秋田県由利本荘市にある本荘マリーナは、日本海に面した人気の釣りスポットです。防波堤周辺や子吉川河口など変化に富んだポイントがあり、アジをはじめとした多彩な魚種が狙えることから、ファミリーフィッシングから本格派まで幅広い層の釣り人が訪れています。特にアジングにおいては、サビキ釣りで手軽に小アジを狙えるだけでなく、ルアーを使って尺アジクラスの良型を仕留められる可能性も秘めた魅力的なフィールドとなっています。
本荘マリーナでのアジングは、初心者でも釣果を上げやすい環境が整っている点が大きな魅力です。オートキャンプ場が隣接しているため家族連れでも安心して釣りを楽しめますし、防波堤は足場が良く安全性も高いです。一方で、表層から中層、底まで幅広いレンジを探る必要があったり、潮の流れや時期によって釣れるパターンが変わったりと、アジングの醍醐味も十分に味わえる釣り場でもあります。本記事では、本荘マリーナでアジングを楽しむために知っておきたい情報を網羅的に解説していきます。
| この記事のポイント |
|---|
| ✓ 本荘マリーナのアジングポイントと釣れる時期が分かる |
| ✓ サビキ釣りとルアーアジングの両方の釣り方が理解できる |
| ✓ 安全に釣りを楽しむための注意点と禁止エリアが把握できる |
| ✓ 釣果を上げるための実践的なテクニックとコツが身につく |
ポチップ
本荘マリーナのアジングで狙うべきポイントと釣れる時期
- 本荘マリーナのアジングは防波堤周辺が好ポイント
- アジが釣れる時期は春から秋がメインシーズン
- サビキ釣りとルアー釣りの両方が有効な釣り方
- 本荘マリーナの釣り場環境とアクセス情報
- 釣り禁止場所と安全対策は必ず確認すべき
- 本荘マリーナで釣れる他の魚種も豊富
本荘マリーナのアジングは防波堤周辺が好ポイント
本荘マリーナでアジングを楽しむなら、防波堤周辺が最も実績のあるポイントです。足場の良い岸壁とテトラの上から釣りができ、初心者からベテランまで幅広く対応できる環境が整っています。
防波堤周辺では、サビキ釣りで小アジやサバ、イワシなどが釣れることが確認されています。特に注目すべきは、ルアーアジングでの実績です。表層から中層、底まで幅広いレンジを探ることで、**尺アジ（25cm以上）**クラスの良型に出会える可能性があります。テトラ付近ではクロダイやアイナメも狙えるため、アジ以外の魚種も同時に楽しめるのが魅力です。
投げ釣りでカレイやキスを狙う場合は外側に投げるのがおすすめとされていますが、アジングでは岸壁沿いや防波堤の先端部分を丁寧に探ることが重要になります。潮の流れや風向きによってアジの居場所は変わるため、広範囲を探りながら反応のある場所を見つけ出すことが釣果アップのカギとなるでしょう。
テトラでの釣りを行う際は、滑りづらい靴（フェルトソールやスパイク付きのブーツ）とライフジャケットの着用が推奨されています。特に濡れたテトラポットや苔の生えた古いテトラポッドは非常に滑りやすいため、安全装備は必須です。暗い時間帯や波が高い時など、危険を感じた場合は無理をせず、安全第一で釣りを楽しみましょう。
アジが釣れる時期は春から秋がメインシーズン
本荘マリーナでアジが釣れる時期は、一般的には春から秋にかけてがメインシーズンと推測されます。秋田県の釣果情報によると、5月の時点で「八峰町、能代市の五能線沿線の各港湾では15～25cmクラスが1人0～10匹」「秋田港周辺では20～28cmクラスが1人0～30匹」といったアジの釣果が報告されています。
〈にかほ市〉金浦～象潟周辺の各漁港ではルアー釣りで20～25cmクラスが１人０～10匹。ジグヘッドリグを使用し、ワームはピンテール系。
秋田県内の近隣エリアでは5月にアジングの実績があることから、本荘マリーナでも同様の時期にアジが接岸してくる可能性が高いと考えられます。ただし、年によって水温の変化や回遊パターンが異なるため、具体的な釣れ始めの時期は地元の釣具店や釣果情報サイトで確認するのが賢明です。
