近藤沼のバス釣りについて、「桟橋では禁止されている」という噂を耳にしたことはありませんか?実は、近藤沼漁業協同組合の正式な見解では、桟橋上でのバス釣りは他の釣りと同様に認められています。ただし、入漁料が必要で、他の釣り人とのトラブル防止のためのマナーを守る必要があります。

群馬県館林市にある近藤沼は、西沼・中沼・東沼に分かれており、年間を通して釣り人が絶えない人気のフィールドです。この記事では、近藤沼でのバス釣りに関する最新のルールや料金情報、実際の釣果情報、そして知っておくべき注意点までを詳しく解説していきます。
この記事のポイント!
- 近藤沼の桟橋でのバス釣りの現状と正式なルール
- 入漁料や遊漁券の料金システム
- バスの取り扱いに関する法律と罰則
- 他の釣り人との共存のためのマナーと注意点
近藤沼のバス釣り禁止に関する最新情報と実態
- 近藤沼の桟橋でのバス釣りは現在可能
- ヘラ師とバサーのトラブル防止のためのマナー
- 桟橋でのキャスティング方法の注意点
- バス釣りの入漁料と遊漁券について
- バスの取り扱いに関する法律と罰則
- 近藤沼の水深と釣りポイント
近藤沼の桟橋でのバス釣りは現在可能
近藤沼漁業協同組合の正式な見解によると、桟橋上ではエサ釣り、ルアー・フライ釣りなど、すべての釣りが可能となっています。以前、バス釣り禁止という噂が広まっていましたが、これは誤った情報でした。
ただし、釣り人同士のトラブルが発生した場合、将来的に桟橋上でのすべての釣りが禁止される可能性があることも漁協から伝えられています。そのため、ルールやマナーを守って釣りを楽しむことが重要です。
実際の釣果としては、レッグワーム2.5インチのダウンショットリグなどで20〜38cmのバスが釣れているという報告があります。天候や時期によって釣果は変動しますが、平日でも多くの釣り人で賑わっています。
桟橋での釣りでは、振りかぶってのキャストを避け、ピッチングなどの控えめなキャスト方法を心がけることが推奨されています。これは他の釣り人への配慮と安全確保のためです。
最新の釣果情報では、OSPのドライブシュリンプやHPシャッドテール2.5のDSリグなどが効果的だったという報告もあります。ターンオーバー時期には釣果が変動する可能性もあるので、状況に応じたタックル選択が重要となっています。
ヘラ師とバサーのトラブル防止のためのマナー
近藤沼では、ヘラブナ釣りとバス釣りの両方を楽しむ釣り人が多く集まります。特に新ベラ放流直後は多くのヘラ師で賑わうため、お互いの配慮が必要です。
トラブルの主な原因として、他の人の足元へのキャスト、前後や周囲の確認不足、浮き付近へのキャスト、先行者のすぐ横への入場などが挙げられています。また、ラインやルアーなどのゴミを残していく行為も問題視されています。
2024年8月には、バスプロと地元のヘラ師の間で噂になった出来事がありましたが、実際には大きなトラブルではなく、SNS上での誤った情報拡散が原因だったことが分かっています。
桟橋上での釣りでは、特に混雑時には周囲への配慮が重要です。他の釣り人の釣りの邪魔にならないよう、適切な距離を保ち、互いの釣り場を尊重することが求められています。
これらのマナーを守ることで、バス釣りとヘラ釣りの共存が可能になり、すべての釣り人が快適に釣りを楽しめる環境を維持することができます。
桟橋でのキャスティング方法の注意点
桟橋での釣りでは、振りかぶってのキャストは避け、ピッチングなどの控えめなキャスト方法を使うことが推奨されています。これは他の釣り人への安全確保と快適な釣り環境の維持のために重要です。
キャスト時は必ず前後左右の安全確認を行う必要があります。特に、他の釣り人の浮きや仕掛けの近くへのキャストは厳禁です。また、ラインやルアーのゴミは必ず持ち帰るようにしましょう。
近藤沼の桟橋では、スペースに限りがあるため、他の釣り人との適切な距離を保つことが重要です。先行者がいる場合は、十分な距離を確保してから釣り始めることが推奨されています。
具体的な釣果報告では、レッグワーム2.5インチのダウンショットリグやドライブシュリンプなどを使用した釣果が報告されています。これらのルアーは桟橋からでも扱いやすく、効果的な釣果が期待できます。
人の多い時間帯は特に注意が必要で、空いている時間帯を見計らって釣行するのも一つの方法です。平日の午後などは比較的空いているという報告もあります。
