プライヤーは釣りや工作、DIYなど様々な場面で活躍する必須アイテムですが、その収納に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。特に釣り場では、すぐに取り出せるようにベルトやバッグに取り付けたいものです。そんなとき便利なのがプライヤーホルダーですが、専門店で購入すると意外と高価なことも。

そこで注目したいのが100均のプライヤーホルダー!ダイソーやセリアなどの100均ショップでは、プライヤーホルダーとして使える商品や代用できるアイテムが多数販売されています。今回は100均で手に入るプライヤーホルダーの種類や活用法、さらには自作方法まで詳しくご紹介します。
記事のポイント!
- 100均でプライヤーホルダーとして使えるアイテムの種類と特徴
- セリアとダイソーのおすすめプライヤーホルダー商品
- プライヤーホルダーの代用品や自作方法
- 釣り用プライヤー本体も100均で購入可能な商品の紹介
100均でプライヤーホルダーをお探しなら!おすすめ商品と活用法
- セリアのハサミカバーはプライヤーホルダーとして最適な選択肢
- ダイソーの工具用ホルダーもプライヤー収納に使える
- 100均プライヤーホルダーは落下防止ベルトとカラビナ付きで便利
- 100均のプライヤーホルダーは主にアウトドアコーナーに陳列されている
- プライヤーホルダーを自作する方法はワイヤーラックを使うのが簡単
- 100均のプライヤーホルダーの価格は110円〜220円が相場
セリアのハサミカバーはプライヤーホルダーとして最適な選択肢
セリアで販売されている「ハサミカバー」は、プライヤーホルダーとして代用できる優れものです。調査の結果、このハサミカバーはプライヤーやフォーセップをぴったり収納できるサイズ感で、釣り用のプライヤーホルダーとして重宝するという声が多く見られます。
最大の特徴は、スナップボタンによる落下防止ベルトが付いていること。釣りの最中に不意にプライヤーが落ちてしまう心配がありません。また、カラビナが付いているので、ベルトやバッグ、ライフジャケットなどに手軽に取り付けることができます。
カラーバリエーションも全部で4種類あり、ブラックが最も人気で品薄状態が続いていることもあるようです。素材も厚手でしっかりしており、鋭い先端を持つプライヤーを安全に収納できます。
ただし、専用設計ではないため、通常サイズのプライヤーだと奥までしっかりと入らないという弱点もあります。小型のプライヤーであればジャストフィットするものの、大きめのプライヤーはグリップ部分が少し出てしまうことがあります。
それでも110円というコストパフォーマンスの高さから、「見つけたら即買い」をおすすめするユーザーが多いようです。セリアで探す際は、釣り具コーナーではなくアウトドア・キャンプコーナーにあることが多いので注意が必要です。
ダイソーの工具用ホルダーもプライヤー収納に使える
ダイソーでは、一般工具用のホルダーをプライヤーホルダーとして活用できます。調査によると、105円で購入できる工具用ホルダーがプライヤー収納に適しているようです。
この工具用ホルダーの特徴は、非常に頑丈な作りで耐久性が高いこと。しかし、唯一の難点としてベルト通しがリベット止めされているため、そのままではヒップバックなどに取り付けが困難です。また、幅があるのでカラビナなども通しにくいという欠点があります。
この問題を解決するために、廃物利用やDIYでカスタマイズする方法も紹介されています。4mmアルミ棒とソフトチューブを使って自作の取り付け具を作ることで、ヒップバックのベルクロ付きベルトに固定できるようになります。
カスタマイズ後も非常に頑丈で、何度使っても不具合が出ないという報告もあります。105円という価格の安さに比べて、プライヤーホルダーとしての性能は十分と言えるでしょう。
ダイソーの釣りシリーズに専用のプライヤーホルダーがあればさらに便利だと思いますが、現状では工具用ホルダーをアレンジして使うのがお得な選択肢となっています。
100均プライヤーホルダーは落下防止ベルトとカラビナ付きで便利

100均で販売されているプライヤーホルダー(またはその代用品)の大きな特徴は、落下防止ベルトとカラビナが付いていることです。これらの機能は釣り場での使用において非常に重要な要素となります。
落下防止ベルトは、ボタンで簡単に開け閉めできるようになっています。これにより、知らないうちにプライヤーが無くなってしまうといったトラブルを防止できます。特に水辺で使用する場合、貴重なプライヤーを水中に落としてしまう危険性を大幅に減らせるのは大きなメリットです。
また、カラビナが背面に搭載されているため、プライヤーを取り出しやすい任意の位置に吊り下げることが可能です。腰のベルトループに掛けるのはもちろん、フローティングベストのD管やタックルバッグにも取り付けられるため、使い勝手が良いと評価されています。
