茨城県でアジングを楽しむ釣り人のブログが、ここ数年で急増しています。常磐エリアの漁港では、春から秋にかけてアジの好シーズンが続き、週末ともなれば多くのアジンガーで賑わいます。那珂湊漁港や磯崎港といった有名ポイントから、波崎新港のような穴場スポットまで、茨城県内には多様なアジングフィールドが点在しています。
これらの釣り場で実際に竿を出している釣り人たちのブログには、リアルな釣果情報やタックルセッティング、釣り方のコツなど、これからアジングを始めたい方にとって貴重な情報が満載です。本記事では、インターネット上に公開されている茨城県のアジングブログを徹底分析し、人気釣り場の実態や効果的な釣り方、おすすめのタックルまで、独自の視点で解説していきます。
この記事のポイント |
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✓ 茨城県の主要アジングポイント(那珂湊・磯崎・波崎など)の特徴と釣果傾向 |
✓ ブログで語られる常夜灯の重要性とポイント選びのコツ |
✓ 茨城アジンガーが愛用するタックルセッティング(ライン・ジグヘッド・ワーム) |
✓ 実釣レポートから読み解く効果的な釣り方とシーズナルパターン |

茨城県のアジングブログから見る人気釣り場の実態
- 茨城県のアジングブログで最も注目されているのは那珂湊漁港
- 常夜灯の有無がアジングの釣果を大きく左右する
- 茨城アジングのベストシーズンは春と秋が中心
- 磯崎港は穴場スポットとして注目を集めている
- 波崎新港では「放置メソッド」が効果的
- 平潟漁港は福島県境の大規模漁港で実績あり
茨城県のアジングブログで最も注目されているのは那珂湊漁港
茨城県内のアジングポイントとして、最も多くのブログで取り上げられているのが那珂湊漁港です。水戸市に位置するこの漁港は、アクセスの良さと安定した釣果で、県内外から多くのアジンガーが訪れます。
複数のブログを分析すると、那珂湊漁港には大きく分けて3つのエリアがあることがわかります。堤防の外海側、湾内の漁協前エリア、そして港内奥の常夜灯ポイントです。それぞれのエリアで釣れるタイミングや釣り方が異なるため、状況に応じてポイントを移動するランガンスタイルが効果的とされています。
那珂湊漁港は相変わらず釣り人で賑わっていますね!人がいっぱいですね。本日はいつも通り、堤防の上から外海に向かって釣りをしていこうと思います。
この引用からもわかるように、那珂湊漁港は休日には多くの釣り人で混雑します。しかし、その分だけコマセ(撒き餌)の効果も期待でき、サビキ釣りをしている人の潮下(下流側)にアジが寄ってくるというパターンも報告されています。一般的には、早朝や平日夕方の時間帯であれば比較的空いており、ゆったりと釣りを楽しめるでしょう。
ブログでは20cm前後の中型アジから、時には25cmを超える良型まで、サイズのバリエーションも豊富であることが報告されています。ただし、季節や潮回り、水温によって釣果にムラがあるのも事実です。特に真夏の高水温期や真冬の低水温期には渋いことが多く、春(4月~6月)と秋(9月~11月)が安定したシーズンと考えられます。
那珂湊漁港の魅力は、アジング以外にもサビキ釣りや電気ウキ釣り、さらにはタコやキスなど多彩なターゲットが狙えることです。家族連れでも楽しめる環境が整っており、アジングを始めたばかりの初心者でも、まずは電気ウキやサビキで数を確保しながら、徐々にルアーゲームに移行するという楽しみ方もできます。
📍 那珂湊漁港の基本情報
項目 | 詳細 |
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所在地 | 茨城県水戸市 |
アクセス | 常磐道から車で約30分 |
主な釣り場 | 堤防外海側、湾内、常夜灯ポイント |
駐車場 | あり(複数箇所) |
釣れる時期 | 春~秋(特に4~6月、9~11月) |
平均サイズ | 15~25cm |
常夜灯の有無がアジングの釣果を大きく左右する
茨城県のアジングブログを読み込んでいくと、常夜灯(じょうやとう)の存在が釣果を大きく左右していることが明確に見えてきます。アジは夜行性の魚ではありませんが、常夜灯の光に集まるプランクトンを捕食するため、ナイトアジングでは常夜灯周辺が一級ポイントになります。
常夜灯ポイント②で釣り再開です。ちなみに常夜灯ポイント②は車の横付け可能なので、アジングの場合は最初から車でこちらに来てしまってもよいかもしれません☺ このポイントで釣りをするのは初めてなのでくるっとポイントを回りながら仕掛けを投入しつつ、様子をみます。常夜灯は奥に2つしかないので手前や奥は少し暗くなっているようですが、あちこちでパシャパシャと魚がはねていますね!
