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アブガルシアのプロトタイプでアジングが変わる!驚きの軽さと性能を徹底解説

アブガルシアのプロトタイプでアジングが変わる!驚きの軽さと性能を徹底解説
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「アジングロッドを新調したいけど、どれを選べばいいかわからない…」そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。アブガルシアのソルティーステージ プロトタイプ アジングシリーズは、2022年3月の発売以来、その驚異的な軽さと高感度で多くのアングラーから注目を集めています。

この記事では、インターネット上に散らばる公式スペック情報、実釣インプレ、ユーザーレビューなどを徹底的に収集し、アブガルシア プロトタイプ アジングの全貌を解き明かしていきます。TAF製法による国産カーボン100%ブランクス、5機種それぞれの特徴、実際の使用感まで、購入を検討している方が知りたい情報を網羅的にお届けします。

この記事のポイント
✓ TAF製法採用の国産カーボン100%ブランクスによる驚異の軽量化
✓ 5機種のラインナップでスローテーパーからファーストまで幅広く対応
✓ 実売2万円前後で上位機種に迫るコストパフォーマンス
✓ 実釣インプレとユーザーレビューから見える実際の使用感
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アブガルシア プロトタイプ アジングの基本スペックと特徴

  1. ソルティーステージ プロトタイプ アジングはTAF製法の最新鋭ロッド
  2. 全5機種のラインナップで多様な釣りスタイルに対応
  3. 驚異の軽さを実現する100%国産カーボンブランクス
  4. スローテーパーモデルとファーストモデルの使い分け
  5. 実売価格2万円台で上位機種に迫る性能
  6. 初心者から上級者まで使える汎用性の高さ

ソルティーステージ プロトタイプ アジングはTAF製法の最新鋭ロッド

ソルティーステージ プロトタイプ アジングはTAF製法の最新鋭ロッド

アブガルシアのソルティーステージ プロトタイプ アジングシリーズは、同社独自のTAF(Triarchy Force)製法を採用した次世代アジングロッドです。このTAF製法は、ブランクスの「素材」「設計」「製法」の全てを見直し、ロッドの基本性能である「強度、重量、感度」を徹底的に追求した革新的な製造技術といえるでしょう。

具体的には、CPCブランクス(カーボン100%設計)、DPH構造(超薄倍密度プライ構造)、NSテーパー(ナチュラルストレートテーパー)という3つの要素で構成されています。従来の製法と比較して、2枚の縦横繊維のカーボンシートを倍の密度で巻き上げることで、軽量かつ高強度なブランクスを実現しているのです。

さらに注目すべきは、東レ株式会社のナノアロイテクノロジーを用いたカーボン素材を採用している点です。一般的には、ハイエンドモデルにしか使用されない高級素材を、実売2万円台のミドルクラスロッドに惜しみなく投入しています。これにより、驚異的な強さと耐久性に加え、軽量かつ感度の高いロッドが誕生しました。

ブランクスは完全無塗装仕上げとなっており、その名の通り「プロトタイプ」のような外観が特徴的です。余計な装飾を排除することで、さらなる軽量化と感度向上を実現しています。ガイドにはFUJI SiC-Sリングを搭載したKRガイドコンセプトを採用し、糸抜けの良さと軽量性を両立させているのも見逃せないポイントでしょう。

このように、アブガルシアはプロトタイプシリーズにハイエンドモデルと同等の技術を注ぎ込むことで、価格を超えた性能を実現しているのです。

全5機種のラインナップで多様な釣りスタイルに対応

全5機種のラインナップで多様な釣りスタイルに対応

ソルティーステージ プロトタイプ アジングシリーズは、全5機種という充実したラインナップが魅力です。それぞれのモデルが異なる特性を持ち、アングラーの釣りスタイルやフィールド、ターゲットサイズに応じて最適な選択ができるように設計されています。

📊 ソルティーステージ プロトタイプ アジング 全機種スペック一覧

型番全長自重アクションルアーウェイトPEライン定価(税抜)
XAJS-552ULT-ST5’5″ (165.1cm)47gスロー0.1-10g0.1-0.5号¥25,000
XAJS-5102LSS5’10” (177.8cm)50gファースト0.1-7g0.1-0.5号¥25,500
XAJS-632ULT-ST6’3″ (190.5cm)50gスロー0.1-14g0.1-0.5号¥26,000
XAJS-642ULSS6’4″ (193cm)51gレギュラーファースト0.1-5g0.1-0.5号¥26,500
XAJS-6102LSS6’10” (208.3cm)54gファースト0.1-7g0.1-0.5号¥27,000

