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新潟の冬でもアジングは成立する!寒い時期でも尺アジを狙える条件とポイント攻略法

新潟の冬でもアジングは成立する!寒い時期でも尺アジを狙える条件とポイント攻略法
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新潟の冬といえば、厳しい寒さと日本海特有の荒波が襲う過酷な季節。多くのアングラーが竿を置いてしまう時期ですが、実は新潟の冬アジングには独特の魅力があります。降雪や強風で釣行日は限られるものの、条件が整えば春に匹敵する尺アジクラスの良型が狙えるのです。特に12月から2月にかけては、栄養を蓄えた脂の乗った個体が回遊し、サイズ・引き・食味の三拍子が揃った最高のターゲットとなります。

本記事では、新潟の冬アジングを成功させるための条件やポイント選び、タックルセレクト、そして安全面での注意点まで、インターネット上に散らばる貴重な情報を収集・分析し、実践的な攻略法としてまとめました。厳寒期でも釣果を上げているアングラーの知見を参考に、冬ならではのアジングの楽しみ方を解説していきます。

この記事のポイント
✓ 新潟の冬アジングが成立する海況・潮色・ポイントの条件
✓ 厳寒期に尺アジを狙うための効果的なタックルとルアー選択
✓ 時期別・時間帯別の釣れるパターンと攻略テクニック
✓ 冬の日本海で安全に釣りを楽しむための注意事項

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新潟の冬アジングで釣果を上げる条件とポイント選び

  1. 冬アジングが成立する3つの重要条件とは
  2. 新潟の冬に尺アジが狙える時期と回遊パターン
  3. ポイント選びの基準は岩礁帯と水深と潮の流れ
  4. 笹濁りとプランクトンパターンの重要性
  5. 中越地区と下越地区のポイント特性の違い
  6. 厳冬期に避けるべき危険な海況の見極め方

冬アジングが成立する3つの重要条件とは

冬アジングが成立する3つの重要条件とは

新潟の冬アジングを成功させるには、海況・水温・ベイトの状況という3つの条件が揃う必要があります。一般的に新潟の冬は北西風が強く、波が高い日が続くため、釣りができる日は限られています。しかし、低気圧の合間の凪の日を狙えば、思わぬ好釣果に恵まれることも珍しくありません。

海況については、ベタ凪か軽いウネリ程度の日を選ぶことが最優先です。冬の日本海は一度荒れると数日間波が高い状態が続くため、天気予報を細かくチェックし、風速が5m以下の日を狙いましょう。特にテトラ帯や磯場は足元が濡れて滑りやすくなっているため、安全面でも穏やかな日を選ぶことが重要です。

水温に関しては、12℃以上がアジの活性が上がる目安とされています。アジは水温変化に非常に敏感な魚で、人間の体感温度で例えると1℃の違いが10℃に感じるほどだと言われています。新潟の海水温は冬場でも10〜13℃程度を保っている場所があり、特に温排水が流れ込むエリアや潮通しの良い岬周辺は比較的高めの水温が維持されています。

冬のアジングは春のアジングと同様に尺越えのアジが回遊する

出典:新潟中越地区の海釣り

ベイトの状況としては、カタクチイワシの接岸や岩ノリの群生が重要なサインです。11月から岩場には岩ノリが付き始め、これが動物性プランクトンを呼び寄せ、さらにそれを追ってベイトフィッシュやアジが集まるという食物連鎖が成立します。

🎣 冬アジング成立の3条件チェックリスト

条件理想的な状態確認方法
海況ベタ凪~軽いウネリ気象庁の波浪予報、現地ライブカメラ
水温12℃以上海水温情報サイト、現地での実測
ベイトの状況カタクチイワシの接岸、岩ノリの群生現地の目視確認、釣具店の情報

これら3つの条件が揃った日は、冬でも十分にアジングが成立します。特に12月上旬や2月下旬は比較的条件が整いやすく、尺アジクラスが連発することもあるようです。

新潟の冬に尺アジが狙える時期と回遊パターン

新潟の冬に尺アジが狙える時期と回遊パターン

新潟で冬アジングが楽しめる時期は、11月下旬から翌年2月中旬までがメインシーズンです。ただし、年によって海水温の推移や天候が異なるため、時期は前後することがあります。近年は暖冬傾向が続いており、例年よりも長い期間アジングが楽しめるケースも報告されています。

