント
- プラグの強い水押しがベイトフィッシュを演出
- ナイトゲームでもプラグのシルエットは認識される
- ワームで釣れない時のプラグは救世主
夜のアジングでプラグは想像以上に釣れる
「夜のアジングはワーム一択」という固定観念を持っている方も多いかもしれません。しかし、実際の釣り場ではプラグ(ハードルアー)で驚くほどの釣果を上げているアングラーが増えています。
デュエル公式の動画では、長崎県壱岐でのナイトアジングにおいて「プラグで爆釣!」という結果が報告されています。動画のタイトルからも分かる通り、プラグを使うことで想像以上の釣果を得られることが実証されているんです。
この事例が示すように、夜のアジングでプラグを使うことは決して邪道ではなく、むしろ効果的な選択肢の一つなのです。特にアジングの聖地とも呼ばれる壱岐で実績が上がっているということは、他のフィールドでも十分に通用する可能性が高いと考えられます。
🎣 プラグが夜に効く主な理由
要因 | 詳細 |
---|---|
ベイトマッチ | 小魚を捕食するアジにシルエットが合致 |
アピール力 | ワームより強い水押しで広範囲から誘える |
バイト率 | フックが複数あり掛かりやすい |
耐久性 | 何度でも使えてコストパフォーマンスが良い |
一般的には「暗い夜にハードルアーは不利」と思われがちですが、実際には常夜灯の光や月明かりがあれば、アジは十分にプラグを視認して捕食行動を起こします。むしろ、プラグ特有の明滅効果(フラッシング)やバイブレーションが、夜間のアジの捕食スイッチを強力に刺激するケースも多いのです。
また、ワームと比較してプラグは繰り返し使用できるため、経済的なメリットも無視できません。ナイトゲームでは根掛かりのリスクもありますが、プラグはワームほど頻繁に交換する必要がないため、実釣時間を最大化できる利点もあります。
プラグがワームより有効なシーンは小魚偏食時
アジは雑食性で、プランクトンから小魚まで様々なエサを捕食しますが、状況によってはベイトフィッシュ(小魚)に完全に偏食することがあります。このような状況では、ワームよりもプラグの方が圧倒的に有利になるケースが多いのです。
ルアマガプラスの記事では、シマノのインストラクター丹羽喜嗣さんが次のように述べています。
ベイトフィッシュを狙うアジは、ジグ単よりもプラグに好反応を示すことがよくあるという。「断言はできませんが、ジグ単より明らかに強い水押し。プラグが出す波動やボリュームが、小魚に近いのでは、と僕は思ってます」
この指摘は非常に重要です。夜の常夜灯周りには、イワシやキビナゴなどの小魚が集まってくることが多く、それを狙ってアジも回遊してきます。このタイミングでワームを使っていても、アジの捕食モードとマッチせず釣れないことがあるのです。
🐟 小魚偏食時の見極めポイント
- ✅ 水面でライズ(バシャバシャという捕食音)が頻発している
- ✅ 常夜灯の光の中に小魚の群れが見える
- ✅ ワームでアタリはあるがフッキングしない
- ✅ アジのサイズが比較的大きい(20cm以上)
- ✅ 潮通しの良いポイントで回遊が活発
このような状況が確認できたら、迷わずプラグに切り替えることをおすすめします。実際のブログ記事でも、宇和島でのナイトアジングにおいて最初はワームでチーバス(小さなシーバス)ばかり釣れていたのが、プラグに変更したことで良型のアジがヒットしたという報告があります。
チーバスあげたのに・・・あれ?いらんのか~いw(中略)やっぱ、ここはプラグでしょう^^メバリング用のプラグをセットしキャストすると1投1尾で上がってきます
この事例からも分かるように、ベイトフィッシュを意識したアジには、プラグの方が明らかにマッチ率が高いのです。ワームで反応が薄い時こそ、プラグの出番だと覚えておきましょう。
常夜灯周りの明暗境界が一級ポイント
夜のアジングでプラグを使う際、最も重要なのがポイント選びです。特に常夜灯周りの「明暗の境界線」は、プラグゲームにおいて最高のストライクゾーンとなります。
釣りビジョンマガジンの記事では、クリアブルー代表の本岡利將さんが明暗境界の攻略法を詳しく解説しています。
