横浜市磯子区に位置する磯子港(根岸港・根岸湾とも呼ばれる)は、都心からのアクセスが良好でありながら、周年アジが狙えるという魅力的な釣り場として知られています。火力発電所からの温排水の影響により、冬場でもアジの活性が保たれるという特徴があり、アジング愛好家にとっては見逃せないポイントとなっています。しかし、水深が浅く潮通しもあまり良くないという一面もあり、攻略にはコツが必要です。
この記事では、インターネット上に散らばる磯子港のアジング情報を収集・分析し、釣り場の特徴からポイント選び、タックル選定、釣れない時の対処法まで、幅広く解説していきます。初めて磯子港でアジングに挑戦する方はもちろん、何度か通っているものの思うような釣果が得られていない方にも役立つ内容となっています。
| この記事のポイント |
|---|
| ✓ 磯子港は火力発電所の温排水により周年アジが狙える希少なポイント |
| ✓ 東京ガス前から東電前エリアが一級ポイントで地元アングラーに人気 |
| ✓ 水深2~4mの浅場でストラクチャー周りを丁寧に探るのが釣果の鍵 |
| ✓ 夜釣りと朝夕まずめの回遊タイミングを狙うことで釣果が安定する |
磯子港でアジングを楽しむための基礎知識
- 磯子港でアジングが人気の理由は温排水による通年釣果
- 磯子港の釣り場の特徴は浅場と豊富なストラクチャー
- 磯子港の釣り可能エリアと釣り禁止エリアを把握すること
- アクセスと駐車場は最寄り駅から徒歩圏内で便利
- ローソンや釣具屋など周辺施設が充実している点
- 磯子港の水深は2~4mと浅めで足元狙いが基本
磯子港でアジングが人気の理由は温排水による通年釣果
磯子港(根岸港・根岸湾)がアジングポイントとして注目される最大の理由は、火力発電所の温排水による周年釣果にあります。一般的に東京湾エリアでは冬場になるとアジの活性が落ち、釣果が大幅に減少する傾向がありますが、磯子港では状況が異なります。
横浜火力発電所から放出される温排水の影響により、周辺海域の水温が比較的高く保たれるため、冬場でもアジが居着きやすい環境が形成されています。この温排水の恩恵は磯子港だけでなく、隣接する電源開発前の護岸エリアまで及んでおり、広範囲でアジングが楽しめる状況となっています。
根岸港はアジングが盛んな釣り場です。火力発電所の温排水の影響もあり、近辺の深場にアジが居着いています。
実際の釣果情報を見ると、真冬の1月や2月でも20cm以上のアジが釣れているという報告が複数確認できます。ただし、これらは主に夜間や朝夕のまずめ時の釣果であり、日中は深場に移動してしまうため、タイミングを見極めることが重要です。
温排水の影響により、磯子港では通常の東京湾の釣り場よりも約2~3℃水温が高いと推測され、これがアジの活性維持に大きく貢献しているものと考えられます。特に冬場のアジングでは、この温排水の流れ込みエリアを意識してポイント選びをすることが釣果アップの鍵となります。
また、磯子港は根岸湾の奥まったエリアに位置しており、外海からの波の影響を受けにくい地形となっています。強風時でも比較的釣りがしやすく、天候に左右されにくいという点も、アングラーから支持される理由の一つです。
さらに、掘割川からの河川流入もあり、プランクトンなどの餌が豊富に供給される環境です。この河川の流れ込みとストラクチャーの存在により、アジだけでなくシーバスやメバル、クロダイなども生息する豊かな生態系が形成されています。アジングの外道として、これらの魚種がヒットすることもあり、飽きの来ない釣り場といえるでしょう。
磯子港の釣り場の特徴は浅場と豊富なストラクチャー
磯子港の釣り場はL字型の岸壁で構成されており、全体的に小規模ながらも変化に富んだ地形が特徴です。水深は岸壁付近で約2~3m、深いところでも4~5m程度と非常に浅く、これがアジングのスタイルに大きな影響を与えています。
📍 磯子港の地形的特徴
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 形状 | L字型の岸壁 |
| 水深(岸壁付近) | 約2~3m |
| 水深(沖側) | 約4~5m |
| 海底の状況 | 手前はイガイ、沖は砂泥底 |
| ストラクチャー | 船舶用パイル、桟橋、ドラム缶様の障害物 |
| 潮通し | あまり良くない(湾奥のため) |
海底は岸壁近くがイガイなどの付着物に覆われており、少し沖に出ると砂泥底に変わります。この変化のある海底地形がアジの餌場となっており、回遊ルート上の重要なポイントを形成しています。ただし、海底にはゴミも多く沈んでいるという情報があり、根掛かりには注意が必要です。
磯子港の最大の特徴は、豊富なストラクチャーの存在です。船舶を停泊させるためのパイルが打ち込まれているエリアや、桟橋の残骸、ドラム缶のような障害物など、魚が身を隠せる構造物が点在しています。これらのストラクチャー周辺にメバルやクロダイが居着いており、アジもこれらの構造物を回遊ルートとして利用していると考えられます。
磯子港は2か所の釣り場に分かれています。メイン釣り場の①とかなり狭いですが、3人までは釣りができる②に分かれています。攻めるべきポイントも2つ。
