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川崎新堤防でアジングは今でもできる?渡船情報と実釣攻略法を徹底解説

川崎新堤防でアジングは今でもできる?渡船情報と実釣攻略法を徹底解説
記事内に商品プロモーションを含む場合があります。 記載の情報は調査時点での情報です。最新情報は各公式サイトをご覧ください

東京湾屈指の好ポイントとして知られる川崎新堤防。全長3.3kmにも及ぶこの巨大沖堤防は、アジングをはじめとする様々な釣りが楽しめる場所として多くの釣り人に愛されてきました。しかし2024年4月に施行された遊漁船業法の改正により、沖堤防への渡船を取り巻く状況が大きく変化しています。

本記事では、川崎新堤防でのアジングに関する最新情報を総合的に解説します。現在の渡船状況、実際の釣果、具体的な釣り方、必要な装備、注意すべきポイントまで、インターネット上に散らばる情報を収集・整理し、これから川崎新堤防でアジングに挑戦したい方に役立つ情報をお届けします。

この記事のポイント
✓ 川崎新堤防の現在の渡船状況と利用可能な船宿情報
✓ アジングで実績のあるポイントと釣れる時期・サイズ
✓ 効果的なタックルセッティングと釣り方のコツ
✓ 沖堤防釣行で必ず知っておくべき安全対策と注意事項
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川崎新堤防のアジング最新事情と渡船情報

  1. 川崎新堤防でアジングは可能だが渡船状況の確認が必須
  2. 利用可能な渡船は粂丸と長八丸の2店舗
  3. 遊漁船業法改正の影響で一部渡船が休止中
  4. アジの実績は春から秋にかけて高い
  5. 釣れるサイズは15cm~25cm程度が中心
  6. 数釣りも期待できる好ポイント

川崎新堤防でアジングは可能だが渡船状況の確認が必須

川崎新堤防でアジングは可能だが渡船状況の確認が必須

川崎新堤防でのアジングは現在でも可能ですが、渡船の運航状況を事前に確認することが極めて重要です。

2024年4月1日に改正遊漁船業法が施行され、全国の沖堤防への渡船を取り巻く環境が大きく変化しました。この法改正により、遊漁を営む事業者は都道府県への届け出の際に「案内する漁場を明記」し、「利用者を立入禁止の場所に案内しない旨」を明記する必要が生じたのです。

多くの沖堤防は基本的に立入禁止区域に指定されているため、この法改正を受けて渡船業務を終了する船宿が相次ぎました。千葉県の長浦突堤への渡船を行っていた「こなや丸」は、法改正と同日に渡船業務終了を公式ホームページで発表しています。

しかし川崎新堤防については、2024年4月時点でも渡船を継続している船宿が存在します。Yahoo!ニュースエキスパートの記事によると、川崎新堤防へ渡船している2店舗は両方とも渡船を続けていたとのこと(2024年4月8日時点)。

川崎で釣りができる東扇島西公園から見える沖堤防が「川崎新堤防」。全長3km以上にもなる巨大防波堤です。(中略)ここへ渡船しているのは2店舗。そして2店舗とも渡船を続けています。(2024年4月8日時点)

出典:沖堤防へ釣りに行けなくなった!?法律が変わって渡船屋さんはどうしているの?

ただし、行政との協議や調整が行われている可能性もあるため、釣行前には必ず船宿に直接確認することをお勧めします。状況は流動的であり、今後変更される可能性も十分に考えられます。

利用可能な渡船は粂丸と長八丸の2店舗

利用可能な渡船は粂丸と長八丸の2店舗

川崎新堤防への渡船サービスを提供しているのは、**粂丸(くめまる)長八丸(ちょうはちまる)**の2店舗です。それぞれ異なる特徴とアクセス方法がありますので、ご自身の居住地や移動手段に合わせて選択すると良いでしょう。

