名張川は三重県名張市を流れる淀川水系の支流で、バスフィッシング愛好者に密かな人気を誇るスポットです。この川では40cmを超えるグッドサイズのブラックバスが釣れることもあり、地元アングラーだけでなく、関西圏から訪れる釣り人も少なくありません。

バス釣りを楽しむには遊漁券が必要ですが、それ以外にも知っておくべき情報がたくさんあります。名張川本流だけでなく、高山ダムや青蓮寺湖といった周辺エリアにも様々なバス釣りスポットが点在し、季節によって釣果も大きく変わってきます。この記事では、名張川でのバス釣りに役立つ情報を詳しくご紹介します。
記事のポイント!
- 名張川でのバス釣りに必要な遊漁券情報と購入方法
- 名張川本流や支流のおすすめバス釣りポイント
- 効果的なタックルとルアーの選び方
- 周辺エリア(高山ダム、青蓮寺湖など)のバス釣り情報
名張川でバス釣りを楽しむための完全ガイド
- 名張川バス釣りに必要な遊漁券は漁協から購入すること
- 名張川バス釣りのベストシーズンは夏から秋にかけてである
- 名張川バス釣りで実績のあるルアーはワームとスピナーベイト
- 名張川バス釣りのポイントは流れの緩い場所と岩周り
- 名張川バス釣りに適したタックルは6〜7フィートのロッド
- 名張川周辺にはバスが釣れる支流や池が多数存在する
名張川バス釣りに必要な遊漁券は漁協から購入すること
名張川でバス釣りを楽しむためには、まず遊漁券の購入が必要です。名張川は名張川漁業協同組合が管理しており、無許可での釣りは禁止されています。遊漁券は日券と年券があり、それぞれ料金が設定されています。
名張川漁協の遊漁券は、アユ専用とあまご・にじます・おいかわ・こい用の2種類があります。バス釣りの場合は、後者の「あまご・にじます・おいかわ・こい用」の遊漁券を購入することになります。年券は5,000円、日券は2,000円となっています(調査時点の情報)。
遊漁券の購入場所は、名張川漁協のほか、「プロショップかつき」、「追い星おとり店」、「マルトおとり店」などの取扱店で購入可能です。また、近年ではオンラインでの購入も可能になっており、「フィッシュパス」というサービスを通じて手軽に購入できます。
遊漁証は釣りの際に必ず携帯し、見やすい場所に付けておく必要があります。漁場監視員から提示を求められた場合には、速やかに見せられるようにしておきましょう。着用していない場合には、日券料金に1,000円が加算されることもあるので注意が必要です。
なお、名張川の遊漁ルールでは、友釣りに限定されている魚種もあります。コロガシ(ガリビキ)やエサ釣りが禁止されている区域もあるため、事前に漁協のルールを確認しておくことをおすすめします。特にバス釣りに関しては、地域によって規制が厳しくなっている場合もあるため、最新の情報を入手するようにしましょう。
名張川バス釣りのベストシーズンは夏から秋にかけてである
名張川でのバス釣りは、季節によって釣果が大きく変わってきます。調査した情報によると、夏から秋にかけてが最もバスの活性が高く、良い釣果が期待できるようです。
特に8月頃は、ブラックバスの活性が高まっている時期です。8月16日の釣行記録では40cmを超えるグッドサイズのバスが釣れています。この時期は水温が高くなっているため、バスの摂餌活動が活発になっているためでしょう。
夏場は早朝や夕方が特に狙い目です。日中は直射日光で水温が上がりすぎると、バスは深場や日陰に隠れがちになるためです。早朝の涼しい時間帯に名張川を訪れれば、活性の高いバスと出会える可能性が高まります。
秋になると水温が徐々に下がり、バスは冬を前に積極的に餌を摂るようになります。この時期も良い釣果が期待できるでしょう。一方で、冬から春先にかけては水温が低下するため、バスの活性は下がり気味になります。この時期には、ゆっくりと動くルアーを使うなど、アプローチを変える必要があるでしょう。