L字の奥側(ローソン側)は河川の流れ込みに近く、真水の影響を受けやすいエリアです。潮の流れはほとんど感じられず、水深も極めて浅いため、アジング向きとは言い難い状況です。一方、L字の手前側、特に東京ガス前から東電前にかけてのエリアは、比較的潮通しが良く、温排水の影響も受けるため、アジングのメインポイントとなっています。
岸壁の構造も特徴的で、スリット状になっている部分があります。これにより根魚が付きやすい環境となっていますが、アジングにおいては取り込み時に注意が必要な構造でもあります。また、岸壁から突き出たボルトや障害物があり、ラインが絡まるトラブルも発生しやすいため、事前のポイントチェックが重要です。
全体として、磯子港は小規模ながら変化に富んだ地形を持つ釣り場です。浅場であるがゆえにアジの回遊タイミングを見極める必要がありますが、ストラクチャーの存在により魚が付きやすく、ポイントを絞り込みやすいという利点もあります。初心者から上級者まで、それぞれのレベルに応じた楽しみ方ができる釣り場といえるでしょう。
磯子港の釣り可能エリアと釣り禁止エリアを把握すること
磯子港で釣りをする際には、釣り可能エリアと釣り禁止エリアをしっかり把握しておくことが大切です。磯子港は漁業関係者の職場でもあり、釣り専用の施設ではないため、節度を守った行動が求められます。
🚫 磯子港の釣りエリア区分
| エリア区分 | 詳細 | 注意点 |
|---|---|---|
| 釣り可能エリア | L字岸壁の大部分 | 漁業関係者の邪魔にならないように |
| 立入禁止エリア | クレーン付近、一部の工業施設内 | 柵や看板で明示されている |
| 駐車禁止エリア | 火力発電所前、バス停周辺 | 路駐可能だが一部エリアは禁止 |
複数の情報源を確認したところ、磯子港の主要な釣り場であるL字岸壁のほとんどのエリアで釣りが可能とされています。ただし、工業施設に隣接するエリアや、船舶の出入りに支障をきたす場所では釣りを控える必要があります。
特に注意が必要なのは、船の出入りです。磯子港には釣り船だけでなく、作業船なども出入りします。岸壁近くを船が通る際には、仕掛けを一時的に上げるなどの配慮が必要です。また、桟橋で作業が行われている場合は、その周辺での釣りは避けるべきでしょう。
火力発電所前のエリアについては、釣り自体は可能ですが駐車が禁止されているという情報があります。徒歩やバイク、自転車でのアクセスは問題ないものの、車での横付けは避けるべきです。このエリアは地元の熟練アングラーが釣り座を構えることが多く、初心者が入り込みにくい雰囲気があるかもしれません。
根岸港は漁業関係者の職場であり、釣り場ではありません。節度を守り漁業関係者に迷惑を掛けない事を心掛けてください。
また、2019年以降、横浜エリアでは釣り場の閉鎖が相次いでおり、磯子港も混雑が激化しているという報告があります。一般的には比較的空いている釣り場として知られていますが、人気ポイントである東京ガス前から東電前にかけては、休日を中心に釣り人が集中することがあります。
他の釣り人との距離を適切に保ち、**お祭り(ライン絡み)**を防ぐためにも、キャストの方向や範囲には十分な配慮が必要です。特に夜間は周囲の状況が見えにくくなるため、ヘッドライトなどで周囲を確認しながら釣りをすることをおすすめします。
ゴミ問題も深刻です。複数の情報源で「ゴミの投棄が多い」という指摘があり、これが原因で釣り禁止になる可能性も否定できません。自分のゴミは必ず持ち帰るのはもちろんのこと、可能であれば周辺に落ちているゴミも拾って帰るという心がけが、釣り場を守ることにつながります。
アクセスと駐車場は最寄り駅から徒歩圏内で便利
磯子港へのアクセスは、電車・バス・自家用車のいずれでも可能で、都心からのアクセスが良好という点が魅力の一つです。最寄り駅はJR根岸線の磯子駅または根岸駅で、どちらの駅からも徒歩圏内となっています。
🚃 磯子港へのアクセス方法
| 交通手段 | 詳細 | 所要時間 |
|---|---|---|
| 電車(磯子駅) | JR根岸線 磯子駅下車 | 徒歩約20~25分 |
| 電車(根岸駅) | JR根岸線 根岸駅下車 | 徒歩約20分 |
| バス | 磯子駅からバス(085系統) | 約10分 |
| 自家用車 | 首都高速湾岸線「磯子」出口 | 出口から約5分 |
磯子駅からは約2~3kmの距離があり、徒歩だと20~25分程度かかります。荷物が多い場合や夏場の暑い時期などは、バスの利用が便利でしょう。磯子駅東口から「東京ガス前」行きのバス(085系統)が運行されており、約10分で釣り場近くまで行くことができます。
自家用車でのアクセスの場合、首都高速湾岸線の「磯子」出口が最寄りとなります。出口から5分程度で釣り場に到着できるため、都心からでも比較的短時間でアクセス可能です。品川方面からであれば、首都高経由で最短40分程度という情報もあります。
駐車場については、磯子港の特徴として路上駐車が可能なエリアが存在します。これは釣り場としては珍しく、非常に便利なポイントです。ただし、全てのエリアで駐車可能というわけではなく、バス停周辺や火力発電所前などは駐車禁止となっています。
🅿️ 駐車に関する注意点
- ✅ L字岸壁の多くのエリアで路上駐車が可能(駐車禁止の標識がない場所)
- ❌ バス停周辺は駐車禁止
- ❌ 火力発電所前は駐車禁止
- ⚠️ 休日の取締りは比較的少ないが、違反は違反
