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8月のアジングは豆アジ天国?サイズアップのコツと狙い目ポイントを完全網羅

8月のアジングは豆アジ天国?サイズアップのコツと狙い目ポイントを完全網羅
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8月のアジングは初心者でも数釣りが楽しめるシーズンです。産卵を終えた豆アジが港内を回遊し、比較的イージーに釣果が得られる一方で、ポイント選びや時間帯を工夫すれば20cm超えの良型も十分狙えます。ただし、夏特有の高水温による魚の活性変化や回遊パターンを理解していないと、せっかくの好機を逃してしまうかもしれません。

この記事では、インターネット上に散らばる8月アジングの実釣レポートや攻略法を徹底的に調査し、時期特有の釣れるパターンやポイント選び、タックルセッティングまで網羅的に解説します。夏の暑さを避けながら涼しい夜釣りで良型アジをゲットする秘訣をお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事のポイント
✓ 8月アジングの特徴とサイズ傾向が分かる
✓ 夏特有のポイント選びと時間帯の攻略法が理解できる
✓ ジグヘッドとワームの効果的な使い分けが身につく
✓ 豆アジから良型まで狙い分けるテクニックが習得できる
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8月アジングの基本と魚の行動パターン

  1. 8月のアジングは豆アジシーズンだが良型も混じること
  2. 夏の高水温がアジの行動に与える影響
  3. 回遊パターンを理解すれば釣果が安定する理由
  4. 夕マズメから夜が狙い目となる時間帯
  5. 表層から中層を重点的に探る攻略法
  6. デイゲームでも釣れる条件とは

8月のアジングは豆アジシーズンだが良型も混じること

8月のアジングは豆アジシーズンだが良型も混じること

8月のアジングは、7月に引き続き豆アジ(10〜15cm前後)が主体のシーズンとなります。これは春から初夏にかけて産卵したアジの稚魚が成長し、港内や堤防周辺に回遊してくるためです。多くの釣り場で豆アジの群れが確認でき、初心者でも比較的簡単に数釣りが楽しめる時期と言えるでしょう。

しかし、豆アジばかりではありません。20〜26cm程度の良型アジも混じるのが8月アジングの面白いところです。産卵を終えて体力を回復したアジや、産卵時期がずれた個体が良いサイズで釣れることがあります。特に潮通しの良い場所や外洋に面したポイントでは、サイズアップの可能性が高まります。

8月に入り、最近アジングを始めたんですが、ほぼキャスティングの練習になっており未だに釣果はありません

出典:Yahoo!知恵袋 – アジングについて質問

初心者の方からこのような質問が寄せられることも多く、8月だからといって必ず釣れるわけではありません。時期は良くても、ポイント選びや時間帯、釣り方が適切でないと釣果に恵まれないのがアジングの難しさです。

地域差も大きく、西日本では比較的早い時期から良型が混じり始める傾向にあります。一般的に8月後半から9月にかけてアベレージサイズが徐々に上がっていくパターンが多いため、月を追うごとに期待が高まるシーズンとも言えます。

📊 8月のアジのサイズ分布(一般的な傾向)

サイズ区分サイズ範囲釣れる割合特徴
豆アジ10〜15cm約70%数釣りのメインターゲット
小型16〜19cm約20%食べ頃サイズ
良型20〜26cm約10%引きも強く魅力的
尺超え27cm〜まれ条件が揃えば可能性あり

このようなサイズ構成を理解した上で、自分が狙いたいサイズに合わせたポイントとタックル選びが重要になってきます。

夏の高水温がアジの行動に与える影響

夏の高水温がアジの行動に与える影響

8月は年間を通じて最も水温が高くなる時期で、海水温が25度を超えることも珍しくありません。この高水温が、アジの行動パターンに大きな影響を与えています。

高水温になると海中の溶存酸素量が減少します。アジは酸欠状態を避けるため、酸素量の多い場所に移動する習性があります。具体的には以下のような場所です:

酸素量が多くなる場所の特徴

  • 潮が速く流れている場所(漁港の出入り口、防波堤の先端など)
  • 河口や川の流れ込み
  • 波が岩やテトラに当たってサラシができる場所
  • 水深のある場所(底層は表層より水温が低く酸素量が多い)
  • 潮目や潮の変化がある場所