📍 主要渡船の比較表

項目粂丸(山本釣船店)長八丸
所在地神奈川県横浜市中区新山下1-4-1川崎市
最寄り駅みなとみらい線「元町中華街駅」徒歩10分以内川崎駅(送迎バスあり)
電車釣行可能可能
予約方法電話予約制電話予約・ブログで出船確認
料金同額同額
アクセスの良さ横浜・湘南方面に有利都内・川崎方面に有利

**粂丸(山本釣船店)**は横浜の元町中華街駅から徒歩圏内にあり、電車釣行派にとって非常にアクセスしやすい立地です。横浜方面や湘南方面からのアクセスが良好で、始発便が早いため良い釣り座を確保したい方にとってアドバンテージがあるとされています。基本的に予約制で運営されており、前日に電話で予約を入れる必要があります。

長八丸は川崎駅まで送迎バスがあるため、都内方面や川崎在住の方に便利です。ブログで出船の有無を公開しているため、事前に運航状況を確認できる点が特徴です。一部の情報によると、女将さんのノリが良く朝からテンション高めとのことですが、ライフジャケット着用については厳格で、着用していない人を見かけ次第強制送還するという安全管理を徹底しているようです。

どちらの船宿も渡船料金は同額とされていますので、アクセスの利便性で選ぶのが合理的でしょう。ただし、粂丸の公式サイトを確認すると、2024年4月時点で川崎新堤への渡船が「本日をもちまして渡船を終了させて頂きます」との記載があり、現在の運航状況については直接確認が必要です。

遊漁船業法改正の影響で一部渡船が休止中

遊漁船業法改正の影響で一部渡船が休止中

前述の通り、2024年4月1日の遊漁船業法改正は沖堤防への渡船業界に大きな影響を与えました。この法改正により、立入禁止場所への案内が明確に禁止されたため、多くの沖堤防への渡船が法的に困難な状況に陥ったのです。

横浜沖堤防群への渡船を行っていた船宿は、法改正当日に「4月1日よりしばらくの間、横浜便の運航をお休みさせて頂きます」と告知しました。この船宿によると、現在は市と話し合い中であり、渡船を完全に終了したわけではなくお休み中という位置づけとのことです。

この状況について、おそらく以下のような背景があると推測されます:

  • 長年の歴史と実績:沖堤防への渡船は長年にわたり行われてきた
  • 行政の黙認:立入禁止であることは知られていたが、決定的な処分がなかった
  • 急な法改正:長年続いた営業を急にやめるわけにはいかない事情
  • 協議の可能性:行政との話し合いで何らかの解決策を模索している可能性

Yahoo!ニュースエキスパートの記事でも指摘されている通り、川崎新堤防への渡船については2店舗とも営業を継続している一方、横浜沖堤防への渡船は休止中というように、場所によって対応が異なる状況です。

この背景には、各自治体や港湾管理者との協議状況、堤防の管理体制、安全対策の実施状況などが関係している可能性があります。いずれにせよ、今後の動向には注目が必要であり、釣行前には必ず最新情報を確認することが重要です。

アジの実績は春から秋にかけて高い

アジの実績は春から秋にかけて高い

川崎新堤防におけるアジの釣果実績を見ると、春から秋にかけてが最も期待できるシーズンであることが分かります。

つり具のブンブンに掲載された2021年3月末の釣果レポートでは、アジング で16匹の釣果が記録されています。この時期は春先にあたり、水温の上昇とともにアジの活性が高まる時期です。

気持ちを切り替えてアジングにチェンジ!ジグ単では流されるのでスローシンキングのフロートを付けゆっくりボトムをただ巻きやリフト&フォールさせます。すると早速アジがきました✨(中略)途中でシーバスに切り替えたりしながらポツポツと釣れ続け全部で16匹

出典:激シブの川崎新堤防?