11月下旬から12月にかけては、秋に成長したアジが越冬のために栄養を蓄える時期で、15〜25cm程度の中型が数釣りできることが多いようです。この時期のアジはベイトを積極的に追い、ルアーへの反応も良好です。ただし、12月後半になると本格的な冬型の気圧配置が続き、釣行可能日数が大幅に減少します。

1月は新潟の冬が最も厳しい時期で、雪も多く海も大荒れの日が続きます。この時期にアジングに出かけるアングラーは少数派ですが、凪の日を見逃さず釣行できれば、良型の確率が高いというメリットがあります。ただし、安全面のリスクも高いため、無理は禁物です。

2月に入っても流石に真冬、低水温に加えうねりと濁り、好条件とは決して言えず、シビアな釣りが要求される

出典:mickeyの越後釣戦記

2月に入ると徐々に日照時間が長くなり、海水温も緩やかに上昇し始めるため、アジの活性も回復してきます。特に2月中旬以降は春の大型アジの先駆けとなる個体が回遊し始め、尺アジの確率が一気に高まります。この時期は冬アジングのラストチャンスであり、同時に春パターンへの移行期でもあります。

📅 冬アジングの時期別特徴

時期主なサイズ釣行難易度特徴
11月下旬~12月上旬15~25cm★★☆☆☆数釣り可能、比較的穏やかな日が多い
12月中旬~1月20~30cm★★★★★荒天が多く釣行日限定、良型率高い
2月25~35cm★★★☆☆尺アジ確率アップ、春パターン移行期

回遊パターンとしては、朝マズメと夕マズメの時間帯が基本ですが、冬場は日照時間が短いこともあり、日の出から午前中にかけての時合が長い傾向にあります。また、常夜灯周りでのナイトアジングも成立しますが、冬場は深夜の気温が氷点下になることも多いため、防寒対策が必須です。

ポイント選びの基準は岩礁帯と水深と潮の流れ

ポイント選びの基準は岩礁帯と水深と潮の流れ

冬アジングのポイント選びで最も重要なのは、岩礁帯・適度な水深・潮の流れという3つの要素を備えた場所を見つけることです。新潟の海岸線は砂浜と岩場が混在していますが、冬場のアジは水温が安定した場所に居着く傾向があり、特に岩礁帯周辺に集まりやすいとされています。

岩礁帯は、根や海藻が点在し、ベイトフィッシュやプランクトンが集まりやすい環境です。また、11月以降は岩ノリが群生し始め、これがクロダイなどの餌にもなると同時に、アジにとっても好環境を作り出します。小磯やゴロタ浜なども良好なポイントになりますが、冬場は岩ノリで非常に滑りやすくなっているため、スパイクブーツの着用が必須です。

水深については、3〜5m程度で根や海藻帯があり、アジが居つきやすい場所が理想的です。あまり浅すぎると水温の変化が激しく、深すぎると手返しが悪くなります。カウント5〜10で着底するような水深が、冬アジングでは扱いやすいでしょう。

水深があり岩礁帯で海藻がある場所、水深3~5m程ある、澄潮にならない水深

出典:新潟中越地区の海釣り

潮の流れに関しては、潮通しが良く、潮目ができやすい場所がポイントとなります。岬の先端や堤防の先端付近は潮がぶつかり合い、ベイトが溜まりやすいため、アジも集まってきます。ただし、冬場は潮の流れが速すぎる日もあるため、軽すぎるジグヘッドではボトムが取れないこともあります。

🏖️ 冬アジングの優良ポイント条件

  • ✅ 岩礁帯または小磯・ゴロタ浜
  • ✅ 水深3〜5m程度で根や海藻帯がある
  • ✅ 潮通しが良く潮目ができやすい
  • ✅ 近くに川の流れ込みがある
  • ✅ カタクチイワシなどのベイトが回遊している
  • ✅ フグの数が少ない

新潟市内であれば、下越地区の海岸線や中越地区の柏崎周辺に好ポイントが点在しています。ただし、具体的なポイント名は地元のアングラーへの配慮から控えますが、釣具店での情報収集やSNSでの釣果情報をチェックすることで、有望なエリアを絞り込むことができるでしょう。