海水温度の上昇で海水酸素濃度の低下。アジは酸素を求めて回遊。ポイントの選び方、、、潮の流れがある、、、水深がある、、、さらしが出ている、、、川筋、、、潮の変化がある

出典:Yahoo!知恵袋 – アジングについて質問

これは実釣者の経験からも裏付けられており、8月のポイント選びでは酸素量を意識することが非常に重要です。逆に、湾奥の流れが緩い場所や酸欠になりやすいエリアでは、アジの活性が低下してしまいます。


また、高水温期には赤潮や青潮が発生するリスクもあります。特に青潮が発生した場合は、魚の鰓に付着して呼吸困難を引き起こすため、アジどころかネンブツダイなどの外道すら釣れない「無の世界」になってしまうことも。釣行前に釣り場の海況をチェックし、赤潮・青潮の情報があるエリアは避けた方が無難でしょう。

水温が高すぎる場合、アジは涼を求めて深場に落ちることもありますが、夏場は基本的に表層から中層を意識的に探ることで釣果につながりやすいです。これは、高水温でもプランクトンやベイトフィッシュが表層付近に多く存在し、アジもそれを追って浮いてくるためと考えられます。

回遊パターンを理解すれば釣果が安定する理由

回遊パターンを理解すれば釣果が安定する理由

アジは回遊魚であり、一定の場所にずっと留まっているわけではありません。餌を求めて広範囲を移動しており、この回遊パターンを理解することが安定した釣果につながります。

8月のアジの回遊には以下のような特徴があります:

🐟 8月のアジ回遊パターン

時期回遊エリア回遊の特徴
6〜7月湾内への侵入開始朝夕のみ湾奥に入る、小型が中心
8月湾奥まで広範囲に回遊日中でも港内で確認できる、良型も混じる
9〜11月さらに接岸、足元まで数・サイズともにピーク
12〜2月深場・外洋へ水温安定した場所に移動

8月は湾奥まで回遊範囲が広がる時期で、港内の足元でもアジが確認できるようになります。ただし、回遊のタイミングには波があり、「少し前は釣れたのに今日は全然ダメ」ということも頻繁に起こります。

当たり前の前提条件として、アジが居ないと釣れんのです、最重要。

出典:Yahoo!知恵袋 – アジングについて質問

この指摘は非常に的確で、どれだけ良いタックルや技術があっても、アジが回遊してこなければ釣れないのが現実です。だからこそ、情報収集が重要になります。

地元の釣具店で釣果情報を聞いたり、SNSで最新情報をチェックしたりすることで、今どのポイントにアジが回遊しているかを把握できます。また、釣り場で先行者がいる場合は挨拶がてら状況を聞いてみるのも良いでしょう。釣り人同士のコミュニケーションが、思わぬ好釣果につながることもあります。

回遊が安定している場所では、潮汐のタイミングとアジの回遊が連動しているケースも多いです。満潮や干潮の前後、潮が動き始めるタイミングなどをチェックし、自分なりの釣れるパターンを見つけることが大切です。

夕マズメから夜が狙い目となる時間帯

夕マズメから夜が狙い目となる時間帯

8月のアジングで最も釣果が期待できる時間帯は、夕マズメから夜にかけてです。これにはいくつかの理由があります。

まず、日中の暑さを避けて活性が上がる点が挙げられます。8月の日中は気温も水温も高く、アジの活性は必ずしも高くありません。しかし日が沈み始める夕マズメになると、気温の低下とともにアジの食い気が増してきます。

それとアジは朝マヅメより夕マズメの方が釣れるイメージがあります。16-20時ぐらい狙いですかね。

出典:Yahoo!知恵袋 – アジングについて質問

実際に多くのアングラーが、朝マズメよりも夕マズメの方が釣果が良いと感じています。これは8月特有の傾向と言えるかもしれません。

夜になると、さらに狙い目の状況が整います:

夜のアジングが有利な理由

  • 常夜灯周りにプランクトンが集まりアジも寄る
  • アジの警戒心が薄れルアーを見切られにくい
  • 暑さを避けて快適に釣りができる
  • 表層付近にアジが浮きやすくなる

