「リアルオキアミワーム アジング」と検索しているあなたは、きっとアジングでもっと釣果を伸ばしたいと考えているはず。実は今、アジングシーンで密かに注目を集めているのが、ダイワから発売されている「リアルオキアミワーム」なんです。その名の通り、本物のオキアミそっくりに作られたワームで、「もはやエサでは?」という声も上がるほどのリアル感が特徴。アミパターンの攻略や、通常のワームで反応が得られない状況での切り札として、多くのアングラーから支持を集めています。
この記事では、リアルオキアミワームをアジングで使う際のポイントから、実際の釣果報告、メバリングなど他の釣りへの応用まで、徹底的に解説していきます。通常のジグ単ゲームとの使い分けや、具体的なリグセッティング、カラーセレクトのコツなど、実践的な情報を網羅的にお届けします。
| この記事のポイント |
|---|
| ✓ リアルオキアミワームの特徴と種類(通常版とタフの違い) |
| ✓ アジングでの効果的な使い方とリグセッティング |
| ✓ 実際の釣果報告と釣れる状況の分析 |
| ✓ メバリングやその他のターゲットへの応用テクニック |
リアルオキアミワームをアジングで使うための基礎知識
- リアルオキアミワームの圧倒的なリアルさの秘密
- アジングに最適なサイズとカラーの選び方
- 通常版と「タフ」の違いを理解する
- ジグヘッドとのベストマッチングを考える
- 価格とコストパフォーマンスの実際
リアルオキアミワームの圧倒的なリアルさの秘密
リアルオキアミワームの最大の特徴は、その名前の通り「リアルすぎる」見た目にあります。ダイワが2020年に発売したこのワームは、本物のオキアミの画像をプリントした「生オキアミ」「ボイルオキアミ」カラーを含む、非常にリアルなシェイプとカラーリングを実現しています。
実際に手に取った釣り人からは「車の中に落ちてたら発狂する」「パッと見で本物と区別がつかない」といった声が上がるほど。その秘密は、細部へのこだわりにあります。黒い目玉部分は単なる塗装ではなく立体的に成形されており、ヒゲ部分には天然素材の馬毛を使用。このヒゲは長めについているため、好みの長さにカットして使うことができます。
さらに注目すべきは、高集魚力を誇る「アミノX」と「シュリンプパウダー」を配合している点。見た目だけでなく、ニオイでもターゲットを寄せることができる仕様になっています。出典:LureNewsR
リアルすぎてこれが車ん中に落ちてたら発狂間違いなしです!! 出典:タミカミブログ
このリアルさは、特にアミパターンのアジングで威力を発揮します。アジが小さなプランクトンやアミを捕食している状況では、通常のワームでは見切られてしまうことも。しかしリアルオキアミワームなら、本物のエサと誤認させることができるため、バイト率が格段に向上すると考えられます。
📊 リアルオキアミワームの主な特徴
| 特徴項目 | 詳細内容 |
|---|---|
| 外観 | 本物のオキアミ画像をプリント(一部カラー) |
| 目玉 | 立体成形された黒い目玉 |
| ヒゲ | 天然馬毛使用(カット調整可) |
| 集魚成分 | アミノX+シュリンプパウダー配合 |
| 保存性 | 腐らないため長期保存可能 |
アジングに最適なサイズとカラーの選び方
リアルオキアミワームには複数のサイズ展開があり、アジングでは主に**Sサイズ(30mm)とMサイズ(37mm)**が使用されます。一般的なアジングのジグ単では、1.5~2インチ(約38~50mm)のワームが標準的なため、リアルオキアミワームはやや小ぶりなサイズ感です。
この小ぶりなサイズが、実はアミパターンや小型ベイトパターンで有利に働きます。アジが捕食している実際のオキアミのサイズに近いため、マッチ・ザ・ベイトの観点から理に適っているわけです。
カラーバリエーションは非常に豊富で、初期ラインナップでは以下の6色が展開されていました:
