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天川村鮎釣りの完全ガイド!解禁日から料金まで全部まとめちゃいました✨

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奈良県天川村は、標高の高い山岳地帯に位置する清流の村として知られています。特に鮎釣りのメッカとして人気があり、水質の良さと水温の低さから、香り高い上質な鮎が育つ環境として注目を集めています。

2024年の鮎釣りシーズンは5月26日から解禁となり、10月末まで楽しむことができます。友釣りに限定されているものの、解禁直後から秋の落ち鮎まで、時期によって異なる鮎の味わいを堪能できるスポットとして、多くの釣り人が訪れています。

この記事のポイント!

  1. 2024年の解禁日や漁期、入漁料金などの基本情報
  2. 天川村の鮎の特徴と釣り方のルール
  3. 主要な釣り場と利用可能な水域の詳細
  4. 時期による鮎の特徴の変化と楽しみ方

天川村鮎釣りの基本情報と特徴

  1. 天川村の鮎釣りは標高が高く水質が良い
  2. 2024年の鮎釣り解禁日と漁期を確認
  3. 入漁料金は半額になる場合もある
  4. 友釣りのみ可能なルールと禁止事項
  5. 主要な釣り場と水域の状況
  6. 鮎の成長と時期による特徴の変化

天川村の鮎釣りは標高が高く水質が良い

天川村は標高約550mに位置し、近畿最高峰の八経ヶ岳などが連なる山岳地帯にあります。この高標高による低水温が、鮎の生育に独特の環境を作り出しています。

清冽な渓流は、山の養分をたっぷりと含んでおり、夏場でも水温が20度前後に保たれます。この低水温環境が、鮎の身質と香りの良さに大きく貢献しています。

特筆すべきは、水質の透明度の高さです。山間の小さな集落であるため、生活排水による水質悪化の影響が少なく、清らかな状態が保たれています。

川底には珪藻が豊富に生育しており、これが鮎の餌となっています。この良質な珪藻が、天川村の鮎の特徴的な香りを作り出す要因となっています。

また、琵琶湖産の稚鮎を4月半ばに放流しており、計画的な資源管理も行われています。

2024年の鮎釣り解禁日と漁期を確認

2024年の鮎漁は5月26日午前5時から解禁となります。漁期は10月31日までとなっています。

解禁日の朝は、日の出とともに多くの釣り人が川岸に集まります。この時期の鮎は、平均16~18センチメートルに成長しています。

9月15日からは乱引きが解禁となり、漁法の幅が広がります。この時期は産卵に向かう鮎を狙うことができます。

夏場は水温が低く保たれているため、他の河川よりも早く鮎が子持ちになる特徴があります。お盆を過ぎると子持ち鮎が増え始めます。

漁協では遊漁券の事前発行も行っているため、解禁日の混雑を避けたい場合は事前購入がおすすめです。

入漁料金は半額になる場合もある

2024年の入漁料金は、年券が15,000円、解禁券が4,000円、日券が3,500円、現場券が5,500円となっています。

料金の割引制度も充実しており、女性、80歳以上の方、障害者の方、中学生は半額で利用できます。ただし、証明書の提示が必要です。

年券を購入する場合は、3cm×4cmの証明写真が必要となります。遊漁券は天川村漁業協同組合および各交付所で購入できます。

郵送での購入も可能で、現金書留で料金と必要書類を送付すれば対応してもらえます。返信用封筒と切手の同封が必要です。

漁協への問い合わせは、電話(0747-63-0666)で受け付けています。

友釣りのみ可能なルールと禁止事項

天川村では、生きたオトリ鮎を使用した友釣りのみが許可されています。アユイングなどの他の漁法は禁止されています。

ヤス、モリ、ヒッカケ、網による漁法、どぶ釣りなども禁止されています。ただし、組合員についてはどぶ釣りが許可されています。

オトリ鮎は天川村漁業協同組合事務所で購入できます。事務所の営業時間は午前7時30分から午後4時までとなっています。

密漁防止のため、入漁券は午後4時までに事務所に返納する必要があります。これは厳密に管理されているルールです。

場所取りは禁止されており、公平な釣り場の利用が求められています。

主要な釣り場と水域の状況

天川村では天の川本流及び各支流で釣りを楽しむことができます。ただし、いくつかの区域では制限があります。

山上川の一部、弥山川、オソゴヤ谷は禁漁区域となっています。また、坪内谷は復旧工事の関係で現在休業中です。

南日裏から九尾間では復旧工事が行われており、工事車両が出入りするため注意が必要です。路上駐車の際は4tトラックが通行できる道幅を確保する必要があります。