別の釣行レポート(2020年9月)でもアジングで釣果が得られており、夏から秋にかけても実績があることが確認できます。このレポートでは、デイゲーム(日中)でのアジングに成功しており、ワインドアクションで食わせたという興味深い記録が残されています。

🗓️ 川崎新堤防アジングシーズン表

時期期待度特徴
春(3月~5月)⭐⭐⭐⭐水温上昇で活性が上がる。サイズは中型が中心
夏(6月~8月)⭐⭐⭐⭐⭐最盛期。数釣りも期待できる。デイゲームも可能
秋(9月~11月)⭐⭐⭐⭐良型が期待できる。晩秋は渋くなることも
冬(12月~2月)⭐⭐水温低下で活性ダウン。深場を狙う必要あり

川崎新堤防は潮通しが抜群に良く、周辺はコマセアジの遊漁船も訪れる有名なポイントとされています。この魚影の濃さが、アジングでも好釣果につながっているものと考えられます。

ただし、日によって釣果にバラつきがあることも事実です。ある釣行レポートでは「本気でアジングしたらもっと数釣り出来そう」とコメントされており、ターゲットを絞って集中すればさらなる釣果が期待できるポテンシャルがあることが示唆されています。

釣れるサイズは15cm~25cm程度が中心

釣れるサイズは15cm~25cm程度が中心

川崎新堤防で釣れるアジのサイズについては、複数の釣果情報から15cm~25cm程度が中心であることが読み取れます。

つり具のブンブンの釣果報告では「サイズ23cm」と記録されており、これは一般的なアジングのターゲットとして適切なサイズと言えるでしょう。20cm前後のアジは食べても美味しく、引きも楽しめるサイズです。

川崎新堤防の水深は場所によって異なり、横浜寄りの「1番」から川崎寄りの「6番」になるにつれ徐々に深くなる構造です。水深はおおむね6m~13m前後とされており、この水深帯はアジが好む環境と言えます。

📏 期待できるアジのサイズ別特徴

サイズ頻度特徴価値
10cm~15cm時々豆アジ。リリース推奨スポーツフィッシング
15cm~20cmよくある標準サイズ。引きも楽しめる食用・スポーツ両立
20cm~25cmまあまあ良型。美味しくいただける食用に最適
25cm超尺アジクラス。貴重トロフィーサイズ

一般的にアジングでは、20cm以上が良型とされます。川崎新堤防では23cmという記録があることから、条件が合えば良型にも出会えるポテンシャルがあると言えるでしょう。

ただし、小さいサイズのアジについてはリリースが推奨されます。カサゴの項目で言及されていたように、成長が遅い魚種では資源保護の観点から小型のリリースが重要です。アジも同様に、将来の資源を守るため15cm未満はリリースするといった自主ルールを設けるのが望ましいでしょう。

数釣りも期待できる好ポイント

数釣りも期待できる好ポイント

川崎新堤防は数釣りも期待できるポイントとして知られています。前述の通り、16匹という釣果が記録されていますが、これは「途中でシーバスに切り替えたり」しながらの釣果であり、アジングに専念すればさらなる釣果が期待できるとコメントされています。

この数釣りが期待できる理由として、以下の要因が考えられます:

✓ 潮通しの良さ
全長3.3kmの巨大堤防であり、東京湾の潮の流れを受けやすい構造です。潮通しが良いことで常に新鮮な海水が流れ込み、ベイトフィッシュ(エサとなる小魚)も豊富に回遊してきます。

✓ 魚影の濃さ
周辺はコマセアジの遊漁船も訪れる有名なポイントとされており、東京湾屈指の魚影の濃さを誇ります。アジの群れが常に回遊している可能性が高いエリアです。

✓ 多様な水深とポイント
6番から1番にかけて徐々に水深が変化する構造のため、その日のアジがいるレンジ(深さ)を探しやすいという利点があります。広大な堤防のため、釣り座の選択肢が豊富です。

✓ ベイトの豊富さ
ケーソン(堤防の隙間)には海藻やイガイ、小魚などが豊富に生息しており、食物連鎖の底辺が充実しています。これがアジなどのフィッシュイーターを引き寄せる要因となっています。

ただし、「川崎新堤防は日ごとに条件が異なり、先週釣れていても今週は全然ダメ、ということがよくある」という指摘もあります。これは潮の状況、水温、ベイトの有無など、様々な要因によって釣果が左右されるためです。