🎨 リアルオキアミワーム カラーラインナップ
| カラー名 | 特徴 | おすすめシチュエーション |
|---|---|---|
| 生オキアミ | 本物画像プリント、最もナチュラル | デイゲーム、クリアウォーター |
| ボイルオキアミ | 本物画像プリント、茹でたオキアミ色 | デイゲーム、プレッシャー高い場所 |
| ケイムラ粒オレンジ | UV発光、オレンジの粒が入る | ナイトゲーム、濁り潮 |
| ケイムラシラサ | UV発光、白っぽいカラー | ナイトゲーム、マズメ時 |
| 夜光オキアミ | 蓄光タイプ | 常夜灯周り、深場 |
| ケイムラ生オキアミ | UV発光する生オキアミカラー | オールラウンド |
アジングでは状況に応じてカラーローテーションが重要ですが、迷ったらまず「生オキアミ」から始めるのが無難でしょう。ナイトゲームが中心なら、UV発光するケイムラ系や夜光カラーが効果的かもしれません。
サイズ選択については、ターゲットサイズやベイトサイズに合わせるのが基本。豆アジ~15cm程度ならSサイズ、20cm以上の良型狙いならMサイズを選択すると良いでしょう。ただし、小さいサイズの方が口に入りやすく、バイト数は増える傾向にあります。
通常版と「タフ」の違いを理解する
リアルオキアミワームには、2020年発売の通常版「快適リアルオキアミワーム」と、2023年に追加された「リアルオキアミワーム タフ」の2タイプが存在します。この違いを理解することで、状況に応じた使い分けが可能になります。
最大の違いは素材の耐久性です。通常版は柔らかい素材で作られており、リアルな質感を追求していますが、その分エサ取りや根掛かりでダメージを受けやすいという弱点がありました。
船でイサキ釣りで使用しました。確かによく釣れる。しかし柔らかくすぐ魚にかじられてしまいました。一投で目が取れ、かじられて胴体部分のみになり6個入りの1パックはすぐになくなりました。 出典:Amazon カスタマーレビュー
これに対して「タフ」は、高強度エラストマー素材を採用することで、エサ取りが多い状況でも針持ちが大きく向上しています。さらに重要な改良点として、目玉部分に高比重素材のスズを使用することで、エラストマーの高浮力を抑え、より自然なフォール姿勢と速度を実現しています。
⚖️ 通常版 vs タフ 比較表
| 比較項目 | 通常版 | タフ |
|---|---|---|
| 素材 | 通常エラストマー | 高強度エラストマー |
| 耐久性 | 低め(柔らかい) | 高い(千切れにくい) |
| 目玉素材 | 通常素材 | 高比重スズ |
| フォール | やや浮き気味 | 自然な沈下速度 |
| 価格 | 500円前後(6個入) | 650円(5個入) |
| サイズ展開 | S(30mm), M(37mm), LL, 3L | M(37mm), L(42mm), LL, 3L |
アジングでの使い分けとしては、エサ取りが少なく、よりナチュラルな見た目を重視するなら通常版、フグやベラなどのエサ取りが多い場所や、コストパフォーマンスを重視するならタフという選択になるでしょう。
タフの自然なフォール速度は、マキエとの同調がしやすくなるため、船釣りだけでなく、堤防からのサビキ釣りと併用する際にも有利です。アジングでも、レンジキープが重要な状況では、タフの沈下特性が活きてくるかもしれません。
ジグヘッドとのベストマッチングを考える
リアルオキアミワームをアジングで使用する際、ジグヘッドの選択は非常に重要です。通常のワームと同様、ジグヘッドの重さ、形状、フックサイズによって釣果が大きく変わってきます。
まずフックサイズですが、Sサイズワームには**#10~#8**、Mサイズには**#8~#6**のフックが適しているでしょう。リアルオキアミワームは比較的コンパクトなシルエットなので、大きすぎるフックは見切られる原因になります。