📅 本荘マリーナ アジングシーズンカレンダー（推定）
| 時期 | 釣れる可能性 | 特徴 |
|---|---|---|
| 3月〜4月 | △ | 水温上昇と共にアジが接岸し始める可能性あり |
| 5月〜6月 | ◎ | 春の好シーズン、サイズも良型が期待できる |
| 7月〜8月 | ◯ | 夏場も釣れるが日中は厳しいかもしれない |
| 9月〜10月 | ◎ | 秋の数釣りシーズン、群れが濃くなる |
| 11月〜2月 | △ | 水温低下で厳しくなるが年による |
夏場は日中の高水温を避けて朝夕のマヅメ時や夜釣りが有効になるかもしれません。秋は数釣りが期待でき、サイズも揃いやすい傾向があります。冬場は水温が下がるため厳しくなる可能性が高いですが、年によっては釣れることもあるため、最新の釣果情報をチェックすることが重要です。
サビキ釣りとルアー釣りの両方が有効な釣り方
本荘マリーナでのアジングは、サビキ釣りと**ルアー釣り（アジング）**の両方で楽しむことができます。それぞれに特徴があり、釣り人のスタイルや狙うサイズによって使い分けるのが効果的です。
サビキ釣りは、初心者やファミリーフィッシングに最適な釣り方です。複数の小さな針がついた専用の仕掛けを使い、市販の集魚剤やエサ（アミエビなど）を使用します。仕掛けを水中に落とし、軽く誘いを入れたり時々巻き上げたりすることでアジを引き付けます。小アジを数多く釣りたい場合や、釣り初心者が手軽にアジングを楽しみたい場合にはサビキ釣りがおすすめです。
一方、**ルアー釣り（アジング）**は、より大型のアジを狙いたい方やゲーム性を楽しみたい方に適しています。ジグヘッドと呼ばれる小型のルアーにワームを装着し、表層から中層、底まで幅広いレンジを探ります。アジの活性や居場所を探りながら釣るため、サビキ釣りよりも技術が必要ですが、その分大型のアジに出会える確率が高まります。
🎣 釣り方別の特徴比較
| 項目 | サビキ釣り | ルアー釣り（アジング） |
|---|---|---|
| 難易度 | 初級者向け | 中級者以上向け |
| 狙えるサイズ | 小〜中型（15〜20cm） | 中〜大型（20〜30cm以上） |
| 必要な技術 | 少ない | レンジ探索、ルアー操作が必要 |
| 釣果の数 | 多い | サビキより少ないかもしれない |
| ゲーム性 | 低い | 高い |
| コスト | 比較的安価 | タックルにこだわると高額に |
本荘マリーナでは、どちらの釣り方でもアジを狙うことができます。初めての方はサビキ釣りで感覚を掴み、慣れてきたらルアーアジングにチャレンジしてみるのも良いでしょう。また、両方のタックルを用意しておき、状況に応じて使い分けるのも効果的な戦略です。
本荘マリーナの釣り場環境とアクセス情報
本荘マリーナは、秋田県由利本荘市石脇田尻32に位置する海浜レクリエーション施設です。「ゆりほんじょう海の駅」として海の駅に登録されており、2006年には本荘港一帯が「みなとオアシスほんじょう」としてみなとオアシスにも登録されました。
📍 本荘マリーナ 基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 秋田県由利本荘市石脇田尻32 |
| 釣り場タイプ | 港・防波堤 |
| 料金 | 無料 |
| 利用可能時間 | 24時間（おそらく） |
| 駐車場 | あり（詳細は要確認） |
| トイレ | 情報不明（隣接施設にある可能性が高い） |
アクセス方法は以下の通りです：
🚗 自動車の場合
- 秋田自動車道秋田北ICより約20分
🚃 電車の場合
- 土崎駅下車→タクシーで約15分
- 秋田駅下車→タクシーで約25分