特に常夜灯周りは夏のアジングで外せないポイントです。明暗の境目を狙ったり、常夜灯の光が当たる範囲を丁寧に探ったりすることで、豆アジから良型まで幅広く狙えます。

一方で、デイゲーム(日中の釣り)が全く成立しないわけではありません。条件が揃えば日中でも釣果は望めますが、場所選びがシビアになります。潮通しが特に良い場所や、サビキ釣りの撒き餌に寄せられたアジを狙うなど、工夫が必要です。

時間的に余裕がある方は、夕マズメの1〜2時間前から釣り場に入り、明るいうちにポイントの様子を確認しておくのがおすすめです。そして日が沈むタイミングで本格的に釣りを開始し、夜中まで粘る、というのが8月アジングの王道パターンと言えるでしょう。

表層から中層を重点的に探る攻略法

表層から中層を重点的に探る攻略法

8月のアジングでは、表層から中層を中心に探るのが基本戦略となります。これは高水温期のアジの行動特性によるものです。

豆アジは特に表層付近に群れていることが多く、ジグヘッド0.3〜1g程度の軽量リグでゆっくりと誘うのが効果的です。カウントダウン(着水後に数を数えてルアーを沈める)で言えば、5〜20カウント程度の浅いレンジから探り始めるのが良いでしょう。

大体0.8gのジグヘッドからスタートすることが多いんですが、表層で釣れるパターンが多いのと、あたりが微妙な場合が多く、吸い込みの良さを重視するためにも軽くしていって、最数的に0.5gを(風がなければ)を使うことが多いです。

出典:がーくん水産〜2号店〜

この経験談のように、状況に応じて軽くしていくのがセオリーです。ただし、軽すぎると風や潮の影響を受けやすく、逆に釣りづらくなることもあるので注意が必要です。

表層で反応がない場合は、5カウント刻みでレンジを下げていく方法が有効です。アジがどのレンジにいるかを探り当てることが釣果の鍵を握ります。

📈 レンジ別の攻略イメージ

レンジカウント目安ジグヘッド重さ狙えるアジ釣り方のコツ
表層0〜100.3〜0.6g豆アジ中心スローリトリーブ、ドリフト
表層〜中層10〜200.6〜1g豆〜小型トゥイッチ+ポーズ
中層20〜301〜1.5g小型〜良型リフト&フォール
中層〜底30〜1.5g〜良型中心ボトムバンプ

豆アジが表層でわらわらしている状況でも、中層にサイズの良いアジが潜んでいるケースがあります。表層の豆アジに満足せず、時折レンジを変えてサイズアップを狙うのも面白いでしょう。

また、日中のデイゲームではボトム(底)狙いも有効な場合があります。明るい時間帯は表層にいたアジが底に落ちている可能性があるため、チョンチョンとアクションを入れながらゆっくり巻いてくる釣り方で反応を得られることもあります。

デイゲームでも釣れる条件とは

デイゲームでも釣れる条件とは

基本的に夜釣りが推奨される8月のアジングですが、条件が揃えば日中でも十分に釣果は望めます。ただし、夜に比べるとハードルは上がります。

デイゲームで釣果を上げるためには、以下の条件を意識してください:

☀️ デイアジングで釣れる条件

  • 潮通しが非常に良い場所(外洋に面した堤防など)
  • 水深がある程度確保されているポイント
  • サビキ釣りなどでコマセが撒かれている場所
  • 風や波で海面が動いている状況
  • 川の流れ込みなど酸素量が多い場所

デイアジングは場所次第でかなり釣果が左右されると思います。基本底狙いでチョンチョンしてゆっくり巻いて、チョンチョンしてゆっくり巻いての繰り返し。

出典:Yahoo!知恵袋 – アジングについて質問

デイゲームでは場所選びが全てと言っても過言ではありません。多くのアングラーが釣りをしている人気ポイントは、デイゲームでも実績がある可能性が高いです。

また、日中はサビキ釣り師の撒き餌に寄せられたアジを狙うのも一つの手です。サビキのコマセでアジが集まっている場所の近くで、ルアーを投入すると反応が得られることがあります。ただし、サビキ師の邪魔にならないようマナーを守ることが大前提です。

