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グリッサンド56でアジングは正解?万能ロッドの実力とセッティング完全ガイド

グリッサンド56でアジングは正解?万能ロッドの実力とセッティング完全ガイド
記事内に商品プロモーションを含む場合があります。 記載の情報は調査時点での情報です。最新情報は各公式サイトをご覧ください

アジング用のロッドを探していると、「グリッサンド56」という名前を目にすることがあるかもしれません。ツララ(TULALA)から発売されているこのロッドは、実はアジング専用ロッドではありません。しかし、多くのアングラーがアジングに使用し、高い評価を得ているのも事実です。専用ロッドとの違いは何か、実際にアジングで使えるのか、どんなセッティングが最適なのか、気になる点は多いでしょう。

この記事では、グリッサンド56をアジングで使用する際の実力を徹底解説します。実際のユーザーのインプレ、具体的なタックルセッティング、専用ロッドとの比較、メリット・デメリットまで網羅的に紹介。さらに、アジング以外の用途やグリッサンド56TTとの違いなど、関連情報も詳しく説明します。

この記事のポイント
✓ グリッサンド56はアジング専用ではないが実用性が高い理由
✓ 専用ロッドと比較したときの長所と短所
✓ アジングに最適なリール・ライン・ジグヘッドのセッティング
✓ 実際のアングラーによる詳細なインプレと使用感
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グリッサンド56をアジングで使う魅力と実力

  1. グリッサンド56はアジング専用ではないが高い汎用性を持つロッド
  2. アジング専用ロッドと比較したグリッサンド56の特徴
  3. グリッサンド56でアジングをするメリット
  4. グリッサンド56のアジング適応範囲とシチュエーション
  5. 実際のアングラーによるグリッサンド56アジングのインプレ
  6. グリッサンド56のデメリットと注意点

グリッサンド56はアジング専用ではないが高い汎用性を持つロッド

グリッサンド56はアジング専用ではないが高い汎用性を持つロッド

グリッサンド56は「小さなルアーで、大きな魚を」というコンセプトで設計された攻撃的ULロッドです。製品の位置づけとしてはアジング専用ではなく、むしろマングローブや渓流、小場所での使用を想定した汎用性の高いロッドとして開発されています。

公式サイトでは「マングローブの隙間を撃ち、魚に後ろを向かせない攻撃的ULロッド」と説明されており、ティップは柔軟だが胴部に張りがあるという特徴的な設計が採用されています。この構造により、1g未満の軽量ルアーを操作できる繊細さと、不意の大物にも対応できるバットパワーを両立しているのです。

スペック面では全長5’6″(約168cm)、適合ルアーウェイト0.8〜10g、適合ライン6lb(PE0.8号)まで対応。渓流ロッドのような繊細な見た目ながら、胴部に厚みと張りを持たせた独特の設計が最大の特徴といえます。

グリッサンド56は「アジングロッドの感覚で使えるオールマイティライトゲームロッド」であり、「メバルも出来るし管釣りのスプーンも出来るし、まぁ懐の深いロッド」

出典:TULALA公式サイト – グリッサンド56とライトゲーム

つまり、グリッサンド56は専用性を追求するのではなく、複数の釣りに対応できる懐の深さを重視したロッドなのです。

アジング専用ロッドと比較したグリッサンド56の特徴

アジング専用ロッドと比較したグリッサンド56の特徴

アジング専用ロッドとグリッサンド56の最も大きな違いは感度と汎用性のバランスにあります。専用ロッドは高感度で繊細な操作に特化している一方、グリッサンド56はより幅広い状況に対応できる設計です。

📊 グリッサンド56と専用ロッドの比較表

項目グリッサンド56アジング専用ロッド
感度十分あるが専用には劣る極めて高い
バットパワー強い(大型対応可)アジサイズに最適化
汎用性高い(多魚種対応)アジングに特化
ティップハードソリッド多くはチューブラーまたはソフトソリッド
適合ウェイト幅広い(0.8〜10g)狭い(アジング最適化)
価格42,800円(税別)同価格帯で様々

Yahoo!知恵袋では実際のユーザーから興味深い意見が寄せられています:

グリッサンド56でやったことあるけど、メリットは自己満足。デメリットは低性能(アジングには)。高感度で、ジグヘッドを繊細に操作して~なんて事に特化した専用ロッドと比べると雲泥の差

出典:Yahoo!知恵袋 – ツララのロッドでアジング

この意見は専用ロッドとの性能差を率直に指摘していますが、一方でTULALA公式スタッフの岡林弘樹氏は実際にアジングで使用しており、「張りがある分、ディープや遠投先でのフッキングは良好」「魚が掛かったらしっかり曲がってくれる」と評価しています。

つまり、グリッサンド56は超繊細な操作を必要とする場面では専用ロッドに劣るものの、ディープエリアや遠投、不意の大物への対応力では優位性があるといえるでしょう。

グリッサンド56でアジングをするメリット

グリッサンド56でアジングをするメリット

グリッサンド56をアジングに使用する最大のメリットは懐の深さと対応力の広さです。専用ロッドでは対応しきれない様々な状況で真価を発揮します。

🎣 グリッサンド56のアジング活用メリット

1. 不意の大物にも対応できる安心感


アジングをしていると、シーバスやカサゴ、メバルなどの外道が掛かることは珍しくありません。専用ロッドではこうした魚への対応が不安ですが、グリッサンド56ならバットに厚みがあるため、想定外の大物でもやり取り可能です。

実際に釣具のポイントのスタッフブログでは、グリッサンド56を使用してアジだけでなくシーバスサイズの魚も取り込んでいる様子が報告されています。

2. ディープエリアでの釣りがしやすい


港湾部やボートアジングで10m以深を攻める場合、張りのあるロッドの方がフッキングが決まりやすいという特性があります。公式スタッフの岡林氏も「ディープや遠投先でのフッキングは良好」と述べており、深場での使用に向いています。

3. 複数の釣りに対応できるコストパフォーマンス


グリッサンド56は価格が42,800円(税別)と決して安くはありませんが、アジング・メバリング・渓流・エリアトラウト・小場所シーバスなど多くの釣りに対応できます。専用ロッドを複数本揃えるよりも経済的かもしれません。

普段使っててとりあえず友達や家族に使って貰うのにすごくいい。人に貸す時もあんまり神経質にならなくて済む

出典:Note – チラ見せのアレ

4. 過保護にしなくても大丈夫な耐久性


グリッサンド56はツララブランクスの特徴であるタフさを持っています。アジング専用の極細ロッドは取り扱いに神経を使いますが、グリッサンド56は「雑に扱って良いわけではありませんが過保護にならなくて済む」と評価されています。

グリッサンド56のアジング適応範囲とシチュエーション

グリッサンド56のアジング適応範囲とシチュエーション

グリッサンド56はすべてのアジングシーンに最適というわけではありませんが、特定の状況では非常に有効です。どんなシチュエーションで活躍するのか、具体的に見ていきましょう。

📍 グリッサンド56が特に活きるアジングシーン

シチュエーション適合度理由
港湾部のボトムアジング張りのあるロッドで深場のフッキングが決まりやすい
ボートアジング(10m以深)PEライン使用で感度を補え、パワーが活きる
漁港の表層アジング使用可能だが専用ロッドの方が操作性は上
外道が多いポイントカサゴ、シーバス等が混じっても対応可能
豆アジメイン15cm以下はオートリリースしやすい
尺アジ狙いパワーが十分で安心してやり取りできる

岡林氏の使用例によると、港湾エリアやボートでのアジングでは基本的にPEライン0.2号を使用し、10m前後のボトムを攻める際には1.5g〜2.5gのジグ単を使っているとのこと。一方、水深3〜5mのシャローエリアではエステル0.3号やフロロ1.5lbを選択しています。

つまり、グリッサンド56はある程度の水深があるエリアや、重めのリグを使うシーンで真価を発揮するといえます。表層の豆アジをチビジグ単でチマチマ釣るような繊細な釣りには、やや不向きかもしれません。

一方で、山口県でのアジング釣行記では常夜灯周りで23cmクラスのアジをキャッチしている実例もあり、一般的なサイズのアジであれば十分に対応可能です。特にトゥイッチやジャークといったアクションを加える釣り方では、張りのあるグリッサンド56の特性が活きます。