- 💡 最寄りのコインパーキング「三井のリパーク 横浜磯子2丁目駐車場」からは徒歩5分
おそらく工業地帯であり住宅が少ないため、通報や取締りが比較的少ないものと推測されますが、違法駐車はあくまで違法行為です。釣り場が駐車違反の取り締まりスポットになってしまうと、結果的に釣り場の閉鎖につながる可能性もあります。
推奨される方法としては、一度釣り場で場所を確保してから、車だけをコインパーキングに移動させるという方法です。最寄りのコインパーキングからでも徒歩5分程度なので、それほど大きな負担にはならないでしょう。また、隣接する磯子海釣り施設の駐車場を利用し、そこから徒歩で磯子港まで移動するという選択肢もあります(約800m程度)。
電車釣行の場合、荷物をコンパクトにまとめる工夫が必要です。アジング専用であればタックル1本とランガンバッグで十分なので、電車での釣行も十分に現実的です。深夜や早朝の釣行を考えている場合は、終電や始発の時間を事前に確認しておくことをおすすめします。
ローソンや釣具屋など周辺施設が充実している点
磯子港周辺は、釣りをする上で必要な施設が比較的充実しており、利便性の高い釣り場といえます。特に注目すべきは、釣り場のすぐ近く(ローソン横浜新磯子町店)にコンビニエンスストアがあることです。
🏪 磯子港周辺の主要施設
| 施設名 | 距離 | 特徴 |
|---|---|---|
| ローソン横浜新磯子町店 | 釣り場から約100m | 24時間営業、釣り餌も販売 |
| キャスティング横浜磯子店 | 車で約5分 | 大型釣具店、餌・仕掛け充実 |
| 磯子・海の見える公園 | 釣り場入口 | トイレあり |
| 磯子海釣り施設 | 徒歩約10分 | 有料釣り施設、駐車場あり |
ローソン横浜新磯子町店は、磯子港で釣りをする上で非常に重要な存在です。このコンビニは24時間営業であり、夜釣りや早朝の釣行でも利用可能です。さらに特筆すべきは、釣り餌も販売しているという点です。
一般的なコンビニではなかなか釣り餌を扱っていませんが、このローソンでは釣り場が近いという立地を活かし、アオイソメなどの生き餌や、サビキ釣り用のアミエビ、各種仕掛けなども取り扱っているという情報があります。急に餌が足りなくなった場合や、仕掛けを追加したい場合など、非常に便利です。
ローソンに餌、トイレ有り
トイレについても、このローソンを利用することができます。磯子港自体には公衆トイレがないため、コンビニのトイレは貴重な存在です。ただし、あくまでコンビニのトイレをお借りするという姿勢で、買い物をする、トイレを綺麗に使うといったマナーは守りましょう。
また、釣り場の入口付近には「磯子・海の見える公園」という公園があり、こちらにも公衆トイレが設置されています。複数の情報源でこの公園のトイレの存在が確認できるため、こちらも利用可能です。
本格的な釣具の購入や、より専門的なアドバイスが必要な場合は、キャスティング横浜磯子店が最寄りの釣具店となります。磯子港から車で5分程度の場所にあり、営業時間は10時~21時、年中無休です。大型のチェーン店のため品揃えも豊富で、店員さんも親切という評判があります。初心者で釣具店に入るのが緊張するという方にも、入りやすい雰囲気のお店といえるでしょう。
その他、釣り場の途中にある蕎麦屋の前にはイソメの自動販売機があるという情報もあります。深夜や早朝など、店舗が営業していない時間帯でも餌の調達が可能です。ただし、自動販売機の在庫状況や営業状況は変動する可能性があるため、確実を期すならコンビニや釣具店での購入をおすすめします。
磯子海釣り施設も徒歩10分程度の距離にあり、こちらの駐車場やトイレを利用することも可能です。また、磯子海釣り施設の売店では、釣り餌や仕掛け、飲料などを購入できます。有料施設(大人500円、子供300円)ですが、子供連れでより安全に釣りを楽しみたい場合は、こちらを利用するのも良い選択肢でしょう。
磯子港の水深は2~4mと浅めで足元狙いが基本
磯子港の最大の特徴の一つが、非常に浅い水深です。岸壁付近で2~3m、最も深い場所でも4~5m程度しかなく、これがアジングの戦略に大きく影響します。
📊 磯子港の水深データ
| 場所 | 水深 | 海底の状況 |
|---|---|---|
| 岸壁直下 | 約2~3m | イガイなどの付着物 |
| 岸壁から10m沖 | 約3~4m | 付着物から砂泥への移行帯 |
| 最深部 | 約4~5m | 砂泥底 |
| L字奥側 | 約2m以下 | 非常に浅い |
この浅さは、アジングにおいて一長一短の特徴となります。メリットとしては、足元から狙えるため遠投の必要がなく、ライトタックルで手返し良く探れるという点が挙げられます。特に夜間や朝夕のまずめ時、アジが岸壁近くまで回遊してくるタイミングでは、この浅さが大きなアドバンテージとなります。
一方、デメリットとしては、日中などアジの活性が低い時間帯には、アジが沖の深場に移動してしまい、岸からは届かない位置にいることが多いという点です。また、水深が浅いため、アジに警戒心を与えやすく、ラインやルアーの存在を見切られやすいという面もあります。
水深は、浅めとなっています。根も点在しています。
海底の状況については、岸壁近くはイガイなどの付着物がびっしりと覆っており、ジグヘッドを底まで落とすと高確率で根掛かりします。そのため、磯子港でのアジングは基本的に中層から表層を探るスタイルが主流となっています。
