アジングで使うジグヘッド選びに悩んでいませんか？数あるメーカーの中でも、近年注目を集めているのがミザール（MIZAR）というブランドです。瀬戸内をベースに活動する新進気鋭のアジング専門ブランドとして、独自の視点で開発されたジグヘッドやワームが話題を呼んでいます。特に「ターンズヘッド」というジグヘッドは、バイト数に対するキャッチ率を極限まで高めることを追求した製品として、多くのアングラーから高い評価を得ています。
この記事では、インターネット上に散らばるミザールのアジング用ジグヘッドに関する情報を収集し、製品の特徴、実釣インプレ、他社製品との比較、関連するワームやフックの情報まで網羅的にまとめました。ターンズヘッドの独特なフック形状がなぜアジのキャッチ率を高めるのか、実際の使用者がどのような評価をしているのか、そしてミザールブランド全体の製品ラインナップについても詳しく解説していきます。アジングジグヘッド選びで迷っている方、釣果アップを目指している方にとって、きっと参考になる内容となっているはずです。
| この記事のポイント |
|---|
| ✓ ミザール「ターンズヘッド」の独自フック形状とキャッチ率向上のメカニズム |
| ✓ 実釣インプレから見えるメリット・デメリットと使い分けのコツ |
| ✓ 他社製ジグヘッドとの性能比較と価格面での検討ポイント |
| ✓ ミザールの関連製品（ワーム・フック）と自作ジグヘッドの選択肢 |
ポチップ
ミザールのアジング用ジグヘッド「ターンズヘッド」の特徴と性能
- ミザールのアジング用ジグヘッド「ターンズヘッド」は十数万匹の実釣データから生まれた究極のジグヘッド
- ターンズヘッドの独特なフック形状が口の奥でかかりやすく外れにくい理由
- スプロートベンド型フックが粘って折れにくく長寿命を実現している
- フックサイズSとMの使い分けはアジのサイズとバイトの質で判断する
- 錆びないコーティングが施されたフックは約2か月使用しても劣化しにくい
- 価格は高めだが針持ちの良さでコストパフォーマンスは優れている
ミザールのアジング用ジグヘッド「ターンズヘッド」は十数万匹の実釣データから生まれた究極のジグヘッド
ミザールの「ターンズヘッド」は、単なるジグヘッドではなく、バイト数に対するキャッチ率を上げることを極限まで追求した製品として開発されました。その開発プロセスは圧倒的なもので、十数万匹の実釣データとあらゆる角度からの検証を積み重ねた結果生まれた製品です。
公式サイトによると、ターンズヘッドは以下の要素すべてにこだわって設計されています：フック形状、フック線径、フックサイズ、フック硬度、ラインアイ、ヘッド形状、錆びないコーティングなど、細部に至るまで徹底的に追求されています。一般的なジグヘッドが「とりあえず針とオモリを組み合わせたもの」であるのに対し、ターンズヘッドは明確な理論に基づいて各パーツが設計されているのが大きな特徴です。
📊 ターンズヘッドの基本スペック
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| フックサイズ | S（20cm以下推奨）、M（20cm以上推奨） |
| ウェイト | 0.7g、1.0g、1.3g、1.6g、2.0g |
| 入数 | 5個入り |
| 価格 | ¥638（税込） |
| カラー | シルバー |
価格は一般的なジグヘッドと比較するとやや高めの設定ですが、その性能と耐久性を考えると納得できる価格設定といえるでしょう。特に5個入りで¥638という設定は、1個あたり約128円となり、釣果向上効果を考えれば投資価値は十分にあると考えられます。
アジングという釣りは、成熟した釣法であるがゆえに、なかなか斬新なアイテムが生まれにくい状況にあります。しかし、ミザールは瀬戸内をベースにした新進気鋭のブランドとして、「もっとアジングが楽しくなる！」をテーマに、オリジナリティあふれる製品を世に送り出しています。ターンズヘッドはまさにその代表格といえるでしょう。
製品開発において重要なのは、実際のフィールドでのデータ収集です。ミザールは十数万匹という膨大な実釣データを基に、どのようなフック形状が最もアジをキャッチできるのかを徹底的に研究しました。この科学的なアプローチこそが、ターンズヘッドが他のジグヘッドと一線を画す理由なのです。
また、製品名の「ターンズヘッド（TERNS HEAD）」という名称にも意味が込められているかもしれません。アジ釣りにおいて「ターン」つまり方向転換やアクションの変化が重要であることを示唆しているとも考えられます。製品の細部に至るまでこだわりが感じられる点が、このジグヘッドの魅力の一つです。
ターンズヘッドの独特なフック形状が口の奥でかかりやすく外れにくい理由
