小貝川バス釣りの超濃いポイント完全ガイド🎣 初心者でも50アップが狙える

小貝川は関東圏の人気バス釣りスポットとして注目を集めています。利根川水系の一級河川として栃木県から茨城県を流れ、全長111.8kmにおよぶ広大な水域で、ラージマウスバスとスモールマウスバスの両方が生息しているのが特徴です。

特に福岡堰周辺ではスモールマウスバスの良型が狙え、常総橋や二三成橋などのテトラ帯では安定した釣果が期待できます。また、伊丹水門や牛久沼排水機場など、地形の変化に富んだポイントが点在し、50センチアップの大型バスも釣れる可能性がある魅力的なフィールドとなっています。

記事のポイント！

1. 小貝川の主要な釣りポイントと各エリアの特徴
2. 初心者でも釣果が上がるタックル選びとルアーの使い方
3. 安全に釣りを楽しむための注意点と禁止エリアの確認事項
4. 季節や時間帯による攻略ポイントの変化

初心者でも釣果が上がる小貝川バス釣りの基本情報

1. 小貝川の特徴と釣れるバスの種類を解説
2. アクセスと駐車場の注意点
3. 水位変動と安全対策について
4. 禁止エリアと漁業権の確認事項
5. スモールマウスバスが狙える貴重なポイント
6. 初心者向けのタックル選び

小貝川の特徴と釣れるバスの種類を解説

小貝川は茨城県と栃木県を流れる利根川水系の一級河川です。その名前の由来には、国境（こっかい）が訛ってこかいになったという説や、流域に貝塚があり小貝が多く採れたことから名付けられたという説があります。

この川では、ラージマウスバスとスモールマウスバスの両方が生息しています。特筆すべきは、関東圏ではあまり多くない、スモールマウスバスが安定して釣れるポイントが存在することです。

釣れるサイズは、40cm後半が十分期待でき、時には50cmアップの大型バスも釣れる可能性があります。ただし、川の性質上、水位は安定していない特徴があります。

バス以外にも、ウグイ、カワムツ、オイカワ、コイ、ナマズなど、様々な魚種が生息しています。また、シマドジョウなどの貴重種も確認されています。

小貝川は子飼川、蚕飼川、蚕養川とも表記され、幸田川、前井川という別名も持っています。流域の環境は変化に富み、テトラ帯や水門、橋脚など、バスフィッシングに適したストラクチャーが豊富に存在します。

アクセスと駐車場の注意点

小貝川周辺の駐車場は数が限られています。特に人気のポイントでは、早朝から駐車スペースが埋まってしまうことがあります。

福岡堰や常総橋周辺には比較的広い駐車スペースが設けられていますが、釣りシーズン中や休日は混雑が予想されます。早めの到着を心がけることをおすすめします。

路上駐車は地域住民の迷惑になるだけでなく、違法となる可能性があります。駐車場が見つからない場合は、少し離れた場所の有料パーキングを利用することも検討しましょう。

駐車場選びの際は、釣り場までの距離やアクセスの良さも考慮が必要です。釣具を持っての移動は負担が大きいため、できるだけ近くに停められる場所を探すことが重要です。

事前に駐車場の場所と釣り場の関係を確認しておくことで、スムーズな釣行が可能になります。特に初めて訪れる方は、この準備が重要になってきます。

水位変動と安全対策について

小貝川は水位が安定していない特徴があり、特に雨天後や増水時には注意が必要です。突発的な増水も珍しくないため、天候の確認は欠かせません。

天気予報と水位情報は常にチェックする必要があります。特に台風や梅雨時期は水位の変動が大きくなるため、より慎重な判断が求められます。

増水時は流れが強くなり、普段は安全なポイントでも危険な状況になることがあります。特にテトラ帯や水際での釣りは十分な注意が必要です。

水位の変動は魚の活性にも影響を与えます。増水後は濁りが出て、普段とは異なる状況になることもあります。このような時は、安全な場所からのアプローチを心がけましょう。

また、夏場の釣行では熱中症対策も重要です。日差しが強い時期は、帽子や日焼け止めの使用、こまめな水分補給を心がけましょう。

禁止エリアと漁業権の確認事項

小貝川では、一部のエリアで漁業権が設定されており、特定の魚種については遊漁料の支払いが必要です。特に在来種の保護が目的とされているため、無許可での釣行は避けましょう。