ただし、付着物の生えている範囲を超えると砂泥底に変わるため、このエリアをチョイ投げなどで狙うと、キスやハゼなどの底物を釣ることができます。アジの回遊待ちの時間を利用して、こうした魚を狙うのも一つの楽しみ方です。
水深が浅いということは、潮の動きも読みやすいという利点もあります。特に満潮から下げ潮にかけての時間帯は、湾内から外海へと潮が流れ出し、それに乗ってアジが回遊するパターンが多いとされています。逆に上げ潮時には外海から湾内へアジが入ってくることがあり、この潮の動きを意識することが釣果アップにつながります。
浅場でのアジングでは、軽量ジグヘッド(0.6~1.5g程度)の使用が一般的です。あまり重いジグヘッドを使うと、すぐに底に着いてしまい根掛かりのリスクが高まります。また、フォールスピードが速すぎてアジが追いきれないという問題も発生します。
ラインについても、水深が浅いためPEライン0.3~0.4号といった極細ラインを使用するアングラーが多いようです。細いラインは風の影響を受けやすいというデメリットもありますが、磯子港は湾内で風の影響が比較的少ないため、細糸の使用に適した環境といえます。
取り込みについては、水深が浅いため抜き上げで対応できるサイズがほとんどです。ただし、30cm以上の良型が掛かった場合や、外道でシーバスなどが掛かった場合は、小型のランディングネットがあると安心です。岸壁の高さは海面から1m程度と比較的低いため、取り込み自体は難しくありません。
磯子港アジング実践編:釣果を上げるコツとポイント選び
- 東京ガス前から東電前が人気の一級アジングポイント
- 夜釣りと朝夕まずめが狙い目で回遊を待つのがコツ
- ワーム選びはクリア系やグロー系が実績高い
- サビキ釣りとの併用で確実に釣果を伸ばせる
- 磯子港で釣れない時の対処法は潮回りを見極めること
- 根岸港の釣果情報をチェックして状況を把握する
- まとめ:磯子港アジングで楽しい釣りライフを
東京ガス前から東電前が人気の一級アジングポイント
磯子港でアジングをするなら、東京ガス前から東電前にかけてのエリアが最も実績の高いポイントとなります。このエリアは地元のアングラーにも人気が高く、特に夜間や週末には複数の釣り人が竿を出している光景を見ることができます。
🎯 磯子港の主要アジングポイント比較
| ポイント名 | 特徴 | 難易度 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| 東電前(最先端) | 温排水の影響大、潮通し良好 | 中 | ★★★★★ |
| 東京ガス前 | ストラクチャー多い、中級者向け | 中~高 | ★★★★☆ |
| ローソン前奥側 | 河川流入あり、浅い | 低~中 | ★★☆☆☆ |
| 中間エリア | バランス型、空いている | 中 | ★★★☆☆ |
東電前エリアの魅力は、何といっても火力発電所の温排水の影響を直接受けることができる点です。このエリアは磯子港の中で最も沖側に位置し、比較的潮通しも良好です。温排水により水温が保たれているため、冬場でもアジの活性が高く、周年を通して釣果が期待できます。
特に東電前の最先端部分は、地元の熟練アングラーが陣取ることが多い一級ポイントです。この場所は潮の流れの変化を感じやすく、アジの回遊ルートになっている可能性が高いと考えられます。ただし、先行者がいる場合は適度な距離を保ち、マナーを守って釣りをすることが重要です。
東電前付近は数年前に係留船がごっそりいなくなり釣りやすくなりました。逆に言えば魚の付き場所も減ったわけですが。
東京ガス前エリアは、東電前に次ぐ人気ポイントです。このエリアの特徴は、ドラム缶のような障害物やパイルなどのストラクチャーが豊富な点です。これらのストラクチャー周辺にはメバルやクロダイが居着いており、アジもこうした構造物を回遊ルートとして利用しています。
ストラクチャー周りを狙う際は、根掛かりに注意しながら、構造物のすぐ脇をタイトに通すことがポイントです。アジはストラクチャーの影になっている部分や、潮の流れが変化する場所に付いていることが多いため、こうしたピンポイントを丁寧に探ることで釣果につながります。
東京ガス前と東電前の中間エリアは、比較的空いていることが多く、のんびりと釣りを楽しみたい方におすすめです。ただし、このエリアにはドラム缶のような障害物があり、キャスト時や巻き取り時に道糸が引っかかることがあるので注意が必要です。
ローソン前の奥側エリアは、アジングのポイントとしてはやや劣る傾向があります。河川の流れ込みがあり、シーバス狙いには良いポイントなのですが、水深が非常に浅く潮の流れもほとんど感じられないため、アジの回遊は限定的です。ただし、完全に釣れないわけではなく、夜間の満潮時などタイミングが合えば釣果が出ることもあります。
ポイント選びの基本戦略としては、まず東電前で様子を見る、反応がなければ東京ガス前に移動、それでもダメなら中間エリアを探るという順序が効率的でしょう。アジは回遊魚であるため、一箇所で粘るよりも、足を使って回遊を探す方が釣果につながりやすい傾向があります。