最短の5.5ftモデルから最長の6.10ftモデルまで、約1.5ftの幅があります。また、スローテーパーとファーストテーパーの両方を用意することで、「乗せの釣り」と「掛けの釣り」どちらのスタイルにも対応できるのです。

特に注目すべきは、アジング専用ロッドとしては珍しいスローテーパーモデルを2機種ラインナップしている点でしょう。従来、アジングロッドはパッツン系と呼ばれる張りの強いファーストテーパーが主流でしたが、このシリーズはスローテーパーの新たな可能性を提示しています。

価格帯も25,000円から27,000円(税抜)と僅差に抑えられており、自分の釣りスタイルや予算に合わせて選びやすい設定になっています。実売価格では2万円前後から購入できるため、コストパフォーマンスの高さも魅力といえるでしょう。

驚異の軽さを実現する100%国産カーボンブランクス

驚異の軽さを実現する100%国産カーボンブランクス

ソルティーステージ プロトタイプ アジングシリーズの最大の特徴は、その圧倒的な軽さにあります。全機種が50g前後という超軽量設計で、同価格帯のロッドと比較しても群を抜いた軽量性を誇っているのです。

最も軽い5.5ftモデル(XAJS-552ULT-ST)はわずか47gという驚異的な数値を記録しています。これは1円玉約47枚分の重さであり、手に持った瞬間に「軽っ!」と声が出てしまうレベルです。最も長い6.10ftモデル(XAJS-6102LSS)でも54gに抑えられており、一般的な7ft前後のロッドが80g~100gであることを考えると、その軽さは異次元といっても過言ではないでしょう。

この軽量化を実現した秘密は、100%国産カーボンプリプレグを使用したフルカーボン設計にあります。グラス繊維などの重い素材を一切使わず、高品質なカーボンのみで構成することで、強度を保ちながら徹底的な軽量化に成功しているのです。

✅ 軽量ロッドがもたらすメリット

  • 長時間の釣行でも疲れにくい
  • 軽い力で握り込めるため手感度が向上
  • キャストやロッドワークがシャープになる
  • 軽量ジグヘッドの操作性が格段に向上
  • 瞬間的なフッキング動作が素早くなる

実際のユーザーレビューでも「とにかく軽い」「7ft9inなのに6ft台を扱っているような感覚」といった声が多数寄せられています。軽さは正義という言葉がありますが、アジングのような繊細な釣りにおいては、ロッドの軽量性が釣果に直結するケースも少なくありません。

ただし、軽量化を追求するあまり強度が犠牲になっているのでは、という懸念もあるかもしれません。しかし、TAF製法とナノカーボンの採用により、軽さと強度の両立に成功しているのがこのシリーズの凄さなのです。

スローテーパーモデルとファーストモデルの使い分け

スローテーパーモデルとファーストモデルの使い分け

ソルティーステージ プロトタイプ アジングシリーズの大きな特徴として、スローテーパーモデルとファーストテーパーモデルの両方がラインナップされている点が挙げられます。これにより、アングラーは自分の釣りスタイルや状況に応じて最適なロッドを選択できるのです。

🎣 テーパー別の特性比較

特性スローテーパー(ULT-ST)ファースト/レギュラーファースト(LSS/ULSS)
曲がり方ロッド全体が綺麗に曲がるティップ~ベリーが主に曲がる
フッキング向こう合わせ、オートマチック積極的に掛けていくスタイル
感度目感度重視(ティップの動きで判断)手感度重視(手元に明確に伝わる)
キャストロッドのしなりを活かして遠投シャープな振り抜きで正確性重視
バラシロッド全体で魚の動きを吸収しバラしにくいしっかりフックアップするが抜き上げに注意
適した状況潮が緩い、軽量ジグヘッド、豆アジ混じりある程度流れがある、積極的に誘う、数釣り

スローテーパーモデル(XAJS-552ULT-STとXAJS-632ULT-ST)は、従来「重くてダルく、感度が悪い」と敬遠されがちだったスローテーパーの欠点を、TAF製法によって克服しています。メーカーの説明によれば、「スローテーパーでありながら、ジグヘッドのリフト&フォールの掛けのスタイルに使用できる軽さと感度を実現」しているとのことです。