季節に関わらず、名張川は水量が多く流れのある河川なので、天候や雨量によって釣果が左右されることも覚えておきましょう。大雨の後は増水や濁りで釣りが難しくなる可能性がありますし、逆に晴れが続いて水量が減少すると、ポイントが変わってくることもあります。
名張川バス釣りで実績のあるルアーはワームとスピナーベイト

名張川でのバス釣りに効果的なルアーは、調査した釣行記録からいくつか見えてきます。特にワーム系とスピナーベイトが実績を上げているようです。
ワーム系では、「ネコリグ」と呼ばれるセッティングが効果的なようです。これは、ジグヘッドに比較的小さめのソフトワームをセットし、底をズル引きするような釣り方です。名張川のような河川では、流れがある中で底を効率よく取れるこの釣り方が有効なのでしょう。具体的には「スライダーワーム」「コッキービートル」などのワームが使われていました。
また「スモラバ」と呼ばれる、シリコンスカートをジグヘッドに付けた自作ルアーも効果を上げています。釣行記録では「5gくらいの自作スモラバ」「3gの自作スモラバ」などと記載されており、比較的軽めのウェイトでも結果を出しているようです。
スピナーベイトも名張川バス釣りの定番のようです。特に「リフト&フォール」と呼ばれる、底からルアーを持ち上げて落とす動作を繰り返す釣り方が効果的だと記載されています。流れのある河川では、このようにバーティカル(垂直方向)の動きを加えることで、バスのバイトを誘うことができるようです。
その他にも「ミノー」の一種である「クルーカー」や「ビートル系」のルアーも使われています。季節や状況に応じて、さまざまなルアーを試してみるのが良いでしょう。特に名張川のような自然の河川では、その日の天候や水量、水温などによって効果的なルアーが変わってくるため、いくつかのタイプを持ち歩くことをおすすめします。
名張川バス釣りのポイントは流れの緩い場所と岩周り
名張川でバス釣りをする際の有効なポイントについて、調査した釣行記録から分析してみましょう。特に流れの緩い場所と岩周りが好釣果を上げているようです。
「魚の居るところは知っている」という記述があるように、河川のバス釣りは特定のポイントにバスが集まる傾向があります。特に名張川では、流れが緩やかになっている場所や流れが変化する箇所がバスの定位置となっていることが多いようです。こうした場所は、バスが少ないエネルギーで身を保ちつつ、流れに乗って来る餌を待ち構えるのに適しているためです。
岩周りも重要なポイントです。「岩に魚が回遊するタイミングでルアーがバッチリ岩をつつく!」という記述があるように、岩の周りには多くのバスが潜んでいるようです。岩は隠れ家となるだけでなく、流れを変えて餌を集める効果もあります。岩に当てるようにキャストし、岩の周りをルアーが通過するようにリトリーブするとバイトが誘えるでしょう。
また「ブッシュ(水辺の茂み)際」も有効なポイントとして記載されています。「バスが子魚を食っています」という記述からも分かるように、ブッシュの周りには小魚が集まりやすく、それを狙ってバスも集まってくるのです。ブッシュ周りへのキャストは枝に絡まるリスクもありますが、うまく投げ入れることができれば大型バスとの出会いも期待できます。
そのほか、「プール」と呼ばれる流れが淀んで深くなっている場所も有望ポイントです。特に上流部分の「プール」が狙い目とされています。このようなポイントは水深があり、多くのバスが身を潜めていることが多いでしょう。
季節や時間帯によって有効なポイントは変わってくるため、初めて名張川を訪れる際は広範囲を探ってみることをおすすめします。実際に釣れたポイントを記録しておくと、次回以降の釣行がより効率的になるでしょう。
名張川バス釣りに適したタックルは6〜7フィートのロッド
名張川でのバス釣りに適したタックル(釣り道具)について、調査した釣行記録から情報を抽出してみましょう。
釣行記録では、「ロッド ファントム アモルファスウィスカーAWS602LR」「リール ダイワ スピンマチックSS700RD」というスピニングタックルが使用されています。AWS602LRは6フィート(約182cm)のライトパワーのロッドであり、河川でのバス釣りに適したレングスとパワーであることがわかります。