バス釣りの入漁料と遊漁券について
近藤沼での釣りには入漁料が必要です。料金は一日券が500円、年間券が8,000円となっています。遊漁証は事前に遊漁証取扱所で購入する必要があります。
入漁料は全魚種共通の料金体系となっており、バス釣り、ヘラブナ釣りなど、釣り方による料金の違いはありません。支払った料金で西沼、中沼、東沼のすべての区域で釣りが可能です。
遊漁券は必ず携帯する必要があり、係員から提示を求められた場合はすぐに見せられるようにしておくことが重要です。無許可での釣りは厳しく禁止されています。
料金の支払い方法や遊漁証取扱所の場所については、現地の案内板や管理事務所で確認することができます。事前に準備しておくことで、スムーズに釣りを開始することができます。
遊漁料の収入は沼の維持管理や魚の放流などに使用されており、良好な釣り環境の維持に貢献しています。定期的な放流も行われており、釣果にも反映されています。
バスの取り扱いに関する法律と罰則
バスの取り扱いに関する法律では、生きたままの運搬・譲渡・飼育などが禁止されています。これは2005年6月に施行された外来生物法に基づくものです。
違反した場合の罰則は非常に厳しく、個人の場合は3年以下の懲役または300万円以下の罰金、法人の場合は1億円以下の罰金が科せられる可能性があります。
ただし、釣った場所でのキャッチ&リリースについては、この法律での規制対象とはなっていません。群馬県では現時点でキャッチ&リリースの禁止は実施されていません。
外来生物法では、オオクチバス(ラージマウスバス)、コクチバス(スモールマウスバス)、ブルーギル、チャネルキャットフィッシュなどが特定外来生物に指定されています。
その他、ナガエツルノゲイトウやミズヒマワリなどの植物も特定外来生物に指定されており、これらを知らずに持ち運ぶことも法律違反となる可能性があるので注意が必要です。
近藤沼の水深と釣りポイント
近藤沼は西沼、中沼、東沼の3つに分かれており、中央の沼の最深部は約15mとなっています。これは平場の沼としては珍しい深さです。
両サイドにはアシが生い茂っており、オカッパリでの釣りも可能です。東沼と中沼には桟橋が設置されており、年間を通して釣り人が訪れる人気のポイントとなっています。
釣果報告では、沖のブレイクでレッグワーム2.5インチのダウンショットリグで25cmのバスが釣れたという情報や、シャローのアシ際でもヒットがあったという報告があります。
実際の釣果として、20〜38cmサイズのバスが報告されており、OSPのドライブシュリンプやHPシャッドテール2.5のDSリグ、ハンツ+ドライブクロー、オーバーライドなどが効果的だったという情報があります。
定期的に魚の放流も行われており、ヘラブナやコイなども生息しています。時期や天候によって釣果は変動しますが、年間を通して釣りを楽しむことができます。

近藤沼でバス釣りを楽しむための実践的な情報
- 近藤沼の特徴と地理的な位置関係
- 釣れる魚種と時期別の釣果情報
- おすすめのタックル選び
- 平日と休日の混雑状況
- 駐車場と周辺施設の情報
- まとめ:近藤沼のバス釣り禁止についての誤解と実態
近藤沼の特徴と地理的な位置関係
近藤沼は群馬県館林市下三林町1628に位置しており、館林駅から車で約20分でアクセスできます。国道354号線沿いにあり、アクセスの良さも特徴の一つです。
以前からあった広大な沼を昭和50年に西沼、中沼、東沼の3つに分け公園化しました。中央付近には近藤沼公園があり、夏にはジャブジャブ池がオープンし、アスレチックのような遊具も設置されています。
中沼の最深部は約15mあり、平場の沼としては珍しい深さを誇ります。東沼と中沼には桟橋が架けられており、年間を通して釣り人が絶えないフィールドとなっています。
定期的な放流も行われており、桟橋が架けられていることから、様々な釣りスタイルに対応できる環境が整っています。ただし、バーベキューなどはできない制限があります。
沼は広く、ゆったりと釣りを楽しむことができる環境です。水のきれいな沼として知られていますが、時折釣り糸などのゴミが見られることもあり、環境保全への配慮が必要です。
釣れる魚種と時期別の釣果情報