ターンズヘッドの最大の特徴は、その独特なフック形状にあります。このフックは、アジの口の奥に掛かりやすく、かつ一度掛かったら外れにくいという、相反する2つの性能を高次元で両立させています。
フック設計において重要なポイントを見てみましょう。ターンズヘッドは**ショートシャンク（軸が短め）**を採用し、腰曲がりを長くとった設計になっています。これにより、針先から軸部までの距離が短くコンパクトになり、アジの口の中に入りやすい形状を実現しています。アジは口が比較的小さい魚なので、この配慮は非常に重要です。
🎣 フック形状の特徴的なポイント
| 部位 | 特徴 | 効果 |
|---|---|---|
| ハリ先 | わずかに上を向いた設計 | ショートバイトでも拾いやすい |
| カエシから先曲がり | ややネムリが入った形状 | 掛かった魚の保持力向上 |
| ハリ先角度 | ラインアイとの幅を狭めて大きな角度を確保 | 口奥に掛かりやすい |
| シャンク | ショートシャンク＋長い腰曲がり | 吸い込みやすさと刺さりやすさの両立 |
あるアングラーのブログでは、「バレにくいところに刺さりやすい」という表現で、ターンズヘッドの特性を評価しています。具体的にはアジの口奥の目の裏によく刺さるという特徴があり、独特のフック形状のおかげで、口奥まで吸い込まれたときにバレにくいポイントを探り当てて刺さるような印象を持ったとのことです。
この「目の裏に刺さる」という現象は、ターンズヘッドのフック設計が非常に優れていることを示しています。目の裏はアジの頭部の骨格構造上、非常に掛かりが強固になる部位であり、ここに針が入れば身切れや口切れのリスクが大幅に減少します。これが高いキャッチ率につながっているわけです。
また、ハリ先から先曲がりあたりの特徴的な形状により、「掛かりやすさ」と「バレにくさ」という一見相反する性能を両立しています。わずかに上を向いた針先は触れたものを拾いやすく、ショートバイトでもフックアップしやすい設計。一方で、カエシから先曲がり先端のネムリが入った部分は、一度掛かった魚をしっかりとホールドする役割を果たします。
フックポイント（針先）とラインアイまでの幅を狭めた特徴的な形状も見逃せません。これによりハリ先角度を大きくとることができ、この角度が大きいほど針は魚の口奥に掛かりやすくなります。さらに、身切れや口切れが少なくバレにくいという特性も、この大きなハリ先角度によるものです。アジは口切れでバラしやすい魚種であるため、この設計思想は非常に理にかなっています。
スプロートベンド型フックが粘って折れにくく長寿命を実現している
ターンズヘッドのフックはスプロートベンド型と呼ばれる形状を採用しており、これがよく粘って折れにくいという特性を生み出しています。この特性は、尺アジ（30cm程度の大型アジ）とのやり取りにおいて特に重要になります。
スプロートベンド型とは、フックのカーブが緩やかで、力が加わったときに全体でしなやかに曲がる形状のことを指します。急激に曲がって折れるのではなく、徐々に曲がっていくため、限界点が高く、大型の魚にも対応できるのです。
🔧 フック耐久性の比較
| フック特性 | ターンズヘッド | 一般的な細軸フック |
|---|---|---|
| 折れにくさ | ◎ スプロートベンドで粘る | △ 急激に曲がって折れやすい |
| 針先の持ち | ◎ なまるまで使い込める | △ 鋭すぎて先端が脆い |
| 大型魚対応 | ◎ 尺アジでも安心 | △ 伸びや折れのリスク |
| 寿命 | 長い | 短め |
あるベテランアングラーの記事では、針先の鋭さについて興味深い考察が紹介されています。「鋭すぎる針先は先端が脆くなりやすい」という指摘です。包丁をイメージするとわかりやすく、硬くて細い（薄い）ものは切れ味が鋭くなりますが、同時に「脆く」なります。アジの口を貫通させる「鋭利さ」があれば、それ以上の性能はマイナスに働く可能性があるというのです。
鋭利さゆえに針先に硬い物が当たると0.1ミリくらいが容易に曲がってしまい、結果として針持ちが悪くなってしまいます。ターンズヘッドは、アジを釣るために必要十分な鋭さに留めることで、針先が鈍くなるスピードを遅くし、耐久性を高めているのです。
この考え方は、アジング界隈でよくある「針先は鋭ければ鋭いほど良い」というバイアス（固定概念）を打ち破るものです。実際の使用において、ターンズヘッドの針先はアジを釣ることで針先が鈍くなるスピードが他社製のジグヘッドよりも遅く、長期間使用できるという報告が多数あります。
また、ハリ先がなまるまで使い込めるということは、ジグヘッド自体の寿命が長いということも意味します。初期投資としては他社製品より高めでも、使用回数を考えれば十分にコストパフォーマンスが良いといえるでしょう。尺アジとのやり取りでも折れる心配が少ないため、安心してファイトを楽しめるのも大きなメリットです。