したがって、数釣りを狙う場合は情報収集が重要です。渡船に問い合わせて最近の釣果情報を得る、SNSやブログで最新の釣行レポートをチェックするなど、事前準備が釣果を左右すると言えるでしょう。


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川崎新堤防でアジングを成功させる実践テクニック

数釣りも期待できる好ポイント
  1. タックルはライトゲーム用がベスト
  2. ボトム狙いが基本戦略
  3. デイゲームでも釣果実績あり
  4. フロートリグが有効な状況も
  5. ケーソンガシリングと併用で効率アップ
  6. 渡船利用時の必須注意事項
  7. まとめ:川崎新堤防でのアジングを楽しむために

タックルはライトゲーム用がベスト

タックルはライトゲーム用がベスト

川崎新堤防でのアジングには、標準的なライトゲーム用タックルが適しています。特殊な装備は必要ありませんが、沖堤防という環境を考慮した準備が重要です。

実際の釣行レポートから、以下のようなタックルが使用されていることが確認できます:

使用した釣具
釣竿:ルナミスS96ML、ピンウィール76UL
リール:ストラディックSW4000XG、フリームス2000S
道糸:PE1号、0.3号

出典:激シブの川崎新堤防?

この情報から、アジング専用としては7.6ft(フィート)のUL(ウルトラライト)ロッド2000番台のスピニングリール、そしてPE0.3号というライトゲームの標準的なセッティングが使用されていることが分かります。

🎣 推奨タックルセッティング

アイテム推奨スペック理由
ロッド7ft~8ft台、L~ULクラス沖堤防では若干長めが有利。飛距離も確保できる
リール2000~2500番アジング標準。ライン容量も十分
ラインPE0.3~0.5号感度重視。風の影響を受けにくい細さ
リーダーフロロ1~1.5号根ズレ対策。沖堤防は根が荒い場所もある
ジグヘッド1~3g潮の速さで使い分け。基本は1.5~2g
ワーム1.5~2インチアミパターンなら小さめ、ベイトパターンなら大きめ

川崎新堤防は潮の流れが速い日もあるため、ジグヘッドの重さには幅を持たせることが推奨されます。実際の釣行レポートでは「ジグ単では流されるのでスローシンキングのフロートを付け」という記述があり、潮が速い状況では工夫が必要なことが分かります。

また、沖堤防は足場が高い(内側で約3m、外側で約5m)という特徴があります。そのため、取り込み時にはランディングネット(タモ)が必須です。ロッドは7ft台以上の少し長めを選ぶことで、取り込みも楽になるでしょう。

PEラインを使用する場合は、リーダーをしっかり結ぶことが重要です。沖堤防の足元には消波ブロックや荒根が点在しており、ラインが擦れる可能性があります。フロロカーボンのリーダーを1m程度取ることで、根ズレによるラインブレイクを防げます。

ボトム狙いが基本戦略

ボトム狙いが基本戦略

川崎新堤防でのアジングでは、ボトム(底)を意識した釣りが効果的とされています。複数の情報源でボトム狙いの重要性が指摘されています。

YouTubeのタイトルにも「【川崎新堤1番】アジはボトムにいる&泳がせ格闘」という動画があり、アジがボトム付近に居着いていることが示唆されています。

実際の釣行レポートでも以下のような記述があります:

ジグ単では流されるのでスローシンキングのフロートを付けゆっくりボトムをただ巻きやリフト&フォールさせます。すると早速アジがきました

出典:激シブの川崎新堤防?