常夜灯ポイントでは、明部(ライトが直接当たる明るいエリア)と暗部(光が届かない暗いエリア)の境界線、いわゆる**「明暗の境」が最も重要**とされています。プランクトンは明部に集まり、それを捕食する小魚が寄ってきます。アジは明部と暗部を行き来しながら捕食しますが、警戒心の強い個体は暗部に潜んでいることが多いようです。
一方で、常夜灯がない釣り場でも釣果を上げているブログもあります。波崎新港の実釣レポートでは、常夜灯のない場所でも釣れることが示されています。ただし、この場合は大型船の明かりや月明かりが代わりの光源となっているケースが多いようです。
茨城県北部エリアの釣りブログでは、集魚灯(LEDライト)を使用している釣り人が多いことも報告されています。一般的には、集魚灯の使用は賛否両論ありますが、茨城県北部では比較的容認されている雰囲気があるようです。ただし、他の釣り人への配慮は必要であり、過度な光量や他人の釣り座への光の照射は避けるべきでしょう。
💡 常夜灯ポイントの攻略ポイント
- ✅ 明暗の境界線を重点的に狙う
- ✅ 暗部側から明部側へワームを送り込むコースが効果的
- ✅ 表層だけでなく中層~ボトムも探る
- ✅ 月明かりも重要な光源になる
- ✅ 常夜灯がなくても船の明かりなどを利用できる
茨城アジングのベストシーズンは春と秋が中心
茨城県のアジングブログを年間通して見ていくと、春(4月~6月)と秋(9月~11月)がハイシーズンであることがわかります。これは水温とアジの回遊パターンに関係しています。
春のアジングは、水温が15℃を超えてくる4月頃から本格化します。冬の間は沖の深場にいたアジが、水温の上昇とともに接岸してきます。この時期のアジは産卵を控えており、栄養を蓄えるために積極的に捕食するため、比較的釣りやすいとされています。5月から6月にかけては、豆アジ(10cm前後)から20cm超えの中型まで、サイズにバラつきがあるものの数釣りが期待できます。
4月以後は週末の雨や爆風でことごとくアジングをさせてもらえなかった事もあり、是が非でも行きたいタイミングでした。19:00頃に魚がまわってきたみたいで、先生は数匹釣り上げていて僕も釣果にあやかりたいところですが、苦戦しました。
夏場(7月~8月)になると、水温が上昇しすぎて一時的に釣れにくくなる傾向があります。ただし、朝マズメや夕マズメの短時間勝負であれば、それなりの釣果が期待できるようです。真夏のアジングは、日中の猛暑を避けて涼しい時間帯に楽しむスタイルが主流となります。
秋は再びアジングのハイシーズンが到来します。9月から11月にかけて、水温が適水温に下がってくると、アジの活性が再び上がります。この時期はサイズも良型が多くなる傾向があり、25cm以上の尺アジ(30cm以上)を狙うチャンスも増えます。秋のアジは脂が乗って美味しいとされており、食味の面でも最高のシーズンといえるでしょう。
冬場(12月~3月)は、一般的には厳しい時期とされています。水温が10℃を下回ると、アジは沖の深場へと移動してしまい、岸から狙うのが難しくなります。ただし、暖冬の年や黒潮の影響で水温が高めに保たれる年には、冬でも釣果が上がることがあるようです。
🌡️ 茨城アジングの季節別攻略表
季節 | 月 | 水温 | 釣れやすさ | サイズ | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
春 | 4~6月 | 15~20℃ | ★★★★★ | 15~25cm | 数釣りシーズン開幕 |
夏 | 7~8月 | 22~26℃ | ★★☆☆☆ | 15~20cm | 朝夕マズメ限定 |
秋 | 9~11月 | 18~22℃ | ★★★★★ | 20~30cm | 良型が狙える |
冬 | 12~3月 | 8~14℃ | ★☆☆☆☆ | - | 厳しい時期 |
磯崎港は穴場スポットとして注目を集めている
那珂湊漁港から少し南下した位置にある磯崎港は、知る人ぞ知る穴場ポイントとして複数のブログで紹介されています。那珂湊ほど混雑しないため、ゆったりとアジングを楽しめるのが魅力です。