ジグヘッドの重さについては、状況次第ですが0.4g~1.5g程度が使いやすい範囲です。特にアミパターンでは、ゆっくりとしたフォールが効果的なため、軽めのジグヘッドを選択することをおすすめします。
実際の装着方法ですが、リアルオキアミワームは柔らかい素材で非常に針が刺さりやすいという特徴があります。月下美人のビームスティック(旧)を使ったことがある方なら分かるかもしれませんが、スッと針が入り込む感覚です。
🎣 ジグヘッドセッティングのポイント
- ✅ まっすぐ刺す:曲がって刺すとアクションが不自然になる
- ✅ 針先を出しすぎない:ショートバイトが多い時は針先を少し埋める
- ✅ ヒゲの長さを調整:長いヒゲは水の抵抗を受けるため、状況に応じてカット
- ✅ 目玉の位置を確認:上を向くようにセットするとアピール力アップ
ジグヘッドの形状については、ラウンド型が汎用性が高く使いやすいでしょう。アミパターンでゆっくり漂わせたい場合は、水の抵抗を受けやすい矢じり型も選択肢に入ります。
注意点として、リアルオキアミワームは通常のワームより柔らかいため、強い遠投には不向きです。遠投が必要な状況では、タフを選択するか、キャロやフロートリグを検討した方が良いかもしれません。
価格とコストパフォーマンスの実際
釣り人にとって気になるのが、やはりコストパフォーマンスの問題です。リアルオキアミワームは、通常のアジング用ワームと比べてどうなのでしょうか。
メーカー希望小売価格は、**通常版が500円(6個入り)、タフが650円(5個入り)**となっています。一般的なアジング用ワームが400~600円で8~15本入りであることを考えると、1本あたりの単価はやや高めと言えるでしょう。
💰 コスト比較(1本あたり概算)
| 製品タイプ | 価格 | 入数 | 1本あたり |
|---|---|---|---|
| 通常版リアルオキアミ | 500円 | 6本 | 約83円 |
| タフ版リアルオキアミ | 650円 | 5本 | 約130円 |
| 一般的なアジングワーム | 500円 | 10本 | 約50円 |
ただし、コストパフォーマンスは単純に価格だけで判断できません。重要なのは釣果との関係です。実際の使用者からは以下のような声が聞かれます:
あたりも多いし良く釣れますが、ちょっとコストパフォーマンスが悪いですね。 出典:Amazonカスタマーレビュー
アジングでどーしてもワームで掛からないので試しに使ってみました。はい、即釣れました。もはや餌です。コスト高いので何度もリピはしませんが、ボウズ逃れに一つは持っておきます。 出典:Amazonカスタマーレビュー
これらの意見から分かるのは、釣れる確率は高いが、常用するにはコストが気になるという点です。おそらく最も賢い使い方は、通常のワームで反応がない時の切り札として、少量だけタックルボックスに忍ばせておくというスタイルでしょう。
また、リアルオキアミワームは腐らないため長期保存が可能という大きなメリットがあります。生エサのように使い切れずに廃棄する必要がないため、予備として常備しやすいのです。この点を考慮すれば、コストパフォーマンスも悪くないかもしれません。
リアルオキアミワームでアジングの釣果を上げる実践テクニック
- アミパターン攻略での圧倒的な効果
- 通常のジグ単で反応がない時の切り札として
- 実際の釣果報告から見る効果的な状況
- メバリングやその他のターゲットへの応用
- エサ取りが多い場所での活用法
- ナイトゲームでのカラーセレクト戦略
- まとめ:リアルオキアミワームでアジングを楽しむために
アミパターン攻略での圧倒的な効果
アジングにおいて最も攻略が難しいとされるのが「アミパターン」です。アジが小さなプランクトンやアミを捕食している状況では、通常サイズのワームでは見切られてしまい、なかなかバイトに持ち込めないことも。