さらに、フックの線径も適度に選定されており、細すぎず太すぎずのバランスが取れています。細軸すぎると強度が不足し、太軸すぎるとアジの口に刺さりにくくなります。ターンズヘッドは、Sサイズで標準線径0.51mm、Mサイズで0.58mmという、ちょうど良い太さを採用しています。
フックサイズSとMの使い分けはアジのサイズとバイトの質で判断する
ターンズヘッドにはSサイズとMサイズの2種類のフックサイズが用意されています。基本的な使い分けの目安は明確で、Sサイズは20cm以下の個体、Mサイズは20cm以上の個体での使用が推奨されています。ただし、この基準はあくまで目安であり、実際の使用においてはもう少し細かい判断が必要になります。
📏 フックサイズ選択の基準
| フックサイズ | 標準線径 | 推奨アジサイズ | 適したシチュエーション |
|---|---|---|---|
| Sサイズ | 0.51mm | 15～25cm | 豆アジ～中型、バイトが浅い状況 |
| Mサイズ | 0.58mm | 20～55cm | 中型～大型、しっかりしたバイト |
興味深いことに、メーカーの推奨では「豆アジ専用フックではない」としながらも、「バイトの質によっては15cm以下の個体でも十分にフッキングする状況も多い」と説明されています。これは、フックサイズの選択が単純にアジのサイズだけで決まるものではないことを示唆しています。
あるアングラーの実釣レポートでは、18cm以上のアジでもSサイズが良い場合があると指摘しています。その理由はアジのバイトの仕方にあります。アジが積極的に食ってくる状況であればMサイズで問題ありませんが、ワームの後ろをムニュムニュと食べて深いアタリが出ない渋い状況では、Sサイズの方がフッキング率が高まる可能性があるのです。
実際、ある使用者のインプレでは以下のような記述があります：
ワームの後ろをムニュムニュ食べて深いアタリが出ない状況で、フックをSサイズに変えた瞬間、良いアタリが出て一発で掛かった！という状況が結構な頻度でありました。
この経験談は、フックサイズの選択が釣果に直結することを示しています。主に低水温期や夏の高水温期など、アジの活性が低くバイトが渋い時はフックのサイズを下げて口に入りやすくするのが有効な戦術となります。アタリの質によってフックを変えるという引き出しを持つことが、アジングの釣果を伸ばすコツといえるでしょう。
また、使用するワームのサイズとの相性も考慮する必要があります。ケイテックのイージーシェイカー2.5inchや3inchといった大きめのワームを使用する場合はMサイズが適していますが、2inch未満の小型ワームを使用する場合はSサイズの方がバランスが良いという意見もあります。
フックサイズの選択は、「アジのサイズ」「バイトの質」「ワームのサイズ」「水温や活性」といった複数の要素を総合的に判断して決めるべきものです。両サイズを揃えておいて、状況に応じて使い分けるのが理想的なアプローチといえるでしょう。
錆びないコーティングが施されたフックは約2か月使用しても劣化しにくい
ターンズヘッドのもう一つの大きな特徴は、錆びないコーティングが施されている点です。海水で使用するジグヘッドにとって、錆び対策は非常に重要な要素ですが、多くの製品は使用後すぐに錆び始め、性能が劣化してしまいます。
あるアングラーが実際に検証した結果が非常に参考になります。新品のターンズヘッドと、約2か月間数回使用してかつ水洗いなしで放置したターンズヘッドを比較したところ、フックの錆び具合がほとんど変わらないという驚きの結果が得られたのです。
🛡️ ターンズヘッドの耐錆性能
| 使用状況 | フックの状態 | ヘッドの状態 | 総合評価 |
|---|---|---|---|
| 新品 | ピカピカ | ピカピカ | ◎ |
| 2か月使用・水洗いなし | ほぼ新品同様 | くすみあり | ◎ |
| 一般的なジグヘッド（2か月後） | 錆が発生 | 錆が発生 | △ |
この耐錆性能の高さは、フックに塗布されている防錆コーティングの品質によるものです。一般的な金針のジグヘッドは、いくらコーティングされていても時間が経つと錆びてしまいますが、ターンズヘッドのコーティングは非常に高品質で、長期間錆から針を守ってくれます。
この特性は、ジグヘッドの寿命を大幅に延ばすことにつながります。多くのアングラーが「使用後に水洗いするのを忘れてしまう」という経験があるかと思いますが、ターンズヘッドなら多少のことでは錆びないため、管理が楽になります。
また、錆びにくいということは、針先の鋭さも長期間維持できるということを意味します。錆が発生すると針先の鋭さが損なわれ、フッキング率が低下しますが、ターンズヘッドならその心配が少ないのです。