周辺環境としては、南には鳥海山、北には男鹿半島が見える景観の良い場所です。海水浴場やオートキャンプ場、温泉保養施設が隣接しているため、釣り以外のレジャーも楽しめます。防波堤周辺と子吉川の河口、沖では魚釣りを楽しむことができ、多様な釣り方に対応しています。
ファミリーでの釣行や遠方からの遠征釣行を計画している場合、隣接するオートキャンプ場を利用すれば宿泊しながら朝夕のマヅメ時を狙うことも可能です。温泉施設もあるため、釣りの後に疲れを癒すこともできるでしょう。
釣り禁止場所と安全対策は必ず確認すべき
本荘マリーナで釣りを楽しむ上で、釣り禁止場所と安全対策は必ず確認しておくべき重要事項です。ルールを守らないと、釣り場自体が閉鎖される可能性があり、将来的に釣りができなくなってしまうかもしれません。
本荘マリーナの釣り禁止場所は、子吉川の河口にある羽後本荘港防波堤灯台です。フェンスが建てられ「関係者以外立入禁止」の看板が設置されていますが、実際にはフェンスの先に釣り人が入っているのが現状のようです。
過去には釣り人が落ちて、行方不明になったことがありました。落差が大きいテトラが並んでいます。このテトラで足を踏み外して、海に落ちたと考えられます。
出典：本荘マリーナの釣りポイントや釣り禁止場所！ハタハタ情報なども徹底調査！
このような悲しい事故を繰り返さないためにも、立入禁止エリアには絶対に入らないようにしましょう。自分の命を守るためだけでなく、数が減ってきている釣り場を守るためにも、ルールは厳守すべきです。
⚠️ 安全対策チェックリスト
- ✅ ライフジャケットの着用（国土交通省認定の桜マーク付き推奨）
- ✅ 滑りにくい靴の使用（フェルトソール+スパイク付きブーツなど）
- ✅ 暗い時間帯や波が高い時は無理をしない
- ✅ 単独釣行を避け、できれば複数人で行動する
- ✅ 天候の急変に注意し、荒天時は釣りを中止する
- ✅ ゴミは必ず持ち帰り、釣り場を綺麗に保つ
特にテトラでの釣りを行う場合、ライフジャケットと滑りにくい靴は必須装備です。濡れたテトラポットや苔の生えた古いテトラポッドは非常に滑りやすく、一度足を踏み外すと重大な事故につながる可能性があります。また、暗い時間帯や波が高い時など、危険を感じた場合は無理をせず安全第一で行動しましょう。
本荘マリーナで釣れる他の魚種も豊富
本荘マリーナは、アジだけでなく多彩な魚種が狙える魅力的な釣り場です。季節ごとに異なる魚種が楽しめるため、初心者からベテランまで飽きることなく釣りを楽しめます。
🐟 本荘マリーナで釣れる主な魚種
| 魚種 | サイズ目安 | 釣り方 | 備考 |
|---|---|---|---|
| アジ | 15〜25cm | サビキ、ルアー | 春〜秋がメイン |
| ハゼ | – | ちょい投げ | 子吉川河口で実績 |
| キス | 13〜20cm | 投げ釣り | サーフや防波堤周辺 |
| カレイ | – | 投げ釣り | 外側への遠投が効果的 |
| メジナ | – | ウキフカセ | テトラ周辺 |
| ハタハタ | – | サビキ | 冬の風物詩（12月） |
| アイナメ | – | 投げ釣り、ルアー | テトラ付近 |
| クロダイ | – | ウキフカセ、ルアー | 防波堤周辺、河口 |
| ヒラメ | – | 泳がせ、ルアー | 子吉川河口 |
| コチ | – | 泳がせ、ルアー | 子吉川河口 |
| シーバス | – | ルアー | 子吉川河口で好実績 |
特に注目すべきは、子吉川河口でのシーバス、クロダイ、ヒラメ、コチといったルアーターゲットです。シーバスは四季によって捕食する対象と着く場所が変わる傾向があり、「落ち鮎」と呼ばれる秋に鮎が産卵する時期は、塩分濃度が薄い場所まで遡ってくることがあります。また、大雨の後に上流からエサとなる小魚が流れてきた時や、稚鮎の遡上する時期など、状況によって釣れる場所が変わります。