笹濁りとプランクトンパターンの重要性

笹濁りとプランクトンパターンの重要性

冬の新潟でアジングを成立させる大きな鍵となるのが、笹濁りの潮とプランクトンパターンです。透明度の高い澄み潮では、冬場のアジは警戒心が強くなり、ルアーへの反応が悪くなる傾向があります。一方、適度に濁った笹濁りの状態では、アジの警戒心が薄れ、プランクトンや小魚を積極的に捕食するようになります。

笹濁りとは、緑がかった薄い濁りで、栄養塩を多く含んだ海水のことを指します。山からの栄養分を含んだ雨水が川を通じて海に流れ込むことで発生し、これが植物プランクトンを育て、さらに動物性プランクトンを増やすという食物連鎖を生み出します。アジにとっては絶好の捕食環境となるのです。

冬場の新潟では、時雨や雪解け水によって笹濁りが発生することがあり、このタイミングを逃さず釣行できれば、好釣果が期待できるでしょう。特に降水後2〜3日目あたりが潮色のピークになることが多く、風と波が落ち着くタイミングと重なれば最高の条件となります。

潮色は笹濁りでプランクトン豊富な潮だったのでアジングタックルに変更

出典:新潟中越地区の海釣り

プランクトンパターンでの釣り方は、ステイやスローフォールを多用することがポイントです。ベイトパターンのように積極的に巻いて誘うよりも、決めたレンジでキープし、ワームの存在をアジにアピールする方が効果的です。アタリも「モゾッ」とした微妙な違和感として現れることが多く、繊細なロッドとラインシステムが求められます。

🌊 笹濁りとプランクトンパターンのメリット

メリット理由
アジの警戒心が薄れる視界が制限され、ルアーを自然な餌と勘違いしやすい
プランクトンが豊富栄養塩により食物連鎖が活発化
大型が狙いやすい捕食意欲が高まり、尺クラスの回遊も増える
デイゲームでも釣れる濁りにより日中でも活性が保たれる

ただし、濁りすぎも良くありません。真っ茶色の濁り潮ではアジがルアーを視認できず、釣果が落ちることがあります。理想的なのは手を入れて肘あたりまで見える程度の薄濁り状態です。

中越地区と下越地区のポイント特性の違い

中越地区と下越地区のポイント特性の違い

新潟県の海岸線は上越・中越・下越と大きく3つのエリアに分かれますが、**冬アジングのメインフィールドとなるのは中越地区(柏崎周辺)と下越地区(新潟市周辺)**です。それぞれに特徴があり、釣果実績も異なります。

中越地区、特に柏崎周辺は新潟県内でも屈指の魚影の濃さを誇るエリアです。岩礁帯が多く、水深もあり、潮通しも良好なため、年間を通じて様々な魚種が狙えます。冬アジングに関しても実績が高く、尺アジクラスの回遊も多いとされています。ただし、新潟市内からは車で1時間以上かかるため、気軽に通えるエリアではないかもしれません。

釣果を伸ばすのであれば柏崎方面をオススメします。向こうのほうは釣りをするにあたって、ポテンシャルが新潟市内よりも一段高い

出典:hirame blog

下越地区(新潟市周辺)は、アクセスの良さと常夜灯ポイントの多さが魅力です。新潟西港や新潟東港周辺には整備された堤防や護岸があり、常夜灯も多く設置されているため、ナイトアジングに向いています。ただし、プレッシャーも高く、中越地区と比べると魚影は薄いという声もあります。

それでも新潟市内には穴場的なポイントも点在しており、地元のアングラーは独自のポイントを開拓しているようです。特に河口部や流れ込みのある場所は、冬場でもアジが寄りやすい傾向があります。

📍 中越地区と下越地区の比較

項目中越地区(柏崎周辺)下越地区(新潟市周辺)
魚影の濃さ★★★★★★★★☆☆
アクセス(新潟市から)★★☆☆☆★★★★★
ポイントの数★★★☆☆★★★★☆
尺アジの確率★★★★☆★★★☆☆
常夜灯ポイント★★☆☆☆★★★★★
プレッシャー★★☆☆☆★★★★☆

上越地区も実績はありますが、冬場の積雪量が多く、アクセスが困難になることもあるため、中越・下越ほど頻繁に釣行するアングラーは少ないようです。しかし、サーフエリアも多く、遠投アジングなどの新しいスタイルにも挑戦できる魅力があります。

厳冬期に避けるべき危険な海況の見極め方

厳冬期に避けるべき危険な海況の見極め方

冬の日本海は想像以上に過酷で、安全面を最優先に考えないと命に関わる事故につながる可能性があります。特に注意すべきは、テトラ帯での釣り、磯場での釣り、そして急激な天候変化です。