また別の釣行では「ロッド カーボウィスカーファントム CWB602MLR」「リール ファントムST5」というベイトタックルも使用されています。こちらも6フィート台のミディアムライトパワーのロッドです。名張川のようなサイズの河川では、6〜7フィート程度のロッドが操作性が良く、適していると言えるでしょう。
ラインについては「ナイロン6ポンド」「レグロンサスペンド 10lb」などが使用されています。河川は障害物が多いため、ある程度の強度を持ったラインが必要です。しかし、あまり太すぎると自然なルアーアクションが得られにくくなるため、6〜10ポンド程度のラインがバランスが良いようです。
リールに関しては、スピニングリールとベイトリールの両方が使用されています。初心者の方はキャストのしやすいスピニングタックルから始めると良いでしょう。慣れてきたらベイトタックルも試してみることをおすすめします。ベイトタックルはピンポイントでキャストしやすく、パワーのあるファイトも楽しめます。
総じて、名張川のようなサイズの河川でのバス釣りには、軽めのタックルが使いやすいと言えるでしょう。ただし、記事中には「40アップ」「50アップ」といった大型バスの記述もあるため、あまりに軽すぎるタックルだとファイトで苦労する可能性もあります。ML(ミディアムライト)〜M(ミディアム)クラスのロッドが無難でしょう。
名張川周辺にはバスが釣れる支流や池が多数存在する
名張川周辺のエリアには、本流以外にもバス釣りを楽しめる多くのスポットが存在します。調査した情報から、主要なスポットをいくつか紹介します。
まず、名張川の上流部にある「比奈知ダム(ひなちだむ)」とその貯水池である「ひなち湖」があります。「ブラックバスが釣れるようだが陸っぱりから竿の出せるような環境の整った場所はほとんど見当たらない」との記述がありますが、上流部では現在も陸っぱりから釣りができるポイントがあるようです。
また、名張市内には「青蓮寺湖(しょうれんじこ)」があります。「陸っぱりのポイントが整備されている人気の釣り場」と記載されており、水質もクリアで美しい湖です。陸っぱりだけでなく、ボートを降ろして釣りを楽しむアングラーも多いようです。ただし、レンタルボート屋はないため、自前のボートが必要です。
名張川は下流で木津川と合流し、さらに下流では「高山ダム」に流れ込みます。このダムのバックウォーター(支流が本流に流れ込む場所)も良いポイントとされています。「雨が少なくてもガンガン水が流れてる」場所で、水量が多く溶存酸素量も豊富なため、バスの活性が高い場所と言えるでしょう。ただし、「ゴツゴツした岩があちこちにあるのですが、デカいのを掛けると潜られてラインが切られてしまいます」との注意点もあります。
伊賀市方面には「伊賀野池郡」と呼ばれる多くの野池があります。「蛇喰池(じゃばみいけ)」「下友生大池(新池)」「みかずみ池」「大野木大池」などが資料に記載されています。特に「蛇喰池」は「山奥にあるため豊かな自然と鳥のさえずりの中で釣りを楽しむことができる。水質もよく気持ちよくバス釣りを楽しむことができる」とあり、自然環境の良い釣り場のようです。
これらの場所は、それぞれ異なる環境と特徴を持っています。名張川本流での釣りに加えて、これらのスポットも訪れてみることで、多様なバス釣りを楽しむことができるでしょう。ただし、それぞれの場所で必要な遊漁券や釣りのルールが異なる可能性があるため、訪問前に確認しておくことをおすすめします。

名張川と周辺のバス釣りスポット情報
- 木津川と名張川の合流点はビッグバスが狙えるポイント
- 五月橋周辺は駐車場が近くにあり釣りやすい場所
- 比奈知ダムのバックウォーターは水量が豊富で狙い目
- 高山ダムバックウォーターは流れがあり溶存酸素量が多い
- 青蓮寺湖はボートフィッシングも楽しめる人気スポット