朝マズメ(日の出前後)も狙い目の時間帯ですが、8月の場合は朝よりも夕方の方が実績は高い傾向にあります。とはいえ、早起きして朝一で釣り座を確保し、じっくり粘れば釣果につながる可能性は十分あるでしょう。

デイゲームの利点は、アジの泳ぎを目視で確認できる点です。サイトフィッシング(見える魚を狙う釣り)の要領で、水面を泳ぐアジを発見したらそこにルアーを投入する、というスタイルも楽しめます。ナイトゲームとはまた違った面白さがあるので、時間が許せばチャレンジしてみる価値はあります。

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8月アジングの実践テクニックとタックル選び

デイゲームでも釣れる条件とは
  1. ポイント選びは潮通しと酸素量を最優先すること
  2. ジグヘッドの重さは状況に応じて使い分けるべき理由
  3. 夏のアジングで効果的なワームの選び方
  4. キャロライナリグを使う場面と使い方
  5. アクションは基本スローだが見切られる場合の対処法
  6. 河口や川の流れ込みが夏の一級ポイントになる理由
  7. まとめ:8月のアジングを成功させるポイント

ポイント選びは潮通しと酸素量を最優先すること

ポイント選びは潮通しと酸素量を最優先すること

8月のアジングで最も重要なのがポイント選びです。タックルやテクニックがどれだけ優れていても、アジがいない場所では釣果は望めません。

前述の通り、夏の高水温期は酸素量の多い場所にアジが集まります。具体的なポイント選びのチェックリストは以下の通りです:

夏のアジングで狙うべきポイント

  • 漁港の出入り口(潮の出入りがある)
  • 防波堤の先端部(外洋からの流れが当たる)
  • テトラ帯(波が当たりサラシができる)
  • 河口・川の流れ込み(流れにより酸素供給)
  • 常夜灯周辺(夜間、プランクトンとアジが集まる)
  • 潮目が発生する場所(潮の変化がある)

逆に避けるべきは湾奥の流れが緩い場所です。流れがなく水が動かない場所は酸欠になりやすく、アジの活性も下がります。ただし、そういった場所でも常夜灯があれば夜間は狙い目になることもあります。

湾に漁港が数か所あるとしたら、その中でも、「湾の出入り口にある潮通しがいい漁港」が夏のアジがよく釣れる傾向にありますね。そのような漁港は数が釣れるだけでなく、型も他の場所と比べて良いことが多いです。

出典:あおむしの釣行記4

複数の漁港がある地域では、湾の入口に近い場所を優先的に選ぶのが賢明です。潮通しが良いだけでなく、サイズも期待できる傾向にあります。

🗺️ ポイント選びの優先順位

優先度ポイントタイプ期待できる釣果備考
★★★湾の出入口の漁港数・サイズとも◎最優先で狙うべき
★★☆外洋に面した防波堤サイズ重視◎良型の期待大
★★☆河口・川の流れ込み数・活性とも◎濁りに注意
★☆☆湾奥の漁港(常夜灯あり)豆アジ中心夜間のみ
☆☆☆湾奥の流れが緩い場所厳しい避けた方が無難

また、赤潮・青潮の発生状況も事前にチェックしましょう。特に青潮が出ているエリアは完全に避けるべきです。赤潮の場合は、表層だけでなく中層以深を探れば何とか釣れる可能性もありますが、基本的には別のエリアを選んだ方が賢明でしょう。

ジグヘッドの重さは状況に応じて使い分けるべき理由

ジグヘッドの重さは状況に応じて使い分けるべき理由

アジングにおいてジグヘッドの重さ選びは非常に重要です。「軽ければ軽いほど良い」と思われがちですが、実際には状況に応じた使い分けが釣果を左右します。

8月のアジングでは、0.3〜1.5g程度の範囲を使い分けるのが一般的です。基本的な考え方は以下の通りです:

⚖️ ジグヘッドの重さと特性

重さメリットデメリット使用場面
0.3〜0.5g吸い込みやすい、ゆっくり誘える風・潮に流される、沈みが遅い無風・流れ弱、表層狙い
0.6〜1gバランス良好、扱いやすい特になし通常時のスタンダード
1.5〜2g遠投可能、レンジ入れやすい吸い込み悪化の可能性遠投時、流れ強い時
3g〜深場・強流攻略可能食い渋りやすい特殊な状況のみ

軽いジグヘッドの方がアジの吸い込みが良いのは事実ですが、その分吐き出されるのも早いです。逆に重いジグヘッドは吸い込みにくいものの、一度咥えたら重さで吐き出しにくいという特性があります。

軽いジグヘッドは、重さが軽いので アジが吸い込みやすいけど、軽いから吐き出しやすい。逆に重たいジグヘッドは 吸い込みが悪くなる、でも重たいから吐き出しにくい。

出典:あおむしの釣行記4

この特性を理解した上で、アジの活性や状況に応じて重さを調整することが大切です。


実は、活性が高い夏のアジには重めのジグヘッドが効果的な場合も多いです。これは意外に思われるかもしれませんが、理由があります。

軽いジグヘッドでスローに誘うと、アジがルアーの後ろでホバーリング(空中停止)し、じっくり観察して「これは偽物だ」と見切ってしまうことがあるのです。一方、重いジグヘッドで少し速めに動かすと、アジが考える間を与えずリアクション的に食わせることができます。

1gのジグヘッドだと、アジが後ろから付いてきて「じぃ~」っとジグヘッドを見て途中で見切って反転していく。1,5gに重さを上げると動きが早くなるので、「じぃ~」っと見る余裕がなくて見切る前に食ってくるようになる。

出典:あおむしの釣行記4

このような経験から、夏は1〜1.5g程度をメインに使うアングラーも多いです。風や潮の影響も受けにくく、ストレスなく釣りができるのも利点です。

ただし、豆アジや低活性時は軽めが有利になります。状況を見ながら、0.6g→1g→1.5gと重くしたり、逆に軽くしたりと、柔軟に対応することが釣果アップの秘訣です。

夏のアジングで効果的なワームの選び方

夏のアジングで効果的なワームの選び方

ワーム選びも8月のアジングでは重要な要素です。様々なメーカーから多種多様なワームが発売されていますが、状況に応じた使い分けがポイントになります。

🎣 夏アジングでの定番ワーム系統

  • ストレート系:ナチュラルアクション、オールマイティ
  • シャッド系:アピール力高め、活性高い時
  • カーリーテール系:波動でアピール、濁り時
  • 味・匂い付き系:食い渋り時の最終兵器

サイズは1.5〜2.5インチ程度が基本です。豆アジ狙いなら小さめ、良型狙いなら大きめといった使い分けもありますが、実際には2インチ前後が最も汎用性が高いでしょう。

カラー選択については、クリア系とグロー系を両方用意しておくのがおすすめです。クリア系はナチュラルで警戒心を与えにくく、グロー系は暗い場所や濁り時にアピール力を発揮します。

ワームはクリアー系とグロー系の2インチを基準に。匂い系のワームを嫌う場合があるけど、理由は解らない。

出典:Yahoo!知恵袋 – アジングについて質問

この指摘は興味深く、アミノ酸配合などの味・匂い付きワームが必ずしも万能ではないことを示しています。ただし、低活性時や豆アジには味・匂い付きが圧倒的に有利なのも事実です。

📝 状況別おすすめワームタイプ

状況おすすめタイプカラーサイズ理由
通常〜高活性ストレート系クリア、ナチュラル2インチナチュラルで食わせやすい
低活性・豆アジ味・匂い付きクリア系1.5〜2インチ吸い込み良く食わせやすい
濁り・暗い場所カーリーテールグロー系2〜2.5インチ波動とカラーでアピール
活性高い・サイズ狙いシャッド系好みで2.5〜3インチ大きめでサイズセレクト

ワームのコアショットカラー(中心部だけ色が入っている)も注目です。シルエットが小さく見えながら水押しは大きいため、見切られにくいという利点があるとされています。

また、ワームの付け方にも注意が必要です。真っすぐ刺さっていないとアクションが不自然になり釣果に影響します。ジグヘッドとワームを瞬間接着剤で固定するテクニックを使うアングラーもいます。特に遠投する場合やキャストを繰り返す時には有効な方法です。