スローテーパーの特筆すべき点は、日本海など潮が緩いシチュエーションで軽量ジグヘッドを操作しやすく、魚のアタリはもちろん、水圧や水流変化、地形変化を感じやすく、さらにはブランクス全体の反発力を活かせるので、1g以下のジグヘッドの飛距離がさらにUP

出典:AbuGarcia公式

一方、ファーストテーパーモデル(XAJS-5102LSSとXAJS-6102LSS)とレギュラーファーストモデル(XAJS-642ULSS)は、掛け調子の積極的な釣りに向いています。高弾性ショートソリッドティップを採用し、0.1gの重みさえ感じ取れる繊細さと、アタリを瞬時に捉えて上アゴを貫く鋭いフッキング性能を両立しているのです。

おそらく、初めてアジングに挑戦する方にはファーストテーパーのXAJS-5102LSSやXAJS-6102LSSがおすすめでしょう。明確なアタリが手元に伝わり、フッキングのタイミングも掴みやすいため、釣りやすさを感じられるはずです。一方、すでにある程度の経験がある方は、スローテーパーモデルに挑戦することで新たなアジングの楽しみ方を発見できるかもしれません。

実売価格2万円台で上位機種に迫る性能

実売価格2万円台で上位機種に迫る性能

ソルティーステージ プロトタイプ アジングシリーズは、メーカー希望小売価格が25,000円~27,000円(税抜)ですが、実売価格では約19,000円~25,000円程度で購入できるケースが多いようです。この価格帯は、アジングロッドとしてはミドルクラスに位置づけられます。

しかし、搭載されている技術やスペックを見ると、3万円~5万円クラスのハイエンドモデルに匹敵する内容となっているのです。特に、TAF製法やナノカーボンブランクス、KRガイドコンセプトといった上位機種にしか使われない技術が惜しみなく投入されています。

💰 価格帯別アジングロッド比較(一般的な傾向)

価格帯一般的な特徴プロトタイプの位置づけ
~1万円エントリーモデル、基本性能のみ
1~2万円初中級者向け、そこそこの性能
2~3万円中級者向け、充実した性能ここに該当しながら上位性能
3~5万円上級者向け、ハイエンド技術採用プロトタイプはこのクラスの技術を搭載
5万円~最上位、最新技術の結晶

実際、同社の上位機種である「エラディケーター リアルフィネス プロトタイプ」は、定価50,000円~51,000円(税抜)で、T1100GやM40Xといった東レの最先端カーボン素材に加え、チタンフレームのトルザイトリングガイドを搭載しています。こちらは27g~39gという更なる軽量化を実現していますが、ソルティーステージプロトタイプも同じTAF製法とナノカーボンを採用しており、基本設計思想は共通しているのです。

ユーザーレビューを見ても、「この価格でこの性能は驚き」「コスパ最強」といった評価が目立ちます。Amazonのレビューでは5つ星中4.6という高評価を獲得しており、79件のレビューのうち73%が星5つをつけているのも信頼性の証といえるでしょう。


初心者から上級者まで使える汎用性の高さ

初心者から上級者まで使える汎用性の高さ

ソルティーステージ プロトタイプ アジングシリーズが幅広い層から支持される理由の一つは、初心者から上級者まで使える汎用性の高さにあります。一般的に、ハイスペックなロッドは繊細すぎて初心者には扱いにくいケースがありますが、このシリーズは違うのです。

初心者にとっては、軽量であることが大きなメリットになります。重いロッドは長時間使用すると疲れてしまい、集中力が続かなくなりがちです。しかし、50g前後という軽さなら、初めてのアジング釣行でも快適に楽しめるでしょう。また、ファーストテーパーモデルは明確なアタリが手元に伝わるため、「今のはアタリだったのかな?」という迷いが少なくなります。

中級者にとっては、スローテーパーモデルという新たな選択肢が魅力的です。パッツン系のロッドに慣れている方が、スローテーパーモデルを試すことで「こんな釣り方もあるのか」という新鮮な発見があるはずです。実際、ユーザーレビューには以下のような声が寄せられています。