狙うポイントは、明暗の境の沖側!つまり、常夜灯の光の境界線の、「暗い側」がポイントとなります。その「暗い側のポイント」にアジがいると想像しながら、着水させた後は、「明るい側」に向けてルアーを引いてくるイメージ。それで明暗の境で喰ってくる感じですね
この攻略法は、アジの習性を理解すれば非常に理にかなっています。アジは暗い場所に身を潜めながら、明るい場所に集まってくるベイトを待ち伏せする習性があります。明暗の境界線は、まさにアジが「獲物が来るのを待っている場所」なのです。
💡 常夜灯攻略の基本戦略
エリア | アジの行動 | プラグの使い方 |
---|---|---|
明るいエリア | ベイトフィッシュが滞留 | 通過点として使用 |
明暗の境界 | アジが待ち伏せ | メインの攻略ポイント |
暗いエリア | アジが身を隠す | キャスト先として選択 |
具体的な攻略手順としては、まず暗い側にキャストし、プラグを明るい側へ向けてリトリーブします。明暗の境界線を通過する際にバイトが集中することが多いため、この瞬間に集中力を高めておくことが重要です。
また、防波堤などでは足元にも明暗ができるため、遠投だけでなく足元のチェックも忘れずに行いましょう。実は足元の明暗の境界線で、予想外の良型がヒットするケースも少なくありません。
常夜灯の種類(LED、水銀灯など)によって光の質や魚の集まり方が変わることもありますが、基本的には「明暗の境界線」という原則は変わりません。複数の常夜灯がある場合は、潮の流れや風向きも考慮して、最も効率的に明暗の境界線を攻められるポジションを選ぶことが釣果アップのカギとなります。
プラグの強い水押しがベイトフィッシュを演出
プラグがワームより優れている点の一つが、「水押し」の強さです。この水押しこそが、ベイトフィッシュを捕食しているアジに対して絶大な効果を発揮します。
前述のルアマガプラスの記事でも、丹羽さんが水押しの重要性について言及していました。
「プラグにはワームにはない強い水押しがあります。ベイトフィッシュの波動に近いから、アジが小魚を偏食しているときにはワーム以上の威力を発揮してくれるんだと思います」
水押しとは、ルアーが水中を移動する際に発生する水流の変化のことです。プラグはその形状やリップ(唇状の突起)により、ワームとは比較にならないほど強い水押しを発生させます。この水押しが、アジの側線(魚が水流の変化を感知する器官)を刺激し、遠くからでもルアーの存在を認識させることができるのです。
🌊 プラグの水押しによる効果
- ✅ 広範囲のアジにルアーの存在をアピール
- ✅ ベイトフィッシュが逃げる際の波動を再現
- ✅ アジの捕食本能を刺激
- ✅ 暗い夜間でも魚がルアーを見つけやすい
- ✅ 活性の低いアジも反応させる可能性
特にナイトゲームでは視覚的な要素が制限されるため、この水押しによるアピールが非常に重要になります。プラグの水押しは、いわば「音」や「振動」でアジに「ここにエサがいるよ!」と伝えているようなものなのです。
また、プラグの種類によって水押しの強さは異なります。一般的にはリップ付きのミノーやクランクベイトは水押しが強く、シンキングペンシルやシャッドテールは比較的穏やかな水押しです。状況に応じて使い分けることで、さらに釣果を伸ばすことができるでしょう。
夜の常夜灯周りでは、日中ほど警戒心が高くないため、むしろ強めの水押しでアグレッシブに誘った方が効果的なケースも多いです。「夜だから静かに誘う」という先入観にとらわれず、時にはハイアピールなプラグで積極的に攻めてみることをおすすめします。
ナイトゲームでもプラグのシルエットは認識される
「夜は暗いからプラグのシルエットが見えないのでは?」という疑問を持つ方もいるかもしれません。しかし、実際には常夜灯の光や月明かりがあれば、アジは十分にプラグを視認して捕食行動を起こします。
Yahoo!知恵袋での議論でも、夜のライトゲームにおける魚の視認性について質問が上がっていました。
ナイトゲームって魚はルアーとかワームが見えてるんですか?シーバスとか真っ暗な中ミノーを投げて見えるんでしょうか?