リアルオキアミワームは、まさにこのアミパターンを攻略するために生まれてきたかのようなアイテムです。サイズ感、シルエット、カラー、すべてが本物のオキアミに酷似しているため、アジが捕食しているベイトに完璧にマッチします。
で、すぐに思ったのが、アジやメバルのジグ単で使いたい!って思いました。アミパターンで漂わしたりしたら反則気味ですよねw! 出典:LureNewsR
アミパターンでの使い方のコツは、とにかくゆっくり、ナチュラルに漂わせること。ジグヘッドは0.4~0.6g程度の軽めを選択し、キャストしたらフォールで食わせるイメージです。着底後も、ほとんどアクションを加えずに、ラインテンションだけでゆっくりと誘います。
🌊 アミパターン攻略の基本ステップ
- 軽量ジグヘッド(0.4~0.6g)にセット
- アップクロスかサイドにキャスト
- カウントダウンでレンジを探る
- フォール中のバイトに注意
- 着底後はほぼ放置、わずかなシェイクのみ
- ラインテンションの変化を見逃さない
アミパターンでは、アジの活性が低いことも多く、バイトが非常に繊細です。ラインテンションが抜けた、わずかに重くなったといった微妙な変化を感じ取り、即座にフッキングすることが重要になります。
また、アミパターンの時間帯はマズメ時や潮が動くタイミングが特に効果的です。この時間帯に集中的にリアルオキアミワームを投入することで、他のアングラーが釣れていない状況でも、一人だけ釣果を上げられるかもしれません。
タフ版を使用する場合、目玉のスズによって自然なフォール速度が実現されているため、マキエ(コマセ)との同調もしやすくなっています。サビキ釣りのアングラーが近くにいる場合は、そのコマセに紛れ込ませるイメージで使うと効果的でしょう。
通常のジグ単で反応がない時の切り札として
アジングをしていると、どうしても「今日は渋い」という日があります。いつものポイント、いつものワーム、いつものアクションで反応がない。そんな時こそ、リアルオキアミワームの出番です。
通常のワームとリアルオキアミワームの最大の違いは、エサに近い存在感です。一般的なピンテールワームやシャッドテールワームは、あくまでも「ルアー」としてのアクションで魚を誘います。しかしリアルオキアミワームは、存在そのものがエサなのです。
実際の使用例を見てみましょう:
アジングでどーしてもワームで掛からないので試しに使ってみました。はい、即釣れました。もはや餌です。 出典:Amazonカスタマーレビュー
このように、通常のワームで全く反応がなかった状況でも、リアルオキアミワームに変えた途端にバイトが出たという報告は少なくありません。これは、アジが本物のエサと誤認した可能性が高いと考えられます。
🔄 状況別ローテーション戦略
| 状況 | 第一選択 | 第二選択 | 最終兵器 |
|---|---|---|---|
| 活性高い | ピンテール | シャッドテール | 不要 |
| 活性普通 | シャッドテール | ピンテール | リアルオキアミ |
| 活性低い | ピンテール | リアルオキアミ | 生エサ |
| 超高プレッシャー | リアルオキアミ | 極小ワーム | 場所移動 |
ただし、リアルオキアミワームにも弱点があります。それはコストと耐久性です。先述の通り、通常版は柔らかくダメージを受けやすいため、1匹釣るとボロボロになることも。そのため、常用するのではなく、ここぞという時の切り札として使うのが賢明でしょう。
具体的な使い方としては、通常のワームで30分~1時間粘って反応がなければ、リアルオキアミワームに切り替えてみる。それで1匹でも釣れれば、アジがいることが確認できますし、その後また通常のワームに戻しても釣れる可能性があります。
また、ボウズ逃れという観点でも非常に有効です。どうしても1匹は釣って帰りたい、という時に投入すれば、高確率でバイトを得られるでしょう。釣りは楽しむことが第一ですから、坊主で帰るくらいなら、少しコストをかけてでもリアルオキアミワームを使う価値はあるかもしれません。