近年では、クロダイがルアー釣りのターゲットとして大変人気があります。以前はエサ釣りがメインでしたが、ここ数年はチニングというルアー釣りのジャンルに発展しています。エサ釣りとは異なるゲーム性があり、ライトタックルで楽しめるため、アジングのタックルを流用することも可能です。
また、冬場（12月上旬から中旬）にはハタハタが港内に入り、秋田県を代表する魚として多くの釣り人が訪れます。餌を付けない「ハタハタ専用」のサビキ釣りで狙い、仕掛けを上下に動かすことで針に引っ掛ける様に釣ります。ハタハタ釣りの季節は波が高く風が強い日が多いため、ライフジャケットの着用が特に重要です。
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本荘マリーナでアジングの釣果を上げる実践テクニック
- ルアーアジングは表層から中層を攻めるのがコツ
- ジグヘッドの重さは潮の流れに合わせて選択すべき
- 夜釣りでは常夜灯周辺を狙うのが定石
- 遊漁船を利用すればさらに大物が期待できる
- 地元釣具店で最新情報を入手するのが賢明
- 本荘マリーナ周辺の他の釣りスポットも要チェック
- まとめ：本荘マリーナのアジングで釣果を上げるために
ルアーアジングは表層から中層を攻めるのがコツ
本荘マリーナでルアーアジングを楽しむ際、表層から中層を丁寧に探ることが釣果を上げるコツになります。アジは回遊魚であり、その日の潮の流れや水温、ベイトフィッシュの状況によって泳層が変化するため、広範囲を探ることが重要です。
一般的なアジングでは、まず表層から攻めていくのがセオリーとされています。ルアー（ジグヘッド+ワーム）をキャストし、着水直後からリトリーブを開始します。この時、水面直下から1〜2m程度のレンジをスローリトリーブで探ってみましょう。アジの活性が高い時は、このレンジで反応が出やすい傾向があります。
表層で反応がない場合は、徐々にレンジを下げていきます。カウントダウン方式（ルアーが着水してから数を数えて沈める時間を調整する方法）を使い、中層（水深の半分程度）まで探ってみてください。中層では、スローリトリーブに加えて、軽いトゥイッチ（竿先を小刻みに動かす動作）を入れると効果的な場合があります。
🎯 レンジ探索の基本パターン
| レンジ | 探り方 | 有効な状況 |
|---|---|---|
| 表層（0〜1m） | 着水直後からリトリーブ | 朝夕マヅメ、アジの活性が高い時 |
| 中層（2〜3m） | カウントダウンで沈めてリトリーブ | 日中、潮が動いている時 |
| ボトム付近 | しっかり沈めてからリフト&フォール | アジの反応が薄い時、低活性時 |
それでも反応がない場合は、底付近まで探る必要があるかもしれません。ただし、本荘マリーナのような防波堤やテトラのあるポイントでは、根掛かりのリスクが高まるため注意が必要です。底を取る場合は、ジグヘッドが底に着いたらすぐにリフト（竿を上げる動作）し、フォール（落とす動作）を繰り返すリフト&フォールの釣り方が有効でしょう。
アジのアタリは繊細な場合が多いため、ラインの動きやロッドに伝わる微細な変化を見逃さないことが大切です。特に表層や中層では、目で見てラインの変化を確認できる場合もあるため、集中力を持って釣りに臨みましょう。
ジグヘッドの重さは潮の流れに合わせて選択すべき
アジングにおいて、ジグヘッドの重さ選びは釣果を大きく左右する重要な要素です。本荘マリーナでの釣りでも、潮の流れや風の強さ、狙うレンジに応じて適切な重さのジグヘッドを選択することが求められます。
基本的には、0.5g〜2.5g程度のジグヘッドが使用されることが多いです。軽いジグヘッド（0.5g〜1g）はゆっくりとフォールし、ナチュラルな動きでアジにアピールできる反面、潮が速い時や風が強い時はコントロールが難しくなります。逆に重いジグヘッド（2g〜2.5g）は、潮が速い状況でもしっかりとレンジをキープできますが、アジの活性が低い時は食いが悪くなる可能性があります。