ある使用者は「昨シーズン中に散々使ったもの」の写真を公開していますが、ヘッドを掴んで外したりしたため表面はボロボロになっているものの、フック自体はまだまだ使用できる状態だったとのことです。高性能で錆にも強いため、長く使えるジグヘッドとして、実質的なコストパフォーマンスは非常に高いといえるでしょう。
ただし、錆びにくいとはいえ、使用後は軽く水洗いして塩分を落とすことをおすすめします。完全にメンテナンスフリーというわけではありませんが、一般的なジグヘッドと比較すれば圧倒的に管理が楽なのは間違いありません。
価格は高めだが針持ちの良さでコストパフォーマンスは優れている
ターンズヘッドの価格は**¥638（税込）で5個入り**となっており、一般的なジグヘッドと比較するとやや高めの価格設定です。例えば、人気のオッズ レンジクロスヘッドやダイワ 月下美人アジングジグヘッドと比較すると、100円前後高い価格帯になります。
しかし、この価格差を単純に「高い」と判断するのは早計です。重要なのはトータルでのコストパフォーマンスであり、その観点から見るとターンズヘッドは決して高くないと考えられます。
💰 主要アジングジグヘッドの価格比較
| 製品名 | 価格（税込） | 入数 | 1個あたり単価 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ターンズヘッド | ¥638 | 5個 | 約¥128 | 高耐久・錆びにくい |
| レンジクロスヘッド | 約¥550 | 5個（重いモデルは4個） | 約¥110～¥138 | 鋭い針先・フッ素コート |
| 月下美人TG | 約¥600 | – | – | タングステン・金針 |
ターンズヘッドがコストパフォーマンスに優れている理由は、前述した針持ちの良さにあります。一般的な鋭利すぎる針先を持つジグヘッドは、数匹釣っただけで針先が鈍くなったり、岩などに当たると簡単に曲がってしまったりします。しかし、ターンズヘッドは必要十分な鋭さに留めることで、針先が長持ちし、多くの魚を釣ることができます。
さらに、錆びにくいコーティングにより、長期間使用しても性能が劣化しにくいという点も見逃せません。一般的なジグヘッドは使用後すぐに錆び始め、1シーズンもたないことが多いですが、ターンズヘッドなら複数シーズンにわたって使用できる可能性があります。
ある使用者は「初期投資としては他社製品より高めでも、使用回数を考えれば十分にコストパフォーマンスが良い」と評価しています。1個あたり約¥128という価格は、10匹以上のアジを釣っても性能が維持されることを考えれば、1匹あたり¥13以下のコストで確実にフッキングできるということです。
また、バラシが減ることによる機会損失の削減も考慮すべきです。安価なジグヘッドでバイトは多いのに釣れないという状況は、時間とエサ（ワーム）の無駄遣いです。ターンズヘッドを使うことでキャッチ率が向上すれば、結果的に釣行あたりの釣果が増え、満足度も高まります。
どうしてもコストを抑えたい場合は、後述する「鯵刺フック」を購入してガン玉やタングステンビーズで自作するという選択肢もあります。自作すれば1個あたり30～85円程度で作成可能ですが、手間と時間を考えると、完成品のターンズヘッドを購入するのも十分に合理的な選択といえるでしょう。
ミザールのアジング用ジグヘッドの実釣インプレと関連製品
- 実釣でのフッキング率は10バイト中7キャッチと高い成功率を記録
- 針の刺さりが良すぎて外しにくいデメリットはフォーセップで解決
- ラインアイが大きく設計されているため暗闇でのローテーションが快適
- 自作ジグヘッドと市販品の釣果は変わらないが特定ウェイトは市販品が有利
- ミザールのワーム「ラニーノーズⅡ」と「ウェーブテールⅡ」との相性が抜群
- 鯵刺フックとタングステンビーズで自作すれば1個約85円で作成可能
- まとめ：ミザールのアジング用ジグヘッドは釣果向上を本気で目指すアングラーの必携アイテム
実釣でのフッキング率は10バイト中7キャッチと高い成功率を記録
ターンズヘッドの真価は、実際のフィールドでの使用によって証明されています。複数のアングラーによる実釣インプレを総合すると、フッキング率の高さが際立った特徴として挙げられています。
あるアングラーの具体的なデータによると、以前から使用していた他社製のジグヘッドとターンズヘッドを同じウェイトで比較したところ、明確な差が出たとのことです。他社製ジグヘッドは10バイト中5キャッチで、そのうち3キャッチは釣り上げてからすぐにアジの口からフックが外れていました。一方、ターンズヘッドは10バイト中7キャッチを記録し、その多くは口の中でしっかり針先が掛かっていたというのです。
🎣 フッキング率の比較データ