パッツン系ロッドを使っている人に触ってほしい。竿側で魚を生かしてくれるので、ドラグがあまりでません。

出典:TACKLE BOX

上級者にとっては、TAF製法やナノカーボンブランクスといった最新技術を手頃な価格で体験できる点が評価されています。高感度なブランクスは、水中の微細な変化を捉えることができ、より戦略的な釣りを展開できるのです。また、5機種という豊富なラインナップから、フィールドや状況に応じて使い分けることも可能でしょう。

🎯 レベル別おすすめモデル

  • 初心者:XAJS-5102LSS(5.10ft、ファースト)→ 扱いやすい長さで明確なアタリ
  • 中級者:XAJS-632ULT-ST(6.3ft、スロー)→ 新しいスタイルへの挑戦
  • 上級者:XAJS-552ULT-ST(5.5ft、スロー)→ 高度なテクニックを駆使できる短竿
  • 汎用性重視:XAJS-6102LSS(6.10ft、ファースト)→ どんな状況でもそつなくこなせる

さらに、アジング以外にもメバリング、カマス、小型回遊魚など、ライトゲーム全般に対応できる懐の深さも見逃せません。メーカーのスペック表でも「おすすめ対象魚:アジ・メバル・カサゴ・ソイ・カマス・メッキ・サバ・クロダイ」と幅広い魚種が挙げられています。

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アブガルシア プロトタイプ アジングの実釣インプレと評価

初心者から上級者まで使える汎用性の高さ
  1. 5.5ftモデル(XAJS-552ULT-ST)は港湾アジングのスペシャリスト
  2. 5.10ftモデル(XAJS-5102LSS)は数釣りに最適な掛け調子
  3. 6.3ftモデル(XAJS-632ULT-ST)はスローテーパーの異端児
  4. 6.4ftモデル(XAJS-642ULSS)は繊細な操作性が魅力
  5. 6.10ftモデル(XAJS-6102LSS)は定番の汎用モデル
  6. ユーザーレビューから見える実際の使用感
  7. まとめ:アブガルシア プロトタイプ アジングで釣果アップを目指そう

5.5ftモデル(XAJS-552ULT-ST)は港湾アジングのスペシャリスト

5.5ftモデル(XAJS-552ULT-ST)は港湾アジングのスペシャリスト

XAJS-552ULT-STは、全長5’5″(165.1cm)、自重47gというシリーズ最短・最軽量のモデルです。スローテーパーのウルトラライトアクションを採用し、対応ルアーウェイトは0.1~10gと幅広く設定されています。

このモデルの最大の特徴は、ショートレングスながら飛距離を犠牲にしていない点でしょう。メーカーによれば、「ブランクス全体の有効長を活かせるスローテーパーで解決」しており、1g以下のジグヘッドでも驚きの飛距離が出るとのことです。一般的に、短いロッドは飛距離が出にくいというデメリットがありますが、スローテーパーの特性とTAF製法のブランクスの反発力により、この弱点を克服しているのです。

実際にこのモデルを使用したアングラーのインプレを見てみましょう。

とにかく軽い!140g代のリールと組合せると感度も最高で、違和感や荷重抜けのアタリも取れます。バットから曲がるので豆アジを掛けてもやり取りを楽しめます。

出典:TACKLE BOX

ショートレングスの利点は、取り回しの良さにあります。港湾部の常夜灯周りなど、障害物が多いエリアやテイクバックが取りにくい狭い場所でも、ストレスなくキャストできるのです。また、47gという軽さは、長時間の釣行でも疲労を感じにくく、ワンハンドキャストも容易に行えます。

📋 XAJS-552ULT-ST 詳細スペック

項目詳細
全長5’5″ (165.1cm)
仕舞寸法85.3cm
自重47g
先径1.15mm
ルアーウェイト0.1-10g
PEライン0.1-0.5号
リーダー1.5-5lb
テーパースロー
パワーUL(ウルトラライト)

ただし、メーカーも認めているように、強風下、激流、ディープエリアは苦手としています。これはショートロッドの宿命ともいえる弱点ですが、それを補って余りあるメリットがあるのも事実でしょう。特に、日本海など潮が緩いシチュエーションでの軽量ジグヘッドの操作性は抜群で、「水圧や水流変化、地形変化を感じやすい」という特性が活きてきます。

個人ブログのインプレでは、「スローテーパーでありながらベリーに若干ハリがあるので、フッキングも問題なし」という評価もあり、従来のスローテーパーロッドが持つ欠点を克服していることがわかります。豆アジから20cm超まで幅広く対応でき、1本ずつフルベンドで引きを楽しめる点も、このモデルならではの魅力といえるでしょう。