また、これらのポイントは夜間になると常夜灯の有無も重要な要素となります。磯子港には東電前周辺に常夜灯があるという情報と、ほとんど暗いという情報が混在しており、おそらく時期や時間帯によって照明の状況が変わるものと推測されます。常夜灯周辺はプランクトンが集まりやすく、それを追ってアジも集まるため、明かりの有無を事前に確認しておくと良いでしょう。
夜釣りと朝夕まずめが狙い目で回遊を待つのがコツ
磯子港でのアジングは、時間帯の選択が釣果を大きく左右します。日中は深場に落ちているアジが、夜間や朝夕のまずめ時には岸壁近くまで回遊してくるパターンが基本となるため、この回遊のタイミングを捉えることが成功の鍵です。
⏰ 時間帯別の釣果傾向
| 時間帯 | アジの活性 | 釣果期待度 | 攻略ポイント |
|---|---|---|---|
| 日中(日没まで) | 低(深場に移動) | ★☆☆☆☆ | 遠投カゴ釣りが有効 |
| 夕まずめ | 高(接岸開始) | ★★★★☆ | 回遊開始を捉える |
| 夜間(前半) | 高(岸壁付近) | ★★★★★ | 常夜灯周辺を重点的に |
| 深夜~明け方 | 中~高 | ★★★☆☆ | 潮の動きを意識 |
| 朝まずめ | 高(離岸前) | ★★★★☆ | ラストチャンスを狙う |
夜釣りが最も効果的な理由は、アジの警戒心が薄れ、岸壁近くまで積極的にベイトを追ってくるためです。特に日没後の1~2時間(夕まずめから夜間への移行期)は、アジの活性が最も高まる時間帯とされており、この時間帯に釣り場に入れるよう逆算してスケジュールを組むことをおすすめします。
夜間のアジングでは、常夜灯の明暗部を意識することが重要です。常夜灯の光が当たっている明るいエリアにはプランクトンが集まり、それを捕食する小魚が寄ってきます。アジはこの小魚を狙って明暗の境目付近に潜んでいることが多いため、明るい場所と暗い場所の境界線を重点的に探ることで効率的に釣果を上げることができます。
まずめ時と夜間に潮位が高くなると、アジが餌をもとめて湾内まで回遊してきます。回遊時はイワシなどを追っていることも多く、海面が騒がしくなります。
朝まずめも夕まずめと並んで狙い目の時間帯です。日の出前後の1~2時間は、夜間に岸壁近くで捕食していたアジが深場に戻る前の最後のチャンスとなります。この時間帯は比較的短時間勝負となるため、効率的にポイントを探ることが求められます。
回遊を待つ際のコツは、一箇所に留まりすぎないことです。磯子港のアジは常に回遊しているわけではなく、群れが入ってくるタイミングとそうでないタイミングがあります。30分程度粘ってもアタリが出ない場合は、ポイントを移動するか、レンジやルアーを変更するなどの工夫が必要です。
潮回りとの関連も重要です。一般的には大潮や中潮の満潮前後が最も釣果が期待できる潮回りとされています。磯子港は湾奥に位置するため、潮の動きが比較的穏やかですが、それでも潮が動くタイミングにはアジの回遊も活発になる傾向があります。
📅 おすすめの釣行タイミング
- ✅ 大潮・中潮の満潮前後2時間
- ✅ 夕まずめ(日没前後1時間)
- ✅ 夜間前半(19時~22時頃)
- ✅ 朝まずめ(日の出前後1時間)
- ⚠️ 小潮の干潮時は渋い傾向
冬場のアジングについては、温排水の影響により他のエリアよりも好条件ですが、それでも夏秋に比べると活性は落ちます。冬場は特に時合いが短い傾向があるため、まずめ時を中心とした短時間集中型の釣行スタイルが効果的です。
また、磯子港では満潮から下げ潮にかけてのタイミングが特に良いという情報があります。満潮時に湾内に入ってきたアジが、下げ潮で外海に戻る際に岸壁沿いを通過するため、このタイミングを狙うことで効率的に釣果を上げることができます。潮見表を事前にチェックし、満潮時刻の1時間前から2時間後くらいまでを狙うのが理想的でしょう。
ワーム選びはクリア系やグロー系が実績高い
磯子港でのアジングにおいて、ワームの選択は釣果を左右する重要な要素です。複数の釣果情報を分析すると、特定のカラーやタイプのワームで好釣果が出ている傾向が見られます。
🎣 実績の高いワームカラー
| カラータイプ | 適した状況 | 実績度 |
|---|---|---|
| クリア系(UV含む) | 澄み潮、月夜、常夜灯下 | ★★★★★ |
| グロー系 | 濁り潮、暗い場所、深夜 | ★★★★☆ |
| ホワイト系 | オールラウンド | ★★★★☆ |
| ナチュラル系 | デイゲーム、プレッシャー高 | ★★★☆☆ |
| ピンク系 | 朝夕まずめ | ★★★☆☆ |
クリア系ワーム、特にUVクリアやブルーパールホワイトグローといったカラーは、磯子港での実績が非常に高いようです。これは水の透明度が比較的高く、アジの警戒心が強い磯子港の特性に合っているためと考えられます。
UVクリアーのアジアダーで探る。
クリア系ワームは、自然光や常夜灯の光を受けて微妙に輝き、小魚やプランクトンに似たシルエットを演出できます。特にUV(紫外線)に反応するタイプのワームは、人間の目には見えにくい紫外線領域でアピールするため、アジの視覚に効果的に働きかけることができます。
グロー系(蓄光)ワームも高い実績を持っています。特に常夜灯から離れた暗いエリアや、深夜の時間帯、あるいは濁りが入った際にはグロー系の視認性の高さが有利に働きます。使用前にライトで十分に蓄光させることで、より強いアピール力を発揮します。