| ジグヘッド | 10バイトあたりのキャッチ数 | しっかり掛かった数 | フッキング率 |
|---|---|---|---|
| 他社製ジグヘッド | 5匹 | 2匹 | 50% |
| ターンズヘッド | 7匹 | 7匹 | 70% |
| 差 | +2匹 | +5匹 | +20% |
この20%のフッキング率向上は、実釣においては非常に大きな差です。1回の釣行で50バイトあったとすると、他社製では25匹、ターンズヘッドでは35匹という10匹もの差が生まれる計算になります。
別のアングラーは新潟の春の尺アジシーズンでMサイズを使用し、10匹以上のアジを釣り上げましたが、ハリの刺さりは良好だったと報告しています。ハリ先はちゃんと鋭く、比較的硬めのアジの上あごにもガッツリ刺さるとのことです。しっかりとハリ掛かりするので、安心して使えるジグヘッドだと評価されています。
また、刺さりやすいポイントとして特筆すべきは、前述の通りアジの口奥の目の裏によく刺さるという特性です。この部位は身切れや口切れのリスクが低く、一度掛かればバレにくいポイントです。独特のフック形状のおかげで、口奥まで吸い込まれたときにバレにくい目の裏を探り当てて刺さるような印象を持ったというインプレもあります。
複数の使用者が共通して指摘しているのは、ショートバイトでもフッキングするという点です。わずかに上を向いた針先の設計により、アジがワームに触れただけでも針先が引っかかり、フックアップにつながりやすいのです。アジングでは「アタリはあるのに乗らない」という状況がよくありますが、ターンズヘッドならそのような機会損失を減らせる可能性が高いといえるでしょう。
さらに、バレにくさも高く評価されています。一度掛かったアジがファイト中に外れてしまう「バラシ」は、アングラーにとって最も悔しい瞬間の一つですが、ターンズヘッドは高いキャッチ率でアジをゲットできるという報告が多数あります。ネムリの入ったカエシから先曲がり部分が、掛かった魚をしっかりホールドしてくれるのです。
針の刺さりが良すぎて外しにくいデメリットはフォーセップで解決
ターンズヘッドのメリットである「刺さりの良さ」と「バレにくさ」は、裏を返せば針が外しにくいというデメリットにもなり得ます。特に、かえしまでしっかり刺さった場合や、目の裏などの奥深いポイントに掛かった場合は、素手で外すのが困難になることがあります。
⚠️ ターンズヘッド使用時の注意点
| デメリット | 原因 | 解決方法 |
|---|---|---|
| 針が外しにくい | かえしまで深く刺さる | フォーセップやハリ外しを使用 |
| 手返しが悪くなる | 外すのに時間がかかる | バーブレス化（かえしを潰す） |
| 価格がやや高い | 高品質素材とコーティング | 自作ジグヘッドで代用可能 |
あるアングラーは、「高性能さ故に、ハリ外しに苦労することがある」と指摘しつつも、このデメリットを解消する方法を提案しています。それは**かえしを潰すこと（バーブレス化）**です。手返しを求めている方には、この方法が推奨されています。
バーブレス化することで、針の刺さりやすさは維持しつつ、外しやすさが大幅に向上します。ただし、バレやすくなる可能性もあるため、ファイト中は適度なテンションを保つことが重要になります。バーブレス化は、フィッシングプライヤーやペンチを使って簡単に行えますので、手返しを重視する方は試してみる価値があるでしょう。
バーブレスにしない場合は、長細いフォーセップやハリ外しを携帯することが強く推奨されます。特に目の裏に刺さった場合は、フォーセップなしでは外すのが非常に困難です。あるアングラーは「コーモランのフォーセップが安くておすすめ」と具体的な製品名を挙げています。
フォーセップは針を外すだけでなく、以下のような用途にも使えます：
- ワームを針に刺す際の補助
- 魚を掴んで針を外す
- フックポイントの鋭さをチェック
このように、ターンズヘッドのデメリットは適切な道具を用意することで十分に対処可能です。むしろ、「外しにくいほど深く刺さる」というのは、裏を返せば「それだけしっかりフッキングしている」ということであり、釣り人にとっては望ましい特性ともいえます。
アジを大切にリリースする場合は、素早く針を外すことが魚へのダメージを最小限に抑えるために重要です。そのため、フォーセップの携帯は単なる便利アイテムではなく、責任ある釣り人としての必需品といえるでしょう。
ラインアイが大きく設計されているため暗闇でのローテーションが快適
アジングは主に夜間に行われる釣りであるため、暗闇での作業性は非常に重要な要素です。ターンズヘッドは、この点においても優れた設計がなされており、しっかりとした大きさのラインアイを持っています。