5.10ftモデル(XAJS-5102LSS)は数釣りに最適な掛け調子

5.10ftモデル(XAJS-5102LSS)は数釣りに最適な掛け調子

XAJS-5102LSSは、全長5’10″(177.8cm)、自重50g、通称**「ゴーテン」**と呼ばれるモデルです。ライトアクション、ショート高弾性ソリッドティップを採用した掛け専用モデルで、アジングの定番レングスとして人気を集めています。

このモデルの最大の特徴は、高感度と掛け性能のバランスの良さにあります。メーカーの説明によれば、「0.1gの重みさえ感じとれる高弾性ショートソリッドの絶妙な硬さ設計」となっており、アンダー1gのジグヘッドの操作性に優れています。キャストした瞬間から感じ取れる収束の早い超高レスポンスブランクスと、ロッドワーク時のラインスラックの少なさは、TAF100%フルカーボンスペックならではの特性でしょう。

TSURI HACKの詳細なインプレ記事では、極寒のナイトゲームでの実釣が報告されています。

まずもって「驚異の軽さ」に震えた。ロッド自重が軽いというのは、1g以下などの繊細なジグヘッドを扱うアジングにおいて非常に大きなアドバンテージです。

出典:TSURI HACK

同記事では、感度についても高く評価されており、「着底やアジの微妙なバイトもクリアに手元に伝わってきた」とのことです。ファーストテーパーならではの明確な手感度により、ショートバイトも見逃さず、積極的に掛けていける釣りが展開できるのです。

✅ XAJS-5102LSSの得意なシチュエーション

  • 港湾部の常夜灯周り
  • 水深5m前後のポイント
  • 0.5g~1.5gのジグヘッド単体
  • アベレージサイズのアジの数釣り
  • 手返しを重視する短時合の釣り

グリップデザインも特徴的で、後部が斜めにカットされた形状になっています。最初は「握りにくいのでは?」という懸念もあったようですが、実際に使用したアングラーからは「普通に持ち易い」「人差し指でブランクタッチもやりやすい」という好評の声が上がっています。

ユーザーレビューを見ると、「軽くて感度も良く、この価格帯ながら不満点は特にありません」「豆鯵から30cmまでの鯵を釣りましたが、ファイトや抜き上げも問題なく、当たりもわかりやすいです」といった高評価が並んでいます。特に、初めてアブガルシアのロッドを使う方からも「アブのアジングロッドははじめて」と前置きしつつ高評価をつけているケースが多く、ブランドの垣根を超えて評価されていることがわかります。

価格面でも、実売2万円前後で購入できるため、これからアジングを本格的に始めたい方や、2本目のロッドを探している方にとって、非常にコストパフォーマンスの高い選択肢といえるでしょう。

6.3ftモデル(XAJS-632ULT-ST)はスローテーパーの異端児

6.3ftモデル(XAJS-632ULT-ST)はスローテーパーの異端児

XAJS-632ULT-STは、全長6’3″(190.5cm)、自重50gで、スローテーパーのウルトラライトアクションを採用したモデルです。メーカー自身が**「異端児モデル」**と呼ぶほど、従来のアジングロッドの常識を覆す設計となっています。

このモデルは、上位機種である「エラディケーター リアルフィネス」のTAFブランクスを継承しているとされ、約6ftという汎用性の高い長さとスローテーパーの特性を組み合わせることで、新しいアジングのスタイルを提案しているのです。メーカーの説明によれば、「次世代スタンダードなNEWアジングロッドと言っても過言ではない」とのことで、かなりの自信作であることが伺えます。

対応ルアーウェイトは0.1~14gと、シリーズ中で最も幅広い設定になっています。これは、1g以下の軽量ジグヘッドから、10g超のキャロやフロートリグまで対応できることを意味しており、一本で多彩な釣りが楽しめるのです。

🔄 XAJS-632ULT-STで対応可能なリグ

リグウェイト使用シーン
ジグ単(軽量)0.3~1g浅場の豆アジ、繊細な誘い
ジグ単(標準)1~2g港湾部の定番、数釣り
ジグ単(重め)2~3g流れがある場所、風対策
スプリットショット3~5gボトム狙い、深場
キャロ・フロート5~14g遠投、表層~中層探り

実際のユーザーレビューを見ると、スローテーパーの特性が活きていることがわかります。

とにかく軽いが他を圧倒するアドバンテージになる、スローテーパーで向こう合わせだから、豆アジから尺アジまでよく曲がるので面白い!