- 蛇喰池や大野木大池など伊賀の野池群も要チェック
- まとめ:名張川バス釣りは季節と場所を選べば40UPも夢じゃない
木津川と名張川の合流点はビッグバスが狙えるポイント
名張川と木津川の合流点は、地元アングラーの間で知られるビッグバスポイントです。調査した釣行記録からは、この場所で50cm超えのバスを見たという記述があります。
「木津川行ったろ!人もあまりいないのでラッキー誰もいない中瀬にわたると…ボイル!真っ黒な魚体がベイトを追いかけている。で、デカイ!50アップやー」という記述からは、この場所に大型のバスが生息していることがわかります。残念ながら記事の筆者はこの大物に「ラインブレイク」されてしまっていますが、「自己記録やったよな」とあるように、かなりの大物だったようです。
木津川と名張川の合流点がビッグバスのポイントとなるのは、2つの河川が合流することで複雑な流れが生まれ、バスの隠れ家や餌場となる環境が形成されるためでしょう。また、上流からの栄養が集まることで、小魚などの餌も豊富になり、その結果として大型のバスが育つ環境が整っていると考えられます。
合流点付近では、「中瀬」と呼ばれる中州のようなポイントが記載されていますが、このような地形の変化がある場所は特に狙い目です。流れが緩やかになる部分や、深場と浅場の境目、水面下の岩や障害物の周りなどを重点的に探ってみると良いでしょう。
ただし、釣行記録の筆者のように、大型バスとのファイトではラインブレイクのリスクもあります。合流点付近では障害物も多いと思われるため、ある程度の強度を持ったタックルで挑むことをおすすめします。特に大型を狙う場合は、6〜7フィートのMH(ミディアムヘビー)クラスのロッドに、12〜16ポンド程度のラインをセットするなど、より強めのタックルが安心でしょう。
五月橋周辺は駐車場が近くにあり釣りやすい場所
名張川エリアの釣りポイントとして、五月橋周辺は特に注目されている場所です。調査した釣行記録では、「五月橋が新しくなりました。古い橋はと言うと、解体中」という記述があり、この周辺で釣りが行われている様子がうかがえます。
五月橋周辺の魅力は、まず駐車スペースが確保しやすい点にあります。河川でのバス釣りでは、車を停める場所が限られることも少なくありませんが、五月橋周辺は比較的アクセスが良いようです。特に近くには「月ヶ瀬観光案内図」があるとの記述もあり、観光客向けの施設があることから、駐車場も整備されている可能性が高いでしょう。
釣りポイントとしては、橋の周辺や橋下が有望です。橋脚周りは水流が変化する場所であり、バスが定位置にしやすい環境です。また、橋の影になる部分は日差しを避けられるため、特に夏場の日中はバスが集まりやすい場所となります。
さらに、橋の上流にある「プール」と呼ばれる場所も記事内で言及されています。「先行者に声を掛けて上流へ一投目からチェイス!そして バイト!」とあるように、魚の活性が高い場所のようです。このような流れが緩やかになって深くなっている「プール」は、多くのバスが身を潜める場所となっていることが多いでしょう。
五月橋周辺で釣りをする際の注意点としては、先行者への配慮が挙げられます。記事にも「先行者に声を掛けて上流へ」とあるように、すでに釣りをしている人がいる場合は、声をかけてからポイントに入るのがマナーです。特に人気のポイントでは、他のアングラーとの距離を適切に保ち、互いに気持ちよく釣りを楽しめる環境を作ることが大切です。
比奈知ダムのバックウォーターは水量が豊富で狙い目
比奈知ダム(ひなちだむ)とその貯水池であるひなち湖は、名張川上流部に位置するバス釣りスポットです。特に比奈知ダムのバックウォーター(上流からダム湖に流れ込む部分)は、水量が豊富で狙い目のポイントとなっています。