アジングに限らず、ルアーフィッシングではルアーや仕掛けをローテーションしながら魚を狙うのが醍醐味の一つです。状況に応じて重さやカラー、形状を変えることで、その日の当たりパターンを見つけ出していくプロセスは、釣りの楽しさの本質といえます。ターンズヘッドの大きなラインアイは、この楽しさを妨げることがありません。
🌙 夜間作業における優位性
| 項目 | ターンズヘッド | 一般的な小型アイのジグヘッド |
|---|---|---|
| 糸通しのしやすさ | ◎ 大きなアイで楽々 | △ 小さくて見えにくい |
| スナップ交換 | ◎ 暗闇でも簡単 | △ 手間取りやすい |
| ローテーション頻度 | ◎ ストレスなく変更可能 | △ 面倒で変更を躊躇 |
| 釣りの快適性 | ◎ 集中力を維持 | △ イライラの原因に |
あるアングラーは「暗い中でも交換しやすい大きめのラインアイをもったターンズヘッドは重宝する」と評価しています。実際、他のメーカーのジグヘッドと比べると一目瞭然で、手がかじかむような寒空の下でのアジングも快適になるとのことです。
スナップを使用しているアングラーにとっては、しっかりとしたアイの大きさがあって交換がしやすいのは特に助かるポイントです。スナップ交換なら、ノットを組み直す必要がなく、数秒でジグヘッドを変更できます。ラインアイが小さいと、スナップを通すのにも苦労しますが、ターンズヘッドならその心配がありません。
また、ラインアイの大きさは、結束強度にも影響を与える可能性があります。大きめのアイは、ノットが適切な位置に収まりやすく、結束部分にかかるストレスが分散されるため、ラインブレイクのリスクが低減されると考えられます。
冬場のアジングでは、手がかじかんで細かい作業が困難になることがよくあります。そのような状況下でも、ターンズヘッドの大きなラインアイなら、ヘッドライトの明かりだけで十分に作業ができるでしょう。釣りの快適性が向上することで、集中力を維持でき、結果として釣果向上にもつながるはずです。
ローテーションのしやすさは、釣果に直結する要素です。「もう少し重いジグヘッドに変えた方が良さそうだ」と思っても、交換が面倒だと躊躇してしまい、結果として釣果を逃すことになります。ターンズヘッドなら、そのようなストレスがないため、積極的にローテーションして最適なパターンを見つけやすくなるのです。
自作ジグヘッドと市販品の釣果は変わらないが特定ウェイトは市販品が有利
アジング用ジグヘッドにおいて、自作と市販品のどちらが良いかという議論は常に存在します。コストパフォーマンスを重視するなら自作、性能と利便性を重視するなら市販品というのが一般的な考え方ですが、実際のところはどうなのでしょうか。
あるベテランアングラーが、自作ジグヘッドと市販品を比較した結果、興味深い結論に達しています。それは、市販品ジグヘッドは自作と比較しても釣果は大して変わらないというものです。ただし、自作ではどうしても埋められないウェイトがあり、それが強い時だと自作ではカバーしにくいという指摘もあります。
📊 自作vs市販品の比較
| 項目 | 自作ジグヘッド | 市販品（ターンズヘッド等） |
|---|---|---|
| コスト | ◎ 1個30～85円 | △ 1個約128円 |
| 特殊ウェイト | △ 1.5g等が作りにくい | ◎ 豊富なラインナップ |
| ヘッド形状 | △ 操作感にバラつき | ◎ 計算された形状 |
| 製作の手間 | △ 時間と技術が必要 | ◎ すぐに使える |
| 在庫管理 | ◎ 必要な時に作れる | △ 買いだめが必要 |
特定のウェイト、例えば1.5gなどは正にそうで、自作では微妙な重さを再現するのが難しいものです。ガン玉やタングステンビーズを組み合わせても、ぴったり1.5gにするのは困難です。このような特殊なウェイトが必要な状況では、市販品が有利になります。
また、ヘッド形状による操作感の違いも無視できません。ターンズヘッドは、左右に水を受けるくぼみがあり、適度な操作感を釣り人に与えてくれます。砲弾型に近い丸型のヘッドは、やや後方に設けられたアイとの相乗効果もあって、ただ巻きの際も適度に水を受ける感触があり使いやすいのです。自作の場合、ガン玉を使えば重心がブレたり、操作感が乏しかったりすることがあります。
ただし、コスト面では自作に大きなアドバンテージがあります。鯵刺フックとタングステンビーズ1.3gで自作すれば1個約85円、ガン玉なら約30～50円で作成可能です。頻繁に釣行するアングラーや、根掛かりが多いポイントで釣りをする方にとっては、この価格差は無視できません。
また、自作ジグヘッドのメリットとして、慣れてくれば状況に合わせたジグヘッドを安く量産できるという点があります。フックの在庫さえあれば、必要な時に必要な分だけ作って使えるため、在庫管理の面でも優れています。
結論としては、以下のような使い分けが推奨されます：