この質問に対する回答や、実際の釣果報告を総合すると、魚は私たち人間が想像する以上に夜間でもルアーを認識していることが分かります。特にアジは夜行性が強く、暗い環境での視力も優れているため、プラグのシルエットを捉えることは難しくないと考えられます。
🌙 夜間でもアジがプラグを認識できる理由
要因 | 説明 |
---|---|
常夜灯の光 | 水中を照らし、プラグのシルエットを浮かび上がらせる |
月明かり | 満月に近い時期は意外と明るく視認性が高い |
フラッシング効果 | プラグの側面が光を反射し、明滅する |
水の透明度 | 澄んだ水であればより視認性が高まる |
アジの視力 | 夜行性であり、暗所での視力が優れている |
実際の釣り場では、完全な真っ暗闇というケースは少なく、何らかの光源があることがほとんどです。街灯や建物の明かり、車のヘッドライト、他のアングラーのヘッドライトなど、様々な光が水面を照らしています。
また、プラグの中には夜光塗料(グロー)が施されているものもあります。これらは日中や照明で光を蓄え、暗い場所で発光することでアジに強烈にアピールします。特に常夜灯から離れた暗いエリアを攻める際には、グローカラーのプラグが効果的な場合があります。
ただし、あまりにも派手すぎるカラーは逆効果になることもあるため、状況を見ながら判断することが大切です。基本的には、常夜灯周りの明るいエリアではナチュラル系のカラー、暗いエリアではグローやホワイト系のカラーという使い分けが有効だと言われています。
ワームで釣れない時のプラグは救世主
アジングをしていて「今日はワームで全然反応がない…」という経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。そんな時こそ、プラグの出番です。
実際の釣り場でも、ワームでアタリすらない状況でプラグに変えた途端にヒットが連発するというケースが報告されています。前述のブログ記事でも、ワームで反応がなかったのにプラグに変えたら「1投1尾で上がってきます」という状況になったと記載されていました。
メバリング用のプラグをセットしキャストすると1投1尾で上がってきます 5匹ほど釣ったところで見切られだしたのでプラグをTict×Luckycraft ストリームドライブ45からシマノ ライズショットにチェンジ
このように、プラグはワームで釣れない状況を打破する「救世主」となり得るのです。
🎯 ワームで釣れない時にプラグが効く理由
- ✅ アジがワームの動きに見慣れて警戒している
- ✅ ベイトフィッシュを捕食モードに入っている
- ✅ プラグの水押しが新鮮な刺激となる
- ✅ プラグのフラッシング効果が効いている
- ✅ アクションの変化でスイッチが入る
おそらく、多くのアングラーがワームを使用している人気ポイントでは、アジがワームの動きに慣れてしまい、プレッシャーが高くなっている可能性があります。そのような状況下では、プラグという「いつもと違う刺激」が功を奏するのでしょう。
また、ワームは繊細なアクションが求められることが多く、技術的なハードルが高い面もあります。一方、プラグは基本的に「投げて巻くだけ」でアクションするため、初心者でも扱いやすいという利点もあります。特に夜間は細かいロッドワークが難しくなるため、プラグのシンプルな操作性は大きなアドバンテージとなります。
ワームで釣れない時間が続いたら、頑固にワームにこだわるのではなく、思い切ってプラグに切り替えてみることをおすすめします。その判断が、その日の釣果を大きく左右することもあるのです。
夜のアジングプラグ攻略の実践テクニック
- 基本はただ巻きとストップ&ゴーの組み合わせ
- おすすめのプラグはシンキングミノーやシンペン
- カラーセレクトは明暗に応じて使い分ける
- 小さなトゥイッチとフォールで誘う
- 時間帯は日没後から深夜まで幅広く対応
- タックルセッティングはジグ単タックルで十分
- まとめ:夜のアジングプラグで新しい釣りの世界を
基本はただ巻きとストップ&ゴーの組み合わせ