実際のアングラーによるグリッサンド56アジングのインプレ

実際のアングラーによるグリッサンド56アジングのインプレ

実際にグリッサンド56をアジングで使用しているアングラーのインプレを見ていきましょう。様々な角度からの評価が参考になります。

💬 TULALA公式スタッフ 岡林弘樹氏のインプレ


全体的に張りのあるロッドで、ティップはハードソリッド使用。キビキビとしたアクションを加えるのに気持ちいい張り具合です。張りがある分、ディープや遠投先でのフッキングは良好。そしてこのロッドの一番面白いところは、魚が掛かったらしっかり曲がってくれること

出典:TULALA公式サイト

岡林氏のインプレからは、アクションを加える釣りに向いており、フッキング後は適度に曲がって魚のショックを吸収するという特性が読み取れます。ただし「15cmくらいの魚はオートリリースしやすい」という注意点も指摘されています。

💬 INX LABELスタッフ まっつん氏のインプレ


通常セッティングなら2.5g~が気持ち良い。ストローガイド仕様にして1.5gから実用的。高次元でライト寄りな釣りに対応出来て、ライトにしては丈夫なブランクス

出典:Note – チラ見せのアレ

まっつん氏は特にガイドセッティングによる使用感の違いを詳しく解説しており、ストローガイド仕様では下限ウェイトの使用感が向上すると述べています。また「エステルタックルにアジングロッドって感度に特化させてるのでカサゴやシーバスが入れ食いの時に気後れしません?オラオラ魚をぶっこぬきたい」というコメントも興味深いポイントです。

💬 一般ユーザーのインプレ(TACKLE BOX掲載)


TACKLE BOXに投稿されたインプレでは以下のような評価が見られます:

用途:アジング、メバリング ✓ 使った感想:シャープで癖の無いショートロッド、非常に使いやすい ✓ 良い点:不意の大物に対応出来るツララブランクス、魚を浮かせるパワーは充分 ✓ 悪い点:対象魚が小さ過ぎるとフックアップさせにくい

別のユーザーは「ULクラスの万能ロッド」「小場所無双」「力強くしなるので、重さによっては距離も出せる」と評価する一方、「10gを超えると扱い辛い」という制限も指摘しています。

これらのインプレを総合すると、グリッサンド56は20cm前後以上のアジを狙う場合や、外道も含めて楽しみたい場合に特に向いていることが分かります。

グリッサンド56のデメリットと注意点

グリッサンド56のデメリットと注意点

グリッサンド56をアジングで使う際には、いくつかの明確なデメリットと注意すべき点があります。購入を検討している方は、これらを理解した上で判断することをおすすめします。

⚠️ グリッサンド56のアジング使用における注意点

1. 豆アジの釣りには向かない


公式サイトでも「小型の魚のバラシ」がデメリットとして明記されています。フッキング入力に対して体重や水の抵抗がない小型魚の場合、フックをしっかり刺すのが難しいという特性があります。

岡林氏も「15cmくらいの魚はオートリリースしやすいかもしれません」と述べており、豆アジメインの釣りでは専用ロッドの方が確実にキャッチできるでしょう。

2. 超繊細な操作には不向き


Yahoo!知恵袋のユーザーが指摘するように、高感度で繊細な操作に特化した専用ロッドと比較すると性能差があるのは事実です。0.6g以下の極軽量ジグ単を使った繊細な誘いや、微細なアタリを取る釣りには限界があるかもしれません。

3. 専用ロッドほどのアジング最適化はされていない


グリッサンド56は汎用性を重視した設計のため、アジングに特化した設計ではありません。例えば、ティップの感度、レングス、バランス、グリップ形状など、あらゆる面でアジング専用設計には及びません。

4. 価格に対する専用性の低さ


42,800円(税別)という価格は、アジング専用ロッドならかなりハイエンドクラスに相当します。この価格帯でアジング専用ロッドを選べば、より高性能なモデルが手に入る可能性があります。


📋 向いている人・向いていない人

向いている人向いていない人
複数の釣りを1本でこなしたいアジング専用の最高性能を求める
ディープエリアのアジングがメイン豆アジの数釣りを楽しみたい
外道も積極的に楽しみたい極軽量リグの繊細な操作がしたい
タフなロッドが欲しいアジングのみに特化したい

