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【フロートリグでシーバス攻略】飛距離抜群で爆釣間違いなし❗マイクロパターン対応の裏ワザ公開

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フロートリグとシーバスの組み合わせに興味を持ち始めた方は多いのではないでしょうか?特にマイクロベイトパターンや表層を警戒なく泳ぐシーバスを攻略するのに、このリグは抜群の効果を発揮します。通常のジグ単では届かない沖のポイントまで軽量ジグヘッドを飛ばせるだけでなく、一定の水深を保ちながら誘えるのが最大の魅力です。

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本記事では、フロートリグを使ったシーバス釣りに必要な基礎知識から実践テクニックまで、詳しく解説していきます。仕掛けの作り方や絡まないコツ、おすすめのタックルセッティングまで、フロートリグでシーバスを狙うために必要な情報をすべて網羅しています。初めての方から、「いつも絡んでしまう」「うまく飛ばせない」といった悩みを持つベテランの方まで、必ず役立つ情報が見つかるはずです。

記事のポイント!

  1. フロートリグがシーバス釣りで効果的な理由とその基本セッティング
  2. フロートリグが絡まないようにするための実践的なコツと対策法
  3. シーバスのサイズや状況に合わせたフロートリグの選び方と使い分け
  4. アンダーフロートリグなど応用テクニックと実践例

フロートリグでシーバスを狙う基本知識と効果的な釣り方

  1. フロートリグはシーバスのマイクロベイトパターンに効果的
  2. フロートリグでシーバスを狙うメリットは広範囲探索と表層攻略
  3. フロートリグのタイプは中通しと環付きの2種類が基本
  4. フロートリグの仕掛け作りは長さと重さのバランスが重要
  5. フロートリグのセッティングは重さ7〜14gが初心者におすすめ
  6. フロートリグが絡まないコツはリーダーを短くすること

フロートリグはシーバスのマイクロベイトパターンに効果的

シーバス釣りにおいて、マイクロベイトパターンの攻略は時に頭を悩ませるものです。シラスやアミといった小さなベイトを追うシーバスに対して、通常のミノーやバイブレーションでは反応が薄いことがあります。そんな時にこそ、フロートリグの真価が発揮されるのです。

調査の結果、特に河川や港湾部でのシーバスの活性が高い時期には、マイクロベイトを捕食していることが多いことがわかりました。そういった状況では、アジング用ワームをフロートリグでセットするだけで、反応の違いが歴然としています。「fishing is good」のブログによれば、ルアーのセレクトや通常のシーバスルアーでは反応の薄いシーバスが、フロートリグに対してはあっさりとバイトすることがあるようです。

フロートリグの最大の強みは「浮いたまま」魚を誘えることにあります。シーバスが表層付近をうろついている時、ジグ単では沈下速度が速すぎて口を使わずに見送られてしまう場合があります。フロートリグであれば、フロートの浮力によって表層をゆっくりと漂わせることができ、シーバスに十分なアピール時間を確保できます。

また、マイクロベイトパターンというのは季節を問わず発生することがあります。冬場の河川でも、シラスやアミを捕食する30cm~50cmクラスのシーバスが活性化することがあるのです。そんな時に軽量ジグヘッドとアジングワームの組み合わせは絶大な効果を発揮します。

小型シーバスはもちろん、意外にも良型のヒラスズキなども釣れることがあります。「fishing is good」のブログの事例では、フロートリグで40cm~50cmほどのヒラスズキを複数キャッチしたという報告もあります。マイクロベイトパターンを効果的に攻略できるフロートリグは、シーバスアングラーの武器として十分な価値があるでしょう。

フロートリグでシーバスを狙うメリットは広範囲探索と表層攻略

フロートリグでシーバスを狙う最大のメリットは、なんといっても飛距離の向上です。通常のジグ単では15m程度が限界の飛距離も、フロートの重さを活かすことで大幅に伸ばすことができます。これにより、沖に潜むシーバスにアプローチできるようになります。

調査によると、フロートリグはそこそこの風が吹いていても安定して飛ぶという特徴があります。風が強くなるとライトなジグ単では釣りにならないような状況でも、フロートの重さが風の影響を受けにくくするため、安定したキャストが可能になります。