常磐道を突き進み、水戸大洗インターで降りて今回は那珂湊よりも少し車を走らせた場所にある磯崎港に向かったのである。夕方に港内の潮が弛んでいそうなポイントに目星をつけて現場入り。暗くなって直ぐに反応が。
磯崎港の特徴は、港内の潮の流れが緩やかなポイントが多いことです。湾奥部分では潮が溜まりやすく、アジが定位しやすい環境が整っています。ブログによると、夕マズメから夜にかけて、チビメバルと混じりながらアジが釣れるパターンが多いようです。
この釣り場では、20cm前後のアジが主体で、時には複数匹が連続してヒットする「連発モード」に入ることもあるとのこと。ただし、磯崎港は近年閉鎖されている可能性も指摘されており、訪問前には最新の情報を確認する必要があります。一般的に、茨城県内の漁港では工事や安全上の理由で一時的に立ち入り禁止になるケースがあるため、注意が必要です。
磯崎港でのおすすめの釣り方は、ボトム(底)を重点的に攻める方法です。ジグ単(ジグヘッド+ワーム)を着底させてから、ゆっくりとリトリーブ(巻き取り)すると、ボトム付近に潜んでいるアジがヒットするパターンが報告されています。港内は比較的浅いため、0.5~1.0g程度の軽めのジグヘッドでも十分に探ることができます。
また、磯崎港ではウミタナゴなど、アジ以外の魚種も釣れることがブログで報告されています。多様な魚種が生息している証であり、生態系が豊かな漁港といえるでしょう。このような環境では、アジのベイト(餌)も豊富であることが推測され、アジングのポテンシャルは高いと考えられます。
🎣 磯崎港の特徴まとめ
項目 | 内容 |
---|---|
混雑度 | 那珂湊より空いている |
港の特徴 | 湾奥は潮が溜まりやすい |
平均サイズ | 20cm前後 |
釣り方 | ボトム攻めが効果的 |
注意点 | 立ち入り制限の可能性あり(要確認) |
波崎新港では「放置メソッド」が効果的
茨城県の最南端に位置する波崎新港は、利根川の河口に面した大型漁港です。この釣り場では、従来のアジング理論とは異なる**「放置メソッド」**が効果的であることが、ブログで詳しく紹介されています。
「なまちゃん」がアジを連発させたのは、ほとんど操作をしない「放置メソッド」であった
一般的なアジングでは、ロッドでチョンチョンとアクションを加えてアジを誘い、フォール(落下)で食わせるのが基本とされています。しかし、波崎新港の実釣レポートによると、キャスト後にフリーフォールで沈め、その後はテンションフォール(ラインにテンションをかけながら沈める)で放置するだけで、アジがヒットするというのです。
この「放置メソッド」が効く理由は、おそらく波崎新港特有の潮流と関係していると推測されます。利根川の河口という立地から、常に一定の流れがあり、ワームが自然に動いてくれる環境にあります。人為的にアクションを加えるよりも、流れに任せた方がナチュラルな動きになり、警戒心の強いアジに効果的なのかもしれません。
また、波崎新港は大型漁船が頻繁に出入りする港です。船の航行によって海底のプランクトンが巻き上がり、アジの活性が上がるという分析もあります。船が通過した後は特に狙い目という情報もあり、船の往来を観察しながら釣りをするのも一つの戦略といえるでしょう。
放置メソッドで重要なのは、アタリの取り方です。ワームを動かさないため、竿先に明確なアタリが出ないことも多く、ラインの微妙な変化や違和感を感じ取る必要があります。エステルラインのような伸びの少ないラインを使うことで、わずかなアタリも手元に伝わりやすくなります。
⚓ 波崎新港の放置メソッド実践ガイド
- キャスト:明暗の境界線を狙ってキャスト
- フリーフォール:着水後、ベールを開けて10秒程度沈める
- ベールを返す:ベールを閉じてテンションフォール
- 放置:ほとんど動かさずに流れに任せる
- アタリを待つ:モゾッとした違和感があれば即アワセ
平潟漁港は福島県境の大規模漁港で実績あり
茨城県の最北端、福島県との県境に位置する平潟漁港も、アジングの実績が高い漁港として複数のブログで紹介されています。大規模な漁港であり、常夜灯も複数設置されているため、ナイトアジングには好条件が揃っています。