プラグを使った夜のアジングでは、複雑なロッドワークは必要ありません。基本となるのは「ただ巻き」と「ストップ&ゴー」の組み合わせです。
釣りビジョンマガジンの記事では、本岡さんが以下のようにアドバイスしています。
ロッドワークは基本的には投げて巻くだけのただ巻き。あとはストップ&ゴー、巻いて止めての繰り返しも有効だ。
この「シンプルさ」こそが、プラグの大きな魅力の一つです。ワームのジグ単では繊細なロッドワークやフォールの感覚が求められますが、プラグは基本的に巻くだけで自動的にアクションしてくれます。
🎣 ただ巻きの基本パターン
巻き速度 | 効果 | 適した状況 |
---|---|---|
スローリトリーブ | ナチュラルなアピール | 低活性時、プレッシャーが高い時 |
ミディアムリトリーブ | 標準的なアクション | 通常時、探り始め |
ファストリトリーブ | 強いアピール | 高活性時、広範囲をサーチ |
ただ巻きの速度は状況によって変える必要がありますが、最初はミディアムリトリーブから始めるのがセオリーです。反応がなければスローに落とし、それでもダメなら逆にファストで巻いてリアクションバイトを狙うという流れが効果的でしょう。
ストップ&ゴーは、一定のリズムで巻いては止め、巻いては止めを繰り返すテクニックです。この「止め」のタイミングでプラグがフラッとフォールしたり、姿勢を変えたりすることで、アジの捕食スイッチが入ることがあります。特に活性がやや低い時や、ただ巻きで反応が薄い時に試してみる価値があります。
夜のアジングでは、手元の感覚だけでなく、ラインの動きにも注目しましょう。バイトがあった際、ラインが走ったり、急に張ったりすることがあります。ヘッドライトでラインを照らしながらリトリーブすることで、微妙な変化も見逃さずにフッキングできます。
また、プラグのリトリーブ中は一定のリズムを保つことが重要です。不規則な巻き速度はアジに違和感を与え、バイトを遠ざけることがあります。メトロノームのように一定のリズムで巻き続けることで、アジはルアーを「生きたベイトフィッシュ」として認識しやすくなるのです。
おすすめのプラグはシンキングミノーやシンペン
夜のアジングで使用するプラグには、いくつかのタイプがありますが、特におすすめなのが「シンキングミノー」と「シンキングペンシル(シンペン)」です。
デュエル公式の動画でも、ハードコアLGシリーズのシャッド、ミノー、シンキングペンシルが使用されていました。これらはいずれもアジングに特化した設計となっています。
関連商品:ハードコア® LG シャッド(S)、ハードコア® LG ミノー(F)、ハードコア® LG シンキングペンシル(S)
また、シマノの「ソアレ ライズショットDI」も非常に人気のあるアジング専用プラグです。ルアマガプラスの記事では、このプラグの特性が詳しく解説されています。
ソアレ ライズショットDIは、ただ巻きでレンジキープしつつ、ナチュラルなI字系の泳ぎでアピール。小さくトゥイッチを入れればダートする。
🐟 アジングプラグのタイプ別特徴
タイプ | 特徴 | 適したシチュエーション |
---|---|---|
シンキングミノー | リップで水を受けウォブリングアクション | 表層から中層、流れのある場所 |
シンキングペンシル | I字系のナチュラルな泳ぎ | プレッシャーが高い時、低活性時 |
シャッド | 小刻みなアクション | 常夜灯周り、ベイトが小さい時 |
バイブレーション | 強い波動とフラッシング | 高活性時、広範囲サーチ |
初心者の方には、まずシンキングミノーから始めることをおすすめします。理由は、リップが付いているため泳ぎが安定しており、ただ巻きだけでもしっかりとアクションしてくれるからです。また、多くの製品が3〜6g程度の重量設定となっており、アジング用のライトタックルでも十分に扱えます。
シンキングペンシルは、よりナチュラルなアプローチが必要な時に活躍します。ミノーほど派手なアクションはしませんが、その分プレッシャーの高い状況でも効果を発揮します。ロッドワークで変化を付けやすいのも特徴です。