また、超軽量のジグヘッドを遠投できる点も見逃せません。通常0.5g以下の軽いジグヘッドでは飛距離が出ませんが、フロートリグを使えば1g以下の軽量ジグヘッドでも十分な飛距離を確保できます。これによって、繊細なワームの動きを維持しながら、遠投して広範囲を探ることが可能になります。

表層を攻略できるのもフロートリグの強みです。フロートの浮力を利用することで、ジグヘッドが軽ければ表層を、重ければ中層をキープしながら巻いてくることができます。あるいはフロートのタイプ(フローティング、サスペンド、スローシンキングなど)を選ぶことで、狙いたい層を自在にコントロールできます。

さらに、一度キャストした後に潮の流れに乗せることで、キャスト距離以上の遠方まで仕掛けを届けることも可能です。例えば、「Hapyson」のブログでは、一度キャストした後に潮の流れに乗せることで、キャスト地点よりもさらに遠くのポイントを効率よく攻略できたという報告があります。これにより、通常のルアーでは届かないようなポイントでもシーバスを狙えるようになります。

フロートリグのタイプは中通しと環付きの2種類が基本

フロートリグのタイプは中通しと環付きの2種類が基本

フロートリグは大きく分けて「中通しタイプ」と「環付きタイプ」の2種類があります。どちらを選ぶかによって、釣り方や飛距離、トラブルの発生頻度などが変わってくるので、それぞれの特徴を把握しておくことが重要です。

中通しタイプは、その名の通りフロートの中心にラインを通して使用します。このタイプの特徴は、フロートとリーダーの位置関係を調整しやすく、半遊動式にすることでアタリをダイレクトに感じやすい点です。調査によると、キャストした際やリトリーブする際はスイベルとシモリ玉でフロートが固定され、魚がヒットして引っ張られると糸だけが引っ張られてフロートはフリーの状態になります。このため、アタリをなるべくボヤけさせないという利点があります。

一方、環付きタイプは、フロートの端に付いた環にリーダーを結びつけて使用します。「TSURI HACK」の調査によれば、環付きタイプの方が飛行姿勢が良く、飛行中にジグヘッドと干渉しにくいため、絡みにくいという特徴があります。また、飛距離も中通しタイプよりも出やすい傾向があります。

環付きタイプを用いた「Fシステム」と呼ばれるセッティングもあります。これはリーダーの端糸にフロートを結ぶシンプルなシステムで、仕掛けがシンプルなので作りやすく、フロート初心者の方には特におすすめです。

どちらのタイプを選ぶかは、釣り方や狙う魚種、使い慣れているかどうかによって変わってきます。中通しタイプは調整の自由度が高く、環付きタイプは飛距離と絡みにくさに優れています。初めてフロートリグを使う方は、まずはトラブルの少ない環付きタイプから試してみることをおすすめします。さらに詳しく知りたい方は、各メーカーから発売されているフロートの特徴を調べてみるとよいでしょう。

フロートリグの仕掛け作りは長さと重さのバランスが重要

フロートリグを作る際に最も重要なのは、仕掛け全体の長さと各パーツの重さのバランスです。これをうまく調整することで、飛距離が向上し、絡みも減らすことができます。

基本的なフロートリグの仕掛けは、メインライン→リーダー→フロート→ジグヘッド→ワームという構成になります。中通しタイプの場合は、リーダーの途中にフロートを通し、フロートの位置をシモリ玉で調整します。環付きタイプの場合は、リーダーの先端にフロートを結び、そこからさらにリーダーを出してジグヘッドを結びます。

リーダーの長さは、理想的には50〜80cm程度が適当です。しかし「TSURI HACK」の調査によると、絡みやすい場合は30cm程度に短くすることも有効とのこと。また、フロートが中通しタイプの場合は、先リーダーを元リーダーより短くすることでも絡みを防げます。先リーダーが長いと、PEと元リーダーの結束部に先リーダーが引っかかって絡みやすくなるためです。