実際の釣果報告から見る効果的な状況
インターネット上には、リアルオキアミワームを実際に使用した釣果報告が多数上がっています。それらを分析することで、どのような状況で特に効果的なのかが見えてきます。
ある釣り人のブログでは、以下のような釣果が報告されています:
いきなりムラソイが釣れて、そこそこのサイズのカサゴも釣れて効果の方は抜群です!そりゃエサにそっくりだから当たり前なんですけどね(笑)最短の15分での釣果ですが、満足できる結果になりましたね。 出典:タミカミブログ
この例では、**穴釣り(根魚狙い)**で使用していますが、わずか15分でムラソイとカサゴを釣り上げています。注目すべきは「落とすだけで釣れる」というコメント。つまり、複雑なアクションは不要で、フォールだけで十分にアピールできるということです。
別の使用例では、船釣りでの実績も報告されています:
流し釣りで試してみました。アジ、イサキ食いつき良かったです。生えさと並行して使用時、持ちが良いので、手返しが少なくて楽です。 出典:Amazonカスタマーレビュー
🎯 効果的な状況まとめ
- ✔️ 穴釣り・根魚狙い:フォールだけで高反応
- ✔️ 船のイサキ・アジ釣り:生エサと同等以上の食い
- ✔️ アミパターンのアジング:サイズとシルエットが完璧マッチ
- ✔️ エサ取りが多い状況:タフ使用で耐久性向上
- ✔️ 低活性時の切り札:通常ワームで無反応でも食う
- ✔️ ナイトゲーム:UV・夜光カラーで視認性アップ
これらの報告から分かるのは、リアルオキアミワームはターゲットを選ばない万能性を持っているということです。アジだけでなく、メバル、カサゴ、ソイ、イサキ、さらには青物まで、オキアミを捕食する魚種全般に効果があるようです。
ただし、すべての状況で万能というわけではありません。活性が非常に高く、何を投げても釣れるような状況では、わざわざ高価なリアルオキアミワームを使う必要はないでしょう。あくまでも「渋い状況を打開する切り札」として位置づけるのが適切かもしれません。
メバリングやその他のターゲットへの応用
リアルオキアミワームは、アジングだけでなくメバリングでも高い効果を発揮します。メバルもオキアミを好んで捕食する魚種であり、特にアミパターンの攻略では有効です。
メバリングでの使用方法は、基本的にアジングと同様ですが、**やや重めのジグヘッド(0.8~1.5g)**を使用することが多いでしょう。メバルはアジよりも深いレンジにいることが多く、また潮の流れが強い磯場などでは、軽いジグヘッドでは流されてしまうためです。
ダイワの公式サイトでは、対象魚として以下が挙げられています:
🐟 リアルオキアミワーム対応魚種
| 魚種 | 効果 | おすすめリグ |
|---|---|---|
| カサゴ | ◎ | ジグヘッド、ブラクリ |
| メバル | ◎ | ジグヘッド、キャロ |
| ソイ | ◎ | ジグヘッド、テキサス |
| アジ | ◎ | ジグヘッド |
| イサキ | ○ | 船用仕掛け |
| 青物 | ○ | ジグヘッド(大きめ) |
| クロダイ | △ | ブラクリ、マイクロテンヤ |
特に注目したいのが、ブラクリ仕掛けやマイクロテンヤでの使用です。これらは従来エサ釣りの仕掛けですが、リアルオキアミワームを使用することで、エサの補充が不要になるというメリットがあります。
ブラクリってもはやエサですよね!! 出典:タミカミブログ
ブラクリ仕掛けにリアルオキアミワームをセットすれば、穴釣りで非常に高い効果を発揮します。根魚は基本的に目の前に落ちてきたエサに反応するため、リアルオキアミワームの「本物っぽさ」が大きなアドバンテージになるのです。
また、意外な応用例としてバス釣りでの使用も提案されています。見えバスを狙うサイトフィッシングで、リアルオキアミワームを投入するという斬新なアイデアです。バスがエビを捕食している状況なら、効果があるかもしれません。