- 1.5g等の特殊なウェイトが必要な時：市販品（ターンズヘッド等）
- 0.7g、1.0g等の一般的なウェイト：自作でも十分対応可能
- 育児などで製作する気力がない時：市販品が便利
- コストを極限まで抑えたい時：自作を選択
重要なのは、どちらか一方に固執するのではなく、状況に応じて使い分けることです。両方の選択肢を持っておくことで、より柔軟にアジングを楽しめるでしょう。
ミザールのワーム「ラニーノーズⅡ」と「ウェーブテールⅡ」との相性が抜群
ミザールはジグヘッドだけでなく、アジング用ワームも開発しています。中でも「ラニーノーズⅡ」と「ウェーブテールⅡ」は、ターンズヘッドとの相性が抜群で、セットで使用することでさらなる釣果向上が期待できます。
🐟 ミザールのワームラインナップ
| ワーム名 | サイズ | 入数 | 特徴 | 適した状況 |
|---|---|---|---|---|
| ラニーノーズⅡ | 2インチ | 10本 | スタンダードな形状、極薄テール | オールラウンド |
| ウェーブテールⅡ | 2.8インチ | 10本 | ウェーブ状テール | 強いアピールが必要な時 |
| BS-PRO | – | – | 9パターンの使い方が可能 | 変化をつけたい時 |
ラニーノーズⅡは、どんな状況、ポイントでも使えるスタンダードなワームとして設計されています。ヘッド部分はボリュームのある形状で、引き抵抗を感じられる設計になっています。極薄かつ幅広な独特のテールは、操作しなくても潮流をつかみ、微波動でアピールします。
テールが極めて薄いため、フッキングを妨げにくいというのも大きな特徴です。アジがワームを咥えた時に、テール部分がすぐに折れ曲がり、フックが口に入りやすくなります。また、ジグヘッドが刺しやすく、ズレ難く、さらに切れにくいサスティナブルなワームという点も評価されています。
一方、ウェーブテールⅡは、名前の通りウェーブ状のテールが特徴のワームです。この独特のテールが、アクション時も静止時も不規則なアクションを演出します。2.8インチというボディにより、長さからくるアピール力を維持しつつ、細くすることで飛距離の低下とフッキング率の低下を防いでいます。
ミザールのワームとターンズヘッドを組み合わせることで、以下のような相乗効果が期待できます：
✨ 相乗効果のポイント
- ワームのアクションとフックの刺さりやすさが最適化されている
- ターンズヘッドの大きなアイに、太めのワームもスムーズに刺せる
- ワームの素材とフックの形状が計算されており、フッキング時にワームが邪魔しない
- 同じブランドなので、セッティングの相性が良い
特に「ラニーノーズⅡ」は、ターンズヘッドのショートシャンク設計との相性が良く、ワームの動きを最大限に活かしながら、しっかりとしたフッキングを実現できます。2インチというサイズも、Sサイズのターンズヘッドとバランスが良く、豆アジから良型まで幅広く対応できるでしょう。
「ウェーブテールⅡ」は、活性が高い時やアピールが必要な状況で威力を発揮します。2.8インチという大きめのサイズは、Mサイズのターンズヘッドとの組み合わせが推奨されます。不規則なテールアクションが、アジの好奇心を刺激し、バイトを誘発してくれるはずです。
ミザールのワームは、価格面でもリーズナブルで、10本入りというパッケージも使いやすいと考えられます。ターンズヘッドとセットで揃えておけば、様々な状況に対応できる強力な武器となるでしょう。
鯵刺フックとタングステンビーズで自作すれば1個約85円で作成可能
コストを抑えたい、あるいはジグヘッド作りそのものを楽しみたいというアングラーには、自作ジグヘッドという選択肢があります。ミザールは、ターンズヘッドに使用されているフックと同じ性能を持つ「鯵刺フック」を販売しており、これを使えば高性能な自作ジグヘッドを作成できます。
🔨 自作ジグヘッドの作成方法
| 必要なパーツ | 選択肢 | 1個あたりコスト | 特徴 |
|---|---|---|---|
| フック | 鯵刺フック（S/M） | 約¥60 | ターンズヘッドと同じ性能 |
| オモリ | ガン玉 | 約¥10～¥20 | 最もコストが低い |
| オモリ | タングステンビーズ | 約¥25 | 比重が高く再利用可能 |
| 接着剤 | 瞬間接着剤 | 約¥2 | ガン玉用 |
| 接着剤 | UVレジン | 約¥3 | タングステンビーズ用 |
鯵刺フックは、ミザールのオンラインショップ限定で販売されている製品で、「現場から生まれたフック」として高い性能を誇ります。細かい理屈を抜きにしても、実績のある高性能フックであることは間違いありません。
鯵刺フックの特徴は以下の通りです：
- 針先がレンジクロスより鋭いわけではないが、少ないストロークで深く貫通する