ジグヘッドの重さも重要なファクターです。あまりに軽すぎると飛行姿勢が不安定になり、絡みやすくなります。「TSURI HACK」では0.5gを基準にしているようですが、風の強い日などは少し重めのジグヘッドを選ぶと良いでしょう。ただし、あまりに重すぎるとフロートの浮力では支えきれず、すぐに沈んでしまうので、フロートの浮力とジグヘッドの重さのバランスを考える必要があります。

また、リーダーには硬めのフロロカーボンラインを使うことも絡み防止に効果的です。硬めのラインはしなやかさに欠けるため飛距離は若干落ちますが、その分空中での暴れが抑えられ、絡みにくくなります。調査によると、ラインは太くなるほど硬くなる傾向があるので、リーダーの号数を少し上げるのも対策の一つです。

フロートリグの仕掛け作りでは、これらのバランスを見極めつつ、自分の釣りスタイルや狙うポイントに合わせた最適な仕掛けを組み立てていくことが大切です。

フロートリグのセッティングは重さ7〜14gが初心者におすすめ

フロートリグを始める際、どの重さのフロートを選べばいいのか迷う方も多いでしょう。結論から言うと、初心者の方には7〜14g程度の中重量フロートがおすすめです。その理由をご説明します。

調査によると、フロートが軽すぎると肝心の飛距離が出ず、重すぎるとタックルに負担がかかって扱いづらくなるというトレードオフがあります。7〜14g程度のフロートであれば、通常のライトゲームロッドやシーバスロッドでも十分に扱えるサイズで、なおかつ十分な飛距離を確保できるバランスの良いウエイトです。

ポッキンさんこと辻本ナツ雄さんによれば、ベテランになると36gのフロートを使って70m投げて、さらに潮にのせて50m流すといった釣りもするそうですが、そのような釣りは特殊なタックルが必要になります。まずは扱いやすいサイズから始めて、徐々に慣れていくのが賢明でしょう。

また、フロートのタイプも重要です。フローティング、サスペンド、スローシンキング、ファストシンキングなど様々なタイプがあります。これらは浮力の違いで、どのように水中で挙動するかが変わってきます。例えば、フローティングタイプは常に浮いた状態を保ち、スローシンキングは非常にゆっくりと沈んでいきます。

初心者におすすめなのは、スローシンキングタイプです。このタイプは必要に応じて浮かせることも沈めることもできる汎用性の高さが魅力です。表層付近をスローに誘う釣りができる上に、少し待てばある程度沈めることもでき、レンジを変えながら探ることができます。

「Hapyson」のブログでは、かっ飛びボールというフロートを使用した例が紹介されています。このフロートは5g前後の重さがあり、浮力が1g分あるそうです。理論上は1g以下のジグヘッドを使えば、ずっと水面に浮いたままの状態で釣りができることになります。このように、フロートの重さと浮力を考慮して、最適なセッティングを見つけていくことが大切です。

フロートリグが絡まないコツはリーダーを短くすること

フロートリグの最大の悩みといえば「絡み」ではないでしょうか?調査によると、この問題を解決する最も効果的な方法は、ジグヘッド側のリーダーを短くすることです。

理想的なリーダーの長さは50〜80cm程度とされていますが、絡みに悩んでいる方は思い切って30cm程度まで短くしても問題ないようです。「TSURI HACK」によれば、短いリーダーでも十分に釣れたという報告があります。リーダーが短ければ空中での暴れが少なくなり、絡みの原因を減らすことができます。

中通しタイプのフロートを使う場合は、先リーダー(フロートからジグヘッドまでの部分)を元リーダー(メインラインからフロートまでの部分)より短くするのも有効です。先リーダーが長いと、PEと元リーダーの結束部に絡みやすくなります。特にFGノットなどの細かい結び目は、端糸がピョンと出ているので、そこに先リーダーが引っかかりやすくなります。

また、硬めのフロロカーボンリーダーを使うのも効果的です。柔らかいリーダーは飛距離は出やすいものの、空中での暴れが大きくなり絡みの原因になることがあります。硬めのリーダーを使うことで、空中での形状が安定し、絡みを減らすことができます。

