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砂沼のバス釣り禁止エリアとルールを完全解説!初心者でも安心して釣りを楽しめる🎣

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茨城県下妻市にある砂沼は、周囲約6kmの中規模ため池で、バス釣りスポットとして人気があります。アクセスの良さと整備された環境から、多くの釣り人が訪れる場所となっています。

しかし、砂沼でのバス釣りには特有のルールや禁止事項があり、初めて訪れる方は戸惑うことも。この記事では、砂沼でバス釣りを楽しむために必要な規制やルール、おすすめのポイントまでを詳しく解説していきます。

この記事のポイント!

  1. 砂沼のバス釣り禁止エリアと立入禁止区域の具体的な場所
  2. ウェーダーやフローター使用禁止などの重要なルール
  3. バス釣り大会の開催情報とレギュレーション
  4. 釣果が期待できるポイントとタックル選び

砂沼でバス釣りは禁止?知っておくべきルールと注意点

  1. 砂沼でバス釣りは禁止ではない
  2. ウェーダーとフローターは使用禁止
  3. 釣り場のルールと規制事項
  4. 釣り禁止エリアと立入禁止区域
  5. おすすめの釣り場スポット
  6. 釣れる魚種と時期

砂沼でバス釣りは禁止ではない

砂沼では、バス釣りは禁止されていません。むしろ、ブラックバスの人気フィールドとして多くの釣り人に親しまれています。周囲約6kmの広大な釣り場には、様々なポイントがあり、岸釣りで十分に楽しむことができます。

近年ではバス釣り大会も定期的に開催されており、2012年から「サヌマスターズ」という大会が行われています。この大会は地元アングラーの交流の場としても機能しており、アットホームな雰囲気で誰でも参加できます。

アベレージサイズは25cm程度ながら、45cmを超える大型魚も生息しているという報告があります。ただし、釣果を得るためには、ルールと注意点を守りながら釣行することが重要です。

水質の変化により、以前と比べて釣りやすさは変化している面もありますが、依然として関東地方の重要なバスフィールドの一つとして位置づけられています。

ヘラブナやコイを狙う釣り人も多く訪れる場所なので、他の釣り人との共存を意識することが大切です。

ウェーダーとフローターは使用禁止

砂沼では、バス釣りに際してウェーダーやフローターの使用が明確に禁止されています。この規制は、安全面と環境保護の観点から設けられています。

ただし、長靴の着用は認められているため、浅場での釣りは可能です。移動は徒歩のみが許可されており、車での移動は違反となります。

大会時のレギュレーションでも、このルールは厳格に適用されており、違反した場合は失格となる可能性があります。また、タックル交換のために車に戻ることは許可されていますが、移動手段としての車の使用は認められていません。

ボート釣りに関しては、貸しボート屋が存在しますが、エレキが必要となります。手漕ぎでの移動は広大な水域のため現実的ではありません。

ウェーダー禁止のルールは、地域住民や他の釣り人との共存を図るための重要な取り決めの一つとなっています。

釣り場のルールと規制事項

砂沼でのバス釣りには、いくつかの重要な規制事項があります。まず、アラバマ系リグの使用が禁止されています。これは環境保護の観点から設けられたルールです。

根がかりした際は、極力回収する努力が求められます。水中にルアーを残すことは禁止されており、環境への配慮が重視されています。

地域住民や他の釣り人、特にヘラ師やコイ師に迷惑をかけないよう注意が必要です。また、釣り上げた魚は丁寧に扱い、速やかにリリースすることが求められます。

競技中に発見したゴミは放置せず、持ち帰ることが推奨されています。これは、フィールドの美化と環境保全に寄与する重要な取り組みです。

バスの取り扱いに関する法律やルールに違反した場合、個人は3年以下の懲役または300万円以下の罰金、法人は1億円以下の罰金などの重い罰則が科される可能性があります。

釣り禁止エリアと立入禁止区域

砂沼には明確な釣り禁止エリアが設定されています。上流側街灯(1-5)と下流側街灯(1-8)で区切られたエリアでの釣りは禁止されています。

観桜苑から上流のワンド内は植物の研究施設が設置されているため、競技エリア外となっています。具体的には、ワンド上流アシの中腹にある街灯と下流アシと樹木が混在する街灯を結ぶラインより内側での釣りが禁止されています。