まず、波が少しでもテトラや岩場に打ち付けている日は絶対に釣りをしないという判断が重要です。冬の日本海は、一見穏やかに見えても突然大きなウネリが入ってくることがあり、「三角波」と呼ばれる予測不能な波に襲われることもあります。特にテトラの隙間に落ちると、複雑な水流に巻き込まれ、ライフジャケットを着用していても命を落とす危険性があります。

岩場や小磯でのアジングも冬場は要注意です。11月以降は岩ノリが付いて非常に滑りやすくなっており、転倒のリスクが高まります。必ずスパイクブーツを着用し、暗いうちから入る場合は特に足元に注意を払いましょう。霜が降りている場合はさらに滑りやすくなります。

⚠️ 冬の海で釣りを中止すべき状況

  • ❌ 波浪注意報・警報が発表されている
  • ❌ 風速が10m以上ある
  • ❌ 波がテトラや岩場に打ち付けている
  • ❌ ウネリが大きく、定期的に高波が入る
  • ❌ 視界が悪い(吹雪、濃霧など)
  • ❌ 気温が氷点下で足元が凍結している
  • ❌ 単独釣行で携帯の電波が届かない場所

また、冬の日本海は日没後の気温低下が急激です。昼間は平気でも、夕マズメを過ぎると一気に冷え込み、手がかじかんで動かなくなることもあります。防寒対策は万全にし、携帯カイロや温かい飲み物を持参しましょう。低体温症は命に関わります。

天気予報は必ず複数のサイトをチェックし、風向きと風速、波高、うねりの周期などを確認してください。特に北西風が強い日は、新潟の海岸線は全域で荒れることが多いです。GPV気象予報や波浪予報など、詳細な気象情報を確認できるツールを活用しましょう。


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新潟の冬アジングで実績のあるタックルとテクニック

厳冬期に避けるべき危険な海況の見極め方
  1. 厳寒期の尺アジに対応するロッド・リール選択のポイント
  2. ラインシステムは0.3号以上のエステルかPEが基本
  3. ジグヘッドの重さとワームのサイズセレクト
  4. プランクトンパターンとベイトパターンの使い分け
  5. 時間帯別の攻略法と朝マズメの重要性
  6. 冬アジングで実績のあるカラーとルアーローテーション
  7. まとめ:新潟の冬アジングを成功させるために知っておくべきこと

厳寒期の尺アジに対応するロッド・リール選択のポイント

厳寒期の尺アジに対応するロッド・リール選択のポイント

冬の新潟でアジングを楽しむなら、通常のアジングタックルよりもワンランク強めのセッティングが推奨されます。なぜなら、冬場は尺アジクラスの大型が回遊する確率が高く、また風が強い日も多いため、ある程度のパワーと遠投性能が求められるからです。

ロッドは6フィート台のミディアムクラスが使いやすいでしょう。あまり繊細すぎるロッドだと、冬の良型アジとのファイトで折れるリスクがありますし、風の影響も受けやすくなります。一方で、硬すぎるとアジの繊細なアタリを弾いてしまうため、ティップはソリッドで感度が良く、バットにパワーがあるモデルが理想的です。

具体的なモデルとしては、サーティーフォー(34)のPSR-60や、アジング専用ロッドの中でもミディアムクラスに分類されるものが適しています。尺アジがヒットした際も安心してやり取りができ、ラインブレイクのリスクを減らせるでしょう。

前回バリバスエステルラインレッドアイ0.25号はアジが大きい為、ラインブレイク多発、今回は0.3号

出典:新潟中越地区の海釣り

リールは2000〜2500番台のスピニングリールが基本です。シマノならストラディックやヴァンキッシュクラス、ダイワならルビアスやエアリティクラスが人気です。冬場は手がかじかむため、巻き心地の良いリールを選ぶとストレスが少なくなります。ハイギアモデルなら手返しも良くなり、効率的に広範囲を探れます。

🎣 冬アジング用タックル例

タックル項目推奨スペック具体例
ロッド6〜6.5ft、ミディアムクラス34 PSR-60、月下美人AIR等
リール2000〜2500番、ハイギアストラディック、ルビアス等
メインラインエステル0.3〜0.4号、またはPE0.3〜0.5号バリバスレッドアイ、UVF月下美人等
リーダーフロロカーボン1.2〜1.75号34ジョイントリーダー等