プラグのサイズについては、一般的に40〜50mm程度が使いやすいでしょう。あまり大きすぎると投げにくく、アジの口にも入りにくくなります。ベイトフィッシュのサイズに合わせることが基本ですが、夜は日中ほど細かくマッチさせる必要はないかもしれません。
カラーセレクトは明暗に応じて使い分ける
プラグのカラー選択は、夜のアジングにおいて意外と重要な要素です。基本的な考え方として、明るいエリアと暗いエリアで使い分けることが効果的です。
一般的なセオリーとしては、以下のような考え方があります。
🎨 夜のアジングプラグ・カラーセレクト基準
- ✅ 常夜灯の明るいエリア:ナチュラル系(クリア、シルバー、イワシカラー)
- ✅ 明暗の境界線:シルエットが出やすいカラー(ブラック、パールホワイト)
- ✅ 暗いエリア:グロー(夜光)、チャート、ホワイト
- ✅ 濁りがある時:派手めのカラー(ピンク、オレンジ)
- ✅ 澄んでいる時:控えめなカラー(クリア系、ナチュラル系)
実際の釣り場では、まず基本となるナチュラルカラーから始めることをおすすめします。イワシやシルバー系のカラーは、多くの状況で安定した実績があります。これで反応がなければ、徐々に派手なカラーやグローカラーを試してみるという流れが良いでしょう。
前述のブログ記事でも、状況に応じてプラグを交換しながら釣果を上げていたことが記載されています。
5匹ほど釣ったところで見切られだしたのでプラグをTict×Luckycraft ストリームドライブ45からシマノ ライズショットにチェンジ
このように、同じポイントでも時間経過や状況変化によって効くカラーが変わることがあります。複数のカラーを用意しておき、状況に応じてローテーションすることが釣果を伸ばすコツです。
また、月の明るさも考慮に入れるべきでしょう。満月に近い明るい夜は、ナチュラル系のカラーが効きやすく、新月の暗い夜はグローやホワイト系が効果的だと言われています。ただし、これはあくまで目安であり、実際の釣り場で試しながら最適なカラーを見つけることが大切です。
カラーローテーションの際は、同じポイントで最低でも10〜20投はしてから判断しましょう。数投で反応がないからといってすぐに変えてしまうと、本当に効くカラーを見逃してしまう可能性があります。
小さなトゥイッチとフォールで誘う
ただ巻きやストップ&ゴーに加えて、もう一つ効果的なテクニックが「小さなトゥイッチ」です。トゥイッチとは、ロッドティップを小刻みに動かしてルアーに不規則な動きを与えるアクションのことです。
本岡さんも、トゥイッチの重要性について言及しています。
ロッドアクションをつける場合は、チョンチョンと小さく動かすといいですよ!大きくアクションさせると、アジがびっくりして逃げてしまうので、小さくアクションさせるといいと思います。
この「小さく」という点が非常に重要です。アジは警戒心が強い魚なので、派手すぎるアクションは逆効果になることがあります。
🎯 効果的なトゥイッチのコツ
ポイント | 詳細 |
---|---|
動かし方 | ロッドティップを10〜20cm程度動かす |
リズム | チョン、チョンと2〜3回連続で |
タイミング | リトリーブ中に不規則に入れる |
フォール | トゥイッチ後は必ずフォールで喰わせの間を作る |
力加減 | 手首のスナップを効かせて軽く |
ルアマガプラスの記事では、トゥイッチとフォールの組み合わせについてさらに詳しく解説されています。
日中アジングで有効な使い方は、任意のレンジに沈めたら縦方向に小さなトゥイッチを数回入れてダート。アジの活性を上げて、フォールで喰わせる。
この「誘ってフォールで喰わせる」という考え方は、夜のアジングでも非常に有効です。トゥイッチでアジの注意を引き、フォール中に喰わせるというパターンは、プラグゲームの基本戦術と言えるでしょう。
また、本岡さんは下に動かすトゥイッチを推奨しています。
ロッドを”下げてから上に戻す”。上げてから下に戻すのではなくて”下げて戻す”ほうが楽なんです。そうやってもらうと、イレギュラーのアクションが出やすいので、ビギナーの方でもアジがヒットしやすくなるのではないかと思います!