川の状況は漁協のウェブサイトで定期的に更新されており、水温や水量の情報を確認できます。増水時は釣りが制限される場合があります。

橋やトンネルの出入り口付近での駐車は禁止されています。

鮎の成長と時期による特徴の変化

解禁直後の若鮎は、骨が柔らかく、背越しで味わうのに適しています。この時期は特に香りが良いのが特徴です。

7月になると鮎は20センチメートルほどに成長し、大きいものは26センチメートルにも達します。脂がのり、塩焼きで美味しく味わえます。

8月に入ると骨が硬くなり、内臓の味も濃くなってきます。お盆を過ぎるとメスは卵を持ち始め、オスには白子が入ります。

9月以降は秋の訪れとともに、産卵のため川を下る準備を始めます。体色が茶色に変化し、落ち鮎となっていきます。

天川村鮎釣りを楽しむためのポイント

  1. オトリ鮎の入手方法と扱い方
  2. 釣り場へのアクセスと駐車場情報
  3. 釣り具店とレンタル情報
  4. 釣果を上げるためのタックル選び
  5. 宿泊施設と温泉で疲れを癒す
  6. まとめ:天川村鮎釣りは自然と実力で楽しむ

オトリ鮎の入手方法と扱い方

天川村青少年旅行村でオトリ鮎を購入することができます。鮎は水槽で泳いでおり、状態の良いものを選べます。

オトリ鮎は、水に漬けた状態で撮影する必要があります。これは鮎へのダメージを最小限に抑えるためのルールです。

河川への魚籠やクーラーボックスの持ち込みは厳禁となっています。これは天然の鮎を保護するための重要な規則です。

オトリ鮎は友釣りのみに使用が許可されており、その他の方法での使用は認められていません。特に傷のある鮎はオトリとして使えません。

水温が低いため、オトリ鮎の体力が長持ちするのが特徴です。

釣り場へのアクセスと駐車場情報

天川村漁業協同組合の事務所は、奈良県吉野郡天川村沢谷48-3に位置しています。ここが釣行の起点となります。

駐車の際は、4tトラックが通行できる道幅を確保する必要があります。特に橋やトンネルの出入り口付近は駐車禁止です。

工事区間がある南日裏から九尾間では、工事車両の往来に注意が必要です。安全な駐車スペースの確保が重要になります。

漁協事務所の営業時間は午前7時30分から午後4時までとなっています。この時間内に入漁券の返納も必要です。

各釣り場へのアクセスルートは、地図で確認することができます。

釣り具店とレンタル情報

釣り道具の貸し出しは行っていないため、必要な装備は各自で用意する必要があります。

仕掛けは友釣り用の道具が必要で、特にバーブレスフックかつシングルフックの使用が必須となっています。

ルアーを使用する場合は、トリプルフックをすべてシングルフックに交換しなければなりません。

河川での火気の使用は村条例で禁止されているため、調理器具の持ち込みはできません。

釣り道具の購入については、事前に準備することをお勧めします。

釣果を上げるためのタックル選び

友釣り用の仕掛けでは、返しのない鮎針を使用します。これは鮎へのダメージを減らすためです。

オトリ鮎の目の下に「鼻かん」と呼ばれる輪を付け、鮎針を糸で繋ぎます。これが基本的な仕掛けとなります。

腹に針がかかると血が出てしまい、オトリとしても使えなくなるため、背中にかかるように調整が必要です。

鮎の追い星の色が鮮やかなほど、その鮎の鮮度が良いとされています。特に怒った鮎は追い星が鮮やかになります。

天川の鮎は特に香りが良いことで知られ、釣れた直後は手の匂いで確認することができます。

宿泊施設と温泉で疲れを癒す

天川村には「旅館 大和屋」や「コテージやまとや」など、釣り人を受け入れる宿泊施設があります。

大峯山洞川温泉は、古くから登山者の疲労回復に利用されてきた温泉です。釣りの後の疲れを癒すのに最適です。

温泉は無色透明の湯質で、神経痛や筋肉痛に効果があるとされています。

宿泊施設では鮎料理を提供するところもあり、自分で釣った鮎を調理してもらえる場合もあります。

早朝から釣りを楽しむためには、前泊することをお勧めします。

まとめ:天川村鮎釣りは自然と実力で楽しむ

最後に記事のポイントをまとめます。

  1. 天川村は標高550mの高地に位置し、水温が低く保たれている
  2. 2024年の解禁日は5月26日で、10月31日まで楽しめる
  3. 入漁料金は年券15,000円、各種割引制度も充実している
  4. 友釣りのみが許可され、他の漁法は禁止
  5. オトリ鮎は青少年旅行村で購入可能
  6. 釣り道具のレンタルはないため、各自で準備が必要
  7. バーブレスのシングルフックの使用が必須
  8. 河川への魚籠やクーラーボックスの持ち込み禁止
  9. 駐車時は4tトラック通行の余地を確保
  10. 午後4時までに入漁券の返納が必要
  11. 温泉施設で疲労回復が可能
  12. 宿泊施設での鮎料理も楽しめる