ドラグ設定も重要です。尺アジがヒットした瞬間の走りは想像以上にパワフルで、ドラグが締めすぎていると一気にラインブレイクします。かといって緩すぎると魚を寄せきれません。事前に調整しておき、魚がヒットしたらドラグの滑りを確認しながらファイトすることが大切です。

ラインシステムは0.3号以上のエステルかPEが基本

ラインシステムは0.3号以上のエステルかPEが基本

冬の尺アジに対応するラインシステムは、エステルラインの0.3〜0.4号、またはPEラインの0.3〜0.5号が推奨されます。通常のアジングでは0.2〜0.25号を使用することもありますが、冬場の大型アジには細すぎてラインブレイクのリスクが高まります。

エステルラインの利点は、感度の高さとフォール速度の安定性です。比重が高いため、風の影響を受けにくく、軽いジグヘッドでもしっかりボトムまで届けることができます。一方で、伸びが少ないため衝撃に弱く、急激なファイトではブレイクしやすいというデメリットもあります。

PEラインの利点は、強度と伸びのバランスです。同じ号数でもエステルより引張強度が高く、大型魚とのファイトでも安心感があります。また、感度も良好で、遠投性能にも優れています。デメリットとしては、風に弱く、ガイドに絡みやすいという点が挙げられます。

どちらを選ぶかは好みですが、冬場の強風対策としてはエステルが有利かもしれません。一方で、大型狙いの安心感ではPEに軍配が上がるでしょう。両方試してみて、自分のスタイルに合った方を選択するのが良いと思われます。

💡 エステルとPEの比較

項目エステルラインPEライン
感度★★★★★★★★★☆
強度★★★☆☆★★★★★
風への強さ★★★★☆★★☆☆☆
フォール速度★★★★★★★★☆☆
扱いやすさ★★★★☆★★★☆☆

リーダーにはフロロカーボンの1.2〜1.75号を使用します。リーダーの長さは50cm〜1m程度が標準的ですが、根ズレが激しいポイントでは少し長めに取ると安心です。結束はFGノットやSCノット、電車結びなどが一般的ですが、結び目はできるだけ小さくコンパクトに仕上げましょう。

冬場は手がかじかんで細かい作業が困難になるため、自宅で事前に複数のリーダーを結んでおくと釣り場で楽です。ラインブレイク時の対応もスムーズになります。

ジグヘッドの重さとワームのサイズセレクト

ジグヘッドの重さとワームのサイズセレクト

冬アジングのジグヘッドは、1.3〜2.5gの範囲で使い分けるのが基本です。ポイントの水深、潮の流れ、風の強さによって最適な重さは変わりますが、通常のアジングよりも重めのセッティングが多くなります。

浅場や流れが緩い場所では1.3〜1.5gが使いやすいでしょう。フォールスピードが遅く、ゆっくりとアジにアピールできます。中層を探る場合や、やや流れがある場所では1.8〜2gが標準的です。ボトムもしっかり取れ、操作性も良好です。

深場や流れが速い場所、風が強い日には2〜2.5gが必要になることもあります。重いジグヘッドは飛距離も出るため、沖の潮目を狙う際にも有効です。ただし、重すぎるとフォール中のアタリを見逃しやすくなるため、必要最低限の重さに留めるのが鉄則です。

飛距離を出すためにいつもより、重いサーティーフォー(34)のストリームヘッド1.3号、1.8号

出典:新潟中越地区の海釣り

ジグヘッドの形状も重要です。冬場はストリーム系のジグヘッドが人気で、潮の流れの中でも安定した姿勢を保ち、フォールスピードもコントロールしやすいとされています。ゼログラやアジスタなど、各メーカーから様々なモデルが発売されているので、複数試してみるのも良いでしょう。

🐟 ジグヘッド重量の選び方

状況推奨重量理由
浅場・流れ緩い1.3〜1.5gスローフォールでじっくりアピール
標準的な条件1.8〜2g操作性とボトム感度のバランス良好
深場・流れ速い2〜2.5gしっかり底を取れ、飛距離も出る
強風時2〜2.5g風の影響を受けにくい

ワームは2.5〜3インチのサイズが中心になります。冬場のアジは大型が多いため、ワームも大きめを選択することで、ベイトのシルエットをしっかり演出できます。サーティーフォーのキメラベイト、パフネーク、レインズのアジアダーやアジリンガーなどが実績があるようです。