メバリングでは、アジング以上にカラーセレクトが重要になります。一般的には、クリアウォーターでは生オキアミやボイルオキアミなどのナチュラルカラー、濁り潮や夜間ではケイムラや夜光系が有効とされています。
エサ取りが多い場所での活用法
アジングやメバリングをしていて最も厄介なのが「エサ取り」の存在です。フグ、ベラ、カワハギなど、本命以外の魚がワームを齧ってしまい、気づいたらワームがボロボロ、なんてことも。
リアルオキアミワーム「タフ」は、まさにこのエサ取り対策として開発された側面があります。高強度エラストマー素材により、通常のワームよりも格段に千切れにくくなっています。
エサ取りが多い時や、遠投した時にも針持ちが大きく向上しています。 出典:つりそく
エサ取りが多い場所での使い方のコツは、あえてゆっくりフォールさせることです。エサ取りは通常、素早い動きに反応しやすいため、ゆっくりとしたフォールなら本命だけが食ってくる可能性が高まります。
また、複数針の仕掛けを使う場合、すべての針にリアルオキアミワームを付けるのではなく、一部だけに使用するという戦略も有効です。エサ取りが上の針を齧っている間に、下の針で本命を狙うというわけです。
🛡️ エサ取り対策テクニック
- タフ版を使用:耐久性が圧倒的に高い
- 重めのジグヘッド:素早く底まで落とす
- ボトム狙い:エサ取りは中層に多い
- 短時間勝負:エサ取りが集まる前に回収
- カラーローテ:エサ取りが反応しにくい色を探る
船釣りでは、エサ取りが非常に多い状況もあります。特にウマヅラハギやフグが多い海域では、生エサが一瞬で取られてしまうことも。そんな時、リアルオキアミワーム タフを使えば、生エサよりも長持ちするため、手返しが良くなります。
複数の針が付いた仕かけなら、このリアルオキアミワームタフをまぜておけば、サシエとして本命の口に届くまでエサが残る確率もアップします。 出典:つりそく
ただし、タフといえども無敵ではありません。フグの強力な歯で噛まれれば、やはりダメージは受けます。それでも通常のワームや生エサと比べれば、格段に長持ちすると考えて良いでしょう。
エサ取りが多い場所では、コストパフォーマンスの観点からもタフの使用をおすすめします。通常版だとすぐにボロボロになって交換が必要ですが、タフなら数匹釣っても使い続けられるため、結果的に経済的かもしれません。
ナイトゲームでのカラーセレクト戦略
アジングやメバリングの多くはナイトゲームで行われます。夜間の釣りでは、カラーセレクトが釣果を大きく左右することも。リアルオキアミワームには発光系カラーが充実しており、ナイトゲームでの使用を前提に設計されています。
主な発光系カラーは以下の通りです:
💡 発光系カラーの特徴
| カラー | 発光タイプ | 特徴 | おすすめ状況 |
|---|---|---|---|
| ケイムラ生オキアミ | UV発光 | 自然な色+UV | 常夜灯周り |
| UVレッド生オキアミ | UV発光 | 赤系UV | マズメ時 |
| UVグリーン生オキアミ | UV発光 | 緑系UV | クリアウォーター |
| ケイムラモエビ | UV発光 | エビ系UV | 磯、テトラ |
| 夜光生オキアミ | 蓄光 | 暗闇で光る | 常夜灯のない場所 |
ケイムラ(蛍光紫外線)カラーは、紫外線に反応して発光するタイプです。常夜灯の明かりには紫外線が含まれているため、常夜灯周りでの釣りに効果的。また、月明かりにも紫外線が含まれているため、満月の夜などにも有効かもしれません。
夜光カラーは、いわゆる蓄光タイプで、光を当てた後しばらく発光し続けます。使用前にライトを当てて「チャージ」する必要がありますが、常夜灯のない真っ暗な場所では絶大な効果を発揮する可能性があります。
ナイトゲームでのカラーセレクトの基本的な考え方は以下の通りです:
🌙 ナイトゲーム カラーセレクト指針