⚖️ ジグヘッドの重さ選択基準
| 状況 | 推奨重量 | 理由 |
|---|---|---|
| 無風・潮が緩い | 0.5g〜1g | ゆっくりフォールでナチュラルアピール |
| やや風あり・適度な潮 | 1g〜1.5g | バランスが良く扱いやすい |
| 強風・潮が速い | 1.5g〜2.5g | レンジキープしやすく飛距離も出る |
| 遠投が必要 | 2g〜2.5g | 飛距離を稼げる |
| 底を取りたい | 2g以上 | 素早く底まで到達できる |
実際の釣り場では、まず1g〜1.5g程度のジグヘッドから始めて、状況を見ながら調整するのが良いでしょう。もし潮が速くてルアーが流されてしまう場合は重くし、逆にアタリが出ているのに乗らない（フッキングしない）場合は軽くしてみるといった調整が有効です。
また、複数の重さのジグヘッドを用意しておくことをおすすめします。釣り場に到着してから潮の流れや風の状況を確認し、その日に合ったジグヘッドを選択できるようにしておくと、スムーズに釣りを始められます。ジグヘッドのストックは、0.5g、1g、1.5g、2gの4種類を各5個程度持っておけば、ほとんどの状況に対応できるはずです。
夜釣りでは常夜灯周辺を狙うのが定石
本荘マリーナで夜間にアジングを楽しむ場合、常夜灯周辺を狙うのが定石です。常夜灯の明かりにプランクトンが集まり、それを捕食する小魚が集まり、さらにそれを狙ってアジが回遊してくるという食物連鎖が形成されるためです。
夜釣りでの基本的な狙い方は、常夜灯の明暗部（明るい部分と暗い部分の境目）を中心に探ることです。アジは明るすぎる場所よりも、やや暗めの場所や明暗の境目に潜んでいることが多いとされています。常夜灯の真下だけでなく、光が届く範囲の外側も丁寧に探ってみましょう。
🌙 夜釣りアジングのポイント配置
[暗闇] ← [暗い部分] ← [明暗部★] ← [明るい部分] ← [常夜灯直下]
↑
最も狙い目のゾーン
夜釣りでは、日中よりもアジの活性が上がることが多く、表層付近での反応が良くなる傾向があります。軽めのジグヘッド（0.5g〜1g）を使用し、ゆっくりとしたリトリーブで誘ってみてください。アタリが出たら、その場所やレンジを覚えておき、同じ条件で再度キャストすることで連続ヒットにつながることもあります。
ただし、夜間の釣りは足元が見えにくく危険も伴います。ヘッドライト（できれば赤色LEDなど光量を抑えられるもの）を用意し、足元を確認しながら移動しましょう。また、テトラでの釣りは特に危険なため、可能であれば平坦な防波堤での釣りをおすすめします。夜間は単独での釣行を避け、複数人で行動する方が安全です。
遊漁船を利用すればさらに大物が期待できる
本荘マリーナでは、遊漁船を利用してアジングを楽しむことも可能です。遊漁船では沖の好ポイントへ案内してもらえるため、岸からでは届かないポイントで大型のアジを狙うことができます。
本荘マリーナから出港している遊漁船としては、「遊漁船フェニックス」「GoldCentury」「オーシャン・ブライト」などが確認できます。これらの遊漁船では、真鯛、甘鯛、青物、アオリイカ、アカムツ、アラ、マハタ、ヒラマサ、マグロなど、多彩な魚種をターゲットとしています。
🚢 本荘マリーナ周辺の遊漁船情報
| 船名 | 連絡先 | 料金目安 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 遊漁船フェニックス | 080-5850-0883 | 乗合¥8,000〜<br>チャーター¥50,000〜 | 女性・子供割引あり<br>トイレ完備 |