ワームのアクションとしては、ピンテールやシャッドテール系が扱いやすいでしょう。冬場はアジの活性が低めなので、派手なアクションよりも微波動でナチュラルに誘う方が効果的です。カラーについては後述しますが、クリア系やグロー系が基本となります。

プランクトンパターンとベイトパターンの使い分け

プランクトンパターンとベイトパターンの使い分け

冬の新潟では、プランクトンパターンが主体となることが多いですが、カタクチイワシなどのベイトフィッシュが接岸している場合はベイトパターンも成立します。この2つのパターンを見極め、適切にアプローチすることが釣果を伸ばすカギとなります。

プランクトンパターンの場合、アジは中層から表層をゆっくりと泳ぎながらプランクトンを捕食しています。このパターンでは、ステイやスローフォール、ドリフトといった誘い方が効果的です。キャスト後、任意のレンジまでカウントダウンし、そこでステイさせます。アタリは「モゾッ」とした違和感として現れることが多く、すぐにフッキングせず、少し待ってから合わせるのがコツです。

フォール中にアタリがあることもあるし、決めたカウントでチョンチョンと軽くサビいた時にモゾっとアタリが出る

出典:新潟中越地区の海釣り

ベイトパターンの場合、アジはベイトを追って活発に動いています。巻きの釣りやトゥイッチが有効で、ワームを小魚のように見せることが重要です。特にイワシパターンの場合は、やや速めのリトリーブに短いトゥイッチを入れて、逃げ惑う小魚を演出すると良いでしょう。

パターンの見極め方としては、水面の様子を観察することが大切です。水面がざわついている、小魚が飛び跳ねているといった状況ならベイトパターン。シーンとしていて捕食音だけが聞こえる場合はプランクトンパターンの可能性が高いでしょう。

🎯 パターン別アプローチ方法

パターン主な誘い方アタリの特徴ワームサイズ
プランクトンステイ、スローフォール、ドリフトモゾッとした違和感2〜2.5インチ
ベイト(イワシ等)巻き、トゥイッチ、リフト&フォールコン!とした明確なアタリ2.5〜3インチ

また、時間帯によってもパターンが変化することがあります。朝マズメはベイトパターン、日が昇ってからはプランクトンパターンに移行するといったケースも報告されています。状況に応じて柔軟にアプローチを変えることが、釣果を伸ばすコツです。

時間帯別の攻略法と朝マズメの重要性

時間帯別の攻略法と朝マズメの重要性

冬アジングで最も釣果が期待できるのは、朝マズメから午前中にかけてです。特に夜明け直後の薄明かりの時間帯は、アジの活性が最も高まり、連発することも珍しくありません。

朝マズメの攻略法としては、暗いうちからポイントに入り、明るくなり始めるタイミングを待つのが理想的です。最初はアタリがなくても、空が白み始めると同時にアジのスイッチが入ることが多いようです。この時間帯を逃さないよう、釣り座の確保やタックルの準備は暗いうちに済ませておきましょう。

日の出後も、午前8〜9時頃までは時合が続くことがあります。特に冬場は日照時間が短いため、朝の時合が比較的長く続く傾向があります。ただし、日が高くなるにつれてアジは沖に出たり、深場に落ちたりするため、徐々に釣りづらくなります。

時間にして夜が明けから8:30までぽつぽつと拾い釣りでしたが十分

出典:新潟中越地区の海釣り

夕マズメも時合となりますが、冬場は日没後の気温低下が激しく、長時間の釣行は厳しいかもしれません。それでも、夕方16〜17時頃から暗くなるまでの短時間勝負で釣果を上げているアングラーもいます。

ナイトアジングについては、常夜灯周りが主なポイントとなります。堤防や漁港の常夜灯下にプランクトンが集まり、それを追ってベイトやアジも寄ってきます。ただし、冬のナイトゲームは極寒との戦いになるため、十分な防寒対策が必須です。

時間帯別の特徴と攻略ポイント

  • 朝マズメ(日の出前後):最も釣果が期待できる時間帯。暗いうちからポイント入りし、明るくなるタイミングを待つ。
  • 午前中(8〜10時):朝マズメの延長で釣れることもあるが、徐々に渋くなる。表層から中層を探る。
  • 日中(10〜15時):最も厳しい時間帯。深場や日陰を狙うか、潮目を探す。
  • 夕マズメ(日没前後):再び活性が上がる可能性あり。短時間勝負で挑む。
  • ナイト(日没後):常夜灯周りが有望。極寒対策必須。