さらに、フロートにパイプを付けることでも絡みを大幅に減らすことができます。「TSURI HACK」によれば、既製品でもパイプ付きのものがあるようですが、数が少ないため自作することも可能です。パイプは200円程度で購入でき、フロートのアイや穴に通して瞬間接着剤で固定するだけで完成します。これはエサ釣りで使う天秤と同じ効果があり、空中での安定性を高めてくれます。

ワームの状態もチェックすることが大切です。ワームがズレていると空中で回転し、メインラインに巻きついてしまいます。毎投ワームが真っ直ぐついているかチェックするか、針持ちの良いワームを選ぶようにしましょう。このような小さな工夫の積み重ねが、フロートリグでのストレスフリーな釣りに繋がっていきます。

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フロートリグとシーバスの相性抜群な理由と実践テクニック

  1. フロートリグの飛距離を出すにはゆっくり大きなフォームで投げる
  2. フロートリグのシンキングタイプはレンジコントロールに有効
  3. フロートリグはシーバスのセイゴから50cm級まで対応可能
  4. フロートリグでシーバスを狙うタックルは7ft以上のロッドがベスト
  5. フロートリグのラインはマーキング入りPEがおすすめ
  6. アンダーフロートリグは良型シーバスを選別するのに有効
  7. まとめ:フロートリグシーバスの基本から応用まで全て解説

フロートリグの飛距離を出すにはゆっくり大きなフォームで投げる

フロートリグの最大の利点である飛距離を存分に活かすには、投げ方に工夫が必要です。調査によると、フロートリグは「ゆっくりと大きなフォームで投げる」ことで最も効果的に飛距離を伸ばせることがわかっています。

いわゆる「ペンデュラムキャスト」と呼ばれる投げ方が適しており、ジグ単を投げるようなクイックなモーション(いわゆるバス投げ)ではジグヘッドが暴れてフロート周りに絡まりやすくなります。「TSURI HACK」では、ゆっくりとテイクバックし、一旦後方で仕掛けを安定させてからスイングするイメージで投げることを推奨しています。

飛ばしたいからといってシャカリキになって力まかせに投げるのはNGです。フロートリグはそれ自体に重さがあるため、ゆっくりと大きなフォームで投げるだけで十分な飛距離が出ます。むしろ、力を入れすぎるとタックルに負担がかかったり、コントロールを失ったりする可能性があります。

また、着水の少し前からサミング(ラインの放出を手で止める)をすることも飛距離と絡み防止の両面で効果的です。サミングをすることで、ジグヘッドをフロートより沖側に着水させることができ、絡みを防止できます。ただし、欲張ってサミングを遅らせすぎると逆に絡みやすくなるので注意が必要です。

ジグヘッドを重くするのも飛距離アップの秘訣です。ジグヘッドが重いほど飛行姿勢が安定し、サミングをした時により遠くに着水します。「TSURI HACK」では0.5gを基準にしているようですが、風が強い日はさらに重めにすると良いでしょう。ただし、フロートの浮力を超えない範囲に収める必要があります。

フロートの種類も飛距離に影響します。環付きタイプの方が中通しタイプよりも飛距離が出る傾向があります。これは環付きタイプの方が飛行姿勢が良く、空気抵抗が少ないためです。特に「アルカジックジャパンのシャローフリーク」のように環が回転するタイプは、より飛距離が出やすいとされています。

これらのテクニックを組み合わせることで、フロートリグの真価である「飛距離」を最大限に引き出すことができるでしょう。

フロートリグのシンキングタイプはレンジコントロールに有効

シーバス釣りにおいて、魚のいるレンジ(水深)にルアーを合わせることは非常に重要です。フロートリグのシンキングタイプは、このレンジコントロールに特に優れた効果を発揮します。

フロートリグには、フローティング(浮くタイプ)、サスペンド(宙に浮くタイプ)、スローシンキング(ゆっくり沈むタイプ)、ファストシンキング(速く沈むタイプ)など様々な種類があります。これらは釣り場の状況や狙うレンジによって使い分けることで効果を発揮します。