- 常夜灯あり・クリア:ケイムラ生オキアミ、UVグリーン
- 常夜灯あり・濁り:UVレッド、ケイムラモエビ
- 常夜灯なし・クリア:夜光生オキアミ(控えめに)
- 常夜灯なし・濁り:夜光生オキアミ(しっかり発光)
- マズメ時:ナチュラル系(生オキアミ、ボイルオキアミ)
ただし、これはあくまでも一般論であり、その日の状況によって最適なカラーは変わります。そのため、最低でも2~3色は用意しておき、反応を見ながらローテーションするのが理想的です。
興味深いのは、発光しすぎるとかえって警戒されるケースもあるという点です。特に高プレッシャーな釣り場では、ギラギラと発光するルアーに魚が慣れてしまい、むしろナチュラルカラーの方が釣れることも。状況を見極める観察力が重要になります。
夜光カラーを使用する場合、発光の強さも調整できます。長時間ライトを当てれば強く発光し、短時間なら控えめに発光します。アジの活性や警戒心に応じて、この発光強度を調整するのも一つのテクニックでしょう。
まとめ:リアルオキアミワームでアジングを楽しむために
最後に記事のポイントをまとめます。
- リアルオキアミワームは本物のオキアミに酷似した超リアルなワームである
- ダイワから通常版と高耐久版「タフ」の2タイプが発売されている
- アジングではSサイズ(30mm)とMサイズ(37mm)が主に使用される
- アミパターン攻略に特に効果的で、ゆっくり漂わせるのがコツである
- 通常のワームで反応がない時の切り札として非常に有効である
- ジグヘッドは0.4~1.5g程度、フックサイズは#6~#10が適している
- 高集魚成分「アミノX」と「シュリンプパウダー」を配合している
- カラーは生オキアミ、ボイルオキアミ、ケイムラ、UV、夜光など豊富である
- タフ版は高強度エラストマー素材でエサ取りに強く耐久性が高い
- タフ版の目玉は高比重スズ製で自然なフォール速度を実現している
- 価格は通常版500円(6個)、タフ650円(5個)とやや高めである
- コストは高いが釣果は確実で「ボウズ逃れの保険」として最適である
- メバリング、カサゴ、ソイなどアジ以外のターゲットにも効果的である
- ブラクリ仕掛けやマイクロテンヤなど餌釣り仕掛けにも使用可能である
- 穴釣りではフォールだけで高反応を示すことが多い
- 船釣りのイサキやアジ釣りでも生エサと同等以上の実績がある
- エサ取りが多い場所ではタフ版の使用が推奨される
- ナイトゲームではケイムラや夜光カラーが特に効果的である
- 発光しすぎると警戒されることもあるため状況判断が重要である
- 腐らないため長期保存可能で予備エサとして常備しやすい
- 柔らかい素材で針が刺さりやすく装着が簡単である
- ヒゲは天然馬毛を使用しており好みの長さにカット調整可能である
- 活性が非常に高い状況では通常ワームでも十分であり使い分けが大切である
- 低活性時や高プレッシャー時にこそ真価を発揮するアイテムである
- 最終的には「釣りを楽しむ」ことが目的であり適材適所で使用すべきである
記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト
- 超反則級なリアルワーム「快適リアル オキアミワーム」 – LureNewsR
- 【2020年】新作アジングルアーをチェック! – TSURI HACK
- リアルオキアミワーム タフは2023年新登場 – FISHING JAPAN
- リアルオキアミワームってどうなの?反則レベルなのか!? – タミカミブログ
- ダイワ(DAIWA) 快適リアルオキアミワーム – Amazon
- エサ取りが多い時の秘密兵器!! – つりそく
- 【楽天市場】オキアミ ワームの通販
- 【釣りガール】なっぴさん – YouTube
- つりそく(釣場速報)
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