冬場は日の出時刻が遅く、日没時刻が早いため、勤め人でも朝夕の釣行がしやすいというメリットがあります。仕事前の早朝1〜2時間だけでも十分に楽しめるでしょう。

冬アジングで実績のあるカラーとルアーローテーション

冬アジングで実績のあるカラーとルアーローテーション

冬の新潟でアジングをする際、カラー選択は釣果に直結します。基本的には、クリア系・グロー系・ラメ入りの3パターンを揃えておけば、ほとんどの状況に対応できるでしょう。

クリア系は、笹濁りからやや澄んだ潮色の時に有効です。ナチュラルにプランクトンやシラスを演出でき、警戒心の強いアジにも口を使わせることができます。特にクリアにラメが入ったカラーは、フラッシング効果でアピール力も高まります。

グロー系は、朝マズメや夕マズメ、ナイトゲームで威力を発揮します。暗い時間帯でもアジに視認されやすく、常夜灯周りでも効果的です。スーパーグローやケイムラ系など、様々なグローカラーがあるので、状況に応じて使い分けましょう。

今日釣れたワーム:アジアダー スーパーグローオールスターズ、アジアダー アジキングシルバー

出典:釣りあびライト!

ラメ入りカラーは、濁りが強い時や日中の明るい時間帯に有効です。シルバーやゴールドのラメがキラキラと光り、アジの視覚に訴えかけます。特にシルバー系のラメは、イワシなどのベイトフィッシュを模しており、ベイトパターンで活躍します。

🎨 冬アジング推奨カラーローテーション

状況推奨カラー理由
朝マズメ・薄暗いグロー系視認性が高く、アピール力抜群
笹濁りクリア+ラメナチュラルかつフラッシング効果
濁り強めラメ強め(シルバー等)強い光でアピール
澄み潮クリア系警戒心を与えない
ナイトゲームグロー系・ピンク系常夜灯下で目立つ

ルアーローテーションも重要です。同じワームを投げ続けてもアジが飽きることがあるため、アタリが止まったら積極的にカラーやサイズ、形状を変えてみましょう。ただし、頻繁に変えすぎても効率が悪いので、1つのパターンを最低10投以上は試してから判断するのが良いでしょう。

実績のあるワームとしては、以下のようなものが挙げられます:

  • レインズ アジアダー:プランクトンパターンに強い
  • レインズ アジリンガー:ベイトパターンにも対応
  • 34 キメラベイト:ボリュームがあり大型狙いに
  • 34 パフネーク:独特の波動でアピール
  • エバーグリーン ギムレット:汎用性の高いストレートワーム

これらを状況に応じてローテーションすることで、その日のヒットパターンを早く見つけることができるでしょう。

まとめ:新潟の冬アジングを成功させるために知っておくべきこと

まとめ:新潟の冬アジングを成功させるために知っておくべきこと

最後に記事のポイントをまとめます。

  1. 新潟の冬アジングは11月下旬〜2月中旬がシーズンで、尺アジが狙える
  2. ベタ凪の日を選び、海況を最優先に判断することが安全面で重要
  3. 海水温12℃以上、笹濁り、岩ノリの群生が揃うと好条件
  4. ポイントは岩礁帯で水深3〜5m、潮通しが良い場所が理想的
  5. 中越地区(柏崎)は魚影が濃く、下越地区(新潟市内)はアクセスが良い
  6. タックルはミディアムクラスのロッドに2000番台リールが基本
  7. ラインはエステル0.3号以上またはPE0.3〜0.5号を推奨
  8. ジグヘッドは1.3〜2.5gを状況に応じて使い分ける
  9. プランクトンパターンではステイ・スローフォールが効果的
  10. ベイトパターンでは巻きやトゥイッチで積極的に誘う
  11. 朝マズメから午前中が最も釣果が期待できる時間帯
  12. カラーはクリア系・グロー系・ラメ入りの3パターンを用意
  13. テトラや磯場では岩ノリで滑りやすいため要注意
  14. 波がある日や強風の日は無理せず釣行を中止する
  15. 防寒対策を万全にし、低体温症に注意する

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