| GoldCentury | 090-3981-5643 | 乗合¥10,000〜<br>チャーター¥60,000〜 | トイレ完備<br>レンタルタックル有料 |
| オーシャン・ブライト | 090-3363-6724 | チャーター¥40,000〜 | トイレあり<br>レンタルタックル有料 |
※料金は変動する可能性があるため、予約時に必ず確認してください。
遊漁船を利用するメリットは、経験豊富な船長が魚の居場所を熟知しており、効率的に釣りができる点です。また、初心者の場合はレンタルタックルが利用できる船もあるため、手ぶらで釣りを楽しむことも可能かもしれません（事前確認が必要）。トイレが完備されている船が多いので、女性や子供連れでも安心して釣りを楽しめます。
ただし、遊漁船でのアジング専門の釣りを行っているかどうかは不明なため、事前に船長に確認することをおすすめします。おそらく、アジ単体ではなく、五目釣りの一環としてアジが釣れるという形になる可能性が高いでしょう。沖でのアジングに興味がある場合は、直接問い合わせて相談してみてください。
地元釣具店で最新情報を入手するのが賢明
本荘マリーナでアジングを楽しむ前に、地元の釣具店で最新情報を入手することを強くおすすめします。インターネット上の情報は有益ですが、リアルタイムの釣果情報や仕掛け、エサの在庫状況などは、地元の釣具店に勝る情報源はありません。
本荘マリーナ周辺では、「つりショップ本荘」が最寄りの釣具店として知られています。子吉川という名河川と河口から広がるサーフが最寄りにあり、ソルト、フレッシュのルアー系、船釣り、磯のエサ釣り関連まで幅広いジャンルの釣り具をメインに取り揃えているとのことです。
🏪 釣具店で入手できる情報と利点
- ✅ 最新の釣果情報: 昨日や今朝の釣果など、リアルタイムの情報
- ✅ おすすめの仕掛けやルアー: その時期に効果的なアイテム
- ✅ ポイント情報: 地元の方しか知らない穴場ポイント
- ✅ 潮汐や天候: 地元ならではの天候パターンの知識
- ✅ 釣り禁止情報: 最新の規制や立入禁止エリアの変更
- ✅ 必要な装備: その釣り場特有の必要装備（ライフジャケットなど）
特にアジングのようなルアー釣りでは、その時期に合ったカラーやサイズのワームを選ぶことが釣果を左右します。地元の釣具店では、実際にそのエリアで釣果が上がっているルアーを教えてもらえることが多いため、無駄な出費を抑えつつ効率的に釣果を上げることができるでしょう。
また、ハタハタ釣りのような東北限定の釣りでは、「ハタハタ専用」のサビキ仕掛けが必要ですが、これはネットで探しても見つかりにくいとされています。ハタハタ釣りができる港の近くにある釣具店で購入する必要があるため、地元釣具店の存在は非常に重要です。
初めて本荘マリーナを訪れる方は、まず釣具店に立ち寄り、店員さんと会話してから釣り場に向かうことをおすすめします。親切な店員さんが多く、釣り人同士の情報交換の場にもなっているため、思わぬ情報が得られることもあるでしょう。
本荘マリーナ周辺の他の釣りスポットも要チェック
本荘マリーナだけでなく、周辺の釣りスポットも合わせてチェックしておくと、釣行の選択肢が広がります。秋田県由利本荘市周辺には、複数の魅力的な釣り場が点在しており、本荘マリーナで釣果が得られなかった場合の代替スポットとしても有効です。
子吉川河口は、本荘マリーナのすぐ近くにある一級ポイントです。ハゼ、シーバス、クロダイ、ヒラメ、コチが釣りの対象魚となっており、特にシーバスは四季を通じて狙える魅力的なターゲットです。河口域は汽水域となっているため、海水魚と淡水魚の両方が混在する独特のフィールドで、ルアーフィッシングを楽しむには最適な環境と言えるでしょう。
出戸浜周辺のサーフ（潟上市）では、シロギス釣りの実績があります。13〜20cmクラスのキスが狙え、投げ釣りで片天ビン3〜8本針仕掛けを使用し、エサはアオイソメ、ジャリメを使用します。サーフでのルアー釣りではヒラメやマゴチも期待できるかもしれません。