これらのデメリットを理解した上で、自分の釣りスタイルとマッチするかどうかを判断することが重要です。

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グリッサンド56でアジングをする際の具体的セッティング

グリッサンド56のデメリットと注意点
  1. グリッサンド56アジングに最適なリールとライン選択
  2. ジグヘッド重量とワームの組み合わせ方
  3. グリッサンド56でアジングする際のフッキングテクニック
  4. ポイント別のグリッサンド56活用法
  5. グリッサンド56でアジング以外にも楽しめる釣り
  6. グリッサンド56TTとオリジナルの違い
  7. まとめ:グリッサンド56とアジングの相性を総括

グリッサンド56アジングに最適なリールとライン選択

グリッサンド56アジングに最適なリールとライン選択

グリッサンド56でアジングをする際のタックルセッティングは、釣り場の水深や状況によって変える必要があります。実際の使用例を参考に、最適なセッティングを見ていきましょう。

🎣 公式スタッフ推奨のセッティング

TULALA公式スタッフの岡林弘樹氏による実釣セッティングは以下の通りです:

使用場所リールラインリーダー特徴
港湾部・ボート(10m以深)シマノ/ダイワ 2000番PE 0.2号(最大0.4号)フロロ 0.6号深場での感度とフッキング重視
シャロー(3〜5m)シマノ/ダイワ 2000番エステル 0.3号 または フロロ 1.5lb操作性と感度のバランス

岡林氏のコメントによると、**「水深のあるエリアではPE、どちらともつかない場合はエステル、シャローはフロロ」**という使い分けをしており、特にボートアジングでは「PEラインのが頻度高め」とのことです。

📊 リール選択のポイント


グリッサンド56は全長5’6″(約168cm)と短めのロッドなので、番手は2000番台が基本です。あまり大きすぎるとバランスが崩れます。

実際の使用例を見ると:

  • シマノ 2000番台(17ソアレCI4+、19ヴァンキッシュなど)
  • ダイワ 2000番台

が選ばれています。ギア比については、港湾部やボートならノーマルギア、シャローでテンポよく探るならハイギアという選択が一般的でしょう。

💡 ライン選択の詳細ガイド


PE使用時の注意点

PEラインを使う最大のメリットは感度と遠投性能です。グリッサンド56はティップがハードソリッドなので、PEラインを使うことで感度をある程度補うことができます。ただし、PEは太くても0.4号までが使いやすく、それ以上だとキャストフィールが悪化します。

エステル使用時の利点

エステルラインは適度な張りと感度を持ち、風の影響も受けにくい特性があります。ただし伸びが少ないため、瞬間的な負荷がかかるとラインブレイクしやすいという欠点も。グリッサンド56のベリーからバットにかけての曲がりが、この欠点をカバーしてくれます。

フロロ使用時の考え方

フロロカーボンは水なじみが良く、沈みやすいため、シャローエリアで使いやすい特性があります。ただし伸びがあるため、感度面ではPEやエステルに劣ります。

ジグヘッド重量とワームの組み合わせ方

ジグヘッド重量とワームの組み合わせ方

グリッサンド56でアジングをする際のジグヘッド重量とワーム選択は、ロッドの特性を理解して選ぶことが重要です。

⚖️ 推奨ジグヘッド重量ガイド

水深・状況ジグヘッド重量備考
シャロー(3〜5m)0.6〜1.3g公式スタッフ実績あり
ミドル(5〜10m)1.3〜2.0g通常使用で快適
ディープ(10m以深)1.5〜2.5gボートアジング推奨
ストローガイド仕様1.5g〜より軽量リグが実用的に

公式スタッフの使用実績では0.6gから使用可能とされていますが、一般的には1.5g〜2.5gあたりが最も気持ちよく使えるという意見が多いようです。

Note記事のまっつん氏によると、「通常セッティングなら2.5g~が気持ち良い。ストローにして1.5gから実用的」とのこと。つまり、ノーマル仕様ではやや重めのリグが快適だと考えられます。

🐛 ワームとカラーセレクト


実釣例から見るワーム選択のポイントは以下の通りです:

山口県アジング釣行での成功例

ワーム:reins「アジリンガー オキアミグロス」 ジグヘッド:マグバイト「小悪魔ジグヘッド 1.5g」 夜灯の色がオレンジ系だったのでワームのカラーは若干オレンジがかっているオキアミ系のワームを使って釣れました

出典:釣具のポイント – 山口県アジング編

この事例から分かるのは、常夜灯の色に合わせたカラー選択が有効だということです。オレンジ系の常夜灯ならオキアミカラー、白系ならクリア系といった選択が基本になります。

アクション別のワーム使い分け

グリッサンド56は張りのあるロッドでキビキビとしたアクションを加えるのに適しているため、以下のようなアクションをつけやすいワームが向いています:

✓ ピンテール系:トゥイッチでキレのあるアクション ✓ シャッドテール系:ただ巻きでしっかりアピール ✓ ストレート系:ダート系のアクションに対応

逆に、極小のワームで微細なアクションをつける繊細な釣りには、専用ロッドの方が向いているでしょう。

グリッサンド56でアジングする際のフッキングテクニック

グリッサンド56でアジングする際のフッキングテクニック

グリッサンド56は張りのあるロッドという特性上、フッキングテクニックには注意が必要です。特に小型のアジをキャッチする際には工夫が求められます。

🎯 フッキングの基本テクニック


1. アタリへの対応方法

岡林氏のレポートによると、グリッサンド56のティップはハードソリッドを使用しているため、アタリは手元までしっかり伝わります。ただし、張りがあるロッドなので合わせのタイミングと強さが重要です。

アタリの種類別対処法

アタリの種類対処方法注意点
コンコンという明確なアタリ即座に軽く合わせる強く合わせすぎない
モゾモゾという違和感少し送り込んでから合わせ焦らず食い込ませる
ラインが走るロッドを立てて合わせ大型の可能性あり

2. 魚のサイズ別フッキング調整

おそらく最も注意が必要なのが小型魚へのフッキングです。公式サイトでも指摘されているように、「小型で細身の魚をGS56で効率よく掛けるには1m近い水深が必要」とのこと。

小型魚(15cm以下)のコツ

  • フッキングは控えめに
  • ドラグは少し緩め
  • 水深がある場所を選ぶ

中〜大型魚(20cm以上)のコツ

  • しっかり合わせてOK
  • ドラグは締めて問題なし
  • ロッドのタメを活かす

3. やり取りのポイント


グリッサンド56の最大の特徴は掛けた後にしっかり曲がることです。この特性を活かしたやり取りが重要になります。

ドラグ調整して、魚の重みを乗せてしっかり緩めず巻いてくる、みたいな感じです

出典:TULALA公式サイト

実釣ブログでは「ベリーからしっかりしているグリッサンド56&PEラインなので、ガッツリフッキングした感触があり」「ロッドを曲げ、リールを巻かずにロッドの復元力だけで耐えてみると、想像通りしっかりとタメが効いて、魚を寄せることができます」という記述もあります。

つまり、ロッドの弾性を活かしてじっくりやり取りするのがグリッサンド56の正しい使い方といえるでしょう。

ポイント別のグリッサンド56活用法

ポイント別のグリッサンド56活用法

グリッサンド56の特性を活かせる具体的なポイントと釣り方を紹介します。場所選びもロッド選びと同じくらい重要です。

🗺️ グリッサンド56が活きるポイント分類


1. 港湾部の深場狙い

水深が5m以上ある港湾部では、グリッサンド56のディープでのフッキング性能が活きます。特にボトムにいる良型アジを狙う際に有効です。

攻略ポイント

  • PEライン0.2〜0.4号を使用
  • ジグヘッド1.5〜2.5gでボトムを探る
  • 張りのあるロッドでしっかりフッキング

実際に岡林氏も「港湾エリアや、ボートでのアジングは基本PEライン」と述べており、この環境での使用を推奨しています。

2. 常夜灯周りの表層〜中層


山口県での実釣例のように、常夜灯周りで表層から中層を探る釣りにも対応可能です。ただし、この場合は軽めのジグヘッド(1.5g前後)を使用します。

実釣レポートでは「常夜灯の灯りの照らしている端側目掛けてキャスト」し、「ベールを返したまま二回くらい竿をしゃくって糸をふかせたら糸がピンっと張るまでゆっくり巻いてちょんちょんと誘います」という具体的なメソッドが紹介されています。