出典:TACKLE BOX

別のレビューでは、「スローテーパーは釣れることを証明する竿」というタイトルで、その理由を3つ挙げています。①ジグに不自然な動きをさせない、②魚がワームを吸い込みやすい、③抜きあげるまでに口切れしにくい。これらの特徴により、フッキング率の向上とバラシの減少が期待できるのです。

個人ブログのインプレでも、「竿の柔らかさでアジが吸い込んだワームに違和感を感じにくく吐き出さない」「ほんとによく釣れる」という評価が見られます。ただし、手感度はファーストテーパーモデルに比べると劣るとの指摘もあり、「目感度は高い」と視覚的な情報で補う必要があるかもしれません。

初めてスローテーパーを使う方は、パッツン系に慣れていると「最初の数匹釣るまでは違和感あるかも?」という声もありますが、一度その良さを体感すると「手放せなくなる」という意見が多いのも特徴的です。メーカーが「強風下、激流、ディープエリアを苦手とする」と明言しているものの、それを補って余りあるメリットがあることは、多くのレビューが証明しているといえるでしょう。

6.4ftモデル(XAJS-642ULSS)は繊細な操作性が魅力

6.4ftモデル(XAJS-642ULSS)は繊細な操作性が魅力

XAJS-642ULSSは、全長6’4″(193cm)、自重51g、レギュラーファーストアクションを採用したモデルです。ウルトラライトパワー、ショート高弾性ソリッドティップという組み合わせで、繊細さとパワーのバランスを追求した設計となっています。

このモデルの特徴は、ライトアクションよりもややマイルドな設計により、アンダー1gのジグヘッドの重みをより感じやすく、豆アジの弱い吸い込みバイトも掛けやすい仕上がりになっている点です。メーカーの説明では、「ジグヘッド0.3g使用時、水圧や水流のわずかな変化を誰もが感じとれる」とのことで、感度面での優位性が強調されています。

6.4ftという長さは、アジングロッドの中では中途半端に感じられるかもしれません。しかし、実際に使用したアングラーからは異なる評価が寄せられています。

アブのアジングロッドははじめて。プライムデーセールで価格が安かったので試しに買っただけですが、なかなかいいロッドですね。64レングスのロッドにはいつもがっかりする(どれも中途半端な感じがする)ことが多いのですが、初級から中級向けの64レングスのロッドの中では、かなりよく出来たロッドだと思います。

出典:Amazon

個人ブログのインプレでは、さらに詳細な評価が記されています。

同価格帯のソアレSSとか宵姫爽とかコルトなどと比べてもいいです。この価格帯の64レングスの中でも使いやすさを感じますし、64特有のロッドのだるさを感じることが少ない。また、パッツン系かと思いきや、しなやかさがあって、それに伴う感度の良さもある、使い込んでいきたくなるロッドですね。60レングスのロッドを扱っているような錯覚を覚えるときもあります。

出典:sohstrm424のブログ

📊 XAJS-642ULSS 使用シーン別適性

シーン適性度コメント
港湾部★★★★★取り回しと飛距離のバランス良し
磯・堤防★★★★☆やや短いが操作性でカバー
潮流あり★★★☆☆軽量ジグヘッドはやや苦手
遠投★★★☆☆ロングキャストには6.10ftが有利
豆アジ★★★★★繊細なアタリを捉えやすい
尺アジ★★★☆☆やり取りは楽しいがパワー不足感も

対応ルアーウェイトが0.1~5gと、やや軽めの設定になっている点も特徴的です。これは、このロッドが0.3g~1.5g程度の軽量ジグヘッドでの繊細な釣りに特化していることを示しているのでしょう。2g以上のジグヘッドやプラグを多用する方には、やや物足りなさを感じるかもしれませんが、軽量リグでの感度と操作性は抜群といえます。

グリップデザインも他のモデルと同様、無駄を極限まで削ぎ落とした形状で、ワンハンドキャストとブランクタッチを容易にしています。51gという軽さと相まって、長時間の使用でも疲労を感じにくく、集中力を保ったまま釣りを続けられるはずです。