🗺️ 本荘マリーナ周辺の釣りスポット
| スポット名 | 距離 | 主な対象魚 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 子吉川河口 | すぐ近く | シーバス、クロダイ、ヒラメ、コチ、ハゼ | 汽水域のルアーフィッシング好適地 |
| 出戸浜周辺サーフ | 車で30分程度 | シロギス、ヒラメ、マゴチ | 投げ釣り、ルアーフィッシング |
| 秋田港 | 車で40分程度 | アジ、クロダイ、マダイ、メバル | 大型港湾、多彩な魚種 |
| 金浦港 | 車で30分程度 | アジ、ハゼ、クロダイ、アオリイカ、ハタハタ | にかほ市の漁港 |
秋田港は本荘マリーナより規模が大きく、アジングの実績も豊富です。秋田県の釣果情報では、秋田港周辺で20〜28cmクラスのアジが1人0〜30匹という釣果が報告されています。本荘マリーナで釣果が得られなかった場合、秋田港まで足を伸ばしてみるのも一つの選択肢です。
金浦港（にかほ市）は、サビキ釣りでアジ、チョイ投げでハゼ、フカセ釣りでクロダイ、エギングでアオリイカなどが釣れる多彩な釣り場です。初冬にはハタハタも期待できます。本荘マリーナからは車で30分程度と比較的近いため、同日に複数のポイントを回ることも可能でしょう。
遠征釣行の場合は、これらの周辺スポットも含めた釣行計画を立てることで、より充実した釣りが楽しめるはずです。
まとめ：本荘マリーナのアジングで釣果を上げるために
最後に記事のポイントをまとめます。
- 本荘マリーナは秋田県由利本荘市に位置する海浜レクリエーション施設で、アジングに適した環境が整っている
- 防波堤周辺が好ポイントで、サビキ釣りとルアー釣りの両方でアジが狙える
- アジが釣れる時期は春から秋がメインシーズンで、5月〜6月と9月〜10月が特に期待できる
- サビキ釣りは初心者向けで数釣りが楽しめ、ルアー釣りは大型のアジを狙える
- 子吉川河口ではシーバス、クロダイ、ヒラメ、コチなど多彩な魚種が狙える
- 羽後本荘港防波堤灯台は釣り禁止場所なので絶対に立ち入らない
- テトラでの釣りではライフジャケットと滑りにくい靴が必須装備
- ルアーアジングでは表層から中層を丁寧に探ることが基本
- ジグヘッドの重さは潮の流れに合わせて0.5g〜2.5gの範囲で選択する
- 夜釣りでは常夜灯の明暗部を中心に狙うのが効果的
- 遊漁船を利用すれば沖の好ポイントで大物が期待できる
- 地元釣具店「つりショップ本荘」で最新情報を入手するのが賢明
- ハタハタ釣りは12月上旬〜中旬が最盛期で秋田県の冬の風物詩
- 周辺の子吉川河口、出戸浜サーフ、秋田港、金浦港も釣りスポットとして有望
- オートキャンプ場が隣接しているため宿泊しながらの釣行も可能
記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト
- 本荘マリーナで釣れたアジの釣り・釣果情報 – アングラーズ
- 本荘マリーナの釣りポイントや釣り禁止場所！ハタハタ情報なども徹底調査！
- 【釣果一覧】本荘マリーナで釣れたアジ – アングラーズ
- 本荘マリーナの釣り場情報 | 魚速報
- 本荘マリーナ(秋田県)の釣り船一覧 | 全国釣り船DB つり丸
- 秋田の釣り・釣果情報（5月1日更新） – 釣り東北WEB
- 秋田でマアジ釣りです！由利本荘市の本荘マリーナからマイボートで出船！
- 11月下旬本荘ケーソンでアジング釣行|爆釣！となった理由と釣り方を紹介
- 12月下旬本荘ケーソンでアジングで好釣果|当日のヒットパターンと今後の課題
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