一般的に市販されているプライヤーホルダーとバンジーコードを揃えると1000円近くかかることを考えると、100円台で両方の機能が備わっている100均商品は驚異的なコストパフォーマンスと言えるでしょう。
ただし、先端部分の露出度合いやホルダー自体の耐久性については、価格相応の部分もあるため、使用状況に応じて検討する必要があります。それでも、気軽に試せる価格帯であることは大きな魅力です。
100均のプライヤーホルダーは主にアウトドアコーナーに陳列されている
100均でプライヤーホルダーを探す際、どこの売り場にあるのかと迷う方も多いでしょう。調査によると、プライヤーホルダーとして使えるアイテムは、釣り具コーナーではなく「アウトドア・キャンプコーナー」に陳列されていることが多いようです。
特にセリアの場合、「ハサミカバー」という名称で販売されており、キッチンバサミ用のケースとして位置づけられています。そのため釣り具コーナーを探しても見つからないことがあるので注意が必要です。
ダイソーの場合は、工具用ホルダーという位置づけで、DIYコーナーや工具コーナーに置かれていることが多いようです。一般工具用として販売されているため、釣り具として探していると見落としてしまう可能性があります。
最近では100均でも釣り具の品揃えが充実してきており、専用の釣り具コーナーが設けられていることもあります。しかし、プライヤーホルダーに関しては、まだ釣り専用として販売されていないケースが多いため、アウトドア用品や工具コーナーを中心に探すことをおすすめします。
店舗によって商品の配置は異なりますので、見つからない場合は店員さんに「ハサミカバー」や「工具ホルダー」として尋ねると良いでしょう。また、シーズンや人気度によって品切れになることもあるので、見つけたら複数買いしておくのも一つの方法です。
プライヤーホルダーを自作する方法はワイヤーラックを使うのが簡単
100均でプライヤーホルダーが見つからない場合や、もっと自分好みにカスタマイズしたい場合は、自作も選択肢の一つです。調査によると、比較的簡単な自作方法としてダイソーのワイヤーラックを活用する方法があります。
ワイヤーラックは、本来は小物を収納するためのものですが、適当なサイズのものを選ぶことでプライヤーホルダーとして代用できます。アストロプロダクツのプライヤーホルダーを参考に、似たようなワイヤーラックを選ぶとよいでしょう。
自作する際のポイントは、プライヤーをしっかりと保持できるホルダー間隔を確保することです。一般的にはホルダー幅が18mm程度あれば大丈夫ですが、大きめのプライヤーを収納する場合はそれ以上の幅が必要になります。
また、より本格的に自作したい場合は、カラーボードとカード立てを組み合わせる方法もあります。カード立てを土台にし、カラーボードで装飾すれば、オリジナルデザインのプライヤーホルダーが作れます。両面テープで固定するだけなので、特別な工具も必要ありません。
自作の利点は、必要な数のプライヤーをちょうど収納できるサイズに調整できることです。市販品だと大きすぎたり小さすぎたりすることがありますが、自作なら自分の持っているプライヤーの数や大きさに合わせてピッタリのホルダーを作ることができます。
100均のプライヤーホルダーの価格は110円〜220円が相場
100均と言っても、実際には全ての商品が100円(税込110円)というわけではありません。プライヤーホルダーとして使えるアイテムの価格帯も様々です。調査によると、100均のプライヤーホルダーの相場は110円〜220円程度となっています。
セリアのハサミカバーは税込110円で購入できます。この価格でカラビナと落下防止ベルトが付いているのは非常にコストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。一方、ダイソーの工具用ホルダーは税込105円と、わずかに安い価格で提供されています。
より本格的な機能を求める場合、ダイソーのスプリットリングプライヤーなどは220円するものもあります。これは一般的な100円商品の倍の価格ですが、それでも市販の専用品と比べると大幅に安いことに変わりはありません。
また、自作する場合も、ワイヤーラックやカード立てなどの材料費として100円〜200円程度の費用がかかります。ただし、これらは主に材料費であり、複数のプライヤーホルダーを作ることができるので、トータルでは非常にお得です。
市販のブランド品のプライヤーホルダーは1000円前後することが多いため、100均のプライヤーホルダーは最大90%ほど安く済むことになります。品質面で劣る部分はあるかもしれませんが、基本的な機能を果たす点では十分と言えるでしょう。

プライヤーホルダー100均での購入以外にも知っておきたい情報
- フィッシングプライヤー自体もセリアやダイソーで購入可能
- 100均のスプリットリングプライヤーはPEラインカッター機能付き