3. ボートアジング


グリッサンド56が最も真価を発揮するのがボートアジングかもしれません。特に10m以深のディープエリアでは、専用ロッドよりも使いやすい場面があります。

ボートアジングでのアドバンテージ ✓ 風の影響を受けにくい張りのあるブランクス ✓ ディープでのフッキング性能の高さ ✓ 外道(カサゴ、メバル、小型青物)への対応力 ✓ 船べりでのやり取りのしやすさ

4. 小場所・漁港の足場が低い場所


グリッサンド56の全長は5’6″(約168cm)と比較的短めです。この特性は、狭い場所や足場が低い漁港での取り回しに有利です。

公式サイトでも使用用途として「ソルトライトゲーム、小場所、渓流、足場の低い地磯」と明記されています。

グリッサンド56でアジング以外にも楽しめる釣り

グリッサンド56でアジング以外にも楽しめる釣り

グリッサンド56の大きな魅力は多彩な釣りに対応できる汎用性です。アジング以外にどんな釣りが楽しめるのか、実際の使用例から見ていきましょう。

🎣 グリッサンド56で楽しめる釣りジャンル

釣り種類適合度ポイント
メバリングアジングと同様の感覚で使用可能
エリアトラウトスプーン1.2〜2.6gが快適
渓流(アマゴ・ヤマメ)やや強めだが使用可能
小場所シーバス小型プラグやワームに対応
チニング(軽量リグ)ボトム系の釣りに対応
メッキゲームパワーが活きる
カサゴ・ロックフィッシュ根ズレに強いライン必須

🐟 メバリング:アジングの延長で楽しめる


岡林氏は「アジング・メバリングあたりが楽しくなってきます」と述べており、メバリングはグリッサンド56の得意分野といえます。実際のブログでも「良型のメバルならバット近くまで曲がる」「尺サイズは余裕」という記述があります。

特にメバルの場合は口が柔らかいため、張りのあるロッドでもバラシは少なく、むしろ「強めにフッキング出来るブランクスのが僕にしたらちょうど良い」という意見もあります。

🎣 エリアトラウト:意外な相性の良さ


実はエリアトラウトでの使用実績も豊富です。FF日誌のブログでは、グリッサンド56をエリアトラウトで本格使用した詳細なレポートが掲載されています。

スプーンの重さを変更していきます。カラーは「からし」色。今回は1.2g/1.8g/2.6gの3つを使います

出典:FF日誌 – グリッサンド56エリアトラウト本格使用

この記事によると、スプーンのウェイトローテーションが快適で、「ベリーからしっかりと曲がりこみ、魚の動きを抑え込んでくれますので、大型トラウトとのやり取りはし易い」とのこと。クランクの「ふわとろ35F」なども使用でき、エリアトラウトの多様な釣り方に対応できるようです。

🏞️ 渓流釣り:チビヤマメには強いが使える


公式サイトには「チビヤマメには硬いとは書いてありますが」という記述があり、渓流での使用も想定されています。おそらく源流域の小型魚よりも、本流や中流域の良型狙いに向いているでしょう。

🌊 小場所シーバス・チニング


Note記事のまっつん氏は「バスやシーバスの普段強いタックル使ってる人でライトゲームに興味ある人にはドンピシャ」「普通にバス釣りに使えるし、シーバスのマイクロパターンやバチパターンの時には主力になり得る」と述べています。

実際のブログでも「ブルースコード60」などの大きめのルアーも扱いやすいとの記述があり、5〜7cm程度のシーバスルアーなら快適に使えると推測されます。

グリッサンド56TTとオリジナルの違い

グリッサンド56TTとオリジナルの違い

2024年6月にグリッサンド56は**「TT(トレモロトゥイッチャー)」としてリニューアル**されました。オリジナルとTTの違いを理解しておくことは重要です。

🔄 グリッサンド56TTの変更点


主な変更内容

公式サイトによると、リニューアルの主な変更点は以下の通りです:

項目変更内容目的
ガイドセッティングベリー部のガイド径を拡大キャストフィールとライントラブル軽減
ブランクス変更なし基本性能は継承
グリップレングス変更なしバランスは維持
価格42,800円(税別)据え置き