6.10ftモデル(XAJS-6102LSS)は定番の汎用モデル

6.10ftモデル(XAJS-6102LSS)は定番の汎用モデル

XAJS-6102LSSは、全長6’10″(208.3cm)、自重54g、ライトアクションのファーストテーパーを採用した、シリーズ中最も汎用性の高いモデルです。通称「ロクテン」と呼ばれ、アジングロッドの定番レングスとして多くのアングラーから支持されています。

メーカーの説明によれば、「限りなく7フィートに近いモデルながら、使用感覚はまさに5フィートクラス」とのことで、長さと軽快さを両立しているのが特徴です。0.4g前後の軽量ジグヘッドも扱いやすく、重みをしっかり感じ取れて丁寧に誘え、飛距離も出せるレングスとバランスを実現しています。

このレングスの最大のメリットは、遠投性能と操作性のバランスの良さにあります。5ft台のショートロッドでは届かない沖のポイントや、足場の高い堤防からの釣りでも対応できる一方、7ft超のロングロッドに比べて取り回しが良く、港湾部での使用にも支障がありません。

TSURI HACKのメバリングモデル(XMBS-792ULT)のインプレでは、7ft9inというさらに長いモデルでも「軽すぎてヤバイ!」「8ft近いのに5ft台の感覚で扱える軽快さが魅力!」と評価されています。この評価は、同様の軽量性を持つXAJS-6102LSSにもそのまま当てはまるでしょう。

🎯 XAJS-6102LSS おすすめポイント

  • ✅ 初めて買う1本目として最適な汎用性
  • ✅ 様々なフィールドで使える飛距離と操作性
  • ✅ 0.4g~2g程度のジグヘッドに最適化
  • ✅ アジ・メバル・カマスなど多魚種対応
  • ✅ 実売2万円前後というコストパフォーマンス

ユーザーレビューでも高評価が並んでいます。

アジング用に、610をチョイスちょうどいい長さ、硬さ、軽いのがとても良い、PEの0.2比重1.18のラインを使用してます、感度良く、メバルにも使えてお気に入りです。

出典:Amazon

メーカーも「多くの説明がもはや不要、それほどロングセラーの定番モデル」と自信を持って推奨しており、「このレングスで54gという超軽量自重、もはや異次元と呼べるアジングロッド」と評しています。確かに、6ft10inで54gという数値は、従来の常識を覆す軽さといえるでしょう。

このモデルは、特定のシチュエーションに特化したモデルではなく、オールラウンダーとしての性格が強いです。そのため、「どのモデルを選べばいいかわからない」という方や、「まずは1本だけ購入して様々な釣りを試してみたい」という方には、このXAJS-6102LSSが最もおすすめといえます。

様々な状況で平均点以上のパフォーマンスを発揮し、使い込むほどにその良さがわかる、そんなロッドなのかもしれません。アジングを本格的に始めたい方は、まずこのモデルから入り、自分の釣りスタイルが固まってきたら、スローテーパーモデルやショートモデルを追加していく、という流れが自然でしょう。

ユーザーレビューから見える実際の使用感

ユーザーレビューから見える実際の使用感

ここまで各モデルの特徴を見てきましたが、実際に購入して使用したアングラーたちの生の声も非常に参考になります。ネット上に散らばるレビューを総合すると、いくつかの共通した評価ポイントが浮かび上がってくるのです。

まず、ほぼ全てのレビューで言及されているのが**「軽さ」**です。「めちゃ軽い」「驚異の軽さ」「軽くて疲れない」といった表現が頻出しており、この点に関しては満場一致といっても過言ではありません。50g前後という数値以上に、実際に手に取ったときの軽快さが印象的なようです。

次に多いのが**「感度の良さ」**に関する評価です。「着底やアジの微妙なバイトもクリアに手元に伝わる」「水圧や水流のわずかな変化を誰もが感じとれる」「アタリがわかりやすい」といった声が多数見られます。TAF製法とナノカーボンブランクスによる高感度設計が、実際の釣りの中でしっかりと機能していることがわかります。

📝 ユーザーレビュー総合評価(主な意見の集約)

