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シーバス、涸沼の釣り場ガイド👉初心者でも70cm級が狙える最強スポット

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涸沼は関東唯一の汽水湖として、シーバスフィッシングのメッカとして知られています。東京から約120kmの距離にあり、豊富なベイトフィッシュと独特の地形が相まって、年間を通じて多くのシーバスアングラーが訪れる人気スポットとなっています。

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特に8月から9月にかけてのイナッコ(ボラの稚魚)パターンは有名で、70cm級のランカーシーバスも狙えます。しかし、近年は釣り人の増加に伴い、マナーやローカルルールの遵守がより重要になってきています。この記事では、涸沼でシーバスを狙うために必要な基礎知識から、実践的な攻略法までを詳しく解説していきます。

この記事のポイント!

  1. 涸沼の地形特性と潮の動きによる釣り方の違い
  2. 季節ごとのベイトパターンと有効なルアー選択
  3. 実績のある釣り場と各ポイントの特徴
  4. 要注意の禁止エリアとマナー・ルール

シーバス涸沼で釣りを始めるための基礎知識と注意点

  1. 涸沼について知っておくべき基本情報
  2. シーバスが釣れる時期と時間帯を徹底解説
  3. 水深と潮の動きが釣果を左右する理由
  4. 初心者でも狙える有名ポイントとアクセス方法
  5. 涸沼で使える実績ルアーのセッティング方法
  6. 意外と多い禁止エリアと注意点について

涸沼について知っておくべき基本情報

涸沼は茨城県中部に位置する汽水湖で、海水と淡水が混ざり合う独特な環境を持っています。シーバスだけでなく、シジミやウナギ、ハゼなども生息する豊かな漁場としても知られています。

夏場の水温は30℃近くまで上昇することがありますが、海水の流入により適度な水温が保たれています。2024年8月の観測では、茨城沿岸の海水温が21℃前後だったため、涸沼全体の水温も比較的安定していました。

潮位の変化は海と比べて2~3時間ほど遅れて現れるのが特徴です。この潮位変動を把握することが、シーバス釣りの成功の鍵となります。

キャンプやサイクリングなども楽しめる多目的なレクリエーションエリアとしても整備されており、釣り以外の来訪者も多く訪れます。

周辺には複数の駐車場やトイレが整備されており、初心者でも安心して釣りを楽しめる環境が整っています。

シーバスが釣れる時期と時間帯を徹底解説

8月から9月にかけては、10cm前後のイナッコ(ボラの稚魚)がメインベイトとなります。この時期は特に朝夕のマズメ時に、イナッコの群れを追うシーバスのボイルを多く目撃できます。

夏場の活性は30分から長くて1時間程度と短めですが、シーバスの捕食活動は活発になります。特に夕方にイナッコが浅瀬に集結するタイミングと、明け方に沖に出るタイミングが狙い目です。

秋が深まるにつれて、シーバスの活性はさらに上がっていきます。水温の低下とともにヒットの機会も増えていく傾向にあります。

夜間の釣りも有効ですが、周辺は民家が近いため、騒音には十分な配慮が必要です。人気スポットでは深夜でも釣り人が集まることがあります。

シーズン中は日によって状況が大きく変化するため、潮の動きと天候を確認しながら釣行を計画することをお勧めします。

水深と潮の動きが釣果を左右する理由

涸沼は全体的に浅い水域が多いものの、場所によって水深に変化があります。例えば広浦港付近は他のエリアと比べて比較的深くなっています。

上げ潮時には海水が涸沼に流入し、下げ潮時には涸沼の水が海に流れ出ていきます。この水の動きに伴って、ベイトフィッシュも移動するため、シーバスの活性に大きな影響を与えます。

シーバスは地形の変化や構造物の周りに付きやすい習性があります。特に沖のブレイクラインや、障害物の周辺は、シーバスが身を潜めやすいポイントとなっています。

潮の流れが強い場所では、ベイトフィッシュが集まりやすく、それを狙ってシーバスも集まってきます。特に親沢公園周辺は上げ潮の影響を強く受けるポイントとして知られています。