特にスローシンキングタイプは、浮力があるためゆっくりと沈むという特性を活かし、表層から中層まで幅広いレンジを探ることができます。「Hapyson」のブログによれば、フロートが沈む重さのジグヘッドを使えば、レンジを入れつつ軽量ジグでは狙えない沖合でスローなアクションが可能になるとのことです。

例えば、着水後に数秒間待ってからリトリーブを開始することで、中層を探ることができます。また、ハードルアーでは表現しづらいスローなフォールアクションも、シンキングタイプのフロートリグなら表現可能です。シーバスがスローに沈下していくベイトフィッシュを追っているような状況では、この特性が非常に有効です。

ただし、フロートが付いていることで水流を受けやすく、潮に流されやすい、浮き上がりやすいといった側面もあります。また、ジグヘッドとフロートの沈下速度のバランスが悪いと、絡まったりアクションが伝わらないことがあるので注意が必要です。

「fishing is good」のブログでは、冬のマイクロベイトパターンでシーバスを狙う際に、着水から15秒ほど待ってレンジを入れ、竿先を下げてなるべく浮き上がらないようにしながらゆっくりとリトリーブしてヒットを得たという例が紹介されています。このように、シンキングタイプのフロートリグは状況に応じたレンジコントロールが可能で、多様な釣り方に対応できます。

シーバスの活性が低い時や、レンジの特定が難しい時には、このようなレンジ調整が容易なシンキングタイプのフロートリグが有効でしょう。

フロートリグはシーバスのセイゴから50cm級まで対応可能

フロートリグはシーバスのセイゴから50cm級まで対応可能

フロートリグは小型のセイゴから50cm級の良型シーバスまで、幅広いサイズのシーバスに対応できる汎用性の高いリグです。その秘密は、リグ自体の調整の自由度の高さと、ナチュラルな誘いが可能な点にあります。

調査によると、河川や港湾部では30cm前後のセイゴや40〜50cmのシーバスがフロートリグに頻繁に反応することが報告されています。「fishing is good」のブログでは、フロートリグを使用して40〜50cmのヒラスズキを複数キャッチしたという具体例も紹介されています。これは、フロートリグが表層近くを漂うシラスなどの小魚をうまく模倣できるからでしょう。

小型のセイゴはしばしば群れで行動し、表層付近でマイクロベイトを追っていることが多いです。そのような状況では、軽量ジグヘッドとアジングワームの組み合わせが非常に効果的です。一方、大型のシーバスは単独で行動することが多く、より深いレンジを好むこともありますが、日中でも表層付近で積極的に捕食活動をすることがあります。

フロートリグの利点は、ジグヘッドの重さや使用するワームを変えるだけで、異なるサイズのシーバスに対応できる点です。小型セイゴを狙う場合は軽量ジグヘッドと小さめのワーム、大型シーバスを狙う場合は少し重めのジグヘッドと大きめのワームというように調整が可能です。

ただし、フロートリグでランカークラスのシーバスを狙う場合は、タックルにも注意が必要です。「FISHING IS GOOD in fimo」のブログでは、大型シーバスに対応するため、Lクラスのシーバスロッドにリーダーは10lbと、アジメバ用よりも強めのタックルを使用したという例が紹介されています。ジグヘッドも太軸のものを選ぶことで、大型魚がヒットしても対応できるよう工夫されています。

このように、フロートリグはセッティングを工夫することで、セイゴから50cm級のシーバスまで幅広いサイズに対応できる万能リグであることがわかります。初心者の方でも気軽に試せるのがフロートリグの魅力の一つでしょう。

フロートリグでシーバスを狙うタックルは7ft以上のロッドがベスト

フロートリグでシーバスを効果的に狙うには、適切なタックル選びが重要です。特にロッドの選択は、キャスト性能や操作性に大きく影響します。調査の結果、7フィート(約213cm)以上のロッドが最適であることがわかりました。

まず、フロートリグは仕掛け自体が長めになるため、短いロッドだとキャストしづらくなります。7ft以上のロッドであれば、仕掛けを扱いやすく、絡みも減らせます。また、長めのロッドはバットの強さがあるため、フロートの重さによるタックルへの負担も軽減できます。