- バレにくく鯵ポロリしにくい
- 数を釣ってもフックポイントが潰れにくい
- レンジクロスより口に入った際にワームが折れやすく、鯵のバイトを阻害しにくい
- 錆びない
自作ジグヘッドの作成には2つの方法があります。一つはガン玉を使う方法、もう一つはタングステンビーズを使う方法です。
ガン玉を使う方法：
- 適切な重さのガン玉を選ぶ（デュエルのガン玉がバラつき少ない）
- フックに挟んで固定
- 瞬間接着剤で固定
- 完成（1個約30～50円）
タングステンビーズを使う方法：
- 適切な重さのタングステンビーズ（スリットタイプ）を選ぶ
- フックに通して適切な位置に配置
- UVレジンで固定
- 紫外線ライトで硬化
- 完成（1個約85円）
タングステンビーズを使う方が若干コストは高くなりますが、以下のようなメリットがあります：
- ガン玉よりバラつきが少ない
- 針がダメになってもオモリを再利用可能
- タングステンの比重が高いため、コンパクトで飛距離が出る
- 「タングステン」という響きが釣れそう（気分的な問題）
ある使用者は「ミザールの鯵刺フックとタングステンビーズ1.3gで一個約85円。市販品の鉛製が一個約130円なので、40円ほど安くタングステン製ジグヘッドが作る事が出来る」と計算しています。ガン玉だと1個50円程度で作れるので、さらにコストパフォーマンスが上がります。
自作のメリットは、コストだけではありません：
- 必要な時に必要な分だけ作れる
- 自分の好みに合わせて微調整できる
- ジグヘッド作りの楽しみが味わえる
- フックの在庫さえあればシーズン中困らない
一方で、手間と時間がかかるというデメリットもあります。育児で忙しい時や、すぐに釣りに行きたい時などは、完成品のターンズヘッドを購入する方が合理的でしょう。自作と市販品を使い分けることで、コストと利便性のバランスを取ることができます。
まとめ：ミザールのアジング用ジグヘッドは釣果向上を本気で目指すアングラーの必携アイテム
最後に記事のポイントをまとめます。
- ミザールの「ターンズヘッド」は十数万匹の実釣データから開発された、キャッチ率向上に特化したジグヘッドである
- 独特なフック形状により、アジの口の奥でかかりやすく外れにくい設計が実現されている
- スプロートベンド型フックの採用で、粘り強く折れにくく、針先の寿命も長い
- 錆びないコーティングにより、約2か月使用してもフックがほとんど劣化しない
- フックサイズはSとMの2種類で、アジのサイズだけでなくバイトの質でも使い分けるべきである
- 実釣データでは10バイト中7キャッチと、他社製ジグヘッドより20%高いフッキング率を記録している
- 価格は¥638（5個入り）とやや高めだが、針持ちの良さを考えればコストパフォーマンスは優れている
- 大きなラインアイにより、暗闇でのローテーションが快適に行える
- 針の刺さりが良すぎて外しにくい場合は、フォーセップの使用やバーブレス化で対処可能である
- 自作ジグヘッドと市販品の釣果は概ね同等だが、1.5g等の特殊ウェイトは市販品が有利である
- ミザールのワーム「ラニーノーズⅡ」「ウェーブテールⅡ」とターンズヘッドの相性は抜群である
- 鯵刺フックとタングステンビーズで自作すれば1個約85円、ガン玉なら約30～50円で作成可能である
- ターンズヘッドはアジの目の裏など、バレにくい部位に刺さりやすい特性を持っている
- ショートシャンク＋長い腰曲がりの設計により、吸い込みやすさと刺さりやすさを両立している
- ミザールは瀬戸内ベースの新進気鋭のブランドで、「もっとアジングが楽しくなる」をテーマに製品開発を行っている
記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト
- TERNS HEAD – MIZAR オンラインショップ
- Amazon.co.jp: ミザール ターンズヘッド
- 【楽天市場】ミザール(MIZAR) ターンズヘッド
- 【最強】ターンズヘッドは確実にアジをしとめる高性能アジングジグヘッド！｜おだやかなる釣りの時間
- アジングの市販ジグヘッドと自作ジグヘッドについて | 投げて巻けば釣れっでろ？
- ミザール･ターンズヘッドが届いたので感想を。 – Marvelous Act(2)
- 【このジグヘッド、ヤバい！】アジを釣ることを突き詰めた「ターンズヘッド」などなど、オリジナリティあふれる「ミザール」のアイテムを紹介 | 釣りの総合ニュースサイト「LureNewsR（ルアーニュース アール）」
- 【インプレ】唯一無二のフック形状❗️ミザールターンズヘッド – ねこねこのヤカタ 釣りブログ
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