地図で見る限り小規模の漁港だとおもったが、いやいやかなりの大規模な広い漁港だった。着いた頃には、まだ薄明りだったが、最初に入った場所が、ちょうど常夜灯が当たる所だった。しかし、この常夜灯が当たる所があまり人気がないみたい。
出典:北茨城アジング遠征
平潟漁港の特徴は、広大な港内に複数の常夜灯ポイントが点在していることです。そのため、一つのポイントが不調でも、場所を移動することで活性の高いアジの群れに出会える可能性があります。港内の漁協前エリアは、釣り人が集中しやすいですが、常夜灯のある突堤などを丁寧に探っていけば、比較的空いているポイントも見つかるでしょう。
ブログによると、平潟漁港では15cm前後の豆アジが主体のようですが、時には20cm以上の個体も混じります。表層付近で食ってくることが多く、ウキ下を浅めに設定した電気ウキ釣りも効果的とされています。アジング初心者の方は、まずは電気ウキで数を確保し、慣れてきたらジグ単に切り替えるという段階的なアプローチもおすすめです。
平潟漁港周辺には、大津漁港や久慈漁港など、他にも有名なアジングポイントが点在しています。これらの漁港をランガン(移動しながら釣る)スタイルで回ることで、その日のベストポイントを見つけることができるでしょう。ただし、北茨城エリアは東京方面からのアクセスには時間がかかるため、宿泊を伴う遠征釣行として計画するのが現実的かもしれません。
🗺️ 北茨城エリアの主要アジングポイント
- 🔵 平潟漁港:大規模で常夜灯多数
- 🔵 大津漁港:埠頭が複数あり広大
- 🔵 久慈漁港:2つの埠頭に常夜灯完備
- 🔵 会瀬漁港:小規模だが常夜灯あり
- 🔵 河原子港:閉鎖の可能性あり(要確認)
茨城県アジングブログから学ぶタックルと釣り方
- エステルライン0.3号前後が茨城アジングの主流
- ジグヘッドは0.5g~1.5gを使い分けるのがコツ
- ワームはイージーシェイカーが圧倒的人気
- 夕マズメと夜釣りが狙い目の時間帯
- サビキ釣りとアジングの併用が効率的
- フロートリグで遠投すれば大型アジに出会える
- 茨城県北部エリアは独自のアジングスタイルが確立している
- まとめ:茨城県のアジングブログから得られる情報
エステルライン0.3号前後が茨城アジングの主流
茨城県のアジングブログを分析すると、メインラインにエステルライン0.25~0.3号を使用している釣り人が多いことがわかります。エステルラインは伸びが少なく、感度が高いのが最大の特徴です。
エステルは伸びが少ないのが一番の特徴です。感度が高いことはもちろん、軽量ジグヘッドの操作性も高まります。私の場合ルアーや仕掛けを人の手で動かす感覚より、ラインに仕事をしてもらう感覚で釣ることが大切だと感じます。
アジは吸い込んで捕食する魚であり、違和感があるとすぐに吐き出してしまいます。そのため、繊細なアタリを感じ取る能力が釣果を左右します。エステルラインは、PEラインやフロロカーボンラインと比べても伸びが少なく、わずかなアタリも手元に伝えてくれます。
ただし、エステルラインにはクッション性がないというデメリットもあります。急なアワセでラインブレイクしてしまうリスクがあるため、フロロカーボンのリーダー(先糸)を30cm程度接続するのが一般的です。リーダーの太さは、エステル0.3号に対してフロロカーボン2~3ポンド(0.5~0.6号)が標準的なセッティングとされています。
一方で、フロロカーボンラインを直結で使用しているアジンガーもいます。フロロカーボンは比重が高く沈みやすいため、早くボトムを取りたい場合や風が強い日には有利です。また、リーダーが不要なため仕掛けの準備が簡単というメリットもあります。状況に応じてエステルとフロロを使い分けることで、より効率的な釣りができるでしょう。
エステルラインを使う際の注意点として、視認性の高いカラーを選ぶことが推奨されています。夜釣りでは、ラインが見えないと着水位置やルアーの位置が把握しづらくなります。レモンイエローや蛍光ピンク、レッドなど、視認性の高いカラーを選ぶことで、トラブルの回避やリーダー交換の際の作業性も向上します。
🎣 茨城アジングで人気のライン設定
ライン種類 | 太さ | メリット | デメリット | 適した状況 |
---|---|---|---|---|