この記述から、ボトムをゆっくりただ巻き、またはリフト&フォールというアクションが有効であることが分かります。

ボトム攻略の基本手順

  1. 着底を確認:ジグヘッドが底に着いたらラインのテンションが抜けるので、それを感じ取る
  2. ボトムバンピング:底から20~30cm程度リフトし、再び落とす動作を繰り返す
  3. ボトムただ巻き:底を感じながらゆっくりリトリーブ。底を切らないように注意
  4. リフト&フォール:大きくリフトしてフリーフォール。着底後少し待ってから再度リフト

なぜボトムが重要なのかというと、おそらく以下の理由が考えられます:

  • ベイトの存在:アミエビなどのベイトがボトム付近に多い
  • 身を隠せる:根や消波ブロックがあり、アジの隠れ場所になる
  • 潮の影響:表層は潮が速くても、ボトムは比較的穏やか
  • 水温の安定:日中は表層より底層の方が水温が安定している場合がある

ただし、常にボトムが正解というわけではありません。ベイトパターン(アジが何を食べているか)によって、レンジ(泳層)は変化します。表層でイワシなどの小魚を追っている場合は、中層から表層を狙う必要があります。

したがって、まずはボトムから探り始めて、反応がなければ徐々にレンジを上げていくというアプローチが効率的でしょう。

デイゲームでも釣果実績あり

デイゲームでも釣果実績あり

アジングと言えば夜釣り(ナイトゲーム)のイメージが強いかもしれませんが、川崎新堤防ではデイゲーム(日中の釣り)でも実績があります。

あるブログでは、デイゲームでのアジング成功について以下のように記述されています:

デイゲームでは実績がなかったんですが、やりました。ついにアジ。最近記事やTwitterにすらできないくらい、アジング絶不調で落ち込んでいたので本当にうれしかった。しかもデイゲームのワインドで食ってきました。デイパターンを少しつかめた気がします。

出典:【アジング&シーバス】川崎新堤で何とかシーバスをひねり出す!!

この記録から、ワインドアクション(ダート系のアクション)がデイゲームで有効であることが示唆されています。ワインドはジグヘッドを左右にダートさせるアクションで、視覚的にアピールできるため、日中の明るい時間帯に効果的とされています。

☀️ デイゲームアジングの攻略ポイント

項目ナイトゲームデイゲーム
有効アクションただ巻き、スローリトリーブダート、ワインド、リアクション
ワームカラーグロー、クリア系ナチュラル系、クリア系
アピール方法波動・匂い視覚・動き
難易度初心者向きやや上級者向き

デイゲームでは、アジが目で見てルアーを追うため、ワームの動きやカラーが重要になります。クリア系のワームが使用されたという記録もあり、ナチュラルな見た目も効果的と考えられます。

アルカリシャッドのクリアーと、7gのジグヘッドで挑戦です。するとボトムからのリフト直後にガツン!!惜しくもこれはラインブレイク。

出典:【アジング&シーバス】川崎新堤で何とかシーバスをひねり出す!!

デイゲームのメリットとしては、周囲の状況が見えやすい安全性が高い渡船の時間帯に合わせやすいなどが挙げられます。夜釣りが苦手な方や、安全面を重視したい方にとって、デイゲームでも釣果が期待できるのは大きな魅力でしょう。

フロートリグが有効な状況も

フロートリグが有効な状況も

川崎新堤防は潮の流れが速い日もあり、そのような状況ではフロートリグが有効な選択肢となります。

前述の釣行レポートでも、以下のような記述があります:

ジグ単では流されるのでスローシンキングのフロートを付けゆっくりボトムをただ巻きやリフト&フォールさせます

出典:激シブの川崎新堤防?

フロートリグとは、ジグヘッドの上にフロート(浮き)を付けることで、以下のようなメリットが得られます:

🎈 フロートリグのメリット

  • 飛距離の向上:フロートの重さで遠投が可能になる
  • 潮の速い状況への対応:表層にフロートがあることで、ジグヘッドが流されにくくなる
  • レンジキープ:一定の層を引きやすい
  • アタリの取りやすさ:フロートが沈んだり動いたりすることでアタリが分かりやすい

川崎新堤防の潮の状況について、「この日はかなり潮が早く流される」という記述があり、大潮などの潮が大きく動く日には、ジグ単(ジグヘッド単体)では釣りにならない可能性があります。