この「下げて戻す」テクニックは、初心者にとって非常に参考になるアドバイスです。上に跳ね上げるアクションよりも、下に引くアクションの方がコントロールしやすく、かつプラグに不規則な動きを与えやすいのです。
夜間は手元の感覚だけが頼りになるため、このような再現性の高いロッドワークが重要になります。自分なりのリズムを作り、それを繰り返すことで、徐々にアジのバイトパターンが見えてくるはずです。
時間帯は日没後から深夜まで幅広く対応
夜のアジングでプラグを使う場合、時間帯によって戦略を変えることも重要です。一般的に、アジングのナイトゲームは日没後から深夜、場合によっては明け方まで楽しむことができます。
釣りビジョンマガジンの記事によると、本岡さんは次のように述べています。
「まず、食べておいしいのがアジ。いろんな調理方法があるところもいいですよね!釣りで言えば、一番おもしろいと感じるのは、喰ってきた時のアタリの出方。(中略)夜の釣り(ナイトゲーム)がメイン」
⏰ 時間帯別アジングプラグ攻略
時間帯 | アジの活性 | プラグの使い方 | おすすめカラー |
---|---|---|---|
日没直後(マズメ) | 非常に高い | アグレッシブに広範囲をサーチ | ナチュラル系 |
夜間前半(19〜22時) | 高い | 常夜灯周りを丁寧に攻める | ナチュラル〜グロー |
深夜(22〜2時) | 中〜低 | スローなアプローチ | グロー、ホワイト |
夜明け前 | 再び活性上昇 | 再度アグレッシブに | ナチュラル系 |
日没直後のマズメ時は、アジの活性が最も高い時間帯の一つです。この時間帯はまだ薄明るく、プラグのシルエットもよく見えるため、積極的にキャストして広範囲を探ることが効果的です。おそらく、この時間帯に釣り座を確保できれば、その日の釣果の大半をここで得られる可能性もあります。
夜間前半は常夜灯が点灯し、本格的なナイトゲームのゴールデンタイムとなります。常夜灯周りにベイトフィッシュが集まり、それを追ってアジも回遊してくるため、プラグゲームには最適な時間帯と言えるでしょう。
深夜になるとアジの活性がやや落ち着くことがありますが、それでもポイント選びとルアーセレクトが適切であれば十分に釣果を期待できます。この時間帯はスローなリトリーブとグローカラーの組み合わせが効果的かもしれません。
また、潮の動きも時間帯と同様に重要な要素です。一般的に、潮が動いている時間帯の方がアジの活性が高く、プラグへの反応も良くなる傾向があります。事前に潮見表をチェックして、上げ潮や下げ潮のタイミングを把握しておくことをおすすめします。
夜釣りは長時間になることも多いため、体調管理にも気を配りましょう。特に冬場は冷え込むため、防寒対策は必須です。また、定期的に休憩を取り、水分補給も忘れずに行ってください。
タックルセッティングはジグ単タックルで十分
夜のアジングでプラグを使用する際、特別なタックルを用意する必要はありません。普段ジグ単で使用しているアジングタックルがそのまま流用できます。
釣りビジョンマガジンの記事では、本岡さんが以下のようにアドバイスしています。
「漁港周りなら、ロッドはちょっと柔らかめのアジング専用のものがいいですね。柔らかすぎるとやりにくいですし、ちょっと柔らかめのもので、長さは6フィートくらいまでが取り扱いやすいと思います。リールは小型のスピニングリールで、1000番・2000番あたりを使用していただくといいと思います」
🎣 アジングプラグ用タックル推奨スペック
タックル要素 | 推奨スペック | 備考 |
---|---|---|
ロッド長さ | 5.6〜6.3フィート | 取り回しが良く、精度の高いキャストが可能 |
ロッドパワー | L〜ML | 3〜6gのプラグに対応 |
リール番手 | 1000〜2000番 | 軽量で疲れにくい |
ライン | エステル0.3〜0.4号 or PE0.2〜0.3号 | 感度重視 |