エステル | 0.25~0.3号 | 感度抜群・操作性良好 | クッション性なし | 通常時・繊細なアタリを取りたい時 |
フロロカーボン | 0.4~0.6号 | 沈みやすい・リーダー不要 | 感度やや劣る | 風が強い日・早く沈めたい時 |
PE | 0.3~0.4号 | 飛距離が出る・強度高い | 風に弱い | 遠投が必要な時 |
リーダー設定(エステル使用時)
- フロロカーボン:2~3ポンド(0.5~0.6号)
- 長さ:30~50cm
- 結束:FGノット、電車結びなど
ジグヘッドは0.5g~1.5gを使い分けるのがコツ
茨城県のアジングでは、ジグヘッドの重さを0.5g~1.5gの範囲で使い分けるのが基本となっています。房総エリアは遠浅なポイントが多く、軽めのジグヘッドでも十分に釣りが成立するのが特徴です。
私は大半の釣り場で0.8gのジグヘッドを主軸に釣りを組み立てます。自分が使いやすいジグヘッドのメインウエイトを決めておくと、迷いが少なくなります。主軸となるウエイトは人やフィールドによって0.5gであったり、1.2gであったりとさまざまですが、房総エリアは遠浅なポイントが多いため0.8gの軽量ジグ単で釣りを組み立てやすいといえます。
0.8g前後をベースウェイトとして、状況に応じて軽くしたり重くしたりするのが効率的です。風が弱く、波も穏やかな日は0.5gまで軽くすることで、よりナチュラルなフォールスピードになり、食い渋ったアジにも口を使わせることができます。逆に、風が強い日や潮の流れが速い日は、1.2~1.5gに重くすることで、狙ったレンジ(水深帯)をキープしやすくなります。
ジグヘッドの形状も重要です。茨城県のブログでよく登場するのは、スナイプヘッドやアジスタ、月下美人ジグヘッドSSなどです。これらのジグヘッドは、針がオープンゲイプ(針先が外側に開いている)設計になっており、フッキング率が高いのが特徴です。アジは口が柔らかく、針掛かりしやすいとはいえ、オープンゲイプの針であれば、さらに確実にキャッチできるでしょう。
豆アジ(10cm前後)を狙う場合は、フックサイズも重要になります。通常の#8~#10番では大きすぎて、豆アジの小さな口に入りきらないことがあります。そのため、豆アジ専用として#12~#14番の小さなフックを用意しておくと、バラシ(針から外れること)を減らせます。
また、ジグヘッドの素材も意識してみましょう。タングステン製のジグヘッドは、鉛製に比べて同じ重さでもヘッドサイズが小さく、飛距離が出やすいというメリットがあります。価格は高めですが、遠投が必要な場面や、よりコンパクトなシルエットで攻めたい時には有効です。
🎯 状況別おすすめジグヘッド重量
状況 | 推奨重量 | 理由 |
---|---|---|
無風・ベタ凪 | 0.5~0.8g | ナチュラルなフォールで食わせる |
通常時 | 0.8~1.0g | 標準的な重さで汎用性高い |
風が強い日 | 1.2~1.5g | 飛距離確保・レンジキープ |
豆アジ狙い | 0.5~0.8g + 小針 | 口に入りやすいサイズ |
遠投が必要 | 1.5g~ or フロート | 沖の深場を攻める |
ワームはイージーシェイカーが圧倒的人気
茨城県のアジングブログで、最も頻繁に登場するワームがケイテック社のイージーシェイカーです。特に2.5インチサイズが人気で、カラーバリエーションも豊富です。
ワームは2尾目以降は『イージーシェイカー2.5』が最も好反応!先輩はワカサギカラーで連発。自分も最初はその一本を借り、その後は新色の「シャンパンライム」「シャンパンピンク」が好調でした!この日は総じて派手系よりクリア系の方がアタリが続くことが多かった気がします(^^♪
イージーシェイカーの特徴は、細身のボディと繊細なテールアクションにあります。わずかな水流でもテールが微振動し、アジにアピールします。ケイテック社のワームは素材にも定評があり、柔らかすぎず硬すぎない絶妙な硬度で、耐久性とアクション性能を両立しています。
カラー選択も重要なポイントです。茨城県のブログを見ると、クリア系カラー(ワカサギ、シャンパンライム、クリアシルバーグローなど)が好まれている傾向があります。特に、水がクリアな状況や月明かりのある夜は、クリア系の方がナチュラルに見えるため、警戒心の強いアジに効果的とされています。