橋の上からの釣りも禁止されています。これは安全面と施設保護の観点から設けられたルールです。

私有地への立ち入りも厳禁です。水辺を利用している他団体がいる場合は、トラブル防止のため近づかないよう注意が必要です。

釣り禁止区域は明確に表示されているため、初めて訪れる方も迷うことなく判断できます。

おすすめの釣り場スポット

砂沼には、様々な特徴を持つ釣り場スポットが点在しています。足場の良い場所が多く、初心者でも安心して釣りを楽しめます。

流れ込み周辺は有望なポイントですが、ヘラ釣りの方々が多く利用するため、譲り合いの精神が必要です。岸際のゴロタ周辺や沖の地形変化、杭周りなども魚の付きやすいポイントとして知られています。

水門周辺もポイントの一つですが、この付近ではブルーギルの生息も確認されています。ベイトフィッシュの群れが確認できる場所も、バスの活性が高い傾向にあります。

西側から池を眺めると筑波山を望むことができ、景観の良さも魅力の一つです。また、四季折々の自然を楽しめる遊歩道も整備されています。

水温が9℃程度まで下がる冬季でも、バスが活性を維持している報告があり、年間を通して釣りを楽しめます。

釣れる魚種と時期

砂沼では、ブラックバスを中心に、コイ、ヘラブナ、ナマズ、ライギョ、ブルーギルなど、多様な魚種が確認されています。特にヘラブナは春先から多く見られ、ヘラ釣りのポイントとしても人気があります。

水温の変化によって魚の活性は変動しますが、5月下旬から梅雨明けまで、また9月初旬から秋の長雨までの期間は、バスの活性が高くなる傾向にあります。

天気の良い日は水温が上昇し、岸際でもバスの活性が上がることがあります。ベイトフィッシュの群れが確認できる場所では、特にバスの活性が高くなりやすいです。

冬季は1日1本程度の釣果になることもありますが、水温が上昇する時間帯を狙うことで、チャンスを広げることができます。

寒い時期でも岸際でベイトの群れが確認できることがあり、年間を通して釣りを楽しむことができます。

砂沼のバス釣り完全ガイド:禁止事項からポイントまで

  1. 砂沼広域公園の施設案内
  2. 観桜苑駐車場の利用方法
  3. アクセス方法と所要時間
  4. 遊歩道の利用案内
  5. おすすめのタックル選び
  6. バス釣り大会の開催情報
  7. まとめ:砂沼のバス釣り禁止ルールと楽しみ方

砂沼広域公園の施設案内

砂沼広域公園は、80ヘクタールの広大な敷地を持つ公園で、砂沼の湖水面積を含む広々とした空間が特徴です。公園内は、プール、スポーツ、水生植物、遊歩道、沼のゾーンに分けられています。

公園の中央には、全国でも珍しい全長395mのY字橋があります。橋の中央にはシンボルとなるブロンズ像が設置されており、橋上からは沼のほぼ全景と筑波山の景観を楽しむことができます。

3月下旬から4月上旬にかけては約1,000本の桜が満開となり、花見の名所として知られています。6月には西岸約3kmにわたって紫陽花が咲き誇り、四季折々の自然を楽しめます。

公園内の「観桜苑」では、6月中旬頃に菖蒲園のショウブが見頃を迎えます。水辺の自然を活かした景観設計により、散策を楽しむ人々も多く訪れています。

バス釣りのポイントとしても有名で、ヘラブナ釣り、コイ釣りなど、様々な釣りを楽しむことができます。

観桜苑駐車場の利用方法

観桜苑駐車場は、砂沼でのバス釣り大会の際の受付場所として使用されています。大会時は早朝5:40から受付が開始されます。

駐車場から広場へ移動し、全体ミーティングが行われた後に競技が開始される流れとなっています。大会参加者は、決められた時間までに帰着してスタッフに報告する必要があります。

受付時間は5:45までとなっており、集まり次第ミーティングが開始されます。参加費は1人3,000円で、観桜苑駐車場で受け付けています。

駐車場の利用に関して特別な制限は設けられていませんが、早朝の大会時は他の利用者との共存に配慮が必要です。

大会開催時は、ゴミ拾いの協力も呼びかけられており、環境保全への意識が高く保たれています。

アクセス方法と所要時間

砂沼へは、つくばエクスプレス守谷駅から関東鉄道常総線を利用し、下妻駅で下車。駅から徒歩約10分でアクセスできます。

車でのアクセスは、常磐自動車道「谷和原IC」からR294を利用して約40分、「土浦北IC」からR125で約45分です。北関東自動車道を利用する場合は、「桜川・筑西IC」からR50経由で約40分となっています。