調査資料によると、「ブラックバスが釣れるようだが陸っぱりから竿の出せるような環境の整った場所はほとんど見当たらない」との記述があります。しかし、「上流部では現在も陸っぱりから竿の出せるポイントがある」とも書かれているため、探索すれば釣り場は見つかるでしょう。ただし、「外来魚を入れるイケスが設置されていたようだが訪れた2016年6月現在は立入禁止となっていた」との記述もあり、規制が変わっている可能性もあるため、最新情報を確認することをおすすめします。
比奈知ダムのバックウォーターの特徴は、上流から常に新鮮な水が流れ込んでいることです。これにより水中の溶存酸素量が多く保たれ、バスの活性が高くなる傾向があります。特に夏場の暑い時期は、水温の低い上流からの水が流れ込むバックウォーターは、バスにとって快適な環境となるでしょう。
釣り方としては、流れがある場所では、流れに逆らわないよう上流から下流に向かってキャストし、流れに乗せてルアーを動かす方法が効果的でしょう。使用するルアーは、比較的重めのジグヘッドにワームをセットしたものや、スピナーベイト、クランクベイトなどが向いていると考えられます。
比奈知ダム周辺で釣りをする際は、遊漁券が必要になる可能性が高いです。名張川漁業協同組合の管轄かどうかを確認し、必要な許可を得てから釣りを楽しむようにしましょう。また、ダム周辺は足場が悪かったり、急な斜面があったりする場合もあるため、安全面にも十分注意が必要です。
高山ダムバックウォーターは流れがあり溶存酸素量が多い

高山ダムは、京都と奈良と三重の県境にあるダムで、名張川の下流に位置しています。このダムのバックウォーター部分は、特に夏場のバス釣りに適したスポットとして紹介されています。
調査した釣行記録では、「支流からの流れ込む水量も豊富な高山ダムのバックウォーター」と記載されています。筆者は夏の猛暑日が続く中で「雨が降らなくても溶存酸素量が多いところってどこ?」と考え、リザーバー(ダム湖)のバックウォーターに狙いを定めています。これは、流れのある場所は酸素を多く含んでいるため、バスが活発に活動しやすい環境だからです。
高山ダムのバックウォーターへのアクセスについては、「大阪から西名阪〜名阪国道で1時間ちょっとくらいで意外と近い」とあります。ただし現地では、「ゴツゴツした岩があちこちにあるのですが、デカいのを掛けると潜られてラインが切られてしまいます」という注意点も記載されています。岩の多いポイントでは、強めのタックルやラインを使用するなどの対策が必要でしょう。
釣行時の安全面については、「高山ダムで釣りをしてみて改めて思ったんです。この記事を読んで高山ダムに行かれる方がもしいらっしゃったらライフジャケット必須です。落ちたら確実にヤバいですよー」と強調されています。急な斜面や滑りやすい岩などがある場所では、安全装備をしっかりと整えて釣りを楽しむことが大切です。
高山ダムのバックウォーターで釣りをする際の遊漁券については、記事内では明確に言及されていません。ダムの管理者や地元の漁協に確認するか、知恵袋の質問回答によれば「レンタルボート店で買える」「巡回のおじさんに払う」という方法があるようです。事前に調査しておくことをおすすめします。
青蓮寺湖はボートフィッシングも楽しめる人気スポット
青蓮寺湖(しょうれんじこ)は、名張市内にある人気のバス釣りスポットです。調査資料によると、「陸っぱりのポイントが整備されている人気の釣り場」と評価されています。
青蓮寺湖の魅力は、まず水質の良さにあります。「水質もほぼクリアで美しい」と記載されており、透明度の高い環境でバス釣りを楽しむことができます。また、「陸っぱりで攻めれる範囲のバスは非常にスレているが魚影は濃く」とあるように、多くのバスが生息していることも大きな魅力です。
この湖では陸っぱりからの釣りだけでなく、ボートフィッシングも人気です。「ボートを降ろすこともできアルミボートなどで釣りを楽しむアングラーも多い」とあります。ただし、「レンタルボート屋はない」とのことなので、自前のボートが必要になります。ボート釣りなら岸からは届かない沖のポイントも攻めることができ、より多くのチャンスがあるでしょう。