一方で、濁りがある時や活性が高い時は、派手なカラー(ピンク、チャート、グローなど)が有効です。視認性が高いカラーは、アジにルアーの存在を気づかせやすく、リアクションバイト(反射的に食いつくこと)を誘発できます。複数のカラーをローテーション(交互に試すこと)しながら、その日のヒットカラーを見つけることが釣果アップにつながります。
イージーシェイカー以外では、レインズのアジアダーや34のピピン・バーニーなども茨城県のアジンガーに人気です。これらのワームも、それぞれ異なる特性を持っており、状況に応じて使い分けることで、より多くのアジをキャッチできるでしょう。
🐛 茨城アジングで人気のワーム一覧
ワーム名 | メーカー | サイズ | 特徴 | おすすめカラー |
---|---|---|---|---|
イージーシェイカー | ケイテック | 2.5インチ | 細身で繊細なアクション | ワカサギ、シャンパンライム |
アジアダー | レインズ | 2インチ | 小型で豆アジにも対応 | UVオキアミパワー、クリア系 |
ピピン | 34 | 1.8インチ | コンパクトで食わせ力高い | クリア、グロー系 |
バーニー | 34 | 2インチ | 微波動でナチュラル | ナチュラル系カラー |
スパテラ | イッセイ海太郎 | 1.5インチ | フラットテールで独特の動き | オキアミグロー |
夕マズメと夜釣りが狙い目の時間帯
茨城県のアジングでは、夕マズメ(日没前後)から夜にかけてが最も釣れやすい時間帯とされています。日中でも釣れないわけではありませんが、アジは薄暗い時間帯に活性が上がる傾向があります。
日没の1時間前頃から、水面でボイル(魚が水面で捕食する様子)が見られることがあります。これはアジがベイト(小魚やプランクトン)を追って表層まで浮いてきている証拠です。このタイミングは表層から中層を攻める絶好のチャンスであり、軽めのジグヘッドで表層をゆっくり引いてくるだけでヒットすることもあります。
日が完全に沈んで暗くなると、常夜灯周りにアジが集まり始めます。この時間帯は常夜灯ポイントが最も有望になります。ただし、人気の常夜灯ポイントは先行者で埋まっていることも多いため、早めに現地入りして場所を確保するか、穴場の常夜灯を探す必要があるでしょう。
深夜帯(22時以降)になると、釣り人も減ってきて静かになります。この時間帯はアジの警戒心が薄れるとも言われ、日没直後に食わなかったアジが再び活性を上げることがあります。ただし、深夜は気温も下がり、特に秋冬は寒さ対策が必要です。
朝マズメ(日の出前後)も狙い目の時間帯です。特に夏場は、日中の高水温を避けて早朝に活動するアジが多いとされています。朝マズメは釣り人も少なく、ゆったりと釣りができるメリットもあります。ただし、早朝は起きるのが大変という声も多く、実際に朝マズメに挑戦している釣行記は、夕マズメに比べると少ない印象です。
⏰ 時間帯別攻略ガイド
時間帯 | 釣れやすさ | 狙うレンジ | ポイント |
---|---|---|---|
日中 | ★★☆☆☆ | ボトム中心 | 日陰や深場を狙う |
夕マズメ | ★★★★★ | 表層~中層 | ボイルを見つけたら表層攻め |
ナイト(前半) | ★★★★★ | 全層 | 常夜灯周りの明暗を攻める |
ナイト(深夜) | ★★★☆☆ | ボトム中心 | 警戒心が薄れる時間帯 |
朝マズメ | ★★★★☆ | 表層~中層 | 人が少なく快適に釣りができる |
サビキ釣りとアジングの併用が効率的
茨城県のアジングブログには、サビキ釣りとアジングを併用している釣り人の報告が多く見られます。これは非常に理にかなった戦略で、特に初心者の方にはおすすめです。
サビキ釣りは、コマセカゴに撒き餌を入れて魚を寄せ、擬餌針でアジを釣る方法です。アジングよりも簡単で、数釣りがしやすいというメリットがあります。まずはサビキ釣りで数匹確保し、その後、より繊細なゲーム性を楽しみたい場合にアジングへ切り替えるという流れです。