水深の変化と潮の流れを理解することで、シーバスの動きを予測しやすくなり、効率的な釣りが可能になります。

初心者でも狙える有名ポイントとアクセス方法

涸沼自然公園は、広い駐車場と岬の潮通しの良さから、初心者にも人気のポイントです。第2駐車場があり、エントリーもしやすい環境が整っています。

親沢公園には町営の無料駐車場があり、上げ潮の効果が期待できるポイントです。ただし、キャンプ場専用の駐車場との混同に注意が必要です。

広浦港は水深があり、特に港の入り口付近は絶好のポイントとして知られています。朝マズメ時にはトップウォーターゲームも期待できます。

広浦公園キャンプ場は、遠浅の地形で砂利と砂地が混ざった底地が特徴です。第2駐車場を利用することで、快適に釣りを楽しめます。

網掛公園には自動販売機とトイレが設置されており、家族連れでも安心して利用できます。広いポイントで人混みを避けられる場所もあります。

涸沼で使える実績ルアーのセッティング方法

ベイトの状況に合わせて、様々なルアーを使い分けることが重要です。トップウォータープラグでのドッグウォークアクションや、ウェイク系ルアーの引き波が効果的です。

ブレードタイプのルアーは、特に実績が高いアイテムとしてアングラーズサイトでも多く報告されています。マドネスのバグリースピン、コアマンのパワーブレード、ブルーブルーのシャルダスなどが代表的です。

水面を意識したシーバスが多い時期は、トップウォータープラグの反応が良くなります。また、ジグヘッドワームも意外な時に効果を発揮することがあります。

ルアーの使い分けは、朝夕のマズメ時や、ベイトの出方によって変えていく必要があります。特にイナッコパターンの時期は、イナッコのサイズに合わせたルアー選択が重要です。

DAIWAのモアザンシリーズは、涸沼での実績が特に豊富です。レイジーファシャッドシリーズは、サイズ展開も豊富で状況に応じた使い分けが可能です。

意外と多い禁止エリアと注意点について

涸沼橋付近の上流の船溜まりおよび、大洗駅側からみた対岸は釣り禁止エリアとなっています。また、漁港での釣りは漁師の方が最優先となります。

キャンプ場での釣りは、キャンプ客が最優先です。迷惑をかけないよう、特に夜間の釣りは避けるべきです。また、キャンプ場専用の駐車場は使用禁止です。

路上駐車は絶対に避け、指定された駐車場を利用しましょう。親沢公園は外側の駐車場のみ使用可能で、広浦公園は第2駐車場を利用する必要があります。

近年は釣り人の増加に伴い、立ち入り禁止エリアが増加傾向にあります。特に小さな漁港では、ロープが張られて立ち入り禁止となる場所が増えています。

涸沼は民家に近いエリアが多いため、特に夜間は騒音に気を付ける必要があります。良い釣り場を維持するために、マナーの遵守が重要です。

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涸沼シーバスの攻略法と実践テクニック

  1. ベイトパターンで変化する効果的な釣り方
  2. デイゲームで結果を出すためのポイント選び
  3. 近年の釣果傾向と狙うべきサイズ
  4. 地形と季節で使い分けるルアーの選び方
  5. 釣果を上げるための時間帯別アプローチ
  6. まとめ:シーバス涸沼で釣果を上げるためのポイント総集編

ベイトパターンで変化する効果的な釣り方

6~7月はサッパがメインベイトとなり、今年は涸沼川よりも本湖にサッパが多く集まっていました。この時期はシーバスも本湖寄りに多く滞在する傾向がありました。

8~9月になるとメインベイトがイナッコに変わります。朝夕のマズメ時には、群れで移動するイナッコを追うシーバスのボイルが頻繁に見られるようになります。

イナッコは夕方に浅瀬に集結し、明け方に沖へ移動するパターンを示します。このタイミングでシーバスの捕食活動が活発化するため、特に注目すべき時間帯となっています。

涸沼では水カビ病にかかったボラ(通称カピバラ)を好んで捕食するシーバスもいます。特に涸沼と涸沼川の合流地点付近でこの現象が確認されています。

ベイトの濃さとレンジがカギを握ります。ボイルが激しい場所でも、ベイトが多すぎるとルアーに反応しにくくなる特徴があります。

デイゲームで結果を出すためのポイント選び

沖のブレイクラインや何らかの沈んだ障害物周辺が、デイゲームの基本的なターゲットポイントとなります。これらの場所にシーバスが身を潜めている可能性が高いためです。

薄暗い時間帯は比較的ルアーも目立ちやすく、トップウォータープラグにも反応が良い傾向にあります。ただし、明るくなるにつれてボイルは増えても釣りづらくなることがあります。