- ダイソーのVJシリーズなど釣り用品も充実している
- ハサミケースを代用する場合はサイズ感の確認が重要
- バンジーコードと組み合わせると落下防止効果が高まる
- プライヤーホルダーの素材や耐久性も確認すべきポイント
- まとめ:プライヤーホルダー100均なら110円から揃えられる超便利アイテム
フィッシングプライヤー自体もセリアやダイソーで購入可能
プライヤーホルダーだけでなく、フィッシングプライヤー自体も100均で購入できることをご存知でしょうか。調査の結果、ダイソーやセリアでは、釣り用のプライヤーも販売されていることがわかりました。
ダイソーでは220円程度でスプリットリングプライヤーが販売されています。一見すると「うそくせぇ?」と思うような低価格ですが、実際に使用した評価では、特にPEラインカッター機能の切れ味が良好との報告があります。PE1.5号はもちろん、渓流釣りで使われる極細のPE0.3号も問題なく切断できたとのことです。
セリアでもフィッシングプライヤーが販売されており、こちらは100円台から購入可能です。基本的な機能は備えていますが、海水での使用など厳しい条件下では耐久性に不安があるかもしれません。
これらの100均プライヤーは、プロ仕様の高級品と比べると機能や耐久性で劣る部分はあるものの、カジュアルな釣りや初心者にとっては十分な性能を持っています。複数の釣りバッグにそれぞれ入れておきたい場合や、紛失してもダメージが少ないバックアップとして持っておくのもおすすめです。
市販の専用釣り具店で販売されているプライヤーは1000円〜数千円するものも多いため、100均のプライヤーはコストパフォーマンスの面で非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。
100均のスプリットリングプライヤーはPEラインカッター機能付き
100均で購入できるスプリットリングプライヤーには、多くの場合PEラインカッター機能が付いています。これは一つのツールで二つの機能を兼ね備えているため、非常に実用的です。
ダイソーのスプリットリングプライヤーは「PEライン対応ラインカッター付き」と表記されており、実際にテストした結果では予想以上の切れ味を示しています。PE1.5号はもちろん、極細のPE0.3号もスパッと切れるという報告があります。これだけの性能があれば、実用上問題なく使えると言えるでしょう。
一方で、スプリットリングを開く機能に関しては、先端部分が太すぎるという指摘もあります。トラウトルアーやバスルアーなど小型のルアーに付いているスプリットリングには使いづらいこともあるようです。シーバス用のルアーやビッグベイトなど、比較的大きなルアーのスプリットリングには対応できる可能性があります。
また、LUXXEモデルやFishmanモデルなど、複数のブランドが100均向けにスプリットリングプライヤーを提供しています。それぞれ微妙に機能やデザインが異なるので、用途に合わせて選ぶとよいでしょう。
220円という価格を考えると、「買い」と評価する声が多いツールです。海水での使用で錆びる可能性はありますが、淡水釣りなら問題なく使える性能を持っています。いくつか持っておいて、釣りバッグごとに入れておくと便利かもしれません。
ダイソーのVJシリーズなど釣り用品も充実している

プライヤーホルダーを探しに100均に行くなら、他の釣り用品もチェックしてみるのがおすすめです。特にダイソーでは近年、釣り具の品揃えが充実してきており、コストパフォーマンスの高い商品が多く販売されています。
特に注目したいのがダイソーの「VJ」シリーズのルアーです。16g、22g、28gの3サイズが展開されており、実際のところ使い勝手の良さから釣り人の間で「売り切れ必須の超定番ルアー」と呼ばれるほどの人気を誇っています。
また、ジグヘッドやソフトワーム、サビキ仕掛けなども100均で購入可能です。これらの商品は、値段の割には性能がしっかりしており、「価格崩壊」と言われるほどのコストパフォーマンスを実現しています。
釣り初心者の方や、たまに釣りを楽しむライトユーザーにとっては、高価な専門用品を揃える前に、まずは100均の商品で試してみるのも良い選択です。失くしてしまっても心理的なダメージが少ないため、気軽に使用できるのも魅力の一つです。
ただし、非常に過酷な環境での使用や、真剣勝負の釣りなどでは、専門店の高品質製品に軍配が上がる場面もあるでしょう。100均アイテムは「そこそこの性能で超お得」という位置づけで使うのが適切かもしれません。
ハサミケースを代用する場合はサイズ感の確認が重要
プライヤーホルダーとしてハサミケースを代用する場合、最も重要なのはサイズ感の確認です。せっかく購入しても、お持ちのプライヤーが入らなければ意味がありません。