また、サビキ釣りをしている人の近くは、コマセ効果でアジが集まっている可能性が高いです。那珂湊漁港のような人気釣り場では、多くの人がサビキ釣りをしているため、その潮下(下流側)でアジングをすると、コマセに寄ってきたアジを効率的に狙えます。ただし、他の釣り人の迷惑にならないよう、適度な距離を保つことは重要です。
電気ウキ釣りも併用されています。電気ウキとは、夜釣り用の発光するウキのことで、夜でもウキの動きが見やすいのが特徴です。エサ(青イソメなど)を付けた仕掛けを電気ウキで流す釣り方で、アジングで反応がない時の保険として有効です。実際、茨城県のブログでは、アジングで釣れない時に電気ウキに切り替えたら釣れた、という報告が複数あります。
釣り方の併用は、道具の準備が増えるというデメリットもありますが、釣果の安定性は格段に向上します。特に家族連れや初心者同伴の場合は、誰かがサビキで釣りながら、経験者がアジングを楽しむというスタイルも良いでしょう。
🎣 サビキ釣りとアジングの比較
項目 | サビキ釣り | アジング |
---|---|---|
難易度 | ★☆☆☆☆ 初心者向け | ★★★☆☆ 中級者向け |
数釣り | ★★★★★ 多く釣れる | ★★★☆☆ 状況次第 |
ゲーム性 | ★★☆☆☆ シンプル | ★★★★★ 繊細で楽しい |
必要な餌 | コマセ・アミエビ | 不要(ルアー) |
準備の手間 | ★★★☆☆ やや面倒 | ★★☆☆☆ 簡単 |
フロートリグで遠投すれば大型アジに出会える
通常のジグ単では届かない沖のポイントを攻めたい場合、**フロートリグ(飛ばしウキ)**が有効です。茨城県のブログでも、フロートリグを使って大型アジをキャッチしている報告があります。
フロートリグとは、ウキ(フロート)とジグヘッドを組み合わせた仕掛けで、ウキの浮力でルアーを遠投できるのが最大のメリットです。ジグ単では20~30m程度の飛距離が限界ですが、フロートリグなら50m以上遠投することも可能です。沖の深場には大型のアジが潜んでいることが多く、尺アジ(30cm以上)を狙うならフロートリグは必須といえるでしょう。
フロートには大きく分けてフローティングタイプ(浮くタイプ)とシンキングタイプ(沈むタイプ)があります。フローティングタイプは表層から中層を探るのに適しており、シンキングタイプはボトム付近を攻めるのに向いています。状況に応じて使い分けることで、広範囲のレンジを効率的に探ることができます。
茨城県のブログで紹介されているフロートは、シャローフリークやエクスパンダといった製品が人気です。これらは残浮力(フロートの浮力からジグヘッドの重さを引いた値)を調整することで、ジグヘッドを漂わせるようなアクションが可能です。特に放置メソッドとの相性が良く、キャスト後は放置に近い形で流すだけで、アジがバイトしてくることもあります。
フロートリグのデメリットとしては、仕掛けが複雑になることと、感度がやや落ちることが挙げられます。しかし、大型アジを狙うなら、これらのデメリットを補って余りある効果があるでしょう。特に淡路島などの外洋に面した釣り場では、フロートリグが威力を発揮します。
🎈 フロートリグの基本セッティング
パーツ | 推奨スペック | 備考 |
---|---|---|
フロート | 10~20g | 遠投重視なら重め |
ジグヘッド | 0.5~1.0g | フロートより軽く |
リーダー | 1.5~2.5号 | フロートとジグヘッド間 |
リーダー長 | 1~2m | 長いほどナチュラル |
ワーム | 2~3インチ | やや大きめ |
茨城県北部エリアは独自のアジングスタイルが確立している
茨城県北部(北茨城市周辺)のアジングは、県南部や房総エリアとはやや異なるスタイルが確立しているようです。特徴的なのは、集魚灯(LEDライト)を使用する釣り人が多いことです。
一般的に、集魚灯の使用は賛否両論あります。自分だけ明るくして釣るのはマナー違反という意見もあれば、常夜灯がない場所では有効という意見もあります。茨城県北部では、比較的寛容な雰囲気があるようで、多くの釣り人が集魚灯を使っているという報告があります。