青蓮寺湖でバス釣りをする際には、遊漁券が必要とされています。「バス釣り三重県名張市青蓮寺湖です。バス釣りをするためには、遊漁券が必要となっています」との質問内容から、この湖でも正規の許可を得る必要があることがわかります。遊漁券についての詳細は明記されていませんが、名張川漁協や周辺の釣具店で購入できる可能性が高いでしょう。
青蓮寺湖を訪れる際の注意点としては、「ふらりと立ち寄って、景色眺めたり、お茶したり、散歩してると、バイクにのったおっさんが来て、少し離れたところから何もせず、ずーっと見ているのが気持ち悪くて」という記述があります。これは漁場監視員である可能性もありますが、いずれにせよ適切な遊漁券を購入して釣りを楽しむことが大切です。
蛇喰池や大野木大池など伊賀の野池群も要チェック
名張川周辺のバス釣りスポットとして、伊賀市内にある野池群も見逃せません。調査資料には、「伊賀市のバス釣りポイントと言えば、雑誌などにもよく紹介される「伊賀野池郡」だろう」と記載されています。
代表的な野池としてまず挙げられているのが「蛇喰池(じゃばみいけ)」です。「山奥にあるため豊かな自然と鳥のさえずりの中で釣りを楽しむことができる。水質もよく気持ちよくバス釣りを楽しむことができる」と評価されており、自然環境の良い釣り場であることがわかります。このように都会の喧騒から離れた場所で、静かにバス釣りを楽しみたい方にはぴったりのスポットと言えるでしょう。
「下友生大池(新池)」については、「釣りはいいけどゴミするな」が印象的な野池とされています。過去にはバス釣りの人気ポイントだったようですが、訪問時(2016年6月)には「大量のオタマジャクシが・・・」と状況が変わっていたようです。駐車スペースについては、「新池の西隣にある若干のスペース」があるとのことです。
「みかずみ池」は、「陸っぱりのみでなくフローターやボートで釣りをする人も多い」と記載されています。フローターとは浮き輪のようなものに座って移動する釣り用具で、これを使えば岸からは届かないポイントまで攻めることができます。
「大野木大池」は、「水質は比較的キレイでステインとクリアの中間」と評価されています。また、「ボートでの釣りは禁止されている」との注意点も記載されています。
これらの野池群は、それぞれに特徴があり、様々なタイプのバス釣りを楽しむことができます。また、「ここで紹介した野池以外にも多くの野池があるので、自分だけの秘密の野池を開拓してみるといいかもしれない」とあるように、まだ知られていない穴場もあるかもしれません。
伊賀の野池群で釣りをする際は、各池の管理者や地元の慣習に従うことが大切です。遊漁券が必要かどうかなども事前に確認しておくと良いでしょう。

まとめ:名張川バス釣りは季節と場所を選べば40UPも夢じゃない
最後に記事のポイントをまとめます。
- 名張川でのバス釣りには遊漁券が必要であり、主にあまご・にじます・おいかわ・こい用の遊漁券(年券5,000円、日券2,000円)を購入する
- 名張川周辺には本流だけでなく、青蓮寺湖、比奈知ダム、高山ダムなど多彩なバス釣りポイントがある
- 夏から秋にかけてがバスの活性が高く、40cmを超える大型バスも釣れる可能性がある
- ワーム系(特にネコリグ)やスピナーベイトが実績の高いルアーである
- 流れの緩い場所、岩周り、ブッシュ際などがバスのホットスポットとなっている
- 6〜7フィート程度のML〜Mクラスのロッドが名張川での釣りに適している
- 名張川と木津川の合流点では50cm超えの大型バスも目撃されている
- 高山ダムや比奈知ダムのバックウォーターは水量が豊富で溶存酸素量が多く、夏場に特におすすめ
- 青蓮寺湖は水質がクリアで、陸っぱりだけでなくボートフィッシングも楽しめる
- 伊賀市内には蛇喰池や大野木大池など多くの野池があり、それぞれに特徴がある
- 各釣り場で必要な遊漁券やルールが異なるため、事前に確認しておくことが重要
- 特に河川やダム周辺では安全面に十分注意し、必要に応じてライフジャケットなどの装備を整える