評価項目肯定的意見否定的意見
軽さ圧倒的に多数ほぼなし
感度「手元に明確に伝わる」「違和感も取れる」スローモデルは「手感度は低め」
操作性「軽量ジグヘッドが扱いやすい」「ブレが少ない」「2g以上は竿が負ける」(5.5ftモデル)
キャスト「振り抜きが良い」「飛距離が出る」「ガイド径が小さくノットが当たる」
バラシ「バラしにくい」「口切れしにくい」
コスパ「この価格でこの性能は驚き」
耐久性「問題なし」「リールシートが緩みやすい」(一部)

興味深いのは、スローテーパーモデルに対する評価です。従来、アジングではパッツン系のファーストテーパーが主流でしたが、このシリーズのスローテーパーモデルは「釣れることを証明する竿」という評価を受けています。ある使用者は、パッツン系ロッドとの比較で「10バイト8ヒット6キャッチ vs 10バイト5ヒット3キャッチ」という具体的な数字を挙げており、フッキング率の高さを実感しているようです。

一方、気になる点として挙げられているのが、ガイド径の小ささです。KRガイドコンセプトによる小口径ガイドは軽量化と感度向上に貢献していますが、PEラインとリーダーのノット部を巻き込んでキャストする際に、ガイドに当たる感触が気になるという声もあります。ただし、これはリーダーを短くすることで解決できるため、致命的な問題ではないでしょう。

また、「リールシートが緩みやすい」という指摘も一部で見られます。ただし、頻繁にチェックして締め直せば問題ないレベルとのことで、釣行中に気をつけていれば大きなトラブルにはならないはずです。

総合的に見ると、圧倒的に肯定的な評価が多く、特に価格を考慮したコストパフォーマンスの高さは多くのレビュアーが認めるところです。「2万円半ば代の竿の中では申し分ない1本」「有名2ブランドと比べても、使い易さも質も負けてはいない」といった声は、このシリーズの完成度の高さを物語っているといえるでしょう。

まとめ:アブガルシア プロトタイプ アジングで釣果アップを目指そう

まとめ:アブガルシア プロトタイプ アジングで釣果アップを目指そう

最後に記事のポイントをまとめます。

  1. ソルティーステージ プロトタイプ アジングは、TAF製法とナノカーボンブランクスを採用した次世代アジングロッド
  2. 100%国産カーボンプリプレグにより、47g~54gという驚異的な軽量化を実現
  3. 全5機種のラインナップで、5.5ftから6.10ftまで幅広いニーズに対応
  4. スローテーパーとファーストテーパーの両方を用意し、多様な釣りスタイルを提案
  5. 実売価格2万円前後で、3~5万円クラスのハイエンドモデルに匹敵する性能を提供
  6. 5.5ftモデル(XAJS-552ULT-ST)は港湾アジングに最適なショートレングスの傑作
  7. 5.10ftモデル(XAJS-5102LSS)は0.1gの重みを感じ取れる高感度な掛け調子
  8. 6.3ftモデル(XAJS-632ULT-ST)はスローテーパーの新たな可能性を示す異端児
  9. 6.4ftモデル(XAJS-642ULSS)は繊細な操作性と使いやすさのバランスが秀逸
  10. 6.10ftモデル(XAJS-6102LSS)は汎用性が高く、初めての1本としても最適
  11. ユーザーレビューでは「軽さ」「感度」「コスパ」が圧倒的に高評価
  12. スローテーパーモデルは従来の欠点を克服し、高いフッキング率を実現
  13. KRガイドコンセプトとFUJI SiC-Sリングにより、糸抜けと軽量性を両立
  14. 初心者から上級者まで満足できる幅広い対応力
  15. アジングだけでなく、メバル、カマス、小型回遊魚などライトゲーム全般に使える懐の深さ

記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト

  1. SaltyStage KR-X Prototype Ajing|AbuGarcia
  2. アジング | 100%国産カーボン使用の次世代ソルトロッド|AbuGarcia
  3. Eradicator Realfinesse Prototype|AbuGarcia
  4. Amazon | アブガルシア ソルティーステージプロトタイプ アジング
  5. Abu Garcia「ソルティーステージ プロトタイプ アジング XAJS-642ULSS」購入
  6. ソルティステージプロトタイプ『アジング/メバル』をWインプレ!| TSURI HACK
  7. AbuGarcia ソルティーステージ プロトタイプ アジングのインプレ一覧 | TACKLE BOX
  8. スローテーパーロッドでアジング【XAJS-552ULT-ST】- pencil59’s blog
  9. 【楽天市場】ソルティーステージ アジングの通販

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