キャロライナリグを使う場面と使い方

キャロライナリグを使う場面と使い方

ジグヘッド単体では攻略しにくい状況で活躍するのが**キャロライナリグ(キャロ)**です。8月のアジングでも、条件次第では非常に有効な仕掛けとなります。

キャロライナリグは、ラインにシンカー(オモリ)を通し、その先にリーダーを介して軽量ジグヘッドを接続する仕掛けです。遠投性能とレンジキープ能力に優れているのが特徴です。

🎯 キャロライナリグを使うべき状況

  • 水深が3m以上ある深場を狙う時
  • 潮の流れが速い場所でレンジをキープしたい時
  • ジグヘッド単体では届かない遠投が必要な時
  • 沖の潮目やブレイクを狙いたい時

深い水深を狙う場合はキャロライナリグ、浅い水深を狙う場合はジグヘッドリグ、と使い分けしたらいいのですが、深い水深でもあまり潮が流れていない場合はジグヘッドの重さを上げる、もしくは長時間かけてフォ-ルさせた方が好結果となる事が多いです。

出典:たけとの釣り旅

ポイントは、流れがある場所で真価を発揮するという点です。流れがない場所でキャロを使うと、リーダーの長さ分だけロッドをあおらないとワームが浮かず、かえって扱いにくくなります。

⚙️ キャロライナリグのセッティング例

パーツ推奨スペック備考
メインラインPE 0.3〜0.5号伸びが少なく遠投向き
シンカー3〜5g流れの強さで調整
リーダーフロロ 1〜1.5号、50〜100cm長めで自然な動き
ジグヘッド0.3〜0.6g軽めで食わせやすく
ワーム2インチ前後ストレート系が基本

リーダーの長さは50cm以上が基本で、状況によっては1m以上取ることもあります。長いほどワームが自然に漂いますが、その分扱いが難しくなるため、慣れるまでは50〜70cm程度から始めるのが良いでしょう。


キャロライナリグの基本的な使い方は以下の通りです:

  1. キャストして着底を確認
  2. ラインを少し張ってシンカーを浮かせる
  3. 流れに乗せてドリフトさせる
  4. 時々ロッドをあおってワームにアクションを加える
  5. アタリがあったらしっかりアワセる

キャロの場合、ジグ単よりもアタリが明確に出ることが多いです。コツンという感触やラインが走る動きが見られたら、しっかりとフッキング動作を行いましょう。

ただし、8月のアジングでキャロが必要になる場面は限定的です。基本はジグヘッド単体で十分対応できるため、本格的な深場狙いや遠投が必要な大規模漁港などでの使用がメインとなるでしょう。

アクションは基本スローだが見切られる場合の対処法

アクションは基本スローだが見切られる場合の対処法

アジングの基本アクションはスローリトリーブです。特に8月の表層付近を泳ぐアジには、ゆっくりとした誘いが効果的とされています。

🌊 基本的なアクションパターン

  • ただ巻き:一定速度でリールを巻く(最も基本)
  • リフト&フォール:ロッドを上げてから落とす
  • トゥイッチ:小刻みにロッドを動かす
  • ドリフト:流れに任せて漂わせる
  • ステイ:一旦止めて食わせの間を作る

しかし、前述の通りスローすぎると見切られるケースもあります。特に活性が高い夏のアジは、あまりにもゆっくりした動きだとルアーの後ろで停止し、観察して偽物と判断してしまうことがあるのです。

なるべくスローに表層を漂わせてると。25cmサイズのいいアジが連発してくれます

出典:がーくん水産〜2号店〜

このようにスローが効く場面もある一方で、活性や状況によっては少し速めのリトリーブキビキビしたアクションが必要になることも。アジの反応を見ながら調整することが大切です。

💡 アクション速度の調整方法

状況リトリーブ速度アクション狙い
低活性・豆アジ超スローほぼ動かさないじっくり食わせる
通常スロー〜ミディアムただ巻き+たまにトゥイッチ自然に誘う
高活性ミディアム〜ファストキビキビしたアクションリアクションバイト
見切られる時変化をつける緩急つける、止めるパターンを外す