そのような状況では、スローシンキングタイプのフロートを使用することで、ゆっくりとボトム付近を探ることができます。スローシンキングとは、ゆっくりと沈んでいくタイプのフロートで、ボトム攻略に適しています。

ただし、フロートリグにもデメリットがあります:

  • 感度の低下:フロートを介するため、直接的なアタリが伝わりにくい
  • 操作性の低下:ジグ単ほど繊細なアクションがつけにくい
  • 根掛かりリスク:ボトムを攻める場合、根掛かりの可能性が高まる

したがって、まずはジグ単で様子を見て、どうしても流される場合はフロートリグに切り替えるというアプローチが良いでしょう。また、潮の動きを確認してから釣行する、満潮や干潮の前後(潮止まり)を狙うといった工夫も有効です。

ケーソンガシリングと併用で効率アップ

ケーソンガシリングと併用で効率アップ

川崎新堤防には「ケーソン」と呼ばれる、堤防と堤防の隙間があります。このケーソンを活用した「ケーソンガシリング」(カサゴ釣り)と、アジングを併用することで、釣果のチャンスを広げることができます。

noteに掲載された「川崎新堤防 ケーソンガシリング マニュアル」では、ケーソンの特徴について以下のように説明されています:

ケーソンは日中でも日陰ができていて、壁には海藻やイガイ、フナムシなんかも上の方にはついてるので餌が豊富。広いところだと小魚なんかも入ってくるみたいで、そういうのも食べるフィッシュイーターも地味にいたりする。

出典:川崎新堤防 ケーソンガシリング マニュアル

さらに、このマニュアルではケーソンメバリングについても言及されており、メバルも釣れることが示唆されています。メバルとアジは似たような環境を好む魚種であり、アジングのタックルでメバルも狙えます。

🐟 ケーソン活用のメリット

  • 魚種の多様性:カサゴ、メバル、アジ、時にはクロダイも
  • 常に魚がいる可能性:日陰や餌が豊富で魚の隠れ場所になる
  • ボウズ回避:沖の回遊がなくてもケーソンなら何か釣れる可能性が高い
  • スキマ時間の活用:アジの時合い待ちの間にケーソンで遊べる

実際の釣行レポートでも、シーバスの時合いが終わった後にアジングに切り替え、さらに「T様はシーバスを諦めケーソンのブラクリでカサゴをちょこちょこ釣ってました」という記述があり、複数の釣りを組み合わせることで一日を通して楽しめることが分かります。

ケーソンガシリングで使用される仕掛けは、ジグヘッド1.5~2gにワーム(アミアミ1.5インチなど)という、アジング用のタックルそのものです。つまり、同じタックルで両方の釣りが楽しめるという利点があります。

ただし、ケーソンガシリングには以下の注意点があります:

  • ロックされやすい:カサゴが根に潜り込む習性があるため、すぐに引き剥がす必要がある
  • バーブレス推奨:カエシを潰しておくことで手返しが良くなり、魚へのダメージも最小限に
  • 小型はリリース:カサゴは成長が遅いため、20cm以下はリリース推奨

アジングで回遊待ちの時間、ケーソンで足元を探ってみる。これも川崎新堤防ならではの楽しみ方と言えるでしょう。

渡船利用時の必須注意事項

渡船利用時の必須注意事項

川崎新堤防は沖堤防であるため、陸から歩いて行くことはできません。必ず渡船を利用する必要があり、それに伴う注意事項があります。

🚢 渡船利用時の重要ポイント

項目詳細重要度
予約前日までに電話予約が基本★★★★★
集合時間厳守出船15分前までに受付完了★★★★★
ライフジャケット桜マーク付き認定品を常時着用★★★★★
お迎え時間厳守10分前には下船場所で待機★★★★★
ポイント確認事前に釣れているポイントを確認★★★★
船の識別乗った船の写真を撮っておく★★★

まず最も重要なのが予約です。粂丸では「前日に電話をいれ、6時出船11時お迎えの便を予約」という記述があるように、基本的には電話予約制です。当日飛び込みで行っても乗れない可能性が高いため、必ず事前に予約しましょう。