ワームのサイズについては、1.5~2.5インチ程度が標準的です。磯子港で釣れるアジは15~30cm程度が中心で、時折35cm以上の良型も混じるという状況ですので、やや小さめのワームから始めて、反応を見ながらサイズアップするのが良いでしょう。
🪱 おすすめワームの例
- レイン「アジアダー」
- レイン「アジリンガー」
- レイン「アジキャロスワンプ」
- リグデザイン「デザインシャッド」
- 月下美人シリーズ
上記のワームは実際に磯子港での釣果報告があるモデルです。特にレインの各種ワームは複数の釣果報告で名前が挙がっており、実績が高いといえるでしょう。
ジグヘッドとのマッチングも重要です。磯子港の水深を考えると、0.6~1.5g程度のジグヘッドが使いやすいでしょう。潮の流れが速い時や、風が強い時は1.5~2g程度に重くし、逆に流れが緩く活性が低い時は0.6~1g程度の軽いジグヘッドでゆっくりとフォールさせる方が効果的です。
潮が早い時間が多く、ルアーを動かさすぎずフワフワと漂わせるような誘い方が良かったと思います。
アクションについては、磯子港の場合はあまり動かしすぎない方が良いという情報があります。基本的には投げて、カウントダウンで狙いのレンジまで沈め、そこから超スローリトリーブかフワフワとしたフォールを繰り返す程度で十分です。アグレッシブなアクションよりも、ナチュラルな動きの方がスレたアジに効果的なようです。
ローテーションの考え方としては、まずクリア系で反応を見て、食いが渋ければグロー系に変更、それでもダメならホワイトやピンクといった視認性の高いカラーを試すという流れが効率的でしょう。ただし、あまり頻繁にワームを交換すると釣りの時間が削られてしまうので、基本は2~3色を用意して、それぞれ30分程度ずつ試すくらいのペースが良いかもしれません。
サビキ釣りとの併用で確実に釣果を伸ばせる
磯子港でアジを狙う方法は、アジングだけではありません。サビキ釣りも有効な選択肢であり、両者を併用することで釣果を安定させることができます。
🎣 アジング vs サビキ釣り比較
| 項目 | アジング | サビキ釣り |
|---|---|---|
| 釣れるサイズ | 小~中型中心、時々大型 | 小~中型中心 |
| 数釣り | △(回遊次第) | ○(群れに当たれば) |
| 釣りの楽しさ | ゲーム性高い | 手軽、初心者向き |
| 必要な技術 | 中~高 | 低~中 |
| 時間帯 | 夜間・まずめ | 日中も可能(夜がベター) |
| 準備の手間 | 少ない | やや多い(コマセ等) |
磯子港でのサビキ釣りは、足元のサビキよりも**遠投サビキ(投げサビキ)**の方が実績が高いようです。これは、日中にアジが深場や沖側に移動してしまうためで、沖目まで仕掛けを飛ばせる投げサビキの方が有利になります。
サビキ釣りは手前側に魚があまり回遊してこないので、投げ込み(浮き)サビキがおすすめです。
投げサビキの仕掛けは、ウキを使ったタイプと使わないタイプがあります。磯子港の場合、水深が浅いのでウキを使った方がタナ調整がしやすく、初心者でも扱いやすいでしょう。ウキ下を2~3m程度に設定し、着水後にコマセカゴを数回シャクってコマセを撒き、そのまま待つというのが基本的な釣り方です。
サビキ釣りの最大のメリットは、回遊があれば確実に数が釣れるという点です。アジングではワームへの反応が渋くても、生餌に近いサビキ仕掛けには反応することがあります。また、複数の針があるため、1回のアタリで複数匹掛かることもあります。
両者を併用する戦略としては、以下のようなパターンが考えられます:
パターン1:時間帯による使い分け
- 日中:遠投サビキで沖目を探る
- 夕まずめ~夜間:アジングに切り替え
- 明け方:再びサビキも選択肢に
パターン2:2本竿での併用
- 1本は投げサビキで放置
- もう1本はアジング用で積極的に探る
- どちらかで反応があった方に集中
パターン3:釣れない時の切り替え
- アジングで30分探って反応なし
- サビキに切り替えて回遊を確認
- 回遊確認後、再びアジングに戻る
ただし、磯子港でサビキ釣りをする際の注意点として、コマセ汚れを必ず洗い流すことが挙げられます。サビキ釣りはアミエビなどのコマセを使うため、岸壁が汚れやすく、これが放置されると釣り場の環境悪化につながります。水汲みバケツを持参し、釣り終了後は必ず岸壁を洗い流しましょう。
また、磯子港ではイワシの回遊も時折あります。イワシが回遊している時は、サビキ釣りの方がアジングよりも圧倒的に効率が良くなります。周囲の釣り人の状況を見て、イワシやサバの回遊があるようなら、サビキ仕掛けを用意しておくと良いでしょう。
夜のサビキ釣りでは、ケミホタルを仕掛けに取り付けることで視認性が上がり、アピール力も増します。特に常夜灯から離れた暗いエリアで釣る場合は、ケミホタルの使用が効果的です。
磯子港で釣れない時の対処法は潮回りを見極めること
磯子港でアジングをしていると、「全く釣れない」という状況に遭遇することがあります。複数の釣行記録を見ると、磯子港は日によって極端に釣果が変わる釣り場であることがわかります。
🌊 釣れない主な原因と対処法
| 原因 | 特徴 | 対処法 |
|---|---|---|
| 潮が動いていない | 小潮の干潮時など | 潮が動く時間帯まで待つ/他ポイントへ移動 |