アクションの緩急をつけるのも有効なテクニックです。スローに巻いてきて、時々トゥイッチを入れる、あるいは一瞬止めてみる、といった変化がアジにスイッチを入れることがあります。

また、L字釣法と呼ばれるテクニックもあります。これはキャスト後にロッドを立てた状態でリールを巻かず、ロッドアクションだけでルアーを引いてくる方法です。縦方向の動きが加わり、通常のただ巻きとは違った誘いになります。苦手な方は無理に使う必要はありませんが、引き出しの一つとして覚えておくと良いでしょう。

河口や川の流れ込みが夏の一級ポイントになる理由

河口や川の流れ込みが夏の一級ポイントになる理由

夏のアジングにおいて、意外と知られていないのが河口や川の流れ込みの有効性です。「アジは海の魚なのに川?」と思われるかもしれませんが、実は8月には非常に効果的なポイントになります。

理由は明確で、川の流れが酸素を供給してくれるからです。前述の通り、高水温期のアジは酸素を求めて移動します。河口部は川から常に新鮮な水が流れ込み、水が撹拌されることで酸素量が豊富になるのです。

アジは河口部だけでなく、1キロ以上上流にも普通に上ってきます。そのような場所でアジングをしていたら、シーバス狙いの人に「こんなところでアジが釣れるのですか?」と、よく言われますね

出典:あおむしの釣行記4

アジは意外なほど川の上流まで遡上する習性があります。1km以上内陸に入った川でもアジが釣れることがあり、シーバスアングラーを驚かせることも少なくないようです。

🏞️ 河口・川でのアジング攻略ポイント

要素詳細注意点
狙う場所河口部、橋脚周り、流れの変化ポイントは限定的
水温海より高い場合も水温差は気にしない
濁りクリアな時が好機雨後の濁りは✗
時間帯夕〜夜が無難日中も可能性あり
タックル通常のアジングと同じシーバスに注意

ただし注意点もあります。雨後の濁りがある時は、アジが川に入ってこない傾向があります。濁りが取れてクリアになったタイミングから釣れ始めることが多いので、増水・濁り時は避けた方が無難です。

また、河口部ではシーバス(スズキ)が混じる可能性も高いです。アジングタックルでは大型シーバスとのやり取りは厳しいので、ドラグ設定を適切にしておく、ラインを太めにするなどの対策も検討しましょう。

河口アジングの面白さは、通常のポイントより魚影が濃い場合があること、そして他のアングラーが少ないことです。みんなが港に集中している中、河口部でコッソリ数釣りを楽しむ、というのも一興かもしれません。

まとめ:8月のアジングを成功させるポイント

まとめ:8月のアジングを成功させるポイント

最後に記事のポイントをまとめます。

  1. 8月のアジングは豆アジ中心だが20cm超えの良型も混じる時期である
  2. 夏の高水温により海中の酸素量が減少しアジは酸素の多い場所に集まる
  3. ポイント選びでは潮通しの良さと酸素量を最優先に考えるべきだ
  4. 夕マズメから夜にかけてが最も釣果が期待できる時間帯となる
  5. 基本は表層から中層を探るがレンジの調整が釣果を左右する
  6. ジグヘッドは0.6〜1.5gを中心に状況に応じて使い分けることが重要だ
  7. 軽ければ良いわけではなく活性が高い時は重めが効果的な場合もある
  8. ワームはストレート系を基本としクリア系とグロー系を使い分ける
  9. 低活性時や豆アジには味・匂い付きワームが圧倒的に有利である
  10. 深場や強い流れの場所ではキャロライナリグの使用も検討する
  11. アクションは基本スローだが見切られる時は速度や緩急で変化をつける
  12. 河口や川の流れ込みも夏は一級ポイントになるが濁り時は避けるべきだ
  13. デイゲームも可能だが場所選びがシビアで夜より難易度は高い
  14. 回遊パターンの理解と情報収集が安定した釣果につながる
  15. 赤潮・青潮の発生状況を事前にチェックし該当エリアは避ける

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