集合時間は厳守です。「乗船受付は、出港時間の15分前までに済ませて下さい。定刻よりも、5~10分早く出港する事が御座います」という注意書きがあり、遅刻すると置いていかれる可能性があります。

ライフジャケットの着用は法律で義務付けられており、特に川崎新堤防への渡船では厳格に管理されています。長八丸では「ライフジャケットを抜いでいる人を見かけ次第、強制送還します」という厳しい対応を取っています。2022年1月1日からは桜マーク認定のライフジャケットを使用する必要があります。

お迎えの時間も重要です。TSURINEWSの記事では以下のように指摘されています:

経験上、お迎えはほぼ時間通りにきてくれます。遅くとも10分前には帰り支度を済ませ、下ろしてくれた場所にいるようにしましょう。

出典:全長3km超の沖堤防でエギタコ釣り

3.3kmもある長大な堤防ですから、お迎え場所を間違えたり、時間に遅れたりすると大変なことになります。また、川崎新堤防には複数の渡船(粂丸と長八丸)が来ているため、自分が乗った船を間違えないよう、写真を撮っておくことが推奨されています。

さらに、釣りポイントの確認も重要です。「1番」から「6番」まである広大な堤防で、どこで何が釣れているかは日によって変わります。予約時に「最近アジはどこで釣れていますか?」と聞いておくと、効率的に釣りができるでしょう。

まとめ:川崎新堤防でのアジングを楽しむために

まとめ:川崎新堤防でのアジングを楽しむために

最後に記事のポイントをまとめます。

  1. 川崎新堤防は全長3.3kmの巨大沖堤防で、アジングの好ポイントである
  2. 2024年4月の遊漁船業法改正により渡船状況が流動的だが、2店舗が営業継続している
  3. 粂丸(山本釣船店)と長八丸の2つの渡船が利用可能だが、事前確認が必須
  4. アジングのベストシーズンは春から秋で、特に夏場が最盛期
  5. 釣れるアジのサイズは15cm~25cm程度が中心で、時に良型も期待できる
  6. 潮通しが良く魚影が濃いため、条件が合えば数釣りも可能
  7. タックルは標準的なライトゲーム用で問題ないが、沖堤防用に若干長めのロッドが有利
  8. ボトム狙いが基本戦略で、ただ巻きやリフト&フォールが有効
  9. デイゲームでも実績があり、ワインドアクションなどリアクション系が効果的
  10. 潮が速い日はフロートリグが有効な選択肢となる
  11. ケーソンガシリングと併用することで、釣果のチャンスが広がる
  12. 渡船利用には予約必須、時間厳守、ライフジャケット着用など厳格なルールがある
  13. 沖堤防にはトイレがなく、日陰もないため、事前準備と体調管理が重要
  14. 足場が高い(3~5m)ため、ランディングネットが必須
  15. お迎え時間の10分前には下船場所で待機し、乗った船を間違えないよう注意

記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト
  1. 【川崎新堤1番】アジはボトムにいる&泳がせ格闘 – YouTube
  2. 激シブの川崎新堤防? | 釣り具販売、つり具のブンブン
  3. 【川崎新堤1番】コマセが無くてもこの釣法ならアジが釣れる – YouTube
  4. 川崎新堤防 ケーソンガシリング マニュアル|オツヒト
  5. 神奈川県横浜市山下の「粂丸」で釣りを楽しみましょう!
  6. 沖堤防へ釣りに行けなくなった!?法律が変わって渡船屋さんはどうしているの?(お爺ちゃんの釣り散歩) – エキスパート – Yahoo!ニュース
  7. 【アジング&シーバス】川崎新堤で何とかシーバスをひねり出す!! 20.09.18 | 神奈川東京釣行記 – 楽天ブログ
  8. 【神奈川の沖堤防】川崎新堤防への渡船情報&釣れる魚は? | ぷら釣り
  9. 全長3km超の沖堤防でエギタコ釣り 水潮に苦戦し2杯【川崎新堤防】 | TSURINEWS

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