ただし、集魚灯を使う場合は、他の釣り人への配慮が不可欠です。隣の釣り座に光を当てない、過度に明るいライトは避ける、といったマナーを守ることが重要でしょう。また、茨城県の漁業調整規則では、集魚灯の使用については一部制限がある可能性もあるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
北茨城エリアのもう一つの特徴は、真っ暗なポイントでも釣れることです。大津漁港などは常夜灯が少なく、真っ暗な環境ですが、それでもアジの釣果が上がっています。これは、おそらく月明かりや星明かりが十分な光源になっているか、あるいはアジが常夜灯に依存しない捕食パターンを持っているためと推測されます。
北茨城エリアへの遠征を考えている方は、宿泊を伴う釣行として計画するのが現実的です。東京方面からは常磐道で片道3時間以上かかるため、日帰りだと移動だけで疲れてしまいます。近隣には温泉施設も多く、釣りと温泉を組み合わせた遠征プランも楽しいでしょう。
🌃 北茨城エリアの特徴まとめ
- ✅ 集魚灯使用が比較的容認されている雰囲気
- ✅ 常夜灯が少なくても釣果が上がる
- ✅ 大規模な漁港が多い(平潟・大津・久慈など)
- ✅ 東京から片道3時間以上(宿泊遠征推奨)
- ✅ 温泉施設も多く、釣りと観光を組み合わせやすい
- ✅ 港によっては立ち入り制限があるため要確認
まとめ:茨城県のアジングブログから得られる情報
最後に記事のポイントをまとめます。
- 茨城県のアジングブログでは那珂湊漁港が最も頻繁に取り上げられており、アクセスの良さと安定した釣果が魅力である
- 常夜灯の有無がナイトアジングの釣果を大きく左右し、明暗の境界線が最重要ポイントとなる
- 春(4~6月)と秋(9~11月)がベストシーズンで、水温15~22℃前後が最も釣れやすい
- 磯崎港は那珂湊より空いている穴場スポットで、ボトム攻めが効果的である
- 波崎新港では「放置メソッド」が有効で、ほとんど動かさずに流れに任せる釣り方が推奨されている
- 平潟漁港は福島県境の大規模漁港で、複数の常夜灯ポイントが点在している
- エステルライン0.25~0.3号が主流で、フロロカーボンリーダー2~3ポンドを30cm程度接続するのが標準セッティングである
- ジグヘッドは0.5~1.5gを状況に応じて使い分け、0.8g前後をベースウェイトとするのが効率的である
- ワームはケイテックのイージーシェイカー2.5インチが圧倒的人気で、クリア系カラーが好まれる傾向にある
- 夕マズメから夜にかけてが最も釣れやすい時間帯で、朝マズメも狙い目である
- サビキ釣りや電気ウキ釣りとアジングを併用することで、釣果の安定性が向上する
- フロートリグを使えば沖の深場を攻めることができ、大型アジに出会える確率が高まる
- 北茨城エリアでは集魚灯の使用が比較的容認されており、独自のアジングスタイルが確立している
- 茨城県内の漁港は工事等で一時的に立ち入り制限される場合があるため、訪問前の最新情報確認が必要である
- ブログで紹介されているタックルや釣り方を参考にすることで、初心者でも効率的にアジングを始められる
記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト
- 磯崎港(茨城県)アジングっ!! | 海無し県のぶっ込み泳がせ釣り大好きエギンガーブログ
- 余裕の尺越え⁉平日アジング釣行 in 那珂湊【2025.05.08】 | 40代会社員の釣りブログ
- 常夜灯通信 |茨城県北部のアジング、ライトゲーム
- 初心者アジング修行中! in 茨城県那珂湊【2024.06.22】 | 40代会社員の釣りブログ
- 茨城アジングの新着記事|アメーバブログ(アメブロ)
- 2024/8/17 茨城 アジング | ひらめっぱりの釣りと、あれ
- 北茨城アジング遠征 – まこちゃんのねんねな日記
- 12/29 2024年釣り納め!フロートアジングで良型連発!キモは放置!@淡路東側エリア | けんたまんのリーマン釣行記
- 【茨城県那珂湊 アジ】那珂湊漁港 釣り 2022年6月26日の釣果【アジング、電気ウキ】
- 茨城県/波崎新港 放置で釣るアジング
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