涸沼本湖は夏場で水深2mほどの遠投したポイントがあり、その手前1.5m~2mがブレークとなっているエリアがあります。このようなポイントでは、水深の変化を意識したアプローチが効果的です。

足元のポイントも見逃せません。ついつい遠投してしまいがちですが、護岸際にもシーバスは付いています。特に広浦港などでは、足元での良型も期待できます。

プレッシャーの高いポイントではナチュラル系のルアーが有効です。特に広浦港など人気ポイントでは、軽量のジグヘッドワームなどで対応すると結果が出やすくなります。

近年の釣果傾向と狙うべきサイズ

2024年1月の涸沼での釣果報告を見ると、30~40cmクラスのセイゴから、70cm超のランカーサイズまで、幅広いサイズが釣れています。

最近の釣果では、デジるさんが78cm、tsunetsuneさんが75cmを記録するなど、ランカーサイズの報告も続いています。特に夕まずめや朝まずめの時間帯での大型魚の釣果が目立ちます。

時合は比較的短く、30分程度で終わることも多いようです。ただし、その短い時間でも複数匹の連続ヒットも報告されています。

寒い時期でも30cm前後のセイゴクラスは安定して釣れており、初心者でも十分に楽しめる環境となっています。

特筆すべきは、60cm以上の良型も継続的に釣れていることです。ただし、大型魚は水温上昇時期には弱りやすいため、丁寧なリリースが重要となっています。

地形と季節で使い分けるルアーの選び方

トップウォータープラグのドックウォークアクションやウェイク系ルアーの引き波が基本となります。特に朝夕のマズメ時には、水面のアクションに反応が良くなります。

DAIWAのモアザンレイジーファシャッドシリーズは、70S、90F/S、100S、120Fと豊富なサイズ展開があり、季節やベイトの大きさに応じて使い分けることができます。

近距離のボイルに対しては、モアザンレイジーファシャッドJ100F&J100Sが効果的です。プロップ音が絶妙で、一箇所でネチネチとテーブルターンを繰り返すことで、シーバスを誘い出すことができます。

ブレード系ルアーの実績も高く、マドネスのバグリースピンやコアマンのパワーブレード、ブルーブルーのシャルダスなどが代表的な実績ルアーとして挙げられます。

ジグヘッドワームも意外な効果を発揮することがあり、特にDAIWAのシーバスロデムミニは、テール部分の微波動がイナッコの動きを模倣できる特徴があります。

釣果を上げるための時間帯別アプローチ

朝マズメは、イナッコが浅瀬から沖へ移動するタイミングを狙います。この時間帯は特にトップウォーターゲームが有効で、シーバスの活性も高くなります。

夕まずめには、イナッコが浅瀬に集結するタイミングを狙います。日没前後の薄暗い時間帯は、ルアーも目立ちやすく、シーバスの反応も良好です。

夜間は中層を意識したアプローチが効果的です。特にイナッコの群れが多い場所では、少し速いテンポで探ることで反応を誘えます。

デイゲームでは、潮の流れが効いているポイントを重点的に攻めます。特に沖のブレイクラインや障害物周りは、シーバスの定位ポイントとなりやすい特徴があります。

早朝から活性が上がってくる場合は、スーパーボイルと呼ばれる激しい捕食活動が見られることもありますが、かえって釣りにくくなる場合もあるため、状況に応じた対応が必要です。

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まとめ:シーバス涸沼で釣果を上げるためのポイント総集編

最後に記事のポイントをまとめます。

  1. 涸沼は関東唯一の汽水湖で、潮位の変化は海より2-3時間遅れる
  2. 8-9月はイナッコパターンが主体で、70cm級のランカーも狙える
  3. 朝夕のマズメ時がベストタイミング
  4. 水深の変化と潮の流れを把握することが重要
  5. ブレイクラインや障害物周りが有力ポイント
  6. トップウォーター、ブレード系、ジグヘッドワームを状況に応じて使い分ける
  7. 禁止エリアとマナーの遵守が重要
  8. 潮の動きに合わせた釣行計画を立てる
  9. 足元から沖まで、状況に応じた探り方が必要
  10. 大型魚は丁寧なリリースを心がける
  11. キャンプ場や漁港では他の利用者を優先する
  12. 駐車場は指定された場所のみ使用する