セリアのハサミカバーの場合、刃先が収納できる部分の長さは約15cmとなっています。自分のプライヤーがこのサイズに対応しているかどうか、購入前に確認することをおすすめします。また、プライヤーだけでなく、フォーセップ(針外し)にも対応できる可能性があります。
サイズ以外にも、ケースの開口部の幅も重要なポイントです。プライヤーの形状によっては、開口部が狭いと挿入できないことがあります。セリアのハサミカバーは比較的広めの開口部を持っているため、多くのタイプのプライヤーに対応できると考えられます。
また、ケースの素材も確認ポイントの一つです。厚手の生地で作られているものは、プライヤーの鋭い先端からの保護効果が高く、安全性が向上します。セリアのハサミカバーはこの点でも優れているようです。
代用品を使用する際のデメリットとしては、専用設計ではないため奥までしっかりと入らない場合があることです。プライヤーの先端は収まっても、グリップ部分が少し出てしまうことがあります。しかし、110円という価格を考えれば、多少の不便さは許容できるでしょう。
バンジーコードと組み合わせると落下防止効果が高まる
プライヤーホルダーをさらに実用的にするためには、バンジーコード(伸縮コード)と組み合わせて使用することをおすすめします。これにより、プライヤーの紛失防止と使い勝手が大幅に向上します。
バンジーコードは、一端をプライヤーに、もう一端をベルトやバッグに取り付けることで、プライヤーを使用中に誤って落としても地面に落ちることなく、手元に戻ってくる仕組みです。特に水辺での釣りでは、プライヤーを水中に落とすリスクを減らせるのは大きなメリットです。
セリアでは、バンジーコードも販売されており、プライヤーホルダーと合わせて購入することが可能です。調査によると、セリアのバンジーコードはもともとカラビナが端に付いていますが、開け閉めの際にずれる感じがするため、ダイソーのミニカラビナに交換するとしっくりくるという声もあります。
プライヤーホルダーとバンジーコードを合わせても、税込みで216円程度で揃えることができます。通常、プライヤーホルダーとバンジーコードを専門店で購入すると1000円近くすることを考えると、非常にコストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。
ただし、100均のバンジーコードは専門品と比べると耐久性や伸縮性に差がある可能性があります。頻繁に使用する場合や、大切なプライヤーを取り付ける場合は、より高品質なバンジーコードを検討することも一つの選択肢です。
プライヤーホルダーの素材や耐久性も確認すべきポイント
100均のプライヤーホルダーを選ぶ際は、価格の安さだけでなく、素材や耐久性も重要なチェックポイントです。特に釣りで使用する場合は、水や塩分にさらされることが多いため、その環境に耐えられるかどうかが重要になります。
セリアのハサミカバーは厚手の生地で作られており、プライヤーの先端から手や衣類を守る保護機能が高いと評価されています。また、ボタンで閉じられるフラップがあるため、プライヤーが不意に飛び出す心配もありません。
一方、ダイソーの工具用ホルダーはリベット止めされたベルト通しを持ち、非常に頑丈な作りになっています。ただし、リベットは時間が経つと錆びる可能性があるため、長期間使用する場合は定期的なメンテナンスが必要かもしれません。
100均製品の耐久性については、「数ヶ月使用しても全く錆びていない」という報告がある一方で、「海水での使用は不安」という声もあります。淡水釣りがメインであれば問題ないでしょうが、海釣りで頻繁に使用する場合は、使用後の水洗いと乾燥を徹底することをおすすめします。
素材や耐久性に不安がある場合でも、105円や110円という価格を考えると、「錆びてきたら買い替えても惜しくない」という考え方もできます。コストパフォーマンスを重視するなら、頻繁に新品に交換する方針も一つの選択肢と言えるでしょう。

まとめ:プライヤーホルダー100均なら110円から揃えられる超便利アイテム
最後に記事のポイントをまとめます。
- セリアの「ハサミカバー」は110円でプライヤーホルダーとして最適
- ダイソーの工具用ホルダーは105円で購入可能だが、取り付け方法の工夫が必要
- 100均のプライヤーホルダーには落下防止ベルトとカラビナが付いている
- プライヤーホルダーは主にアウトドア・キャンプコーナーに陳列されている
- ワイヤーラックを使った自作方法も簡単で経済的
- 100均のプライヤーホルダーの価格相場は110円〜220円
- フィッシングプライヤー本体も100均で購入可能
- スプリットリングプライヤーはPEラインカッター機能付きで便利
- ダイソーのVJシリーズなど釣り用品も充実している
- ハサミケース代用時はサイズ感(長さ約15cm)の確認が重要
- バンジーコードと組み合わせると落下防止効果が高まる
- 素材や耐久性は価格相応だが、コスパを考えると十分な性能