ロッドの硬さに関しては、しなやかなタイプがおすすめです。あまりに硬いロッドだと、フロートリグ特有の小さなアタリを弾いてしまうことがあります。また、フロートリグは広範囲を探るための仕掛けなので、ある程度のロッドの長さがあると快適に釣りができます。

「TSURI HACK」の記事では、フロートリグ用のロッドの例として「スモーキー・ラミアス75プロト(スミス)」を挙げています。これは7.5フィートのロッドであり、フロートリグの操作に適した長さを持っています。他にも、エギング用ロッドやライトなシーバスロッドも流用できるとのことです。

リールに関しては、2000〜2500番のスピニングリールが適しています。フロートリグは飛距離重視の釣りなので、十分なラインキャパシティがあり、かつ軽量で操作性の良いリールを選ぶと良いでしょう。「TSURI HACK」では「ハイパーフォースC2000MDH(シマノ)」が例として挙げられています。

ラインはPEラインが基本となり、0.3号〜0.6号が一般的です。フロートリグでは結び目を作る必要があるため、PEラインが必須となります。中でもバリバスの「アバニ ジギング 10×10 マックスパワーPE X8」のようなマーキング入りのPEラインがおすすめとされています。

リーダーはフロロカーボンラインを使い、状況に応じて4lb〜12lbを選択します。小型シーバスやセイゴを狙う場合は細めの4〜8lb、大型シーバスを狙う場合は太めの10〜12lbがおすすめです。

これらのタックルの組み合わせで、フロートリグの性能を最大限に引き出し、シーバス釣りを楽しんでください。

フロートリグのラインはマーキング入りPEがおすすめ

フロートリグを使用する際、ラインの選択は非常に重要です。特におすすめなのが、マーキング入りのPEラインです。マーキング入りPEラインは、一定間隔で色が変わるため、どれくらいラインを出したかが一目でわかるという大きな利点があります。

調査によると、瀬戸内の釣り師ポッキンさんこと辻本ナツ雄さんは、バリバスの「アバニ ジギング 10×10 マックスパワーPE X8」の0.6号を使用しているそうです。このラインの特徴は、10m毎に10色に変わるバリバス独自のマーキングにあります。これにより、何メートル投げて何メートル流したら潮が変化して魚が食ったという位置が、フロートの抵抗感の変化とラインのマーキングで的確に把握できるとのことです。

特に10色のマーキングだと、5色マーキングよりも長距離を出した時に「今、何巡目の色だろう?」と迷うことが少なくなるというメリットがあります。たとえば70m投げて50m流すような釣りをする場合、5色マーキングだと「あれ?今、何巡目のレッドだ!?」とわからなくなることがあるそうですが、10色なら区別しやすいとのことです。

マーキング入りPEラインを使うことでもう一つ大きなメリットがあります。それは釣りの再現性が高まる点です。特定の色のマーキングで魚がヒットした場合、その距離を正確に記憶して次のキャストでも同じポイントを狙うことができます。これにより、ポイントの絞り込みや攻略が格段に容易になります。

また、ポッキンさんによれば、アバニ ジギング 10×10 マックスパワーPE X8は、ジギング用ですが実はキャストで使用しても投げ心地が良く、耐久性も高いとのこと。毛羽立ちにくいから一晩中使っても飛距離が落ちず、キャスト切れの心配も少ないというメリットもあります。さらに、流れの変化でコツッと出る小さなアタリを伝える感度も優れているそうです。

これらのメリットから、フロートリグを使う際はマーキング入りのPEラインを選ぶことで、より効率的かつ効果的な釣りが可能になるでしょう。初心者の方でも距離感が掴みやすく、上達も早くなるはずです。

アンダーフロートリグは良型シーバスを選別するのに有効

通常のフロートリグとは少し異なる「アンダーフロートリグ」という仕掛けがあります。これは仕掛けの先端にフロート(飛ばしウキ)をつける方式で、シーバスの中でも特に良型を狙う際に効果的です。