| 水温の急変 | 大雨・台風後など | 数日待つ/温排水付近を重点的に |
| ベイトの不在 | アジの餌となる小魚がいない | ベイトを探す/時間を変える |
| プレッシャー | 連日釣り人が多い | 平日や深夜に釣行 |
| 濁りが強い | 雨後など | 澄んでくるまで待つ |
最も重要な要素は潮回りです。磯子港は湾奥に位置するため、潮の動きが弱い小潮の時期は特に釣果が落ちる傾向があります。逆に大潮や中潮の時期、特に満潮前後は潮がしっかりと動き、アジの活性も上がりやすくなります。
たまに根岸湾はどうしようもなく渋い時があります。そんな時は魚はもちろんイシガニすら掛かってきません。大体3回に1回くらいの頻度でそんな日にめぐり合います。
雨の影響も大きいようです。大雨や台風の後は河川から大量の真水が流れ込み、塩分濃度が下がるとともに濁りも強くなります。このような状況では、一般的にアジの活性が落ちます。雨後の釣行を計画している場合は、数日空けてから行く方が無難でしょう。
釣れない時の具体的な対処法をいくつか紹介します:
1. レンジ(タナ)の変更 アジは状況によって遊泳層を変えます。表層で反応がなければ中層、中層でダメなら底付近(根掛かりに注意)と、レンジを変えて探ってみましょう。カウントダウンでレンジを把握し、アタリが出たレンジを集中的に攻めます。
2. ポイントの移動 一箇所で粘るよりも、足を使って広範囲を探る方が効率的です。東電前→東京ガス前→中間エリアと順番に回り、反応があった場所に戻るというランガンスタイルが有効です。
3. ワームの変更 カラーだけでなく、ワームのタイプも変えてみましょう。ストレート系ワームで反応がなければ、シャッド系やピンテール系など、アクションの異なるワームを試します。
4. アクションの変更 磯子港では基本的にスローな誘いが効果的ですが、時にはリフト&フォールやダート系のアクションが効くこともあります。ただし、やりすぎは禁物で、まずはナチュラルな動きから試しましょう。
5. 時間帯の変更 日中にやってダメだった場合は、夜間や朝まずめにチャレンジしてみましょう。逆に、夜間でダメだった場所が朝まずめに爆発することもあります。
6. 他の釣り人の情報収集 周囲で釣れている人がいれば、さりげなく使っているルアーやレンジを観察したり、声をかけて情報交換してみるのも良いでしょう。釣り場での交流は、釣果アップにつながることも多いです。
それでも釣れない場合は、潔く撤退して別のポイントに移動するのも一つの選択肢です。磯子港の近くには、磯子海釣り施設や電源開発前護岸、金沢八景方面など、他にもアジングポイントがあります。状況が悪いと判断したら、早めに見切りをつけるのも釣果を上げるコツです。
根岸港の釣果情報をチェックして状況を把握する
磯子港(根岸港)でのアジングを成功させるには、事前の情報収集が非常に重要です。釣り場の状況は日々変化するため、できるだけ新鮮な情報を入手してから釣行することをおすすめします。
📱 釣果情報の主な入手先
| 情報源 | 特徴 | 更新頻度 | 信頼性 |
|---|---|---|---|
| 釣具店の釣果情報 | 詳細なタックル情報 | 週1~数回 | 高 |
| SNS(Twitter/Instagram) | リアルタイム性高い | 日々 | 中~高 |
| 釣りアプリ(アングラーズ等) | 写真付き詳細情報 | 日々 | 高 |
| 釣り掲示板 | 幅広い情報 | 不定期 | 中 |
| YouTube釣り動画 | 視覚的にわかりやすい | 不定期 | 中~高 |
最も信頼性が高いのは、地元の釣具店が提供する釣果情報です。特にキャスティング横浜磯子店は、磯子港に最も近い大型釣具店であり、店舗のWebサイトやSNSで定期的に釣果情報を更新しています。店員さんも磯子港の状況に詳しく、直接店舗を訪れて情報を聞くのも有効です。
横浜磯子店、海野です 太田屋さんよりアジをバチコンで狙ってきました
**釣りアプリ「アングラーズ」**も非常に有用なツールです。このアプリでは、ユーザーが釣果を写真付きで投稿しており、釣れた日時、場所、使用したタックル、釣り方などの詳細情報を確認できます。根岸湾で検索すると、実際の釣果情報が複数表示され、最近の傾向を把握することができます。
TwitterやInstagramなどのSNSでは、「#磯子港」「#根岸港」「#根岸湾アジング」といったハッシュタグで検索すると、リアルタイムの釣果情報を得ることができます。特に当日や前日の釣果情報は、釣行判断の重要な材料となります。
📊 情報収集のチェックポイント
- ✅ 釣れた日時(潮回りも確認)
- ✅ 釣れたサイズと匹数
- ✅ 使用したワームの色とサイズ
- ✅ ジグヘッドの重さ
- ✅ 釣れたポイント(東電前、東京ガス前など)
- ✅ 釣れた時間帯
- ✅ 天候・気温・水温
- ✅ 潮の動き(上げ・下げ)
特に重要なのは、釣れた日の潮回りです。大潮で良く釣れていたからといって、小潮でも同じように釣れるとは限りません。潮見表アプリなどで、釣果が出た日の潮回りと、自分が行く予定の日の潮回りを比較してみましょう。
また、水温の情報も重要です。特に季節の変わり目や、冬場から春先にかけては、水温の変化がアジの活性に大きく影響します。釣具店や気象情報サイトで、東京湾の水温情報をチェックしておくと良いでしょう。