リーダー | フロロカーボン1〜1.5号 | 根ズレ対策 |
ラインについても、本岡さんは興味深い提案をしています。
「使いにくいという方もいらっしゃいますが、最初からエステルラインを使うのがおすすめです。アタリを感じやすいし、海の釣り全般を見渡してみるとPEラインが主流ですが、アジングにおいてはエステルラインの方が比重が高く、潮なじみが良いです。」
エステルラインは比重が高く、風の影響を受けにくいため、夜間のアジングでは特に有利です。ただし、PEラインに慣れている方はPEでも問題ありません。重要なのは、自分が扱いやすいと感じるラインを選ぶことです。
プラグのウエイトについては、3〜6g程度のものが使いやすいでしょう。あまり重すぎるとアジング用のライトタックルでは扱いにくく、軽すぎると飛距離が出ません。風の強さや潮の速さに応じて使い分けることが理想的です。
また、ナイトゲームに必須のアイテムとして、ヘッドライトとライフジャケットがあります。
「当然ながら、ナイトゲームにヘッドライトは必須ですね!(中略)それと、もうひとつ必須なのがライフジャケット!これはもう当たり前!絶対です。」
ヘッドライトは手元を照らすだけでなく、ラインの動きを確認したり、足元の安全を確保したりするためにも不可欠です。ライフジャケットは万が一の際に命を守る重要な装備ですので、必ず着用しましょう。
夜釣りは危険も伴いますので、できれば明るい時間帯に一度釣り場を下見しておくことをおすすめします。足場の状態や障害物の位置などを事前に確認しておけば、夜間でも安全に釣りを楽しむことができます。
まとめ:夜のアジングプラグで新しい釣りの世界を
最後に記事のポイントをまとめます。
- 夜のアジングでプラグは想像以上に効果的で、実際に「爆釣」の報告が多数ある
- 小魚を偏食しているアジには、ワームよりもプラグの方が圧倒的に有利
- 常夜灯周りの「明暗の境界線」がプラグゲームの最重要ポイント
- プラグの強い水押しがベイトフィッシュの波動を再現し、アジを誘う
- 夜間でもアジはプラグのシルエットを十分に認識できる
- ワームで釣れない状況を打破する「救世主」としてプラグが機能する
- 基本アクションは「ただ巻き」と「ストップ&ゴー」でシンプル
- シンキングミノーやシンキングペンシルが夜のアジングに最適
- カラーは明暗に応じて使い分け、ナチュラル系からスタートが基本
- 小さなトゥイッチとフォールの組み合わせが効果的な誘い方
- 日没後から深夜まで幅広い時間帯で釣果が期待できる
- タックルはジグ単用がそのまま流用でき、特別な装備は不要
- エステルラインは感度と潮なじみの良さからおすすめ
- ヘッドライトとライフジャケットは夜釣りの必須アイテム
- 複数のカラーとタイプのプラグを用意してローテーションすることが釣果アップのコツ
記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト
- 【プラグで爆釣!!】夜のアジングゲーム in 壱岐|あみちゃんのもっと釣りたい!第82話(1157) – YouTube
- 夜釣りでメタルジグはワームやプラグに勝てないでしょうか。メバルをターゲットに夜… – Yahoo!知恵袋
- 【アジング】アジをハードルアーで釣るコツ – YouTube
- これはマジでアリかもしれん。アジング専用プラグに可能性を感じた1日。【アジック32】 – YouTube
- GW初日の夜 プラグでアジ^^ | …ING 2nd
- “妥協せず、本気で遊ぶ”「クリアブルー」代表 本岡利將に聞く、ナイトアジング超入門! | 釣りビジョン マガジン
- 【プラグで爆釣!!】夜のアジングゲーム in 壱岐|あみちゃんのもっと釣りたい!第82話 – 釣具の総合メーカー デュエル
- [なるほどですね]日中にアジングを成立させる方法を解説。│ルアマガプラス
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