調査によると、アンダーフロートリグの最大のメリットは、キャストでは届かないようなスポットを攻略できる点にあります。瀬戸内のベテランライトリガーである辻本ナツ雄さん(ポッキンさん)によれば、遠投してサオ抜けスポットが狙えるのが強みであり、ただ巻きでも釣れるが、多くの場合は着水後に流すことでさらに効果を発揮するとのことです。

特に注目すべきは、アンダーフロートリグを使うことで大型シーバスを選別できる可能性がある点です。ポッキンさんによれば、リグの先端にフロートという抵抗物が付いているため、潮の流れに乗せやすく、また潮の流れの変化を感じやすいという特徴があります。例えば、フロートの抵抗がスッと抜けるような場所は、流れが緩くなったり、流れと流れがぶつかったりしているスポットであり、そういった場所に大型のシーバスがたまりやすいそうです。

アンダーフロートリグのセッティングには、特殊なタックルが必要になることもありますが、入門者向けには7〜14gのフロートがおすすめとされています。これなら通常のライトゲーム用ロッドでも扱いやすいサイズです。ポッキンさんは36gのフロートを使って70m以上投げる釣りもするようですが、これはかなりヘビーな釣り方です。

使用するラインも重要で、前述のアバニ ジギング 10×10 マックスパワーPE X8のようなマーキング入りPEラインがおすすめです。距離感を正確につかむことで、潮の変化を感じたポイントを記憶し、次回のキャストでも同じ場所を狙うことができます。

また、アンダーフロートリグでは発光フロートも使えます。夜釣りの場合、電気ウキのように光るフロートを使うことで、リグの位置や流れる方向が視認しやすくなります。これもまた、釣りの再現性を高めるのに役立ちます。

このように、アンダーフロートリグはただ遠投するだけでなく、潮の特性を活かして大型シーバスの居場所を探り当てる、より戦略的な釣りが可能になる仕掛けです。チャレンジ精神のあるアングラーにぜひ試していただきたい方法と言えるでしょう。

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まとめ:フロートリグシーバスの基本から応用まで全て解説

最後に記事のポイントをまとめます。

  1. フロートリグはシーバスのマイクロベイトパターンに効果的で、通常のルアーでは反応が薄い状況でも釣果を上げられる
  2. フロートリグの最大のメリットは飛距離の向上と表層を攻略できる点で、遠くのポイントや風が強い状況でも釣りが可能
  3. フロートリグには中通しタイプと環付きタイプの2種類があり、初心者は絡みにくい環付きタイプがおすすめ
  4. フロートリグの仕掛け作りでは、長さと重さのバランスが重要で、特にリーダーの長さは30〜80cmが適切
  5. 初心者には7〜14gのフロートがおすすめで、扱いやすさと飛距離のバランスが良い
  6. フロートリグが絡まないコツはリーダーを短くすることで、特に先リーダーは元リーダーより短くするのが効果的
  7. フロートリグの飛距離を出すには、ゆっくり大きなフォームで投げるペンデュラムキャストが適している
  8. シンキングタイプのフロートリグはレンジコントロールに有効で、表層から中層まで幅広いレンジを探れる
  9. フロートリグはセイゴから50cm級のシーバスまで幅広いサイズに対応可能で、セッティング次第で様々な状況に適応できる
  10. フロートリグでシーバスを狙うタックルは7ft以上のロッドが最適で、エギング用ロッドやライトシーバスロッドも流用可能
  11. フロートリグのラインはマーキング入りPEがおすすめで、10m毎に10色変わるタイプが距離感を掴みやすく釣りの再現性が高まる
  12. アンダーフロートリグは仕掛けの先端にフロートをつける方式で、潮の特性を活かして良型シーバスを選別するのに有効
  13. フロートにパイプを入れたり、ワームの状態をチェックしたりする細かな工夫が絡み防止や飛距離アップに繋がる
  14. 発光フロートを使うことで夜釣りでもリグの位置や流れる方向が確認しやすくなる
  15. フロートリグは「浮いたまま」魚を誘える点が最大の魅力で、これにより通常のジグ単では表現できないナチュラルな演出が可能