YouTubeでの釣り動画も参考になります。実際の釣り場の雰囲気や、アクションの付け方、取り込みの様子などを視覚的に確認できるため、初めて磯子港に行く方には特におすすめです。ただし、動画は少し前に撮影されたものがアップロードされるため、リアルタイム性はやや劣ります。
情報収集の際の注意点として、全ての情報を鵜呑みにしないことも大切です。釣果情報の中には、誇張されたものや、たまたま運が良かっただけのケースも含まれます。複数の情報源を比較し、共通する傾向を見つけることで、より正確な判断ができます。
地元の常連さんと知り合いになれると、さらに詳細な情報を得られる可能性があります。釣り場でのマナーを守り、節度ある態度で接することで、徐々に情報交換ができる関係を築いていくことも、釣果アップの一つの方法です。
まとめ:磯子港アジングで楽しい釣りライフを
最後に記事のポイントをまとめます。
- 磯子港は火力発電所の温排水により周年アジが狙える貴重なポイントである
- 東京ガス前から東電前にかけてのエリアが最も実績の高い一級ポイント
- 水深は2~4mと浅く、軽量ジグヘッド(0.6~1.5g)での中層攻略が基本
- 夜釣りと朝夕まずめが最も釣果が期待でき、満潮前後が特に狙い目
- ワームはクリア系やグロー系が高実績で、レインやリグデザイン製品が人気
- L字型の釣り場で、奥側より手前側の方がアジング向き
- アクセスは電車・バス・車いずれも可能で、路上駐車できるエリアがある
- ローソンが近く24時間営業で釣り餌も販売、トイレも利用可能
- サビキ釣りとの併用で釣果を安定させることができる
- 潮回りや天候により釣果が大きく変動するため、情報収集が重要
- 海底にはイガイが多く、沖は砂泥底で根掛かりに注意が必要
- ストラクチャー周辺を丁寧に探ることで、良型がヒットする可能性がある
- 磯子港は比較的空いている穴場的な釣り場だが、近年は混雑傾向
- 漁業関係者の職場でもあるため、節度を守った釣りを心がける
- ゴミは必ず持ち帰り、コマセ汚れは洗い流すなどマナー厳守が必須
- 釣れない日も3回に1回程度あるため、状況判断と撤退勇気も大切
- 雨後や台風後は濁りと塩分濃度低下で渋くなる傾向
- キャスティング横浜磯子店など地元釣具店の釣果情報が参考になる
- 冬場でも温排水エリアを中心に20cm以上のアジが狙える
- 初心者から上級者まで楽しめる、変化に富んだ魅力的な釣り場である
記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト
- あまり知られていないマイナーな釣り場、横浜 磯子港。風の影響を受けない釣り場です。 – 元塾長の白米
- 【横浜アジング】夜中の根岸港(湾)でアジ釣り調査【2020年12月1日】 | DOBOKUNO BLOG
- 【1番詳しい】根岸湾(根岸港)の釣り場解説!(釣れる魚・ポイント・釣り禁止情報) | ORETSURI
- 神奈川県横浜市磯子付近の釣り情報です! | megumuのブログ
- 磯子港(根岸港) 横浜の釣り場【2025年】釣果、釣り禁止、トイレ、駐車場
- 根岸港で釣り!混雑知らずでアジやメバルが釣れる♪駐車場やポイントを紹介 | 釣りとキャンプのマガジンBlue’s
- 最新釣果 – 横浜磯子店 [釣具のキャスティング]
- 磯子港の釣り ll 神奈川県の海釣りガイド
- 世界一詳しい根岸湾の釣り情報
- 根岸湾で釣れたアジの釣り・釣果情報 – アングラーズ | 釣果600万件の魚釣り情報サイト
各サイト運営者様へ
有益な情報をご公開いただき、誠にありがとうございます。
感謝の意を込め、このリンクはSEO効果がある形で設置させていただいております。
※リンクには nofollow 属性を付与しておりませんので、一定のSEO効果が見込まれるなど、サイト運営者様にとってもメリットとなれば幸いです。
当サイトは、インターネット上に散在する有益な情報を収集し、要約・編集してわかりやすくお届けすることを目的としたメディアです。
私たちは、情報の収集や整理を通じて「情報をまとめてわかりやすく伝える」という形で新たな価値を提供できるのではないかと考え、運営しております。
なお、引用や参照の方法には不備、あるいはご不快に感じられる点がございましたら、迅速に対応いたしますので、お手数ですがお問い合わせフォームよりご連絡いただければ幸いです。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
当サイトでは、インターネット上に散らばるさまざまな情報を収集し、AIを活用しながら要約・編集を行い、独自の切り口で見解を交えながらわかりやすい形でお届けしています。
情報の整理・編集にあたっては、読者やオリジナル記事の筆者へご迷惑をおかけしないよう、細心の注意を払って運営しておりますが、万が一、掲載内容に問題がある場合や修正・削除のご要望がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
迅速に対応をさせていただきます。
その際には、該当記事の URLやタイトルをあわせてお知らせいただけますと、より速やかに対応 することができますのでそちらもご協力いただけますと大変幸いでございます。
今後とも当サイトをよろしくお願いいたします。