近藤沼ではブラックバスの他に、ブルーギル、コイ、ヘラブナ、ワカサギなどがシーズンによって釣れます。特に60cmを超える大型のブラックバスが釣れることでも知られています。
ブラックバスは春から夏がシーズンで、秋も食欲が旺盛になる時期です。冬は寒さが厳しくなるため、寒くなる前の時期がおすすめとされています。
時間帯は朝マズメ、タマズメが良いとされており、早い方は4時頃から釣り始めています。日中でも釣果は報告されていますが、時期や条件によって変動があります。
最近の釣果では、20〜38cmサイズのバスが報告されており、OSPのドライブシュリンプやHPシャッドテール2.5のDSリグなどが効果的だったという情報があります。
ヘラブナは定期的な放流も行われており、特に新ベラ放流後は多くの釣り人で賑わいます。コイやワカサギも生息しており、シーズンに応じて様々な魚種を狙うことができます。
おすすめのタックル選び
近藤沼では大型のバスが生息しているため、それに対応できるタックル選びが重要です。実績のあるタックルとして、シマノのポイズンアドレナ266Lなどのロッドが使用されています。
リールはダイワのルビアス2000Sクラスが使用例として報告されています。ラインはFCスナイパーBMSアザヤカ4lbなどの細めのラインも使用されており、シビアなコンディションにも対応できます。
ルアーではレッグワーム2.5インチやドライブシュリンプなどのソフトルアーが実績を上げています。特にダウンショットリグでの使用報告が多く見られます。
桟橋からの釣りでは、ピッチングなど控えめなキャストに適したタックルを選ぶことも重要です。状況に応じて使い分けられるよう、複数のセッティングを用意しておくと便利でしょう。
スレた魚も多いため、ナチュラルな動きを演出できるタックル選びが重要になってきます。特に細いラインを使用する場合は、魚とのやり取りに余裕を持たせるためにも、ドラグ設定などにも注意が必要です。
平日と休日の混雑状況
近藤沼は広い沼のため、基本的には人との距離を保って釣りを楽しむことができます。ただし、夏休みなどの長期休暇期間は朝から人の出が多くなります。
平日のお昼過ぎは比較的空いているという報告がありますが、新ベラ放流直後は平日でも多くのヘラ師で賑わいます。特に桟橋付近は人気のポイントとなっています。
午前中は早い時間から釣り人が集まる傾向があり、特に休日は混雑が予想されます。夕方になると釣り場が空いてくるという報告もあります。
バス釣りとヘラ釣りが共存するフィールドのため、時間帯によって主流となる釣り方が変化します。相互の配慮が必要な場面も多くなってきます。
混雑時は特に、他の釣り人との適切な距離を保つことが重要です。空いているポイントでも、すでに釣りをしている人の近くには入らないようにする配慮が必要です。
駐車場と周辺施設の情報
近藤沼周辺には複数の無料駐車場が設置されており、自分の釣りポイントの近くに駐車することができます。国道354号線沿いにあるため、アクセスも容易です。
近藤沼公園内には夏季営業のジャブジャブ池やアスレチック遊具があり、家族連れでも楽しめる環境が整っています。ただし、バーベキューなどの火気を使用する行為は禁止されています。
東沼と中沼には釣り桟橋が設置されており、安定した足場で釣りを楽しむことができます。桟橋は定期的なメンテナンスも行われています。
管理事務所や遊漁券販売所なども整備されており、必要な手続きをスムーズに行うことができます。トイレなどの基本的な設備も整っています。
公園として整備されているため、清潔で使いやすい環境が維持されています。ただし、ゴミは必ず持ち帰るなど、利用者一人一人のマナーが重要です。

まとめ:近藤沼のバス釣り禁止についての誤解と実態
最後に記事のポイントをまとめます。
- 近藤沼の桟橋でのバス釣りは現在も可能である
- 入漁料は1日500円、年間8000円が必要
- 桟橋では振りかぶってのキャストを避け、ピッチングを推奨
- 20〜38cmサイズのバスが釣れている実績がある
- レッグワーム2.5インチやドライブシュリンプが有効なルアー
- 外来生物法による規制があり、生きたままの運搬は禁止
- 違反時の罰則は個人で300万円以下の罰金
- 朝マズメ、タマズメが釣果の期待できる時間帯
- 新ベラ放流後は特に混雑する
- 無料駐車場が複数箇所に設置されている
- 西沼、中沼、東沼の3つのエリアで構成
- 最深部は約15mと深い水深を誇る