河川管理エリアや堤防工事中の場所など、釣りが禁止されているエリアもあります。現地の看板や標識をよく確認し、ルールを守る必要があります。

漁業権の詳細については、地元の漁業組合や茨城県のホームページで確認することができます。事前にルールを把握しておくことで、トラブルを避けることができます。

釣り人として、周囲の環境や他の利用者への配慮も重要です。ゴミの持ち帰りなど、基本的なマナーを守ることで、良好な釣り場環境を維持することができます。

また、工事や環境保護のため、一時的に立ち入りが制限されるエリアもあります。最新の情報を確認することを心がけましょう。

スモールマウスバスが狙える貴重なポイント

小貝川は関東圏でも数少ない、スモールマウスバスが安定して釣れるポイントとして知られています。特に福岡堰周辺は、スモールマウスバスの良型が期待できる人気エリアです。

スモールマウスバスは流れの強いエリアを好む傾向があります。特に本流の流心や、反転流のある場所では、高確率で生息していることが多いです。

小型のルアーや繊細なアプローチが効果的で、特に口が小さいという特徴を考慮したルアー選びが重要になります。流れに強いルアーを使用することで、より効果的なアプローチが可能です。

群れで行動することも多いため、一度釣れ始めると連続でヒットすることもあります。ただし、警戒心が強い魚でもあるため、細かな調整が必要です。

スモールマウスバスはラージマウスバスに比べて動きが速く、力強いファイトを見せます。この独特の引きの強さを楽しむことができるのも、小貝川の魅力の一つです。

初心者向けのタックル選び

小貝川では様々なシチュエーションに対応できるタックルが必要です。特にベイトタックルは、多くのルアーを使いこなせる点で重宝します。

ラインは状況に応じて使い分けると効果的です。ナイロンなら6～10lb、フロロカーボンなら3～6lb、PEなら0.4～1号を目安に選びましょう。テトラ帯では、根ズレのリスクを考慮して太めのラインを使用することをおすすめします。

スピナーベイトやバイブレーションなどの波動が強いルアーは、流れのある場所でも効果的にアピールできます。特にD-ZONEは、小貝川での実績も報告されている信頼できるルアーです。

ワーム系では、ヤマタヌキやドライブビーバーなどが定番です。特にザリガニの多い小貝川では、クロー系やホッグ系のワームが効果的です。

小貝川バス釣りの人気釣り場7選と攻略法

1. 福岡堰周辺でスモールを狙う
2. 常総橋周辺のテトラ攻め
3. 二三成橋周辺の地形を活かす
4. 伊丹水門周辺の巻物パターン
5. 文巻橋周辺の石積みポイント
6. 牛久沼排水機場周辺の魚影の濃いエリア
7. まとめ：小貝川バス釣りで釣果を上げるコツと注意点

福岡堰周辺でスモールを狙う

福岡堰は小貝川の中でも特に有名なスモールマウスバスのポイントです。川の流れが非常に強いのが特徴で、スモールマウスバスはこの強い流れを好んで生息しています。

流れの中でしっかりアピールできる重めのルアーやダウンショットリグが効果的です。特にスピナーベイトやバイブレーションなどの波動が強いルアーは、流れに負けずバスに存在をアピールできます。

反転流やストラクチャー周りが狙い目となります。特に流れが急に弱まる場所や水の流れが複雑なポイントには、バスが潜んでいることが多いようです。足元のテトラや護岸の影になる部分を重点的に狙うことで、スモールマウスバスのヒット率が上がります。

週末やハイシーズンには人気スポットのため混雑します。早朝や夕方などの時間帯をずらして釣りを行うことで、他の釣り人とポイントが被らず、より良い釣果を得られる可能性があります。

常総橋周辺のテトラ攻め

常総橋周辺は、水深が安定していることから通年で実績のある釣り場として知られています。岸沿いにはテトラ帯があり、多くの釣り人に人気のエリアです。

アプローチする際は、テトラポットや水門などのわかりやすいストラクチャーに対してタイトなルアーの使用が効果的です。特にテトラの隙間を攻めることで、バスへ効果的にアプローチできます。

ここでは根掛かりのリスクが高いため、ラインには必ず太めのフロロカーボンラインを巻くことをおすすめします。タックルはベイトタックルが使いやすく、様々なルアーに対応できます。

地形の特徴を活かした攻め方として、岸際のストラクチャーを丁寧に探っていくことが重要です。テトラの隙間や段差、影になる部分など、バスが潜みやすい場所を意識してキャストしていきましょう。

二三成橋周辺の地形を活かす

二三成橋周辺は、変化に富んだ地形が魅力のポイントです。テトラや護岸、係留された船、杭などのカバーやストラクチャーが豊富で、トロ場や流れが強い場所など、流れにも変化があります。

このエリアは水の流れが早いため、流れに負けないルアー選びが重要です。スピナーベイトやバイブレーションなどの波動が強くアピール力の高いルアーを使って積極的にアプローチすることで、結果を出しやすくなります。