都内方面から電車を利用する場合、始発でも守谷駅での乗り換えで到着が7:00頃となるため、夏場の朝マズメには間に合わない可能性があります。

アクセスの良さは、この釣り場の大きな特徴の一つとなっています。下妻駅から徒歩圏内という立地は、電車での釣行を考えている方にとって魅力的です。

公共交通機関でのアクセスが整っているため、車を持たない方でも気軽に訪れることができます。

遊歩道の利用案内

砂沼の周囲には約6kmの遊歩道が整備されており、沼の景色を眺めながら散策を楽しむことができます。遊歩道からは、バス釣りのポイントとなる様々なスポットにアクセス可能です。

西岸には約3kmにわたってアジサイが植えられており、6月には様々な色彩を楽しむことができます。遊歩道は四季折々で異なる表情を見せ、特に桜の季節は格別な景観となります。

足場の良い場所が多く、初心者でも安心して釣りを楽しめる環境が整っています。遊歩道は釣り人の移動手段としても活用されており、徒歩での移動が義務付けられています。

遊歩道沿いでは、桜、菜の花、アジサイなどの植物や、様々な野鳥を観察することができます。自然豊かな環境は、釣りの合間の散策も楽しめる魅力となっています。

環境保全の観点から、遊歩道の利用にあたってはゴミの持ち帰りが推奨されています。

おすすめのタックル選び

砂沼での実績が報告されているルアーの一つに、レアリススピン7gがあります。このルアーは、タイリクバラタナゴ、サイトチャートギル、野ギル、リアルギルなど、様々なカラーで実績があります。

デュオの3DSクランクSRも定評があり、特にホロブルーギル(HBG)カラーの実績が報告されています。小ぶりながら投げやすく、アピール力の高いルアーとして知られています。

デラスピン1/4ozも夏場に好結果を出しているとの報告があります。ワームでは、シザーコーム3.8インチ、3インチ、2.5インチが実績を上げています。

ジグヘッドやノーシンカーでの使用が効果的で、カスミシラウオもしくはローライトカスミシラウオのカラーが好まれています。3インチシングルテールグラブも定評のあるワームの一つです。

これらのタックルは根がかりのリスクも考慮して選択する必要があり、16lbナイロンなど、ある程度太い糸の使用が推奨されています。

バス釣り大会の開催情報

砂沼では、2012年より「サヌマスターズ」というバス釣り大会が開催されています。この大会は、アットホームな雰囲気で誰でも参加できる交流の場として定着しています。

大会では、ラージマウスバスのみを対象魚とし、競技時間内に釣れた2匹のトータル全長で順位を競います。2023シーズンからは、2匹中1匹は25cm以上である必要があるというルールが追加されました。

デジタルウェイイン方式が採用されており、当日配布される用紙と共に撮影した写真をスタッフに提示する形式となっています。写真は長さが確認できない場合や用紙が写っていない場合は無効となります。

参加費は1人3,000円で、観桜苑駐車場での受付後、全体ミーティングを経て競技が開始されます。帰着時刻は多数決で決定され、13:00から30分毎に設定されています。

大会では、様々なSNSやYouTube用に写真や動画が撮影されており、掲載の可能性がある点についても事前の了承が必要です。

まとめ:砂沼のバス釣り禁止ルールと楽しみ方

最後に記事のポイントをまとめます。

  1. 砂沼でのバス釣りは禁止されておらず、むしろ人気の釣り場として定着している
  2. ウェーダーとフローターの使用は明確に禁止されているが、長靴の使用は可能
  3. 移動は徒歩のみが許可され、車での移動は違反となる
  4. アラバマ系リグの使用は禁止されている
  5. 観桜苑から上流のワンド内は釣り禁止エリアとなっている
  6. 橋の上からの釣りは禁止
  7. 根がかりしたルアーは極力回収し、水中に放置しない
  8. バス大会は2012年から定期的に開催されている
  9. 2匹の合計全長で競う大会形式で、1匹は25cm以上が必要
  10. アクセスは電車・車ともに良好で、下妻駅から徒歩10分
  11. 四季折々の自然を楽しめる約6kmの遊歩道が整備されている
  12. 他の釣り人との共存を意識した釣行が求められる