具体的なガイド変更内容

富士工業製オールチタンSICガイドで、以下のように変更されています:

  • #4:T-KTTG3.5 → T-KTSG4.5(1サイズアップ)
  • #5:T-KBTG-4.5 → T-KBSG5.5(1サイズアップ)
  • #6:T-KLTG5.5 → T-KLSG7(1.5サイズアップ)

📊 TTとオリジナルの比較


リニューアルによる実使用での変化について、まっつん氏のNote記事では興味深い比較がされています:

ファーストプロトのガイドセッティングは通常のガイドセッティングでして、先述の77と72はストローガイドセッティング。通常のガイドセッティングでも全然問題無いし、まぁまぁ良いよね、というのが僕の最初の感想

出典:Note – チラ見せのアレ

この記事では**コンベンショナルモデル(2ピース化)**についても触れられており、「マイルドになっています」「適当に使えちゃう」という評価です。

どちらを選ぶべきか

一般的に考えると、2025年現在購入するならTT一択でしょう。ブランクス性能は同じで、ガイドが改良されているため、デメリットはありません。

ただし、中古市場でオリジナルのグリッサンド56を見つけた場合、価格次第では選択肢になるかもしれません。基本性能は同じですから、ガイドセッティングの違いによる影響を許容できるなら問題ないでしょう。

まとめ:グリッサンド56とアジングの相性を総括

まとめ:グリッサンド56とアジングの相性を総括

最後に記事のポイントをまとめます。

  1. グリッサンド56はアジング専用ロッドではなく、汎用性を重視した「攻撃的ULロッド」として設計されている
  2. ティップは柔軟だが胴部とバットに張りがあり、小型ルアーの操作と大型魚への対応力を両立した設計
  3. アジング専用ロッドと比較すると超繊細な操作では劣るが、ディープエリアや遠投時のフッキング性能では優位性がある
  4. 15cm以下の豆アジはオートリリースしやすく、専用ロッドの方が確実にキャッチできる
  5. 港湾部やボートアジング(特に10m以深)で真価を発揮し、PEライン0.2〜0.4号との組み合わせが推奨される
  6. ジグヘッドは1.5〜2.5g程度が最も快適に使え、ストローガイド仕様なら1.5gから実用的になる
  7. 不意の外道(シーバス、カサゴ、メバルなど)にも十分対応できるバットパワーを持つ
  8. 張りのあるロッドなのでフッキングは控えめに、掛けた後はロッドのタメを活かしたやり取りが重要
  9. アジング以外にもメバリング、エリアトラウト、渓流、小場所シーバスなど多彩な釣りに対応可能
  10. 2024年6月にTT(トレモロトゥイッチャー)としてリニューアルされ、ガイドセッティングが改良された
  11. 複数の釣りを楽しみたい人、ディープアジングメインの人、タフなロッドが欲しい人に向いている
  12. アジング専用の最高性能を求める人、豆アジの数釣りをしたい人には専用ロッドの方が適している
  13. 価格は42,800円(税別)と決して安くないが、複数の釣りに対応できるコストパフォーマンスがある
  14. 公式スタッフやINX LABELスタッフなど、実際のプロアングラーも実釣で使用し高評価を得ている
  15. 「懐の深さ」と「適度なタフさ」がグリッサンド56の最大の魅力であり、使い手のスタイル次第で様々な可能性を秘めている

記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト
  1. TULALA | Ford every stream | » 【STAFF】グリッサンド56とライトゲーム by 岡林弘樹
  2. チラ見せのアレ。|まっつん
  3. スピニング復活! | 我が生涯に釣り以外無し!!
  4. TULALA | Ford every stream | » Glissando 56TT
  5. ツララのロッドを使ってアジングをしている人に質問したいのですが、ツララのロ… – Yahoo!知恵袋
  6. かりんご大物釣ったんで~山口県でアジング編~ | 釣具のポイント
  7. TULALA グリッサンド 56の最安値・インプレ・釣果 | 本音の口コミが集まる釣具通販「TACKLE BOX」
  8. この夏最初の「アジング&テナガエビ釣り」 – FF日誌
  9. グリッサンド56 エリアトラウト本格使用 – FF日誌

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