釣り場としてはやや狭めのポイントですが、わかりやすいストラクチャーが隣接するため、狙うべきポイントが初心者にもわかりやすい特徴があります。テトラや杭などの周辺を重点的に攻めることで、バスの居場所を特定しやすくなります。

ポイントごとの変化が豊富なため、様々なルアーやタックルを使い分けることができます。特にテトラ周辺では、根掛かり対策としてオフセットフックを使用したワームや、ラバージグが効果的です。

地形の特徴を活かした攻め方をすることで、効率的にバスを探ることができます。特に朝マズメや夕マズメなどのタイミングでは、バスの活性が上がりやすい傾向にあります。

伊丹水門周辺の巻物パターン

伊丹水門周辺は小貝川周辺のポイントの中ではやや穴場的な存在です。テトラなどのわかりやすいストラクチャーは少ないものの、広範囲を素早く探る釣りに適したエリアとなっています。

本流側よりも水門周辺の流れのないエリアが主なポイントとして挙げられます。特に水門周りでの釣果実績が高く、水の流れが弱いエリアでも大型が釣れることがあります。

広範囲を素早く探るためには、ミノーなどのプラグ類が定番となっています。一つのポイントにこだわらず、テンポの良い釣りを意識して釣りを組み立てることで、効率的にバスを探ることができます。

水門周辺は、バスの回遊ルートになっていることも多く、時間帯によっては活性の高いバスに出会える可能性があります。特に朝マズメの時間帯には、群れで泳ぐスクールバスの回遊も見られることがあります。

文巻橋周辺の石積みポイント

文巻橋周辺は、石積み、アシ、杭、シャローエリアといった変化のある地形が特徴です。特に石積みが好ポイントとして知られており、多くの釣り人がここを攻略の足がかりとしています。

朝マズメの時間帯などに好釣果が期待できるポイントとして知られています。目立ったストラクチャーは少ないものの、石積み付近での釣果実績が高いため、初めて訪れる方は石積みの周辺を軸に釣りを組み立てることをおすすめします。

石積み周辺にアプローチする際は、スピナーベイトなどの巻物が効果的です。特に活性の高い朝マズメの時間帯では、トップウォーターの反応が良いことも多く、様々なルアーでの釣りを楽しむことができます。

岸際の特徴的な地形を活かした釣りが可能で、バスの居場所を予測しやすいポイントとなっています。特に石積みの際や段差のある部分には、バスが定位していることが多いです。

地形の特徴を理解し、それに合わせたアプローチを心がけることで、効率的にバスを攻略することができます。また、シャローエリアでは、水深の変化を意識した釣りも重要になってきます。

牛久沼排水機場周辺の魚影の濃いエリア

牛久沼排水機場は、小貝川と牛久沼の合流地点に位置する人気ポイントです。小貝川のポイントの中でも特に魚影が濃く、ハイシーズンには多くの釣り人が訪れる場所となっています。

排水機場の裏手にはカバーやストラクチャーなどが豊富に存在し、大小問わず多くのバスが生息しています。シャローエリアにはハードボトムやカバーなどが豊富で、特に4月前後のプリスポーンのバスを狙うのに適したポイントとなっています。

台風や梅雨などの影響で水が増水した時は、小貝川からバスが流入してくることもあるため、水量の変化には常に注意を払う必要があります。特に増水後は、普段とは異なるポイントでバスが確認されることもあります。

カバーやストラクチャーが豊富なため、様々なタイプのルアーを使用することができます。特にテキサスリグやジグなど、カバー周りを攻められるルアーが有効です。

まとめ：小貝川バス釣りで釣果を上げるコツと注意点

最後に記事のポイントをまとめます。

1. 小貝川は全長111.8kmの利根川水系一級河川で、ラージとスモールの両方が狙える
2. 福岡堰はスモールマウスバスの有名ポイントで、流れの強いエリアが特徴
3. 常総橋周辺は水深が安定しており、テトラ帯が釣りのキーポイント
4. 二三成橋周辺は地形変化が豊富で、初心者にもわかりやすいポイント
5. 伊丹水門周辺は広範囲の探り釣りに適した穴場的スポット
6. 文巻橋周辺は石積みが特徴的で、朝マズメに好釣果が期待できる
7. 牛久沼排水機場周辺は魚影が濃く、多様なルアーでの攻略が可能
8. 駐車場は数が限られており、早朝の確保が重要
9. 水位変動が大きいため、天候と安全確認は必須
10. 漁業権が設定されている区域があり、事前確認が必要
11. 太めのラインとベイトタックルの使用で、様々な状況に対応可能
12. 季節や時間帯によって、有効なルアーと釣り方が変化する